この世界では、竜人や獣人、エルフやドワーフなどの亜人族と人族が共存して暮らしているの。私が住んでるぜシール王国もそう。
といっても、同じ町や王都に住んでいるだけで、居住区は別々。それは、人族と亜人族を護るために必要なことなの。
亜人族
には番が存在するからね。
昔は、平気で人族を拉致して番にしていたって話よ。怖いよね。今は、そんなことしたら法律で罰せられるから安心だけど。
でも、年に一度、合法的に拉致できる日があるの。
それが、愛の女神レシーナ様の生誕の日――
亜人族と人族の居住区の境にある中央区で行われる、神聖な儀式。
番を求める亜人族と年頃の人族が集まるの。結構な人数だよ。簡単に言えば、集団お見合いかな。選ばれれば、一生、優雅な暮らしがおくれるからね、皆気合い入りまくってる。私は興味ないけど。
この日ばかりは、食堂はお休み。これ幸いと店を大掃除していたら、ドアをノックする音が。激しくなく、普通だったから、ついドアを開けてしまった、おマヌケな私。
するとそこには、亜人族の男が片膝を付いて、私に女神が愛する白百合の花を捧げていた。
「やっと出会えた……私の運命の番。さぁ、私たちの屋敷に一緒に帰ろう」
たった六歳の少女に求婚してきたのは、狼獣人の白銀の守護者様。
その日から、選択を間違えれば即監禁というデスゲームが始まった。
なんとしても、絶対、回避するわよ!! だって、私には夢があるんだから!!
〈この作品はアルファポリスにも掲載しています〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 09:01:33
56834文字
会話率:34%
ルミエール王国の第二王女エリスは、前世の記憶を持つ転生者でありながら、恋愛経験ゼロの18歳。
過保護な義兄ニールのせいで良縁に恵まれず悩む中、隣国オルシアの第二王子アルトとのお見合いが密かに進められる。
義兄の妨害を乗り越え、条約の調印式な
どの行事を通じてアルトとの絆を深めるエリス。
そんな中、二人は互いに「似た者同士」である事に気付く。
果たして二人は、義兄の妨害を超えて結婚できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:00:00
20626文字
会話率:48%
もうすぐパーティランクが上がるフリーデの思い出話。パーティメンバーは誰なのか、どう出会ったのか。冒険要素無し。恋愛要素は少し。人生初お見合いから始まるバタフライエフェクト的なお話。
最終更新:2025-06-05 12:14:51
8854文字
会話率:25%
私、フランシス・マーズベリー伯爵令嬢は、三十一歳になって、ようやく名門公爵家のご令息ウイリアム・マロリーとの婚約に漕ぎ着けた。
お見合いから始まる恋愛もあるはず。
結婚してから、ゆっくりと恋心を育んでいきたい、と思っていた。
それなのに、結
婚間近になって、いきなり彼から、派手な〈後出し暴露〉を喰らってしまった。
いわくーー。
・十五歳までの女の子じゃないと好きになれない。
・何匹も大きなヘビを飼っている。だから、餌のネズミを繁殖させるのが趣味。
・甘いものばかり食べてきたので、虫歯になって、今では総入れ歯。
・病で薬が手離せず、おまけに肝心なモノも不能で、子宝が望めない。
・学園も卒業していないし、従軍経歴も詐称。
・妾腹だから、公爵家を継ぐことは出来ないーー。
次から次へと明かされる衝撃の事実に、淡い恋心も一気に冷めてしまった。
こうなれば、相手から婚約破棄してもらわなくては、私が不幸になってしまう!?
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:10:00
11748文字
会話率:11%
運命の番(つがい)との出会いに憧れる、犬獣人で王宮魔導士のミルカ。
番探しのお見合いにも何度も参加し、犬族らしく鼻も利くはずなのに――
いくら探しても、番様は見つからない。
そんなある日の王宮の夜会。
ふと、甘く魅惑的な香りが鼻をかすめる
。……間違いない、これは番の匂い!
香りを頼りにたどり着いた先にいたのは、留学から帰国したばかりのエリート魔導士、猫獣人のカイ。
彼こそが、私の運命の番――!
……と思った矢先。
「番が運命だなんて、ばかばかしい。あんなのは、心の繋がりを無視した、性欲まみれの本能的行動さ。仮にも“番”なんて言って、犬獣人でも現れたら反吐が出るね。」
と、カイが友人たちに熱く語っているところに遭遇してしまった!
番様は、まさかの反番主義者!? しかも犬獣人も嫌い!?
ショックを受けたミルカは、その夜、生涯独身を誓うのだったが―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 20:40:00
10058文字
会話率:50%
薬種問屋の娘・八重はお見合い連敗中。そんな彼女に声を掛けてきたのは………
最終更新:2025-05-30 19:31:30
5752文字
会話率:48%
幼い頃から病弱だったミルカ。外出もまともにできず、家の中に引きこもってばかり。それでもミルカは幸せだった。家族が、使用人たちがいつもミルカの側にいてくれたから。ミルカを愛してくれたから。それだけで十分――なわけないでしょう。お姉様はずるい。
健康な体を持っているだけではなく、自由に外出できるんだから。その上、意地悪。だから、奪ったのよ。ずるいお姉様から全てを。当然でしょう。私は『特別な存在』で、『幸せが約束されたお姫様』なんだから。両親からの愛も、次期当主の地位も、王子様も全て私のもの。お姉様の見合い相手が私に夢中になるのも仕方ないことなの。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※誤字脱字報告歓迎。
※4/23日間総合ランキング1位感謝!の『病弱な妹と私のお見合い顛末』のミルカ(妹)視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 19:00:00
10156文字
会話率:50%
病弱な妹は昔から私のモノを欲しがった。それが物でも、人でも、形ないものでも。だから、この結末は予想できていたのだ。私のお見合い相手の腕に抱かれた妹。彼は私ではなく、妹を選んだのだという。
妹は「お姉様。こんな結果になってしまって……本当にご
めんなさい」と言った。優越感を滲ませながら。
この場にいる皆は二人の婚姻を喜んでいる。ただ一人を除いて。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:17:33
10545文字
会話率:51%
「もう、お見合いなんてこりごり!」
剛腕令嬢イレイア・マーロッドは、辺境伯家に生まれた元Sランク冒険者。
貴族の体裁のためにイヤイヤ始めた婚活も、帝都の貴族たちにバカにされ続けてとうとう限界に。
だが彼女は怒りの中で気づく――「こんなヤツら
に、うちの領地を渡してたまるか!」
貧乏・魔物だらけ・砂漠だらけの辺境領? むしろチャンスよ!
魔物を倒してテイムし、交易路を開き、経済を動かす――
剛腕すぎる令嬢が拳と知恵で切り開く、最強の領地改革ファンタジー!
恋より領地! 愛より経営! 婚活引退、全力開発!
「見てなさい、このド田舎を――帝国一の黄金都市に変えてみせるわ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 18:08:16
10048文字
会話率:42%
高校時代の彼女の裏切りを引きずり、彼女もできず、独り身のまま12年が経過してしまった俺、石藤良二(29)
気付けば社会は、加速する少子化対策の為、収入要件を満たすものは一夫多妻制が認められるように変化していた。
親に勧められ、見合いをし
ようとするも、2回連続で、お見合い相手を一夫多妻制を導入したリア充イケメンに持って行かれ、
破談もしくはお見合い自体がキャンセルに…。
もはや、結婚を諦めかけていた時に、なんと10才年下の社長令嬢との縁談が持ち上がり…?!
※カクヨムサイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 12:00:00
301556文字
会話率:47%
クラウディアは魔導マニアの子爵令嬢。
古馴染みのおじいさんから譲り受けた古代遺跡近くの町で、今日も元気に魔道具店を営業中!
古代文明の失われた魔術で、古参の常連客や町の人々と、トラブル解決に奔走します!
お見合い? 結婚? 知ったこ
とかーっ!
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掲載:小説家になろう/カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 22:00:00
102657文字
会話率:33%
「セバスチャン! わたくし、結婚いたしますわ!」
かつて社交界の華と謳われた公爵令嬢エリザベスは、断罪からの婚約破棄を経て、王都から離れた静かな屋敷で穏やかな日々を送っていた。
派手な人生はもうこりごり。次に求めるのは、心安らぐ「普
通」の結婚相手だけ――そう決意した彼女。
忠実な家令セバスチャンの協力のもと、続々とエリザベスのもとに届けられる釣書。しかし、彼女がお見合いに臨む相手は、なぜか一筋縄ではいかない殿方ばかりで……?
「普通」を求めているだけなのに、どうしてこうなるの!? 元「悪役」令嬢のプライドと経験をもってしても、一癖も二癖もあるお見合い相手たちの言動に、エリザベスのツッコミは止まらない!
果たしてエリザベスは、理想の「普通の人」を見つけ、心穏やかな幸せを掴むことができるのか!?
……的な異世界婚活ラブコメ。お楽しみいただけたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:00:00
54600文字
会話率:33%
前世では35歳で事故死した(と思う)私は、創造主とやらに口説かれて転生する事になりました。創造主とやらが創った世界に。
口説かれ内容はーー
ぶっちゃけて言えば。
昔言われていた旧き良き時代の「お見合いババァ」を務める事、だった。
めんど
くさい。
瞬時に断った私に、細かな条件が付けられた。なんでも達成条件をクリアすると、お願い事を叶えてくれるーー。
そんな条件に心惹かれて、渋々引き受けてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
110549文字
会話率:45%
ご都合主義。ゆるふわ設定。
脇役に拙作【転生をお願いされてお見合いババァを命じられました〜え、めんどくさい〜】の主役であるシスティアーナ(ターナ)が出てきます。
【あらすじ】
幼馴染の婚約者から婚約破棄を申し出られたキアラ。彼女は予感が
あったので素直に受け入れたが、父の姉である伯母から婚約破棄は恥だと叱られる母を見て、次の相手を探すことを決意する。
王城に勤務しているから給金はそれなりにもらっているし、元々結婚願望は強くないキアラ。
そもそもの話。
寿命が三百歳前後なので、皆が結婚に対してのんびりと考えている。
キアラが元婚約者と婚約していたのは父親同士が友人で、何となくで結ばれた婚約だっただけ。伯母は物言いがキツイがキアラを心配していることは分かっていた。
ただ分かっていることと、気持ちは別であり。
キアラは母が伯母に叱られているのを見て申し訳ない気持ちに陥り、婚約者を見つけて心配する母と伯母に安心してもらおう、と考えていた。
そこで侍女仲間から聞いた婚活とやらをしてみることに決めたのである。
とある公爵令嬢が考えた結婚相手を探す活動。略して婚活と言うらしいものに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 18:00:00
81156文字
会話率:37%
私、エルミア・アズルウッドは、世界樹の麓に広がる美しいエルフの王国の姫である。
突如として前世の記憶が蘇った私は驚愕し、決意を固めた。
「前世では恋愛もろくにできなかったのに、政略結婚だなんてヤダッ!ヤダッ!」
第二の人生だ!と喜んだの
もつかの間、私の周りには縁談話の嵐が吹き荒れていた。
まだ独身ライフを満喫したい私の「お見合い逃走劇」が始まる──
毎日届く山盛りの求婚状。
ドワーフからの手紙には岩が添えられ、ヴァンパイアからは血の一滴つき。
ハーピーは風に乗せて求愛の歌を届け、ドラゴンは炎の文字で愛を誓う。
人間の王子は普通の手紙で拍子抜け。
そうして縁談を断り続けている内に、気付いてしまう。
この世界は狂っているという事を───
そして、私のお見合いの成否次第で世界が滅んでしまうという事を───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 18:49:53
183831文字
会話率:34%
主人公、佐世保桜の幼少期の願いを叶えに来た、ローマ神アポロとオウィディウス。お見合いを断るための小芝居を劇団の友人である関門朝風に依頼され、恋人のフリをして彼の両親と会食に出向く。
そこでさらに彼の母には、家の会合で朝風の妻のフリをして
欲しいと依頼される。「劇中劇中劇」という聞いたこともない場面に遭遇した桜。そこに結婚のことなど知らない親戚と父親が乱入、テレパシーやサイコキネシスを使ってなんとか桜を助けるローマの神々。ドタバタをしながらも朝風が彼女にとって最良の伴侶となることが証明されるSF演劇コメディの始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:24:43
59841文字
会話率:32%
演劇を観に行くと必ずお見合い相手に断られてしまう令嬢
もうふられ続けて今回で7回目。
「「どうしてお見合いが上手く行かないんだろう」」
声が重なり横を見れば同じようにお見合いが上手く行かない令息がいた。
「あの、お話伺ってもいいですか?」
そんな二人のラブストーリー?です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 16:08:17
6233文字
会話率:44%
伯爵家の一人娘イレーネは両親から近い内に婚約前提のお見合いを取り付けると言われる。しかし、イレーネはお見合いなんて絶対嫌だという思いからお見合いを阻止するべく、とある行動に出るが。
最終更新:2025-05-01 17:29:37
12382文字
会話率:61%
長女のエレオノーラが目覚めさせられると表に騎士が回れ右をしようとしていた。声をかけると振り向いてエレオノーラを担いで邸宅へ戻る。
スヴェンという騎士の闇の存在を知らされた姫は自分では不可能だと思い込みお見合い相手を探す始末。スヴェンはエレ
オノーラを溺愛しているのに気づかないエレオノーラ。
またも魔術のせいで声が筒抜け。
しつこくスヴェンにアタックされるが、凝らせ恋でなかなか成就しない。
すれ違い恋は難しい。この恋は果たして成就するのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 16:35:03
41833文字
会話率:63%
大陸中央煌国。
うちは貧乏なので16歳で嫁に行けと言われている。そして明後日16歳。つまり私は近いうちに誰かの嫁になる。
誰だろう? 長屋の年頃の男性? と思っていたのに衝撃的な結婚お申し込みが来た。
上級公務員の家系、卿家の跡取り息子か
らの結婚お申し込み。
竹細工職人の3女、貧乏長屋娘には2度とない幸運な縁談。両親は結婚お申し込みの日に、よろしくお願いしますと頭を下げた。
ぼんやり、覇気がない、もたもたした娘だから誰も嫁にもらってくれなそうと困っていたらしいのに、無事にお嫁に行けることになった。
お相手は卿家跡取り息子ロイ・ルーベル。
そろそろ結婚しようと考えたので、そろそろ嫁に行く娘を探し、さらにその中でルーベル家の求める条件に合う娘を選んだという。
条件は家事一切を任せられること。手足の悪い義母の世話を出来ること。健康なこと。跡取り息子を産めそうな娘。子が産めない場合に養子をもらうことが出来る家であること。
母は6人の子を産んだ。娘は5人。私も子が出来やすいだろうし、子が出来なくても姉や妹達の誰かしらから養子をもらえるだろう、と言われた。
結婚お申し込みでは美しい簪を贈られ、結納用の着物一式を贈られ、指定された花嫁授業後には花嫁道具一式も贈られた。
簪以外は本来嫁側が用意するものらしいのに全て相手持ち。
身分差があり、うちは得しかないという不思議な縁談。
こうして、私リルは苗字のない平民から卿家ルーベル家の嫁になった。
☆★
とにかく「リル」が良い。どちらかというと無口な息子が、祖父母にも父親にも自分にも逆らったことのない息子が、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、こう言った。
「他の娘なら、誰も嫁にもらいません。母上が家を守り続けて下さい」
体の悪い母親に一生働けとは恐ろしい脅迫文句を思いついたものだ。なぜ卿家の嫁が貧乏長屋の馬の骨なのか……。
【15Rは念の為です。山も大したオチもなく、ライバルの登場もなし。主人公が幸せな生活を送っていきます。ほのぼの暇つぶし系恋愛話として書きました。30話くらいで終わる予定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 12:25:23
2202074文字
会話率:49%
恋愛文学のような恋物語が自分にも訪れないかな、という憧れはあるけど姉と同じく親が探した相手とお見合いをして優しい人とゆっくり親しくなって夫婦になれたら嬉しい。
親と決められた相手と結婚するのは古い時代の話で私も選んだり悩む権利がある時代なの
で、地味娘にも優しくて穏やかで文学好きな方を望む。花が好きで私が生けた花を好んでくれる方だとなお嬉しい。
そういう方とお見合いになったら私はお洒落をして少しは美女に近づくように励む。
そのはずが、文学知識はなくて派手でお喋りで騒がしい男性が私に求愛してきた。
地味な私へ初めてお申し込みしてくれた男性はあまりにも意外な人物だった。
「ミユちゃん。すこぶる恥ずかしいのに好きだってきちんと言うたんだけど聞いてた? おお。真っ赤になった。あはは。かわゆい」
私が赤くなって面白いって笑ったってことはからかって楽しいという事。
これが噂の火消しの女遊び!
命の恩人に惚れるのなら分かるけど、助けて一目惚れするって意味不明だし遊び人の言葉は信じられない。
穏やかさを好む私と喧騒が当たり前そうな火消しは噛み合わないので私達の人生の交わりは点で終わるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:23:49
305869文字
会話率:59%
大陸中央煌国。この国の結婚は家と家との結び付き。
我が家は事業拡大を望むということで私は8歳の時によく分からないうちに結納。
婚約者を年々嫌いになっていったのでこのお見合い結婚はしたくない。絶望、と思っていたけど相手が子持ちになって跡取
り息子が欲しいから婚約破棄しますと告げられた。歓喜。
しかし紫電一閃。婚約破棄は私が男を作ったからということにすると父に告げられた。何かあったみたい。
家業のために私は破門隠居生活と決定。1人の未来と大多数の未来を天秤にかけたら家業を選ぶのは当たり前。
親は非情になるべきだし大嫌いな婚約者と交流させられ続けた恨みや嫌がらせを兼ねて遠方への家出を選択。
それから5年後、私に新たな紫電一閃が訪れた。初めての恋。今度はお見合い結婚したいです。
【15Rは創作国の風俗文化が出てくるためで描写はないです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 11:07:07
977023文字
会話率:52%
「また?」
「またです」
14歳の侯爵令嬢コンスタンスは、お見合いに連戦連敗していた。それも毎回「相手に別のいい人ができた」というオチ。
そのうち、恋に悩むカップルをくっつけて回ってしまったことで『当て馬令嬢』とまで呼ばれるように。
そし
てその影には、腹黒従者の過保護があることを薄々察していた……。
そもそも早く婿を見つけて、大人になったと認められたいのもこいつのせいなのに!
実は裏の稼業を持つ侯爵家の、次代の婿取りは一体どうなる?
めげないコンスタンスの婚活奮闘記。
※三章までは短編版とほぼ同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 23:31:52
74069文字
会話率:46%
【うさカフェ経営亜美さんのお見合い先は大会社の二代目で二代目姐っすか?】
◆白神亜美(しらかみ・あみ)は父から、野々川絆(ののかわ・きずな)は母からのお見合い話で料亭で顔を合わせると、中庭で絆から交際を申し込まれる。
話をしていると会った
ばかりのお互いに惹かれるところがあったようだ。
亜美の経営するうさカフェ日向(ひなた)に絆が訪れる。
絆の家へ行ってみると盛大に迎えられた。
絆は要人中の要人を警護する会社の二代目だった。
結婚するとうさカフェから離れなければならないのかと戸惑っていたが、様々なことがあり、野々川の方々の気持ちが分かる。
二代目を支えていけるひとに、亜美はなりたいと思う。
◆登場人物
◎白神亜美(しらかみ・あみ):女性、23歳。友重と日向の娘で、父と暮らす。順子の姉。
百瀬友重(ももせ・ともえ)→白神友重(しらかみ・ともえ)→離婚して百瀬:女性、47歳。亜美と順子の母。
白神日向(しらかみ・ひゅうが):男性、50歳。亜美と順子の父。
佐藤天海(さとう・あまみ):男性、23歳。うさカフェひなたの店長。
◎野々川絆(ののかわ・きずな):男性、22歳。千代子と仁の息子。
宇都宮千代子(うつのみや・ちよこ)→野々川千代子(ののかわ・ちよこ):女性、43歳。絆の母。
野々川仁(ののかわ・じん):男性、生きていれば50歳(死別)。絆の父。
鈴木菊之助(すずき・きくのすけ):男性、21歳。野々川組で絆のおつき。
西(にし):同族会社。
◆全六話。
◆毎時十七時三十分更新。
◆よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 17:30:00
10000文字
会話率:57%