卒業パーティでラシュレ・レステンクール伯爵令嬢は、婚約者のフィリップ・トレム子爵令息から婚約破棄を言い渡される。彼の隣にいるのは従妹のタチアナ。薄々この展開を予想していたラシュレは、冷めた気持ちで婚約破棄宣言を聞いていたのだが・・・「今夜限
りであなたとの婚約を破棄いたしますわ」もう一人の学生が同時に婚約破棄を宣言した。
婚約破棄を宣言したのはエリザベート侯爵令嬢。彼女の前には冴えない灰色の髪のベルナード侯爵がいた。
婚約破棄されたふたりは学園の庭で偶然出会いーーそして目覚めたら一緒のベッドにいた。その噂は王都に広まり、利害の一致したふたりは本当に結婚することに。
「この結婚は契約ではない」「求めるのは愛情よりお互いを尊敬する気持ち」そう約束したふたりだがいつの間にか尊敬以上のものが目覚めだし・・・。
不器用なふたりが心を通わせていく物語。ふわっとした世界間をご了承ください。仕事帰りのつかれた頭をほわんと癒すことができれば、幸いです。
※誤字脱字は想像力を発揮して読み進めてください。誤字脱字報告、いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 16:10:00
117984文字
会話率:36%
「まあ、アーロン様! またどこぞの女性を孕ませてきたのですねっ!」
「そ、そう。よくわかったね?」
「もう腹に据えかねましたわ! 婚約を破棄させていただきますわっ!」
アーロン・フレック子爵令息は女性を妊娠させることができるという、神の恩恵
持ちだった。しかし自分の婚約者を嫉妬させ怒らせてしまうという、副作用があったのだった。アーロンが四度目の婚約破棄を突きつけられた後、シェリル・エルフィンバーグ侯爵令嬢がアーロンに興味を持つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 07:44:33
3760文字
会話率:31%
アホ毛のキキ・テンプル子爵令嬢は、精霊と話をすることができた。キキは優れた容姿を持っていたが、精霊がキキをガードするため、令息にはその事実を認識されていなかった。ただ一人、精霊の認めたブランドン・スウィフト子爵令息を除いては。キキもブランド
ンも互いを意識していたが物事は進展しなかった。そんな時に事件は起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 07:38:15
4132文字
会話率:42%
ヴィクター・カラック子爵令息は様々な物事に凝ってのめり込むことで知られ、『かぶれる君』と呼ばれていた。自他ともに認める可愛らしいピンクブロンドの男爵令嬢ポリー・ヘニングは、カラック子爵家からの申し出を受けてヴィクターの婚約者となった。ヴィク
ターの発明した魔道具が一つの事件を解決する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 08:22:22
9672文字
会話率:42%
王都の病院で医師として働いている男爵令嬢のアデルは、仕事を理解してくれて、なおかつ身分の釣り合う男性と結婚することも夢見ていた。一方、この国の王太子エドワードは医師として気丈に働くアデルに一目ぼれをする。しかし、愛するアデルに嫌われたくなく
て、子爵令息だと嘘をついたまま、二人は交際を始めた。
嘘をつき続けることに心が苦しくなるエドワードは、いつか真実を告げようと思い悩み、やっとの思いで真実を告げたのだが、それはアデルに悲しい現実を突きつけることになってしまった。身分の違いに翻弄される二人は、果たして結ばれるのか・・・?
アデルとエドワードの身分違いの恋を描いたラブストーリーです。
この物語は、既発表作品『愛しの侯爵様は、究極の尽くし型ロボットでした』のヒロイン、ローズとスザンヌの愛読書として登場し、上記作品の外伝『転生極悪令嬢メリッサの場合』のニコイチストーリーとなっています。よろしかったら、両方の作品を読んでお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:18:16
125846文字
会話率:37%
ある朝、子爵令息イラーリオの元に一通の手紙が届けられた。
「あなたの可愛いティツィアーナが余所の男の物になって無惨に殺されるところを見たくなければ、覚悟を決めて街の教会へお越し下さい。今日の正午の鐘までお待ちします。」
椅子から転げ落ちる父
、山賊になる母、混乱する子爵家。どうするイラーリオ!
(置いておくといつまでも書き足したくなるので、予約して1週間で一気に投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:00:00
16217文字
会話率:8%
ドゥサード・ナーセル子爵令息は成人して間もない若き薬師(くすし)である。王城内に勤め平時は薬品の管理や製造、そして有事の際には治療現場に担ぎ出されるような何かと忙しい部署である。
そんな多忙な毎日を送るあまり自らの婚約者に会う事が出
来ていなかったドゥサードであったが、ある時にちょっとした暇が出来た。それを利用して歳下の婚約者、まだ学生であるラフレシア・マエラール辺境伯令嬢に会いに彼女が通う王都にある貴族向けの学院に向かった。しかしそこで待っていたのはラフレシアによる婚約破棄宣言と彼女の横に立ち勝ち誇ったようないやらしい笑みを腹違いの弟の姿だった。
この物語はドゥサードが婚約破棄の宣言を受けて困惑するところから始まる、同時に前世の事とここ異世界では日本で当たり前の薬の使い道がまだ備わってはいない事にも気づく。同時にラフレシアは婚約破棄をしながらも薬師として働き続けるのなら下男代わりに家に置いてやっても良いとナメた事を言い出す始末…。怒ったドゥサードは断固拒否、するとラフレシアは実家の力を使ってなんとしてでもドゥサードを廃嫡させ王城勤めの薬師の座も奪いヤブイシーに与えてやると叫ぶ。すでにラフレシアは実家の力も使ってドゥサードの父や継母を丸め込みドゥサード廃嫡を進めヤブイシーに家督を、同時に王宮薬師の座も与える工作をしているという。
考えてみれば弟とは昔から反りが合わず継母からは疎んじられていた。そして父も継母への肩入れして嫡男である自分を後継者としての実績も積ませてもらっていない。むしろドゥサードは家を出て他家へと婿入りするか、あるいは今自分がそうしているように王城に出仕しなんらかの役職を得て別家を興して独立せよといった扱いである。
ドゥサードは決意する。家格は上だがわがままで不誠実なラフレシアとの別れを…、自分をぞんざいに扱う実家にも戻らない事を…。そしてドゥサードが出奔する事で空いた王城勤めの薬師の席につくヤブイシー、だが日本での前世の記憶がない時でも無意識のうちにその知識を活かしていた薬師ドゥサードの代わりは勤まらず失態も繰り返す。そうこうするうちにヤブイシーは王城での信頼を失い、ナーセル子爵家も落ち目となりついにはヤブイシーとラフレシアの中も険悪なものになっていく。
一方、ドゥサードは名をサードと改め新しい一歩を踏み出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 15:58:48
49621文字
会話率:50%
『これがパワーアイテム?!子爵令息になったアラフォー主婦はハンカチがマストアイテムです!』の続編・番外編です。前作を読んでいただけるとより内容がわかると思います。
よろしくお願いします。
最終更新:2025-06-27 12:02:58
40530文字
会話率:45%
「「「「パートナーになってください」」」」
……なんで?どうしてこうなった??
40歳二人の子持ち主婦が子爵子息に転生したら、おばちゃん気質のお節介。ハンカチをマストアイテムに、がんばって異世界で学園生活をおくります。
いつか、元の主婦に
戻って子供達に会いたい……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 08:00:00
44951文字
会話率:50%
4人の男から口説かれてしまうエミリア侯爵令嬢
身分(王太子)かモテ男(公爵令息)か約束(子爵令息婚約者)か幼馴染(侯爵令息)
誰を選べばいいのか、究極の議題に挑戦する!?
最終更新:2025-06-24 18:49:26
2397文字
会話率:44%
国税庁に勤めるダニエラ・クルーガー子爵令嬢は貧乏である事を隠し、副業をしながら生活する苦労人。
お金がないので社交界デビューをせず、お茶会にも参加していないのに、ある日突然、意に介さない相手と婚約をすることになってしまう。
同じ頃、平民であ
るチェルシー・アドラーは本当は稼げる能力があるのにそれに気が付かずに貧乏生活を送りながら、コーディ・ガルシア子爵令息との婚約を夢見ていた。しかしコーディは思わせぶりな態度をとっていたくせに貴族令嬢と婚約してしまう。
身分も立場も置かれた状況も違う二人が、『チェルシーとエラ』としてお仕事を始め、なんとか未来に向かっていくお話。
婚約破棄したいダニエラと、婚約して欲しいチェルシーの未来はどうなってしまうのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 06:14:21
106487文字
会話率:34%
第二王女クリスタの主催した夜会で、パーヴァリは三つ上の姉リューディアから女性を紹介された。
メルヴィ・クレーモア。クレーモア子爵家の次女である。
メルヴィもこの出会いに乗り気ではなかったのか、この時二人の仲は何も進展しなかった。
二年後、二
人は夏の初めのヨケラ伯爵家の夜会で再開した。前回は特別に好ましいと思わなかったが、今回、一杯のカクテルがきっかけで、二人の仲は進展していく。
パーヴァリはメルヴィをお茶会に音楽会に夜会にと誘い、メルヴィもこれに応えた。
家同士の話も進む中、メルヴィはパーヴァリとは関係のないお茶会で、クラミ子爵令息リストを紹介された。
リストがメルヴィを望むころには、パーヴァリとメルヴィの婚約は秒読みになっていて。
政略結婚だからって愛を育めないとは限りません(https://ncode.syosetu.com/n4902ih/)と僕は君を溺愛は出来ないと言ったが愛せないとは言ってない(https://ncode.syosetu.com/n3673jj/)と同一世界です。
前作に出てきたキャラが登場しますので、先に読んでいただけると楽しめるかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 08:00:00
90772文字
会話率:53%
【あらすじ】
伯爵令嬢のアデルは兄妹のように育った幼馴染で婚約者でもあるラウルスから「お前と一緒にいると、やけに体調不良に陥る」と訴えられる。
心外だと言わんばかりにアデルが反論すると、ラウルスはその体調不良の詳細を語りはじめた。
深刻そう
なラウルスの話に真剣に耳を傾けていたアデルだが、よくよく話を聞いてみると、それは『体調不良』なとではないことに気づいてしまう。
その状況に戸惑い、焦りはじめるアデル。
すると婚約者と面会を終えた兄グランも会話に加わってきたのだが、その兄が余計なことを口にする。
※多分、ストレスフリー作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 14:13:09
9352文字
会話率:59%
【あらすじ】
政略的な意味合いで8歳の頃に婚約した伯爵令嬢のアリアと子爵令息のエリオスは関係醸成の為、毎月二度の顔合わせを6年間続けていた。しかし、自分よりも爵位が低い相手であるエリオスに対して、アリアは見下すような態度を取っており、毎回そ
の不満をエリオスに対してぶつけていた。対するエリオスは、穏やかな笑みを浮かべ、そのぶつけられた不満を真摯に受け止める姿勢を貫いていた。傍から見えれば権力を笠に婿養子予定の婚約者を邪険に扱う傲慢な伯爵令嬢にしか見えないアリア。そんな二人の歪んだ愛情の育み方の物語。(全4話で完結)
※こちらはシリアス度合が高くビター展開(メリバ・ヤンデレ気味)なお話となっております。
地雷作品に該当する方も多いと思うので、読まれる際は自己責任でお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 11:38:43
19606文字
会話率:25%
僕はモートン子爵家の三男のケビンだ。どこにでもいそうなごくごく普通の貴族の子弟。
だけど最近婚約者の態度がおかしい。会いに行っても門前払い。
ひょっとして彼女に嫌われた? 僕が何かしたのだろうか?
で、どうやら僕は彼女から義理の妹と
恋愛して婚約破棄を学園のパーティでしでかすらしい。
※他サイトにも掲載予定です。ゆるやか安心設計のため生温かくご覧いただけたらと)
Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.
ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 22:03:12
10491文字
会話率:38%
劣等種のオメガであることを理由に、疎まれ蔑まれている第二王子オズワルド。
子爵令息のビルは、従者でありながら、オズワルドの発情期を唯一抑えられる特別な存在――『運命の番』のはずだった。
身分差が大きい故に周囲には伏せられた、二人だけの秘密の
恋人関係。
しかしそれは実は偽りで……?
⚠︎注意⚠︎
以下の要素が苦手な方は観覧をお控えください。
・オメガバースBL
・NTR(寝取られ)
・BLの間に挟まる女折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 07:10:00
7600文字
会話率:26%
貧乏で地味なことを理由で学園でいじめを受けていた男爵令嬢フィルミー・ラボリ。
婚約者の子爵令息にはろくに相手にされない上同性の友人は一人もおらず、毎日孤独な思いをしていた。
彼女はある日、「君の魔法、すごいじゃん」と謎の男性に言われ、学生で
ありながら魔術師団にスカウトされることに。
そして、仕事を通じてそれまで自覚していなかった魔法の才を開花させ国の最前線で活躍していく。
今まで蔑んできた者たちを見返してスッキリし、最強を目指してさらに腕を磨くフィルミーだったが、なんと第二王子に見初められてしまって……?
貧乏男爵令嬢が幸せを掴む、シンデレラストーリー。
※こちらは秋月 忍様主催の『サマーシンデレラ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 19:00:00
26500文字
会話率:28%
貴族令嬢たちが好む恋愛小説の中では、白い結婚からの物語が大流行中。
政略結婚で嫁いできたヒロインのことを色々と誤解し、「愛することはない」と言ってから彼女の真実を知って溺愛するようになり、ハッピーエンド。
貧乏な男爵家に生まれたロシ
ーヌもそのような物語を読んではいたけれど、まさか己の身に降りかかるなんて思ってもみなかった。
金のために嫁がされた伯爵家。そこでロシーヌは、若き伯爵様から「お前を愛することはないのでそのつもりでいろ」と言われてしまう。しかも部屋は別々で、夫婦の営みもなし。
馬鹿じゃなかろうかとロシーヌは思った。だって子供を作らなければ三年で離縁されてしまう。
仕方がないので未来のために手を打つことにしたら、なぜか伯爵様に溺愛され始めてしまって……?
恋愛小説と現実の区別がつかないおバカな伯爵様と現実主義の男爵令嬢のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 21:00:00
6000文字
会話率:29%
王立大学に通う男子学生(子爵令息)の話。
最終更新:2025-05-12 00:18:46
2961文字
会話率:24%
SSランク冒険者と魔法学園の落ちこぼれ――二つの顔を持っているミケル・レイグラッド子爵令息は、前世の記憶を思い出す。
彼はこの世界が『壊れた世界と邪神に魅入られし二人の魔女(通称:コジャマジョ)』というゲームの舞台であることに気いた。
し
かしミケルが暮らしているパルトリア王国は『コジャマジョ』の中では、既に滅亡した国として紹介されていた。
つまり今はゲームの前日譚。彼が暮らしている場所は、これから滅びの運命をたどることになってしまう。
滅びの運命を回避する方法は一つだけ。
『コジャマジョ』のラスボスである、イレイスとリリン――姉妹である二人の仲をくっつけることだ。
イレイスとリリンはミケルの義理の姉妹で、仲はすこぶる悪かった。
姉妹の関係に首をつっこみたくないミケルはこれまで彼女たちと関わってこなかったが、このまま行けば世界が滅亡するとあればそうも言ってられない。
「やってやるぜ! 世界を救うためにな!!」
険悪ラスボス姉妹の仲をくっつけるため、ミケルは動き始める。
そうしていくうちになぜか姉妹に惚れられ(なんでだよ?)、さらに他の美少女たちにも言い寄られる(だからなんでだよ!)という事態に……
果たしてミケルは、険悪姉妹をくっつけ世界を救うことができるのだろうか!?
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:02:42
98984文字
会話率:32%
ターカリー伯爵家は家庭が崩壊している。
父が浮気し、母はそれに発狂する。
娘であるメイラ・ターカリーは、母に同調した。
浮気する方が悪いのだと、母の悪口にも付き合った。
しかし、12歳になった頃。
メイラは浮気相手のもとへ突撃した。
そして、病気になった父の浮気相手であるシャルル・ファビオと、そんな彼女を支えるために懸命に生きる息子のテイラー・ファビオと出会った。
父の浮気相手は憎い。
けれど、憎しみに駆られて病人や子どもを虐げる母にも賛同できない。
メイラは母への思いと迷いながらも自分の信念に従う。
その結果、息子のテイラー・ファビオに執着されることに……。
浮気といっていますが、結末ではとんでもない事実と共に覆ります。
ぐいぐいくるテイラーにイヤイヤしているメイラですが、甘ちゃんなので結局絆される未来しか見えません。本人は否定していますが、テイラーに対して愛はあります。(テイラーと同じ愛とは言い切れませんが)
兄の存在が空気ですが、続編で登場させる予定です。
また、子爵令息にかませ犬を担当していただきたい所存です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:09:57
16332文字
会話率:40%
公爵令嬢のルチアは悪役令嬢として北の尖塔に幽閉され、若き見習い騎士のカルロがルチアの世話係となった。
金髪碧眼で優秀な子爵令息のカルロは、どこか幼く純真無垢なルチアをとても大切にしてくれる。ルチアは王太子と男爵令嬢により無実の罪で婚約破棄
され、みんなの嫌われ者の悪役令嬢になったというのに……。
ルチアは過酷な北の尖塔での暮らしを通して、カルロからいくつものやさしさを受け取る。温かい敷物や服、便箋と封筒、綺麗な花――。
ルチアは徐々にカルロに惹かれていった。
そして、季節は巡り、両片思いの二人の距離が縮まった頃、最も過酷な季節である冬が来るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 08:07:16
26633文字
会話率:22%
「婚約を破棄する」
婚約者である子爵令息にそう言われた伯爵令嬢、ナコーは破棄されるその理由を聞き、そしてゆっくりと口を開く。
その隣では彼女の従者が、この状況を何度も練習したのだから、と声援を送っていた。
最終更新:2025-03-06 07:40:11
1122文字
会話率:38%
絶世の美貌を持つ子爵令息ヘンリー・バートンは、その美しさゆえに「傾国の美男」と称えられていた。
彼の美貌に魅了された隣国ロトリアのフランソワーズ王女は、求婚を断られた腹いせに、ヘンリーを自国に誘拐しようと企む。
しかし、ヘンリーの婚約者マー
ガレット・フォークナー伯爵令嬢は、持ち前の勇気と行動力で、攫われたヘンリーの救出に成功する。
その後、ヘンリーに襲われたと嘘を言って責任を取らせようとする王女に、マーガレットは一計を案じ、なんとかヘンリーを奪われずに済んだ。
そして、二人はめでたく結ばれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 12:25:14
11415文字
会話率:29%
侯爵令嬢なのに地味令嬢と言われ続けているシシィに、顔も性格も良い子爵令息ケインが婚約者となった。
自分に自信がないシシィは事もあろうか結婚初夜に
「子供を一人作ったら、後は好きにして下さい。」
と言った事から、夫の愛が爆発してしまう話。
そ
して何故、引く手数多のケインがシシィと結婚したのか!それには意味が・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 23:03:46
12412文字
会話率:41%
勇爵の名を賜るほど名家の伯爵令嬢であるリシアは婚約者と共に王太子殿下の誕生パーティーに参加していた。
リシアの婚約者であるファレスは学院でも有名な無能の子爵令息。
でも当人は何を言われても、歯牙にもかけない様子で……
最終更新:2025-02-07 12:20:00
3782文字
会話率:58%