伊勢春日はイギリス留学に旅立つその日、空港で突然怪しげな黒い煙に囲まれ、気が付けば、見知らぬ人々に囲まれていた。所謂、異世界召喚なのだが、これって只の誘拐よね。先祖代々、神隠しと言う名の異世界召喚に巻き込まれていた伊勢一族は対抗策を練ってい
た。しかし、今回は、イレギュラーが存在している。春日の見送りに来ていた親友の佐倉橘花もまた、巻き込まれて召喚されてしまっていたのだ。橘花はついこの間、長年の片思いを実らせたばかり。恋人の御影武流はクール系イケメンの外見に反してなかなかに執着気質なのだ。さっさと帰らないと、どえりゃー事になる予感。現世に残った双子の弟・伊勢大和と協力して帰ろうとしたのに、姦計にはまって、身動きできない体にされてしまった。言葉も分からない異世界に覚悟も無くお荷物の私を抱え、途方に暮れる橘花を支えるうちに護衛騎士の様子が・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 07:00:00
430519文字
会話率:41%
時は大正時代。
とある長閑な漁師町に、双子の巫女がいた。
吉相を占い、明るい未来を予知する姉のキッカ。
凶相を占い、不幸な未来を予知する妹のキョウカ。
双子の性格も極端に陰陽で分かれており、村人達は社交的で明るい姉をとても敬い慕っていた
。
キッカには許嫁がいたが、十八歳を迎える前にキョウカがした占いにより、二人の婚約は破棄される。
『……先読みの神子を雲上家に嫁がさなければ、この町は破滅の道へ向かうだろう』
雲上家は、新華族の一門。
最近代替わりをし、容姿端麗な若者が後を継いだという。
それを聞いたキッカは目元に袖を当て、俯きながら宣言した。
「キョウカはあの通り、呪われた子だもの。万が一キョウカを嫁がせれば、きっとこの町に不幸が起きる。それをわかっていて、キョウカを嫁がせる訳にはいかないわ」
そうして雲上家へと嫁入りすることを決めたのだが──?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 20:57:21
15826文字
会話率:45%
さまざまな神子の巫女の歩む道
最終更新:2022-07-12 22:28:14
2465文字
会話率:17%
光村 雄介と妻の夕凪には三人の子が生まれていた。その内の長男の陽一と末っ子で長女の優花が両親の代わりに悪霊退治をしている。陰陽師や巫女としての霊力が強い優花は弓矢で悪霊と戦っていた。守護龍の月華と一緒にだ。
そんな優花の前にある時、謎の青年
が現れて助けてくれた。父のはとこである女性の息子だと告げる青年に驚く優花。青年と優花は徐々に惹かれ合うが--?
(「白光の神子と金の龍」のスピンオフで次世代の物語です。前作を読まなくても大丈夫なようにはなっています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 16:32:46
6348文字
会話率:65%
とある街に光村 雄介は住んでいた。彼は陰陽師や巫女の家系でその子孫であった。
龍である嵐月と協力して悪霊と戦う毎日を送っている。そんな彼にある日、出逢いが訪れた。
はとこの怜とよく似た少女--夕凪(ゆうな)。夕凪は雄介の祖先である弓月を知っ
ていた。
彼女には前世の記憶があるらしい。弓月は自身の婚約者だったと夕凪は語る。
そして弓月と雄介はそっくりだという。顔も性格も。夕凪と共に悪霊と戦う事になったが。
これからどうするどうなる?雄介と夕凪、嵐月の三角関係にもなり賑やかになった光村家である--。
(これは「水の巫女と青銀の龍」のスピンオフです。こちらを読んでいなくても大丈夫にはなっています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 18:02:23
76393文字
会話率:63%
現代の女性の瀬田春奈はお風呂に入っていた時に異世界へやってくる。
そして、何故か殿下と呼ばれる男の部屋のベッドの上で目が覚めた。とても、綺麗な女性に短剣突きつけられて、命の危機に。
けど、あたし、裸なんだよね。誰か、助けて!
これは運が悪い
女性と男にも女にもモテモテな殿下との異世界ファンタジー兼ラブストーリーである。
(ムーン様の作品を全年齢版に直して投稿しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 15:07:23
34886文字
会話率:37%
「椿御前は誠に誇り高い神子様でございますね」
——ごく普通の女子高生である季咲は、ある日目覚めたら、見たことも聞いたこともない国の神子に成り代わっていた。
それまで神子として生きてきた記憶の類など一切なく、神子が授かりし聖なる力とやらも使え
る気配はまるでない。しかも、その姿は絶世の美女であったが、それを上回るほどの悪名高さでわけもわからぬまま嫌われる日々。
なぜ、こんなところにいるのか。
なぜ、神子になっているのか。
なぜ、夢は覚めないのか。
なぜ、私なのか。
八方塞がりの中で、季咲は無能な神子であることをひた隠しにしつつ、元の世界へ戻る方法を模索する。
◆
ノベルアップ+にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-20 15:55:49
48449文字
会話率:27%
代々お仕えしてきた、龍神様の神子を宿すため。主人公、『瑞樹千尋』は強制で性転換させられる。
男子で生きてきたのとは違う、女子の日常に馴れていけるのか?
いや、馴れてしまって良いのか? 葛藤する日常の物語。
そして、女体化と7年前の出来事
が、停滞していた人間関係を、動かし始める。
雌龍化と、人間関係と、日本神話がちょっぴりと
そんな3本の糸が絡まり合うストーリー。
分岐点37話まで、7万~8万文字位です。
香住ルート完結済。
36話の後、37-2から小鳥遊ルートに入ります。
小鳥遊ルート完結済。
36話の後、37-3から龍神ルートに入ります。
龍神(セイ)ルート完結済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 00:00:00
288857文字
会話率:49%
色々あって異世界へ転生した優希。
彼はちょっとした誤解?で男の娘になってしまった!
これは性別詐欺を繰り返す優希(♂)と子犬的ボスキャラの織りなす冒険LIFEストーリーである!
最終更新:2018-09-10 21:00:00
6831文字
会話率:12%
主人公の姫子は幼い頃に両親の死で精神を病んで十年、天雨陽村へと療養にきた。そこには祟り神から呪詛を受ける人神がいる。彼と面識のある姫子は人神の嫁候補に目をつけられてしまった。
■キャラ:兄〔大決イトキ〕、料理人〔浮餅蝶蔵〕、地主の息子〔雨瓦
天月央〕、祟りの人神〔久遠〕
【神社(ジンジャー)荒神(あらがみ)が居候】
神主の娘に生まれた光希は、生まれつき一般人には見えないものが見える。普通の生活を送りたい彼女は、普通の生活をしていたが、祠を壊してしまい、封印されていた神様を家に連れて帰ることに。
【石咒女守ノ荒神(うずめもりのこうじん)】主人公ウズメは家の掟で毎日神社を参拝する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 00:16:28
4412文字
会話率:44%
迷いの森のにすむ少女アルカと竜の谷に住む少年ナイトはそれぞれ重大な出生の秘密がありました。アルカは幼いころがらナイトに密かな恋心を抱いていたのですが、ナイトは次代の王となるべく人間の国に去ってしまいます。そうしてアルカも実は神子であることが
わかるのですが……ささやかな初恋の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-14 11:40:10
45426文字
会話率:33%
雨の少ない国の、雨を降らせる神子。幼い頃から神子のための塔に住んでいた彼女は自分はいつまで、塔の中に閉じこもっていればいいのかと思うようになる。そこへひとりの青年が現れ、毎日やってくるようになった。
最終更新:2017-06-20 15:59:58
3441文字
会話率:27%
私は何を望んでいるんだろう? 見も知らぬ世界に召喚され、酷い目に遭い、命からがら逃げ出した。私を喚んだ男は死んだ。でもその血縁が、周囲が、ずっと私を……否、『巫女』だか『神子』だかを探しているらしい。保護?何を今更。お前達のことなど信じるも
のか――。異世界召喚、すれちがいもの。じりじりと召喚側を窺いつつ、己の目的のために足掻く物語。恋愛要素は後々、かつ、ごく薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 08:00:00
308134文字
会話率:39%
暗夜のなか明かりも持たずに一人の子供が森の中から現れた。迎えたのは三人の男たちと、老婆と赤子。彼らは膝をついて子供に向かって礼をとる。子供はミコだった。
【再掲・初出:2012年12月】
(この作品はパブーにも掲載しています)
最終更新:2016-12-16 09:32:44
89355文字
会話率:26%
とある神社の"巫女"が突然"神子"に?
キーワード:
最終更新:2016-04-07 22:14:42
6366文字
会話率:44%
私は親友とともに異世界にトリップした。親友は神子姫、私は神子姫を守る守護官として。私たちはもとの世界には二度と戻れないらしい・・・・・。しかも私はどうやら人間として大切なものを奪われたようだ。そんな中で私は変な男に出会う。
最終更新:2016-04-06 03:00:00
7826文字
会話率:49%
聖女は死んだ。大切な人たちの目の前で、その命を散らした。後悔や懺悔の中に、その感情は確かに存在していて。優しいまどろみは生きていたら叶わなかったもの。だから聖女は死ぬことを厭わなかった。
しかし、その眠りを妨げる助けを求める声に導かれて
現れた光の道を行くと、そこには今にも消えそうな少女が泣いていた。染み付いた習慣とほんの少しの本音を胸に、助けを乞われるまま少女の手を取る。すると光が辺りを焼き尽くし目が覚めると、そこは見知らぬ世界だった。
不思議な力を使えるのは選ばれた人間だけ? 私の魂が宿ったこの肉体の持ち主は親に捨てられた? 何それ、選ばれたのに捨てられたの? そして死んだの? それは思ってもみなかったわ!! 混乱する聖女をよそに迫り来る危険はあとを尽きない。なんとか生き延びても、拾ってくれたのは魔法使い。しかも魔法使いは妖艶なお姉さん。「あなた、気に入ったわ。私が面倒を見てあげる」なんて吐息混じりに囁かれても、同じ性別だからか鳥肌が立つだけ。青ざめた聖女を軽々と抱き上げて、魔法使いは鼻歌交じりに住処へと戻っていく。こいつ、人の話を聞こうともしやがらない。でも生きるため、この肉体の持ち主の最期の望みを叶えるため、聖女は生きる。生き抜いていく。たとえ、この身に降りかかる災厄を問答無用で薙ぎ払ってでも。
――でも、鬼とか妖狐とか魔法使いとか、この世界意外となんでもありなのね!? 元いた世界よりなんでもありだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 00:00:00
4457文字
会話率:14%
現役戦う系巫女女子高生が、異世界にトリップ。大きいワンコやイケメン騎士に囲まれて異世界でも戦う神子継続中。
黙って守られるだけなんて願い下げ。守ってやるからついてこい!!
そんな、戦闘系神子ファンタジー
最終更新:2015-07-24 21:19:28
28249文字
会話率:46%
私の学校には弱小剣道部を救った勇者が居る。そんなイケメン君が安堵と後悔で泣きそうに顔を歪め、私を抱きしめた。「俺は異世界で勇者をしていて、君は神子だったんだ」確かに私は神社の巫女だけど、違うよねソレ。ていうか近い! ちょ、離れて!!
完
璧優等生だが実は独占欲の強い勇者と、現実的でマイペースな巫女と、小生意気だけど一途で報われない霊感少年らを取り巻くスキンシップ過多ででも手を出せずに悶々する純愛なお話。視点を変えながら異世界・過去編を織り交ぜていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-16 13:47:19
25925文字
会話率:24%
山多姫子(やまたひめこ)十七歳は、自作のファンタジー小説『貧乏国物語』の中に入ってしまう。気付けば牢の中にいて、何故かオンボーロ国のアクージャ王子も牢の中にいた。夢だと思い込みながら、ケータイで写真を撮ったり、小説がある自分のサイトを覗いた
りして、自分が書いた内容とは所々違っていたが、隣国リッチ国からの間諜デュラスの正体をばらしたりもする。姫子は失恋から、登場人物たちをほぼ醜く書いていたのに、会う人々は何故か美しい人たちばかりで、あまつさえ自分までもが西洋人風の容姿の超美少女と化していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-19 03:46:18
20429文字
会話率:30%