中学を卒業するに伴い、家を出た信也。
就職してから5年、20歳になった信也のもとに両親の訃報が届く。
父の不倫によってできた義理の母との娘である橙子は、父の遺言を頼りに信也のもとを訪れる。
大人と子供、すれちがいお互いを知っていく。
明かされる橙子のルーツ。知らない大人と、知ってる子供。
これはちぐはぐな二人が、家族になるまでの物語
※カクヨムにて同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 13:01:52
83861文字
会話率:43%
道端で朽ち果てていく誰かの墓碑。
そこには確かに「死」があり「悲しみ」があった。
時の流れはそれすらも忘却の彼方へと運び去っていく。
今、そこにはもう何もない。
だから僕は……この記憶を何かに残したいと思った。
そこにあった「死」とかつて
あった「生」を忘れないために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 13:52:12
1505文字
会話率:7%
大事な人を残してこの世を去らなくなったとしたら……。
その辛さをあなたは想像できますか?
身近な人をあらためて大事にしたくなる。
そんな物語です。
*5分で読める短編です。どうぞお付き合い下さい。
最終更新:2023-02-14 20:00:00
1490文字
会話率:12%
10年間ひきこもりで完全に煮詰まった者。
10年間家から一歩もでないひきこもりを抱えた親。
30回見合いしながら結婚相手が見つからずもうすぐ40歳になる者。
10年間必死に努力したが夢をかなえられなかった者。
年収200
万円、たぶん10年後も年収200万円だと思う者。
10年間必死で頑張ったが正社員になれず雇止めされた契約社員。
20年間四畳半のボロアパートに住んでいるが誰もそんな自分の事を気にかけてくれない者。
アパートを借りることすらできずにネットカフェを転々とする日雇い労働者。
コミュ障で一人も友達がいない者。
しめつけるような孤独に苛まされている者。
好きな人に必死でアプローチしたらストーカー扱いされた者。
人からバカにされなめられ軽く扱われた記憶しかない者。一人前の人間扱いされた事のない者。
子供のときイジメられた相手を見返してやろうと思って必死にがんばったが成功せずイジメた相手の 方が自分の10倍稼いでいる者。
夫が必要な生活費を渡してくれない妻。
妻から1万円しか小遣いをもらえない夫。
あんたなんか産むんじゃなかったと言われた子供。
息子の家庭内暴力で救急車を呼んだことのある親。
3桁の借金を抱えて立ち往生している者。
貧しさに堪えかね兄弟に援助を求めたら虫けらのように扱われた者。
高校受験に失敗して灰色の学生生活を送り大学受験にも失敗して二浪の末ボーダーフリーのクズ大学に入学するも耐えられずに中退した者。
ブラック企業に入社したが耐え切れず退職しそのままうつ病にかかった者。
事故で回復しない障害を負った者。
決して回復しない持病を抱えた者。
障害を持つ同居家族と自分の未来が見いだせない者。
夜ごと悲哀と後悔に枕を涙で濡らしている者。
惨めな人生をやり直す時間がなくなった中年。
身寄りのない老残の身をさらす老人。
これからの人生にどう考えても希望が見いだせない者。
これはそういう人々のための人生論である。
心配しなくていい。快楽は限られた少数のものかもしれないが、幸福は万人に与えられるものだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 07:00:00
64222文字
会話率:4%
家族が祟られているようなんです。
寝たきり老人の枕元に旧友が現れてから容態が悪化した。せめてもと厄除けの札を貼れば、そのせいで奴が入ってこれないと苦言をもらう。
不気味に思い、界隈では有名な祓い屋に相談をしようと思い立つ。
その
者は楠木という老人である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:00:00
10435文字
会話率:29%
どこにでもいる主婦の飛鳥(あすか)は
ネットで電脳枕を購入する
その枕は充電式で枕から出る低周波により
〝見たい夢が見れる〟という物だった。
半信半疑で使用すると初めは、たまたま見たい夢が見れた。そう思った。
だが、使えば使うほど夢の世界に
ハマり現実世界に帰りたくなくなる。
愛する家族がいる現実に帰る事はできるのか。
あなたなら どうする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 19:07:34
9725文字
会話率:31%
高校一年生の男子、渡辺徹(わたなべとおる)は幼い頃に両親を事故で失い、
そしてはとこである八木(やつぎ)家に引き取られた男の子。
そんな徹の二つ上で姉のような母のような関係の女の子がいた。
八木鳩子(やつぎはとこ)。二つ歳下の徹をか
わいがり過ぎて、
恋人でもない徹によく膝枕をしてあげるそんな特殊な関係。
ただ、徹はといえば引き取られて以来いつも傍にいてくれた
鳩子に恋心が募るばかりで、うれしいけどちょっと複雑な気持ち。
六月のある雨の夜、そんな距離感に耐えかねた徹は
「鳩子さん。俺、鳩子さんのことすっげえ好きなんだけど」
たまらず告白してしまうものの、鳩子の反応はといえば。
「す、すき?徹君が私を?」
「そうだって言ってるだろ」
「そ、そうなんだ。私も……好き、かも」
そんな微妙な返答。
「かもってなんだよ」
「だって。好きとか考えたことなかったし……」
これは二人が限りなく家族に近くて、でもまだ恋人ではなかった関係から、
家族で、恋人な関係になるだけの一夜の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 00:35:25
4591文字
会話率:36%
金欠でクリスマスに誕生日プレゼントが用意できず弟達は号泣。お父さんのお給料日は25日。小学五年生の僕はお父さんのお給料が振り込まれた瞬間にお金を引き下ろして弟たちのプレゼントを買いに走る!
1日遅れでも枕元にプレゼントを置かなきゃ!弟達には
まだサンタを信じていて欲しいんだ!
二代目サンタの戦い!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 22:16:56
1323文字
会話率:41%
冷めた家族との日常に飽きていた俺が異世界転生したら大事件に巻き込まれてしまった。
最終更新:2021-06-25 22:43:49
712文字
会話率:9%
泣く事で人を死なせる力を持つ為、人に忌み嫌われる妖精「バンシー」であるにも関わらず、孤児院で前世を過ごした私『シィ』は、他の孤児たちや院長と接した事で人の温かさを知った。でも、バンシーの力を使ってしまった事で私がバンシーだとバレてしまった
私は町の人に殺され、再びバンシーとして今世に生まれ直した。
私は気がついた。人の温かさという甘美な蜜はバンシーである自分が望んではいけないものだと。
だから今世は一人で生きていく事を誓った……というのにその誓いはうたた寝をしている間に自分を勝手に膝枕していた元聖女の『ティセ』によってあっさりと破られてしまった。
「私、シィちゃんを笑顔にしたい、そしていっぱい嬉し泣きさせたい!」そんな事を言うティセ。
「……やれるもんならやってみてよ。私、絶対嬉し泣きなんてしてやんないんだから」
これは元聖女ティセが母に、バンシーの私ともう1人の少女が娘として、少しずつ絆を深めてやがて本当の家族となっていく3人のお話。※全53+おまけ話7回予定
※キャラデザは活動報告にアップしています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 12:00:00
220418文字
会話率:40%
コンラッド第2王子は側妃の息子だ。
兄上である第1王子の婚約者候補のマーシャに一目惚れしてしまった。
兄上の方が上。側妃にそう育てられたコンラッドは、マーシャを思い、枕を濡らすのだった。
そんな欲のない側妃に対し、側妃の家族は、コンラ
ッドを担ぎ上げ、王太子そして未来の国王に押しあげようと必死に側妃を説得する。
国を2分するようなことになるのだろうか?
「僕の夢は現らしいが全力で拒否します」に登場しますコンラッド第2王子のスピンオフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 09:12:36
4016文字
会話率:35%
学校では虐められ、家族には苛まれ、仕事では責められ……の、人生負け組のOL山田明莉。
暗い帰り道をフラフラと歩いて、死んだかと思えば何処かの異世界にいて、黒のローブを着て、フードは被った少年に膝枕をされていた。
その少年に異世界を案内をさ
れながら歩いていると、魔獣という見たことのない怪物が現れる。
騒ぎになる街の人たち。
それを、魔獣を盛大に撃ち殺したのはその少年だった。
ふとその拍子にフードは外れ、国王の息子の一人、“ルイス・デッド・ユーフォリア”ということがバレてしまい____?
黒髪の元OLと、黒髪の王族少年の、淡い恋愛語物語__
※R15は保険です。
※作者の処女作ゆえお手柔らかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 18:26:28
14476文字
会話率:27%
シロル・ミルスロート(前世:日本人)は誰かにぶち殺された。幸先が悪すぎる。
しかしその直後に幼女からリスタートを切り、混乱しきりのところで家族(と書いてもはやファミリー)が登場。
満面の笑みでこう告げた。
「これできみも本当の家族だ!よ
うこそ地獄へ!」
彼らは全員が転生者かつヤンデレホイホイという呪われた家系の被害者であり、運命共同体である。
そう、強くてニューゲームでもしない限り、ヤンデレに一個人で対抗するのは難しいのだ……!
これは、一回死んだせいで性格が斜め上に弾け飛んだ主人公が真・悪役令嬢として爆誕し、物理的に相手を制圧するために身体を鍛え上げ不必要にキャラを煽りまくりいらん性癖を開花させ最終的には(自分だけ)牧歌的な生活を送るために頑張る()リリカル()ストーリーです。
『アルファポリス』様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 02:40:54
10350文字
会話率:36%
夢枕 眠凛は自称探偵である。
助手であり、唯一の友達である鮫殴 拳と
今日も、ダンジョンを探索したりオークと戦ったり、家族の陰謀を暴いたり。
え?何かおかしいって?
それはまあ、異世界ですから。
最終更新:2018-04-19 23:42:13
2780文字
会話率:31%
大学を卒業してからひきこもってしまった青年の一日のいちばんはじめの出来事。日常。どこにもいけませんでしたね。どこにも。家族からの冷めた視線。殺意。剥き出しの神経。燃える自意識。萎える身体。四半世紀も生きてしまった。そんな感じです。
最終更新:2017-09-29 23:40:23
2638文字
会話率:24%
夏の終わり、姉が幼い姪を連れて帰ってきた。姉は姪の成長について、重苦しい不安を抱えていたが、家族は姪の愛らしさ故にそこに目を伏せている。僕はその様に軽蔑に近い感情を抱いていた。僕が姪を抱き上げた際、姪は唐突に「かっぱ」と叫んだ。「その子、河
童が見たいんだって」姉の言葉はまるで他人事のようだった。僕は姪の願いを叶えてあげるため、近所の滝へ出かけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 00:28:14
6595文字
会話率:35%
日曜日の気怠い午後のこと。どこにでもいる四人家族の下に、一件の不吉な連絡が来る。近くの動物園から、一頭の熊が脱走したと云う。母親は気が気でなくなる。父親は暢気。妹は見てみたいなどと云って。私は、私はちょっと他人事。でも、逃げた熊には誰しも心
当たりがあった。老いさらばえた調教熊の、脱走の心意を知るものはいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 11:20:52
14196文字
会話率:40%
性格に難のある魔王子と平凡平和に暮らしたい王弟の娘が織りなす、生活系恋愛ファンタジー。
最終更新:2016-05-13 07:00:00
32866文字
会話率:37%
岡本純平45歳。或いは享年43歳。
幽霊となった彼は、かつての友人を訪ねて東京を訪れる。しかし、大学時代の友人、曽山誠は会社をリストラされ、奥さんと子供に去られた後だった。さらに偶然、二十年間連絡がつかず、ホームレスになっていた石原久太
郎も加わり、なりゆきから、自分の墓参りに行くはめに…。
この話では、かつての友人が再開すること以外に、奇跡も幸運も起きません。
時の流れは虚しさしか生まないのか。
人生は、絶望へと続く下り坂なのか。
※全52回
※毎日21時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-25 21:00:00
75098文字
会話率:28%
誰から見ても完璧な優等生、本田壮人。そんな彼の悩みは、自分の存在価値が分からないこと。
閉塞感を抱えながら過ごしていた壮人は、高校入学をきっかけに自分を解放しようとする。
今までの人生で一度も逆らったことのなかった父の反対を押し切って
、学区外の高校へ進学を決めた理由は父の檻から出て自由になること、それと、家族を再生すること。
そんな壮人を支えるのは人生を通して唯一の理解者である双子の妹、有里。言いたいことははっきり言う気の強い彼女と学校生活をともに過ごし始めた壮人。高校生活の中で幼馴染みの親友を持つ変わり者の同級生、継亮や日陰を歩きながらも人生を楽しみ、心から幸せそうに微笑む先輩、睛摩に出会う。有里に似た継亮の気の強さや自由さ、自分の弱さを認めて前に進む睛摩の生き方に憧れながらも、変われない自分をもどかしく思う毎日。
自分には手に入らないものばかりをもつ周囲の人たちの中で、壮人は少しずつ変わり始めた。人に心を開くことで自分を解放し、存在価値を見つけようとする。
その一方、プライドが高く、家事も仕事もそつなくこなす、誰から見ても完璧主義者、壮人の父・本田有司。彼の悩みは自分の人生の目標が見つからないこと。
悩みを相談できる唯一の相手は時折夢枕に立つ亡き兄。悩ませるのは今でも愛しているのにうまくいかない元妻、人より大人びて自分から離れていこうとする息子、気が強く天真爛漫で掴みきれない娘。歩む方角さえ見失った人生の中でひとつの事件が彼の周囲を変え始める。
自分より元嫁を可愛がる両親、しっかり者の息子と娘、自分を目標だといってくれる若者。たくさんの人に支えられながら、有司は少しずつ迷路のような人生の道を進み始めた。現実を受け止めることで前に進み、忘れていた夢を思い出し、人生の目標を定めようとする。
家族を再生したい。家族みんなで楽しく夕食を囲む家族になりたい。
目標は同じなのに、互いにそれを知らず、すれ違い続けるふたり。
崩壊した家族の中で、人一倍家族に憧れながら過ごすふたりが家族を再生しようと奮闘するひと夏。
“家族みんなで楽しく夕食を囲む”
ただそれだけのことに何よりも憧れ、それを大切で、幸せなことだと思っているふたりの夢を叶えるための半年の過ごし方。
家族の運命は、如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-12 00:00:00
72967文字
会話率:64%
小学一年生の旦ヶ原麻美は、十二月二十五日の朝、枕の隣に置かれていたプレゼントをもらった。最初はサンタクロースの仕業と疑うも、少し調べてみると家族の仕業が濃厚だと気づく。
麻美は近所に住む袖村由那のもとを訪れ、サンタクロースは家族の誰かを尋ね
るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 22:40:18
7728文字
会話率:51%
都会暮らしが嫌になって、ふっと姿を消した。何の前触れもなく消息を絶ったから、僕のことを心配している人はたくさんいると思う。けれど、家出をしてから心配されても遅い。もっと早い段階で、僕の異変に気がついて欲しかったのだ。学校に息苦しさを覚え、友
人関係に疲れて、家族との距離感がわからなくなり……。いや、こんなものはただのワガママだ。世の中の十六歳は、みんなそれぞれ心に闇を抱えながらも頑張っている。だから僕は、落ちこぼれである。けれど、落ちこぼれて初めて見えるものがあったのだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-11-20 12:41:13
2606文字
会話率:34%
お母さんっていったいどこから来るんでしょう。そんなお話です。
最終更新:2015-03-29 21:08:58
7263文字
会話率:7%