世界最大の皇国ガルディアの皇太子、レオニールの婚約者であるメリアードはとある日、彼に婚約破棄を言い渡される。その理由は真実の愛が感じられなかったなどというふざけた名文句を言い、彼はブレンダという別の令嬢を隣に置いていた。
メリアードはそれを
受け、父に理由を話すと、父は言葉少なの中で「茶番を終わりにする」と言い出し、ついに国家転覆を企てる。
聖女であるメリアードの力を使い、長き悪き歴史を改革すべく、彼女たち一族はガルディア皇国を滅ぼす事に決めたのである。
メリアードはそれだけに留まらず、理不尽な理由で迫害される弱者を守る為、そしてそんな者たちへ終わる事のない復讐をする為、メリアードは陰ながら暗躍する人生を選ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 18:10:06
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