日本の文献に残る、鬼という記録。
鬼のイメージとしては、角が生えており、虎柄のパンツを履いている。そして強く、恐ろしい妖怪ということ。
鬼を社会的に表現するならば、悪という理解なのだ。
しかし鬼とは、朝廷に反発した者たちを揶揄
する隠語である。
鬼以外にも、土蜘蛛や牛鬼など様々な蔑称が存在する。
僕は、妖怪というものをよく知らない。架空の物語のキャラクターなのだと思っていたからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:05:49
1026文字
会話率:31%
戦国時代、最強の陰陽師であった天音は、巨大な妖怪・鬼蜘蛛との戦いで命を落とすが、その魂は未来へ転生することになる。202X年、天音は高校生の佐藤天音として現代に転生し、普通の生活を送りながらも次第に過去の記憶と陰陽師としての力を取り戻してい
く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 19:18:42
8755文字
会話率:14%
鬼のような角を持つ眉目秀麗な妖怪の青年・しずれはその日、待ちに待った花嫁・ふゆはを迎えに行くことにする。そんなしずれの正体はなんと鬼ではなく、まさかの大蜘蛛であった。
※不定期更新です
最終更新:2023-04-10 00:00:00
70707文字
会話率:50%
主君とその細君を惨殺した剣客・日影龍真は、妖怪退治のため人喰い鬼の出るという宿場町を訪れた。そこで龍真は鳳仙と名乗る九尾の狐と出会う。鳳仙は、龍真の胸に巣くう厭世の病を見透かし「貴方の在り方には瑕(きず)がある――」と嘯いた。
無常を肯
定する鳳仙の態度に興を惹かれた龍真は、彼女との同行を決意するが、都から鳳仙を連れ戻しにきた密使・月原麟之助が行く手を阻む。
龍真と麟之助。二人の剣客は、鳳仙と武士の矜恃をかけて衝突する。あと一撃で決着がつくという瞬間、かつて龍真が討った因縁の妖怪・土蜘蛛が現れて――。
晩秋の宿場町を舞台に、美しき妖怪と虚無を巡る若き剣客の物語。和風伝奇小説。
――――――――――
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構・フィクションです。
※登場する団体、地名、氏名その他に於いて万一符合する事があったとしても、それは創作上の偶然である事をお断りします。
※失敗作。詳細は活動日報をご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 13:20:29
79963文字
会話率:47%
時は大正、帝都東京。
夜闇に閃く白刃を振るうは異形の辻斬り。
辻斬りは人に身をやつした鬼を討伐せんとするが、そこに現れた男装の麗人にその凶刃を阻まれる。
男装の麗人――帝都で探偵を営む蜘蛛の変化、浄見一縷(きよみ・いちる)は仲間と
共に事件を追うが、それは文明開化によって深い闇へと追いやられたモノ達の復讐と、それに乗ずる欲深い人間の業が絡み合う難事件の始まりであった。
暗躍する欧州渡りの怪物、空を駆ける火の玉、それらを見つめるは狐面の女学生達。
帝都を舞台に、人と人ならざるものの欲望が交差する伝奇アクションがここに開幕する。
※カクヨム様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 23:15:52
95751文字
会話率:27%
浪人山瀬有吾は、江戸で化け物退治屋を営んでいた。
ある日、有吾のもとに「とよ」という名の少女が化け物退治の依頼にやってくる。
旅人を装い、化け物が住むという藪の中に建つ一軒家に一夜の宿を求める有吾。
粗末なあばら家に住んでいたのはみやぎと名
のる美しい女であり、有吾を客人としてもてなしてくれた。
みやぎに引き止められ、一日二日と世話になってしまう有吾は、化け物を退治することが出来るのか。
2019/9/18 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 21:00:00
81370文字
会話率:35%
地球を囲う蜘蛛の巣、電脳世界(デンノウガルズ)。その世界には、神々が見守る高天原(サーフェイスウェブ)、電子が住む葦原中国(ディープウェブ)、妖怪が巣食う黄泉国(ダークウェブ)の、三つの層に別れる。
あるとき、葦原中国(ディープウェ
ブ)を創った高天原の女神が、火の神を生んだ。赤子の肉体に纏わりつく火は、母を燃やし、殺した。赤子は、生まれながら溢れ出る火で母を殺したことを、赤子ながら自覚できなかった。女神の夫は、妻を燃やしながらも誕生した息子を憎み、剣で赤子を殺した。赤子の屍と魂は、高天原から消え、黄泉の国へ逝った。
我が誕生の火で母を殺害。父からの殺害。二つの不合理な生と死を知り、我が火を恨んだ。この世の誕生を憎んだ。生体の存在を妬んだ。我以外の生体の存在が許せなかった。
己から湧き出る憎悪の業火で、生きとし生ける妖怪や電子を焼き殺した。屍を糧に生きた。様々な生体の屍を食い、育つにつれ頭から角が生えた。同時に、火は蒼色が帯び、後に、彼は鬼と恐れられた。
高天原の神々は、鬼を完全に消去させるべく、裁きを企てた。裁きの雷は下され、鬼を圧した。
しかし、雷より神々への憎しみの方が勝り、逆に雷を飲み込んだ。鬼は、裁きの雷を食したことで、電気を鬼火に変える吸電鬼(きゅうでんき)と進化する。得た膨大な電気量は、鬼火を更に激化させ、鬼火は肉体を溶かし、鬼は新たな姿を見せる。鬼火の海から現れた鬼神は、高天原へ鬼炎を放ち、神々を返り討ちにさせた。
こうして吸電鬼は生き、黄泉国(ダークウェブ)の北東を中心に繁殖・繁栄し、集落を作った。電気を飲み込み鬼火に変える力を持つ吸電鬼一族は、禍魅羅かみらと呼ばれ、その勢力は黄泉国(ダークウェブ)の半分を占めるようになった。
それから幾億年。
一人の鬼 その少年は、正義の志と、とある者への復讐を胸に、黄泉国ダークウェブから葦原中国ディープウェブへ身を出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 10:00:00
33880文字
会話率:58%
何度も進化し魔王となり最強を目指していく物語。
前世では大勢の女性を食い散らかした経歴を持ち、女神より「女性の天敵」と指摘されるも、反省せず前世の経験を活かし異世界でも女を食い散らかします。
・最強の魔王軍を創設すべく勇者・聖女・チート魔
物・悪魔等、強い個体をスカウトして戦力にしていきます
・主人公は基本優しいですが、女性関係になると鬼畜です
・ルシファー、サタン、ベルゼブブ等の悪魔や、ぬらりひょん・牛鬼・大蜘蛛等の妖怪も登場させます。
・召喚獣としてバハムート、ディアボロス、リヴァイアサン等を登場させます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 21:48:50
122439文字
会話率:33%
桜庭陽菜は鬼の名家に生まれた少女。義妹として一緒に暮らしていたこれまた鬼の憂季と共に妖怪たちの集う高階学園に入学する。
そこには人間に打ち勝つために集まった妖弧やら猫又やら蜘蛛女やら吸血鬼やらが集まっていて…?
桜庭陽菜
鬼 後方支援
科一年生
家のために高階学園に入学する。名家の一人娘だったが戦闘の才能はない。
金糸の髪に櫻色のリボンでツインハーフアップにしている。
花緑青憂季
鬼 戦闘科一年生
ちいさなからだと黒髪が特徴。
陽菜のため、虐げられる妖怪を助けるために入学する。
弓槻朱々音
妖弧 後方支援科二年生
陽菜の所属する小隊の隊長。ふさふさの尻尾とミルクティ色の耳がチャームポイント。曰く『変な京都弁』を使う
旅叉黒夜、純白
猫又の兄妹 戦闘科、後方支援科一年生
猫耳と尻尾が愛らしい陽菜のクラスメイト。妹の純白は意図的に喋ることのできない呪いにかかっていて兄の黒夜はそれをどうにかするために入学する。
弓削葵
??? 戦闘科二年生
陽菜たち一年によく絡んでくるボンキュッボンなおねえさん。一人遊撃部隊。黒タイツが魅力的。
灰ヶ崎深夜
??? 戦闘科一年生
美形な不良。入学式初日からネクタイはしないわシャツは着崩すわで目をつけられるが優秀なやつ。
神代桃華
蜘蛛女 後方支援科一年生
陽菜のクラスメイト。桃色のうちまきボブが似合う女の子。
更新はゆっくり目です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 01:30:14
23312文字
会話率:62%
時は平安、頃は秋。紅葉狩りの帰路、武将・源頼光(みなもとよりみつ)と渡辺綱(わたなべつな)は、空飛ぶドクロの怪異を目撃する。ドクロを追跡したふたりの武士(もののふ)が目撃したものとは――?
重要文化財『土蜘蛛草紙絵巻』(東京国立博物館所
蔵)を元に、平安時代中期の武将・源頼光と渡辺綱の土蜘蛛退治を大胆にアレンジした痛快娯楽短編。【伝奇小説・時代小説】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 02:26:05
20444文字
会話率:31%
幼い頃に両親を亡くし、祖父源蔵のもとで育てられてきた渡辺一馬は普通の、でもちょっと不思議な力を持った高校生。
というのも人に化けた妖怪や姿を隠した物の怪を見ることが出来るのだ。
手のひらサイズの管狐や河童と人間のハーフである親友ヨシ達
とそれなりに楽しい高校生活をしていたある日の帰り道、朱雀の使いだという火雷神(ホノイカヅチノカミ)によって瑞穂の国へ飛ばされてしまう。
そこは日本の神話世界に似た、人間と共に八百万(やおよろず)の神々や物の怪たちが住む国だった――
ちょっと不思議な力を持った、でも普通の高校生が古代日本に似た「瑞穂の国」へ連れて行かれて草薙の剣を手に仲間たちとお姫様を救い出す物語。
手のひらサイズのおしゃべりキツネに鬼のお姫様、土蜘蛛、四神の朱雀に火雷神と八百万の神々や物の怪たちが登場する古代史&神話ロマン溢れる剣と魔法の冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 22:21:01
118985文字
会話率:49%
賀茂光栄は当代随一の陰陽師賀茂保憲の嫡男として生まれた。
長月のある夜、父保憲に伴われて貴族の館で方違えや物忌みの儀式とその手ほどきを行って帰る時、神泉苑のそばで月明かりの中、牛車の中に美しい姫の姿を垣間見て心をときめかした。
一、二か
月後の神無月、十六夜の月の美しい夜、下人、蜘蛛丸を伴って京の都をそぞろ歩いていた光栄は、生温かい風に惹かれるように神泉苑までやって来た時、物々しいいでたちの武士の一団、検非違使庁の役人に囲まれた。
その一団の長である源満仲によると、彼らは間もなくそこにやって来る物の怪を退治するためにその場にいるとのことであった。
しかし、そこにやって来たのはあの長月の夜出会った美しい姫の乗った牛車であった。
武士達はその場を通り過ぎようとする牛車に対して戦いを挑むが、ことごとく跳ね飛ばされる。武士団の長、源満仲も通り過ぎる牛車を討とうとして倒れた。
光栄は、源満仲の命を陰陽道の術で蘇生させたが、満仲は、近くの屋敷の生け垣の後ろに隠れ、姿を見せない中将様と呼ばれる「雇い主」らしき者から事態の首尾を激しく叱責される。
光栄は、源満仲とその兵士、得体のしれない「中将」と呼ばれる者たちを後に残し、牛車の跡を追ってその場を離れた。
牛車の残像とその轍の跡から、牛車が鴨川の流れのほうへ降りて行ったことを確信した光栄は、荒涼とした薄の穂の茂る四条河原に分け入って行き、そこで、鬼の姿をした妖怪と出会うのである。
かくして、賀茂光栄は陰陽の術の持てる全てを駆使しながら事態を打開し姫を助けるための戦いを繰り広げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 13:34:56
121919文字
会話率:31%
眠太郎シリーズ
成人したエリート退魔師バイガンは、狐の女王の依頼を受けて「紅い蜘蛛」を討伐することになるが・・・
最終更新:2013-02-02 11:00:00
34392文字
会話率:21%
聖なる夜、クリスマスイブ。朝から雪が降り積もり、ロマンチックに拍車をかけたその日、鬼堂紅哉は徒牧桃菜との初デートに臨む。しかし胡散臭い老人に捕まって、目が覚めると……女の子になっていた!?
元に戻る方法はひとつ。妖怪の未来を救うこと!
紅哉は元に戻れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-26 19:10:54
33960文字
会話率:64%