とにかくこの川魚と注射器の組み合わせは奇妙としか言えなかった
最終更新:2024-10-29 22:42:46
2270文字
会話率:17%
ギリギリ夏の間に向日葵の話を。
最終更新:2024-08-19 11:16:59
1328文字
会話率:0%
200年前、私達が住むアルグステイン王国は夜の魔王に襲撃を受け、太陽の恩恵が得られない「常夜の国」へと変貌を遂げ、周辺は近づいた者から何か一つ奪い去る「略奪の霧」に囲まれた。
かつて「太陽に愛された国」と呼ばれた姿はもうどこにもなく、取り戻
す方法も分からない中、人々は夜と霧に閉ざされた日々を200年間続けてきた。
そんな中、アルグステイン王国第2王子であるユピテル・アルマハルチェは太陽を取り戻すべく、文官のステラ・ルーデンダルクを使い…情報や信頼の置ける配下を集め、自身の目的「この国に太陽を取り戻す為」動き出した。
その中でステラは、ユピテルの頼みで彼と家族同然に育った「心の学者」…なぜか毎月のように略奪の霧へ飛び込んで何かを失ってきているラトリア・カルディシネマのサポートを任され、彼と共に仕事を行うことになる。
これは、第二王子がアルグステイン王国に太陽を取り戻す話……でもあるのだが、略奪の霧に様々なものを奪われた学者が星に導かれつつ、失ったものを取り戻し…幸福へ至るまでの物語。
たとえ全てを奪われても、この記憶だけは渡さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 09:22:10
27181文字
会話率:73%
ある日、原初の吸血鬼が殺された。
吸血鬼の中で最も高貴な存在として知られていたルスヴン——彼女の死に涙した者もいれば、歓喜した者もいる。どちらにせよ彼女はもうこの世からいない。肉体は灰になり、魂も浄化され、無垢な者へと転生するだろう。
しか
し——それを良しとしなかったのは、ルスヴン本人である。
彼女は自らの記憶がなくなることを惜しんだのだ。運命の流れに逆らい、足掻き続ける。
結果として——彼女の力と記憶は守られた。吸血鬼としての魂も守られ、浄化は免れたものの、その魂はある少年へと憑依してしまう。
——原初の吸血鬼が死んでから約700年の時が経った世界。人類は戦争に負け、吸血鬼達は街を闇で覆った。
そして、更に100年の月日が経ち、常夜の街と呼ばれるようになったかつての日本。原初の吸血鬼を体に宿した北條は、もう一度太陽を見るために戦い続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 09:58:50
668912文字
会話率:39%
太陽にさえ、そっぽを向かれた常夜の都市ケルベロス・デン。
殺人、強盗、麻薬、誘拐。
街で最も危険な犯罪組織は警察という不道徳の極みの都市で唯一の私立探偵にして、危ないキノコの常習者ベルサリエリ・〈ベル〉・ジェイスはかつての上官の依頼で、と
ある双子を探すことになるが、その双子は殺人鬼で、さらに帝国のヤバそうな人たちもかかわっていてーー。
脱力お気楽のラリラリ探偵は事件を解決できるのか?
というか、そもそも解決する気があるのか?
こうご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 07:20:00
40014文字
会話率:63%
——600年前【おひさま】は神に奪われた。
世界は暗黒に包まれ、常夜だけが広がっている。人を滅ぼさんとやってくるは神の遣い隷機《ミニステラ》。魂を奪いにやってくる人類の敵にある者は恐怖し、ある者は神に抗おうと【叛者《レウィナ》】として隷
機と戦っている。
そんな中で二人だけで生きる兄妹、黒髪の少年リヴィと白髪の少女アンリ。
この世界で【黒】は無力の象徴となり、【白】は神と同一の色として蔑みの対象になっていた。
どこに行っても二人は神と同じ嫌悪と憎悪の対象。およそ生きていくには不幸で不自由過ぎている。
なのに、アンリはこう言った。
「お兄ちゃん私【おひさま】が見たい!」
瞳に映るは希望の心。
だからこそ、リヴィは諦めずに生きていられる。妹の願いを叶える為に。
そして誓うのだ。
「「いつか必ず一緒に【おひさま】をみよう!」」
そうして人類の嫌われ者の兄妹は【誓い】の為に《神》に立ち向かう。
全ては【おひさま】を二人で見る為に。
*カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 18:19:46
93389文字
会話率:42%
平凡な男子高校生である古田ゆきは、昔から他人には視えない「あやかし」が視えた。一年前の春、クラスメイトの神田ハルにそれを知られたことがきっかけで、ゆきは怪異研究倶楽部に強制的に入部させられてしまう。倶楽部の部員はハルとその友人である常夜し
おりのみ。二人の正体はなんと、延々と終わりのない高校生活を謳歌している、人ならざる存在だった。
遥か昔、神の神託を預かる「告げ師」であったハル。彼女は今でも時々舞い込む神からのお告げを俱楽部に持ち込んでは、平穏な学生生活を夢見るゆきを厄介事に巻き込んでいくのだった。
※藤小宮物語と世界観を共有する部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 23:05:36
29554文字
会話率:41%
ギャレットは妹のサーシャが誘拐された事を機に
サーシャを連れて家を飛び出し冒険者となった。
サーシャは誘拐後に不思議な力を身に着けており
その事を隠しながら冒険者を続けていたが
ある時、サーシャの秘密がクエストに行った際に
パーティーを組
んでいたイアンという冒険者に漏れてしまう。
イアンはサーシャの力に対して興味を示し…。
果たして誘拐の時に何があったのか?
ギャレットはサーシャを守り切ることができるのか?
-------------
以前、別作品「肉食系ヒロインに食べられました」で題材にした
【悪魔憑き】について別の角度から書いてみました。
小説家になろう 同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 20:00:00
188652文字
会話率:41%
騎士であるオリバーは、ある日任務の途中で魔物に腕を食い千切られてしまうが、偶然居合わせた少女により腕を再生してもらい一命をとりとめる。
しかし再生された腕には騎士の証である認識印が消えており、オリバーは裁判の結果処刑宣告を言い渡される。
処
刑執行寸前の所で腕を再生した少女が再び現れオリバーを救出するが、彼女の正体は人間では無かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 20:00:00
494502文字
会話率:45%
騎士であるエディは密猟の捜査を行っている最中に密猟者に相棒を殺されてしまう。
相棒の死を無駄にしないためにも密猟の捜査に打ち込んでいくエディだったが
ある時、密猟の被害に合っているエルフの国から
エルフのルルが捜査官として人間の国にやって
きた。
エディとルルは協力して密猟の捜査を進めていき、やがて犯人を追い詰めていくが…。
※植物に対する「密猟」は「密採」という言葉で表す事もあるそうですが
聞きなれない単語だったため本作品では「密猟」という言葉を使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 18:00:00
101423文字
会話率:41%
そこは常夜の世界。
日の光と無縁な世界で、それでも人々は日々を暮らし文明を築いて行った。
そんな世界に今、二千年ぶりの夜明けが訪れた。
最終更新:2023-12-11 12:00:00
10208文字
会話率:31%
太陽が昇らない街、常夜町(じょうやちょう)この街では1年に1度16歳になる若者を生贄にし、昼を呼び出す。これは、そんな残酷な運命に抗う少年少女の物語。
最終更新:2023-11-18 17:00:00
5512文字
会話率:44%
蘭華と刀夜、二人の想いが陰謀とあやかしを打ち破る中華風恋愛ファンタジー開幕!
魔術を極めながらも常夜の森でひっそり暮らす訳ありの蘭華と継承権を棄てて剣の道に生きようとしている第五皇子・刀夜の身分違いの恋の行方は――
生まれながらにして神
より授かる神賜術(かみのたまもの)の優劣により爵位が定められる日輪の国。そこで蘭華は神賜術を持たずに生を受けた。蘭華は魔術を極め導士となったが、神賜術を持たぬために爵位を貰えず迫害を受けていた。
そこへ、とある事件を追ってきた刀夜との出会いが蘭華の運命を大きく揺れ動かす……
妖魔と霊獣、神賜術と魔術、爵位と差別……様々な問題を抱えた帝の治める日輪の国で、蘭華と刀夜、二人の想いが災厄や陰謀と絡み合い中華風恋愛ファンタジーを紡ぐ!
魑魅魍魎が跋扈する常夜の森――そこは星月の光も届かぬしんしんと更ける闇に支配された夜の世界
今日も窓辺でひっそりと蘭華は闇夜を眺める……
※カクヨムに先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 19:30:58
61743文字
会話率:53%
「マオくんの絵が…誰かの助けになったらいいな」
小学6年生の少年、海野マオは父親に虐待されながらも1歳年上の少女、アカネのもとで絵画を教わり幸せな日々を過ごしていた。…ところが、日々虐げられた末に衰弱してしまい、ついにその命を落としてしまう
。
大切な人のために、元の世界で生き返ることを懇願するも謎の女神によって異世界に送り出されてしまう。しかもその先でさらなる困難が降りかかる…!
「描き慣れたものほど成功しやすい」という、描いた絵を結晶として具現化できる能力とともに、少年と竜は異世界の理不尽に立ち向かっていく。
どっちかっつーと理不尽な世界が好みなので、チート展開はないよ~(無慈悲)
(この作品はpixivにも掲載しています。イラストや漫画もある我がページ♪→ https://www.pixiv.net/users/40854248 )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 16:40:08
20694文字
会話率:52%
※本編完結済み(外伝、番外編は不定期で連載中)
朝の来ない、明けない夜の国――極夜国――
霧に閉ざされた常夜の国に住むのは、石人と呼ばれる妖精たち。月の光を糧に生きる彼らは、左右どちらかの瞳に宝石を宿して生まれてくる。
彼らは探す。己の石
に導かれ、魂の片割れ、すべてを捧げるべき存在――半身――を。
そして悩み、疑う。その想いは本能に強制されたものなのか、真の心なのか……
これは業深き石人たちと、彼らに関わる者たちが紡ぐ物語。
※ 章ごとに主人公が変わります。各章が少しずつリンクするDQ4構成。
黒玉の章→ミオソティス(女主人公) 箱入り娘とツンデレ王子の王道少女小説風
蒸着水晶の章→ヘルメス(男主人公) 素直な少年と無垢な少女のボーイミーツガールの冒険譚
藍玉の章→マーレ(男主人公) 能天気自由人と人魚姫の童話ベース少々メリバ風
変彩金緑石の章→ミラビリス(女主人公) 強がり女とヤンデレ紳士のホムンクルスをめぐるスチームパンク風
前日譚→ファートゥム(男主人公) ハッピーエンドのためのバッドエンド
百花の章→マレフィキウム(男主人公) ポンコツ魔法使いと導かれし者たち
※ ★印のついているお話にはイラストがあります。必要ない方は挿絵機能をOFFにしてください。
※ 全5章+前日譚。百花の章で本編は完結。
※ 参考文献 アンデルセン/矢崎源九郎訳(1967) 『人魚の姫 アンデルセン童話集Ⅰ』 新潮社
※ 「MAGNET MACROLINK」「アルファポリス」にも掲載しています
※ 第2回「マグネット!」小説コンテスト銀賞受賞(権利返却され済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 20:15:37
767616文字
会話率:47%
目の前の今を生きることが苦手な主人公の回顧録。
この作品はTwitterにも掲載しています。
最終更新:2023-08-27 22:26:48
2695文字
会話率:3%
瑠璃のたった一人の家族である父が死んだ。
ある時父の知り合いだという青年がやって来て、瑠璃を魂の住む世界『常夜(とこよ)』に連れて行ってしまう。
青年は常夜の『鯉屋』という店の若旦那で、黒曜の仕事を引き継いでほしいと言ってくる。
黒曜の仕事
は魂の理を守る道具を作ることだった。
瑠璃は父から教えられたアクセサリー作りがそれであることを知り、それを武器に常夜での生活を始めることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 19:39:18
68955文字
会話率:63%
子供の頃から思っていた。終点はどこなんだろうって。人生の終わりってなんなんだろって。
最終更新:2023-04-27 23:57:50
210文字
会話率:13%
消えて無くなるまえに捕まえて。
キーワード:
最終更新:2023-04-08 13:12:21
549文字
会話率:0%
九州大学文藝部2022年度学祭号の作品です。
キーワード:
最終更新:2022-12-22 17:45:58
3708文字
会話率:20%
2022年度 九州大学文藝部の三題噺執筆会にて書かれた作品です。 お題は「神様」「肖像画」「水族館」
キーワード:
最終更新:2022-05-03 14:34:50
2492文字
会話率:22%
九州大学文藝部、2021年度学祭号の作品です。当作品はカクヨム様にも掲載しております。
キーワード:
最終更新:2021-10-23 11:09:55
5076文字
会話率:59%
「夜盗は畑の害虫です」
最終更新:2022-09-19 11:16:50
8232文字
会話率:18%
蚊が血を吸うのは、何かが足りないから。
蚊取り線香は、邪魔でしかない。
最終更新:2022-07-23 23:34:44
200文字
会話率:0%