まさか、こんな惨状を目の当たりにするなんて・・・。
最終更新:2025-05-16 12:02:32
3753文字
会話率:52%
宮廷の壁には目と耳がある——そして、侍女たちには口がある。
カーテンの裏、廊下の角、給仕の合間。
彼女たちは仕える貴族、王族の秘密を全て知っている。
侍女奉公に出された男爵令嬢エマと二人の侍女仲間が密かに集う真夜中の古い客室。
今宵の噂
話は、主人カトリーヌ様の婚約者を巡る不可解な出来事……。
市場で見かけた伯爵と謎の女性との密会。
伯爵家から届く特別な頭痛薬。
そして、日ごとに衰弱していく主人。
恋愛か、陰謀か、それとも——。
三人の侍女が紡ぐ推理と妄想が、思いがけない真実へと導く。
華やかな宮廷の裏側で繰り広げられる、侍女たちのガールズトークミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 20:56:48
8617文字
会話率:43%
CAFE「Lie Stage」
文豪の名を名乗るものが集まるカフェ
今夜もまた、仲間同士の密会が始まる…
最終更新:2025-04-18 12:00:00
4373文字
会話率:35%
下級貴族の娘、セリーヌ・アルノワは、都の華やかな社交界とは無縁の生活を送っていた。
だがある日、父の古い知人の誘いを受け、初めての舞踏会へと足を踏み入れることになる。
煌びやかな会場。知らない人々。慣れない礼装。
そのすべてに戸惑いながら
も、セリーヌは月夜のバルコニーでひとりの青年と出会う。
「……こんばんは。少し酔ってしまったので、夜風にでもあたりますか?」
感情を表に出さない無愛想な青年――アルヴィン・レイヴァルト。
彼が、実はこの舞踏会の主役である皇子だと知るのは、少し後のこと。
身分の差。許嫁の存在。
決して結ばれてはならない運命。
それでも、ふたりは夜に惹かれ合う。
やがて密会を重ねるようになり、心を通わせていくが――
「誰にも見つかってはいけない」
「この気持ちは、なかったことにしなければならない」
すれ違いと苦悩の果てに、それでも手を離せないふたり。
月明かりの下、愛を囁くその声は、届くことのない未来を恐れて震えていた。
これは、身分に縛られた少年と少女が、
“秘めごとの花”を月の夜に咲かせる――
切なくも美しい恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 01:01:52
16806文字
会話率:34%
愛しているのに、素直になれない。
公爵ルシアン・ヴァンシュタインは、社交の場で微笑む妻リリアナを見つめながら、心の奥に嫉妬を滲ませていた。
「俺の前では、もうそんな顔をしないのに――」
そんなある日、届いた一通の手紙。
そして、密会。
抑えきれない想いが爆発し、彼はついに愛を叫ぶ。
「俺を選べ、リリアナ。お前なしでは生きられない」
すれ違いと誤解が絡み合う、不器用すぎる公爵閣下と健気な公爵夫人のじれったいラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 12:05:33
11936文字
会話率:37%
アン・サンドバーグ侯爵夫人とマイケル・サンドバーグ侯爵は、子どもの頃からの幼馴染みである。しかし、ふたりはずっと憎しみあっているライバルどうし。ふたりは、親どうしが決めた結婚を強いられ、やむなく結婚する。そして、結婚後もかわらず憎しみあって
いる。結婚の際、アンはマイケルから「おれは、家名を傷つけない程度に好きなことをする。だから、おまえも好きなことをすればいい」と宣言される。結婚後、マイケルは王都にて宰相として活躍し、アンは王都にいるマイケルに代わってサンドバーグ侯爵領を管理している。しかし、王都ではアンは悪女として名高く、社交界で非難と嘲笑の的にされている。そして、マイケルには「まことに愛する人」の存在が。ふたりは、それぞれの仕事や私生活が忙しく、ほとんど会うことのないすれ違いの生活を五年以上もの間続けている。運命に縛られ、抗えないふたり。マイケルはアンを憎み、そしてアンはマイケルを憎む。たまに会ったとしても、アンと目さえ合わせないマイケル。そのマイケルに離縁をして欲しい、と言えないアン。
そんなあるとき、アンは隣接するバークレー公爵領で行われている不正を正す為王都を訪れる。そして、あるパーティーでマイケルが彼の「ほんとうに愛する人」と密会しているのを見てしまう。
愛のない結婚。憎しみあう夫と妻。
しかし、アンの心の底に封印されている真実は……。そして、マイケルの心の奥底の真実は……。
※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。タイトル変更するかもしれません。ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 20:03:04
108203文字
会話率:25%
※ご訪問いただき誠にありがとうございます。
婚約者を寝取られてからの典型的なざまぁ展開、ハッピーエンドとなります。
ゆるゆる設定です。サクッとゆるっとお読みいただければ幸いです。
ユイ・マルグリット公爵令嬢は、父親の葬儀の日に婚約者と
継母の密会の場を目撃してしまう。
ショックのあまり気を失ってしまったユイを助けたのは、葬儀に訪れた第二皇子であった。
第二皇子もその衝撃的な光景を見ていた。
そのことにはふれず、彼はユイに告げる。
「昔、きみに平手打ちを食らわされたんだよ」
恐縮するユイを残し、第二皇子は去ってしまう。
その直後、ユイは婚約者から婚約破棄を言い渡され、継母に命じられる形で屋敷を追い出されて別荘に移る。
失意の中、ユイは無為にすごす。
そんなあるとき、彼女の前に第二皇子があらわれた。
不愛想で女嫌いと噂されている第二皇子が、なぜわたしの前に……?
不思議に思っているユイに、第二皇子は婚約してほしいと願いでて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 21:23:38
9947文字
会話率:25%
皇太子の側室候補として宮廷に仕える伯爵家の次女レティシア・フォン・クラウス。彼女は家の名誉のために選ばれたものの、皇太子アレクシスからは「あなたはただの飾りです」と公言され、日々心に傷を負っていました。
そんなある日、北部辺境を治める無骨な
男爵ルーカス・フォン・ヴォルフが突然彼女に求婚します。最初は冗談かと思ったレティシアですが、ルーカスが12年前に彼女が森で迷子になった時の命の恩人だと知り、彼の領地を訪れることを決意します。
厳しい冬を生き延びる知恵と強い絆で結ばれた辺境の人々。彼らはレティシアを温かく迎え入れ、彼女は薬草師の老女アンナから、自分に秘められた薬草の才能があることを教えられます。やがてルーカスは彼女に領地の秘密である温泉湖を見せ、そこでしか育たない特別な薬草の力を引き出せるのは彼女だけかもしれないと告げます。
宮廷での「飾り」から、辺境で必要とされる存在へ。レティシアは自分の本当の才能と居場所を見つけ、ルーカスとの結婚を決意します。しかし、帰郷した彼女を待っていたのは父親の激怒と「皇太子側室候補、辺境男爵と密会の末失踪か」という新聞の見出し。
運命の選択を前に立ち尽くすレティシア。彼女は「飾り」の人生に戻るのか、それとも自分を必要としてくれる場所で、真の自分として生きる道を選ぶのか―。
身分差を超えた愛、自分の才能との出会い、そして飾りではなく必要とされることの喜びを描いた、心温まる異世界恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 22:04:36
11453文字
会話率:58%
リディアとエリオットの婚約は、彼女にとって夢のような出来事だった。市内でも有数の資産家の息子である彼との結びつきは、彼女にとっても大きな希望となった。
しかし、幸福な時間は長くは続かず、婚約後にエリオットの態度が次第に変わり始める……。忙し
いという理由でリディアとの時間が減り、リディアは彼が他の女性と親しげにしているという噂を耳にする。
不安に駆られたリディアはエリオットを尾行し、彼が他の女性と密会している現場を目撃する。エリオットと直面するも、彼からは冷たく、婚約破棄を告げられてしまった。
打ちひしがれたリディアは孤独と絶望の中で過ごすが、時間が経つにつれ、心の穴も塞がり始める。リディアは絵画というかつての趣味に情熱を注ぎ、徐々に自立への第一歩を踏み出そうとするが――その中で、思わぬ意外を知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 20:37:08
1777文字
会話率:16%
私、リュエラ公爵令嬢は、婚約者であるレムル王太子に、いきなり王宮に呼びつけられ、あたかも悪役令嬢のように扱われて、婚約破棄を言い渡されました。
私が婚約者である王太子に隠れてオトコと密会し、連泊している、という悪い噂が立っているからだという
のです。
「火のないところに煙は立たない」と言われて、婚約破棄を宣言されました。
そして、噂を振りまく「相談女」のタルト子爵令嬢と新たに婚約する、と彼は言いました。
けど、そんなの、すぐにひっくり返してやりますよ。
王太子殿下!
貴方は、その高い地位に見合った資質を持ち合わせておりません。
しっかりと責務をこなす私を切ることが、自分の首を切ることに繋がることぐらい、察してもよろしいんじゃありません?
もちろん、私としては、元婚約者であろうとも、噂に乗せられたバカの末路がどうなろうと、知ったこっちゃありません。
むしろ貴方の方に、悪い噂が立ちますよ?
なに? 事実無根?
「火のないところに煙は立たない」とおっしゃったのは、貴方ですよね?
はあ? もう一度、婚約し直してくれ?
何それ? 知るか!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 14:10:00
15975文字
会話率:20%
高槻胡桃(たかつきくるみ)は、双子の兄・敦(あつし)と、親友である令嬢・絹(きぬ)の忍ぶ恋を応援するため、二人が密会するときは兄と着物を交換して兄になりかわっている。
しかしある日、兄の身代わりをしている最中に兄の友人・柿原星周(かきはら
せいしゅう)が訪ねてきて、とんでもないお願い事をされてしまう。
それは「妹の胡桃を自分の『恋人』の名目で貸してほしい」という内容で……。
あなたが頼んでいるのは、兄ではなく本人です!
※短編「借りられ令嬢の決断」の長編版です。
※カクヨム先行です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:00:00
97250文字
会話率:28%
王城で華やかな夜会の開かれたその夜。
セシリアは男女の逢瀬の現場を目撃してしまう。
女性側が公爵令嬢であることに気づき、相手は婚約者の第二王子に違いない……と思ったら、なんとセシリアの横で、同じく密会を目撃してドン引きしている青年が
。
それは、今その場にいてはいけない第二王子その人だった。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 18:55:08
8000文字
会話率:34%
人妻しおりと再び会う
最終更新:2025-01-25 19:04:52
5071文字
会話率:0%
カトレアは名門貴族の夫人でありながら、将軍の息子リオンと危険な逢瀬を重ねていた。
二人はそれぞれに別の相手と結婚しており、公には決して許されぬ関係である。
だが、その燃え上がる思いを抑えられず、誰も近づかない極悪ダンジョンの最下層に密会の場
を求める。
高レベルの冒険者すら尻込みする凶暴な魔獣や呪術師の亡霊、巧妙な罠がひしめく極限の空間。
それでも二人は、それぞれ別の入り口から危険を冒して中層を突破し、幾多の試練を乗り越えて合流する。
交わす言葉は少なく、ただ先へ進むしかない。
それは命を落としかねない恐怖と隣り合わせの禁断の愛の冒険。
周囲をはばかる立場を忘れ、深い闇に包まれる最下層で、束の間の安息を求め合う。
激戦の末に見つけたその小さな休息だけが、偽れない愛を許す唯一の場所だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 07:05:39
2772文字
会話率:19%
リディア・レーゼル・フォン・ブライスガウは、その美しさと賢さで社交界では有名な辺境伯領の令嬢だ。
そんなリディアには幼馴染がいる。カレドニア王国の第一王子、エドマンド •フィヒテ•フォン•オーディンゲンである。
二人は幼い頃にお互いを愛する
誓いを立て、リディアもいつかエドマンドと結婚して皇后となり、彼を支えて生きていくのだと信じていた。
エドマンドの為に日頃から美しくあろうと心がけ、誰もが振り返る美貌を保ち、勉強を欠かさず、領主である父の仕事を手伝えるほどの賢さも持っているリディアは完璧なお妃候補だった。
しかし、ある日幼馴染であり婚約者だった皇太子エドマンドから、いきなり婚約破棄を命じられる。
しかも、リディアが愛人と密会し、その為に邪魔になったエドマンドを殺そうとしていたなどと根も葉もない疑いをかけられ、王宮を追放、領地を剥奪されるという最低最悪の事態に。
なんとしてでも疑いを晴らし、エドマンドの心を取り戻そうとするリディアだが、実はその裏では王宮内の地位をめぐる権力争いが勃発していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 22:03:01
101200文字
会話率:52%
幼馴染のリュダールと八年前に婚約したティアラ。
友達の延長線だと思っていたけど、それは恋に変化した。
仲睦まじく過ごし、未来を描いて日々幸せに暮らしていた矢先、リュダールと妹のアリーシャの密会現場を発見してしまい…。
ゆるふわ設定につき
、我慢がならない場合はそっとページをお閉じ下さい。
この作品はアルファポリス様にも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 21:00:00
78742文字
会話率:62%
婚約者が私以外の女性と、とあるアパートメントに入って行った。
彼とは婚約を交わして数週間。
浮気ならいくら何でも早すぎませんか?
けれど婚約者は恋人らしき女性を私に会わせようとしていた。
それはどういうつもりなのだろうか?
結婚しても彼
女と関係を続けるという事――――?
※この作品は、他サイトにも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:10:00
13421文字
会話率:23%
伯爵家の次女である私フォルティ・トリエスタンは伯爵令息であるリシール・ナクス様と婚約した。
しかしある問題が起きた。
リシール様の血の繋がらない義妹であるキャズリーヌ様から嫌がらせを受けるようになったのだ。
もしかして、キャズリーヌ様
ってリシール様の事を……
※修羅場・暴言・暴力的表現があります。ご不快に感じる方は、ブラバをお勧めします。
※この作品は、カクヨム様にも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 21:09:18
5804文字
会話率:28%
とある夜会での出来事。
月明りに照らされた庭園で、女性が男性に抱きつき愛を囁いています。
ところが相手の男性は、私リュシュエンヌ・トルディの婚約者オスカー・ノルマンディ伯爵令息でした。
けれど私は、お二人が恋人同士という事は婚約する前から
存じておりましたの。
ですからオスカー様にその女性を第二夫人として迎えるようにお薦め致しました。
愛する方と過ごすことがオスカー様の幸せ。
オスカー様の幸せが私の幸せですもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 17:27:51
29012文字
会話率:33%
伊達政宗と最上義光。甥と伯父でありながら敵対関係にあった二人の、ある日の密会を描いた、つくりばなし。あくまで時代「風」小説なので肩の力を抜いてください。イメージは戦国鍋TV。
最終更新:2024-09-21 09:15:28
6820文字
会話率:58%
俺の幼馴染である渡良瀬葵はアイドルになった。
それも超がつくほどの大人気アイドルだ。
だがしかし、容姿も歌も運動神経も優れている彼女には弱点があった。
それは――
もの凄く自己肯定感が低いところだ。
ネガティブ思考ですぐに死にたいと口にしち
ゃうような子。
で、そんな子はというと日々癒しやメンタルケアを……。
幼馴染である俺に求めてくる。
誰にも言えないような弱音を吐かれたり、レッスンで疲れた体をマッサージさせられたり、
本当に色々とさせられている。
俺以外に頼ればいいというのに、葵は俺じゃなきゃ嫌だの一点張り。
正直なところ、別に葵のことは幼馴染であり別に嫌いじゃないのだが……。
それでも俺は彼女から離れたい。
だって、彼女は超大人気アイドル。
もし、メンタルケアをさせてる俺の存在が世間にバレようものなら……。
悲報
『大人気アイドル、裏で幼馴染の男と密会!』
なんて風な大スキャンダルに繋がってしまうのだから。
ゆえに、俺は今日もお忍びで会いに来た大人気アイドルである葵に口を
酸っぱくして言う。
「あの、お願いだから俺のところに来ないでください」
カクヨムにも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 00:57:37
81977文字
会話率:39%
人気声優の鳴坂恭治は、同業者の桐ケ谷萌と結婚しようとしていたが、同時に辻香恋とも肉体関係にあった。鳴坂は辻との関係を終わらせようとするも、辻からそれとなく拒否され困り果てる。そんな中、鳴坂は辻との密会場面を自身のファンである女性六人に目撃
されてしまう。さらに脅迫を受けたことで怒りを募らせ、逆に七人をまとめて葬り去る計画を立てて実行。そこに警視庁捜査一課のオタク刑事・能登弥比古が現れる。かくして両者の対決が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 00:00:00
141267文字
会話率:49%
絡み合う妄想が現実に。禁断の愛は誰にも。秘密は隠し通す。
夫ボノとのんびり田舎暮らし。
そんなある日、娘のヴィーナが婚約者を連れ戻って来た。
セピユロスと名乗る魅力的な青年。
彼は決してお義母様と呼ばずに誘惑するばかり。
呆れ果て叱責するが
効果はなし。
彼の教育を名目に密会を重ねてしまう。
ついには彼の虜となる。
次第に娘や夫との関係が悪化。
このままただ義理の親子の関係を続けるべきかそれとも……
それぞれの思惑が交わりついに大事件が勃発。
セピユロスとディーテ。禁断の愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 13:36:59
213615文字
会話率:25%
俺は、浜田 智嗣(はまだともつぐ)32歳 家族は妻、夏帆との2人暮らし。パピヨンのクッキーと雑種猫のミャア達は俺の癒やしだ。
仕事は建設業の施工管理、残業が多いがその分の手当は十分貰っているし、土日は基本休めている。
今年、念願の新築分譲マ
ンションをローンではあるが購入して順風満帆な人生だと思っていた。
近所の理髪店オーナー兼店長の杉本 勝己は高校生からの親友だった。
そんな妻と親友が浮気をしていた。
俺は密会する二人にバイクで突撃して轢いた。
そして、バイクごと海に飛び込もうした時に、ライターの火から声を掛けられた。
「君、死ぬ気なの?それならその魂僕に預らせてくれないか?」
と。
そして俺はその火に誘われてこの世を去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 07:31:55
51893文字
会話率:54%