「僕の妻になるんだから、僕の好みに従ってよね。そして、僕に最高の贅沢をさせること。それが、君の使命と心得て」
婚約式の日、婚約者となった第六王子エマニュエルにそう言われたグラディス。
アシュトン侯爵家の跡取り娘として教育を受け
、領地領民を愛する彼女は、しかしその爵位の高さから、不出来で素行の悪い第六王子を王家より押し付けられてしまった。
しかも押し付けた後は知らぬとばかり、第六王子の素行をとがめるどころか、グラディスのせいだと国王はグラディスを貶める。
「よかったですね、あなた」
「ああ。王家は、この婚約を無かったことにしたいようだ。その願い、全力で叶えてさしあげようじゃないか」
その国王の言葉に、グラディスの両親、アシュトン侯爵夫妻は黒い笑みを浮かべ、婚約破棄の絶対成立を誓う。
婚約時に交わした、王家とアシュトン侯爵家との約束。
それに従い婚約を破棄するべく、グラディスは両親や親友ルビーの協力を得て、着実に証拠を集めて行く。
そして、願いが叶ったその時、グラディスにも新しい道が開く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 19:00:00
5868文字
会話率:51%
第五王子に夜会で婚約を無かったことにして欲しいと言われた令嬢にプロポーズしたのは「不能騎士」と呼ばれる令息だった。嫌味令嬢と不能騎士とのラブ?ストーリー。
性描写はありません。
最終更新:2024-02-09 21:00:00
48688文字
会話率:56%
「婚約を無かったことにしよう」「はあ? 何を言うとるんじゃ、お主は?」僕の恋人は婚約破棄を許してくれない。そこが彼女の素敵なところ。この戦乱の中で彼女と出会えた運命に感謝している◇◇◇家紋 武範 様の『約束企画』参加作品です。婚約破棄に挑戦
、今回は約束とロボットと婚約破棄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:47:59
6913文字
会話率:63%
「あの、レファナ、僕とレファナの婚約を無かったことに……」プロティス王子からそっと告げられた婚約破棄。全てはあのとき、神からジョブを授かったあのときから、公爵令嬢レファナ=ノーザンローズの人生は一変した。ひとつの婚約破棄から、やがては教会が
二分し国と国が争う大戦争へと発展する。男と女は難しい◇◇◇◇◇婚約破棄作品初級者が挑戦する二作目の婚約破棄物。婚約破棄ってこうだっけ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-01 22:39:01
15636文字
会話率:48%
伯爵子息クルスイードは一族を蝕む呪いにより死の淵にあった。
婚約者である子爵令嬢ルプスフィアのために、彼は決断する。
一族に伝わる秘術を使い、時間を遡る。
そして婚約自体を無かったことにするのだ。
そうすれば、ルプスフィアが悲しむこともなく
なるはずだ。
遡った時の中、クルスイードは寂しくも穏やかな学園生活を過ごす。
かつてとは異なるルプスフィアの様子が気にかかったが、言葉を交わすことすらなかった。
やがて呪いにかかる時が近づいたとき。
ルプスフィアは『吉報』を持って、クルスイードの屋敷へとやって来た。
ルプスフィアの持ってきた『吉報』とは?
クルスイードは死の運命から逃れることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 11:08:58
18640文字
会話率:23%
これは、『天使のなりそこない』として虐げられるミリオンが、『推しへの萌える想い』でキラメク毎日を求めて飛び出し、真の覚醒を果たす物語。
ゴースト魔法の名手になり、敵意を向ける相手にもポヤヤンと天然の穏やかさで手を差し伸べるヒロインが、至福
のハッピーエンドを掴み取ります!
「ミリオン、君との婚約を白紙に戻したいんだ」
そんなミリオンこと、伯爵令嬢ミレリオンの元に、1年ぶりに訪れた婚約者――公爵家子息のセラヒム・プロトコルスは、義姉ビアンカを傍らに侍らせてそう告げた。
勝ち誇った笑みを浮かべるビアンカは、後妻の子でありながら長女であり、ミリオンを虐げ続けて来た性悪。なのに、誰よりも「天使」に近い資質があると言われている少女だ。この国にまれに生まれて来る使徒の一つ「天使」は、強い魔法を持って家門を発展させると言われている。だから貴族なら誰でも欲しがる存在で、ミリオンの婚約者も例外ではなかったらしい。
けど、解消や破棄ではなく「白紙」とは?と首を捻れば、ミリオンとの婚約を無かったことにするため、身勝手にもほどがあるとんでもない手段が画策されていた―――!
窮地に追いやられたミリオンが自分のために生きようと決意した時、脳裏に浮かんだのは、たった一度出逢った緑髪のキラキラと美しい少年の姿。彼に再び会うために、ミリオンは萌える思いを糧に真の姿へと覚醒して行く!
※この作品はカクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 09:00:00
106194文字
会話率:36%
「ミリオン、君との婚約を白紙に戻したいんだ」
伯爵令嬢ミレリオンの元に、1年ぶりに訪れた婚約者――公爵家子息のセラヒム・プロトコルスは、義姉ビアンカを傍らに侍らせてそう告げた。
勝ち誇った笑みを浮かべるビアンカは、後妻の子でありながら長
女であり、ミリオンを虐げ続けて来た性悪。なのに、誰よりも「天使」に近い資質があると言われている少女だ。この国にまれに生まれて来る使徒の一つ「天使」は、強い魔法を持って家門を発展させると言われている。だから貴族なら誰でも欲しがる存在で、ミリオンの婚約者も例外ではなかったらしい。
けど、解消や破棄ではなく「白紙」とは?と首を捻れば、ミリオンとの婚約を無かったことにするため、身勝手にもほどがあるとんでもない手段が画策されていた―――!
窮地に追いやられたミリオンが自分のために生きようと決意した時、脳裏に浮かんだのは、たった一度出逢った緑髪のキラキラと美しい少年の姿。彼に再び会うために、ミリオンは萌える思いを糧に真の姿へと覚醒して行く!
これは、『なりそこない』として虐げられて来たミリオンが、前向きに自分の未来をつかみ取るため奮闘し、ついには幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 09:00:00
44575文字
会話率:32%
幼少期に出演した幼稚舎の劇で間違えてキスしてしまった少年は、運の悪いことにこの国の王子様だった!
責任をとってセレスティナの伯爵家は爵位返上?...どころかなぜかキスの相手のリンザール第一王子とセレスティナが婚約することに。一体なんでこうな
った!?
もちろんリンザール王子はセレスティナのことを嫌っているようで婚約者なのにまるで存在がないかのように扱われる日々。なので、セレスティナは考えた。この愛のないキス間違いからの婚約を無かったことにしよう。なんならキスした事実さえも消してしまえばよいのではと...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 15:36:02
5587文字
会話率:36%
家族から使用人のように扱われていたコレットは、兄の友人であるヴェルネル=ダヴィアから婚約を申し込まれる。
しかし婚約式の日に、妹のヒルベルタらに嵌められ婚約を無かったことにされてしまう。
そしてダヴィア侯爵家からの圧力により、家まで追い出さ
れることに。
行き場を失ったニコレットだったが、執事のレンリによって助けられる。
小さな街の長屋に身を落ち着かせ、ご近所付き合いも良好。
仕事も見つかり生活に慣れ始めた時、隣家で問題が起こる。
コレットとレンリはそのお隣さんのお家事情に巻き込まれ、騎士団の副団長を務めるラシュレ公爵の屋敷で働くことに。
難攻不落の鉄仮面と呼ばれる寡黙な騎士メルヒオール。
そんな彼の意外な秘密に、コレットも次第に打ち解けていく。
一方、コレットを失ったキールス侯爵家では様々な綻びが生じ始め――。
こちらの作品はアルファポリスにて完結済みです。
後日談を投稿予定です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/839527709/69480972
主人公の名前が若干違いますが、内容は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 23:24:16
146821文字
会話率:52%
「私は『真実の愛』に目覚めた。君との婚約を無かったことにしたい」
そんな一方的な理由で、公爵家の息子との婚約を破棄された主人公のレベッカ。だが、そんな彼女の前に驚くべき人物が現れた。
小さい頃の友人であった内気な眼鏡の少年が長い月日を経て、
金髪が似合う眼鏡の美青年となって帰ってきたのだ。
今でも彼女を憧れの人と慕う彼に、レベッカは心を動かされ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 17:31:28
6783文字
会話率:33%
学園のサロン個室で、王太子とその婚約者の公爵令嬢は向かい合って座っていた。緊張をはらんだその場に立ち会う、それぞれの侍従と侍女。婚約をなかったことにしたいと話す二人に、「ちょっと待った」と口を挟んだことで、侍従と侍女はおもってもいない事態へ
と、流されていくのであった。
これは婚約破棄ものではないです。そして、円満に婚約を解消しようとする話でもありません。
波風を立てずに平和的かつ合理的に、物事を進めようとするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 14:00:00
10307文字
会話率:63%