剣術などの武術が盛んなエーデルタルト王国に魔術には優れていたが、武術が不得意な王太子がいた。
武を貴ぶ王は剣もロクに使えない王太子に諦めをつけ、王太子の弟を次期王に指名しようとする。
王は両者を戦わせ、勝った方を次期王にすると宣言した。
そ
して、御前試合は…………弟が勝った。
これにより、王太子であるロイドは王族から貴族に落とされ、辺境の地へ流されることになってしまった。
納得がいかないロイドはその夜、婚約者であるリーシャと共に見張り台から城を眺める。
2人は城を眺めながら敗北と悔しさを堪えながらも涙した……
「腹いせにぼやを起こす魔法をしかけてやったわ」
「奇遇ですね……わたくしもです」
「「ははは…………え?」」
ちょっとした火種も2つもあれば燃え上がり、王都に警鐘が鳴り響く。
ロイドとリーシャは王都を出ると、道中で再開した元同級生のマリアを巻き込んで他国に逃れることにした。
廃嫡王子と悪役令嬢と不幸な田舎令嬢の逃亡劇が始まった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 12:00:00
607404文字
会話率:55%
騎士バーナードは結婚祝いと称された呪具『愛封じの腕輪』を身に着けてしまい、妻となったアデラインを愛することができなくなってしまった。しかしアデラインもまたまじないの代償でバーナードに愛を告げることができなかったため、バーナードの苦境にピンと
来た。二人は解決法を模索していくが、意外な結末に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 08:02:51
5464文字
会話率:46%
ドアマットヒロインが、嫁いだ先で幸せになるお話。
あるいは血に濡れたヒーローが、ドアマットヒロインのおかげで心が救われるお話。
あるいはヒーローが、ヒロインへの恋心を自覚して告白したら両思いになったお話。
ヒロインを虐待したりそれを黙
認していた者にはちょっとだけざまぁあります。
アルファポリス様でも投稿しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 01:31:55
2406文字
会話率:40%
引退を目前に控えた74式戦車と乗員4名が突如として剣と魔法の世界へ転移してしまう。
途中女神からチートスキルを貰えるはずだったのに、戦車の中で気を失っていた為気が付かれず全てのチートスキルは戦車が持って転移してしまう。
結果何のスキルも
持たない自衛官4人と、新品同様に蘇ったスキル持ちの74式戦車が元の世界へ帰る為、SDFP(自衛隊ポイント)を100万P貯める為、人助けをしつつ異世界を旅する。ポイントは人道支援で獲得!
貯めたポイントを消費して74式や乗員の装備を取り寄せる事もできるぞ!(似た様な設定を聞いた事がある?奇遇だな、私もだ!だがエルフを狩ったりはしない)
多くの人々を救い、時には戦い、時には逃走する!
コメディ要素多めで語られる自衛隊員達の物語。
(表現は伝わりやすい様に言い回しを調整しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 11:43:26
4355文字
会話率:38%
ある日、婚約者が沈痛な面持ちで口を開いた。
「すまない。実は、他に好きな人がいるんだ」
「あら奇遇ね。私もよ」
「え?」
これは、泥沼になりそうでならなかった男女の話である。
最終更新:2025-01-10 20:50:00
7788文字
会話率:60%
「そろそろシのうと思うんだ」
奇遇だな、俺もだ。
「そうかい。ならば心中といこう」
いいだろう。
最終更新:2024-12-29 08:42:31
8445文字
会話率:54%
「奇遇なエイプリルフール」と呼ばれる隕石落下事件が人類にもたらしたワープ技術は、怪生物ワプスターの出現により封印された。同時に世間は、それを討伐する魔法少女「特権者(フランチャイズ)」の出現に沸く。ごく普通の高校生の女の子・鏡花はある日、ひ
ょんな事から宇宙の妖精と契約、魔法少女の一人として、ワプスターを送り込む闇の軍団ディザイアスとの戦いに身を投じる事に……?
(旧投稿期間2023年10月22日~26日、11月13日~12月14日、2024年1月14日~6月29日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 21:36:58
823309文字
会話率:47%
深宇宙を旅する〈ハンザ艦隊〉所属の〈探査艦ベルゲン〉は、突如として謎の勢力〈見えざる者〉からの襲撃を受ける。
格闘術に長けた新人警備員メランは、〈見えざる者〉との戦闘で瀕死の重傷を負いつつも辛くも生還。
敵が所持していた〈謎のデバイス〉の
奪取にも成功し、逃走を図るメランであったが、孤立した艦内の端で遂に意識を失ってしまう。
一方、商業区画では、他の艦から体験学習ツアーで訪れていた子供たち十五人が取り残されていた。
彼ら彼女らは崩壊寸前のベルゲンから脱出を果たすことができるのか?
さらに彼らのもとには、メランを捜索しに現れた〈見えざる者〉の工作員と見られる謎の少年の姿が……。
ワープ航法技術が確立した遥かな未来。多数の異星系種族(エイリアン)たちが寄り添い暮らす〈探査船団社会〉を舞台に繰り広げられるアクションサスペンス劇。
メランと子供たちの命運や如何に⁉ 謎の敵〈見えざる者〉の正体や狙いは?
それぞれの運命は見えざる渦を巻いて、やがて全宇宙へと広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 23:20:00
457598文字
会話率:28%
突然のリストラで再就職を余儀なくされる青年が、奇遇な運命に流されながらも、とある高齢者施設で様々な人々との交流を通じて共に困難を乗り越え、人間として成長していく物語。
最終更新:2024-03-08 09:57:26
50567文字
会話率:56%
男性が苦難の経験からこの世界を激しく憎むようになりますが、見知らぬ男性の手を勇敢に救った見知らぬ女性は殺され、異世界に転生します。新たな苦難の経験が始まりますが、同時に素晴らしい体験でもあります。
最終更新:2024-01-22 13:50:09
29105文字
会話率:0%
グログラーム王国の唯一の聖女、ヴィヴィアン・ラームシルドは王太子の婚約者として忙しい日々を送っていた。
元平民ということもあり、肩身の狭い思いをしていたが、大好きな婚約ジェラールと親友の公爵令嬢、ベルナデットがいたから頑張れた。
「計画通り
、ヴィヴィアンを消すことができた。これで全てが白紙に戻るはずだ」
「馬鹿女を騙せて面白かったわ」
ヴィヴィアンはアンデッドに襲われた二人を守って命を落とした……と思いきや『裏の顔』を目の当たりにする。本当はジェラールとベルナデットに騙されて殺されたことに気づいてしまう。
「僕がお前を愛しているわけがないだろうが。僕は昔からずっとベルナデットだけを愛している」
「クソ女からわたくしのものを全て取り返してやったわ!ああ長かった……この国に〝聖女〟なんていらないのよ」
「ヴィヴィアン・ラームシルドを死の森に捨てろ」
アンデッドが住む死の森と呼ばれ恐れられる場所でヴィヴィアンを救ってくれたのは『冥王』と呼ばれる怖いくらいに美しい男性、サミュエルだった。
「お前はアンデッドになったんだ」
「…………へ?」
ヴィヴィアンが死の森で暮らすうちに様々なことが明らかになっていく。
不思議な黒猫の謎、サミュエルの正体、ヴィヴィアンの事故死した両親……複雑に絡み合うそれぞれの物語の結末は!?
「ウフフ、わたしはあの人達に復讐したいのです」
「ほう……奇遇だな。俺もあの国の王族に恨みがある。協力しよう」
最期にベルナデットとジェラールを追い詰めるのは恐怖か絶望か……。
「わたしはあなたを許さないわ。絶対に」
(アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェ掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:11:30
110377文字
会話率:31%
王命のもと公爵家に嫁いだ伯爵令嬢ユーリアは、初夜に公爵から「お前を愛することはない」と告げられる。公爵には華やかな愛人がおり、地味なユーリアは自分に相応しくないという考えだった。
「困りましたわね? 子作りは王命ですのに。まあ、子どもは今日
明日に出来るものではありませんから」悠然と構えるユーリアだが、彼女は彼女で、公爵に触れられたくない理由があった。公爵有責での離婚を目指し、人生を賭けたユーリアの大芝居がいま始まる──。
※今回は"ほっこり"無しです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 07:01:34
6097文字
会話率:24%
エリスは幼い頃にお母さんをなくした逞しい女の子だ。継母にも連れ子にも負けないわ。優しいトーマス爺もいるし何より亡くなったお母様から受け継いだ、「そんなの無ければ作ればいいじゃない」魂がある。
そんな私に公爵家から婚約を打診されて来た。デビュ
タントなんてしてなかったし、一体どこから私の話を聞いたんだろう?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-21 13:34:21
69128文字
会話率:13%
【pixivより転載】
私としては、ここpixivでは珍しく「非18禁」の短編です。
舞台は江戸時代です。
タイトルどおり、アソコが「馬並み」(!)のお侍さんが主人公なので、モロに性的なストーリーではありますが、直接的な官能描写や
官能表現は「一切」ありません。
このお話は江戸時代の南町奉行、根岸 鎮衛(1737-1815)が書き記した「耳嚢」(みみぶくろ)の巻之一「異物亦(また)奇遇あること」という短い記述をベースにしています。
個人的に江戸時代が好きで、よく当時書かれたものを読んでいるのですが、ダントツに面白いのが、下級旗本(町人という説も!)から驚異的な出世を遂げ、勘定奉行から南町奉行までを歴任した根岸 鎮衛(ねぎし やすもり)が江戸の事件、噂話、珍談、奇談、猥談から怪談にいたるまでを、30年以上に渡って書き溜めた「耳嚢」でしょう。
岩波文庫から全三巻で注釈付きの良書が出ているので江戸時代の入門書としても最適です。
耳嚢の中には、今回ベースにした並外れた巨根の男性のエピソードの類話が数話あったように記憶しています。
約七千文字のハッピーエンドの短編、お気軽にお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:45:36
7786文字
会話率:31%
蒼が町の中を歩いていると、突然声をかけられた。
「あのー、すみません」
若くて明るい女性の声だった。
何やら、道に迷ったみたいだ。それでたまたま近くに居た蒼に助けを求めた。
蒼は快く目的地までの道案内を引く受ける。
そして彼女は葵
と名乗った。
奇遇にも、同じ名前だ。
そして目的地に着くと、葵は感謝を述べる。
目的を果たした蒼は挨拶をしてその場を離れようとする。
しかし葵はお礼がしたいと、近くのタコ焼き屋でタコ焼きをおごってくれた。
そして一緒にタコ焼きを食べる流れになったけど、何か彼女の様子がおかしい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 06:55:21
3648文字
会話率:37%
「釣れますか?」
「ええ、デカい当りが……」
「奇遇ですな、こっちもですよ」
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2022-10-12 15:08:47
1151文字
会話率:30%
領主に追放を言い渡された俺は、幼馴染のニアに最後の挨拶をする。
ニアの傍に座った俺は、彼女の横顔をちらりと見た。俺は彼女の横顔が好きだ。長いまつげ、少し吊り上がった目に高い鼻。要するにそう、ニアは美人なのだ。好きなのはもちろん見た目だけ
じゃないぜ。性格だってそうだ。優しくて、男勝りだけど可愛らしいところもあって、いや、これ以上は辞めておこう。
「ねえ、話があるんだ」と俺は言った。
「あら奇遇ね。私もあなたに話があるの」ニアはそう言って俺の顔をじっと見つめた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 15:23:12
56938文字
会話率:21%
侯爵家次男ルークは、婚約者である公爵家令嬢エミリアに向かってこう言った。
「いきなりで悪いが、エミリア……僕は君との婚約を破棄したいと思っている」
一方のエミリアは平然とこう返した。
「奇遇ですわね。わたくしも貴方との婚約を破棄したい
と思っていましたの」
ルークにもエミリアにも、目の前にいる婚約者とは別に想い人がいる。
だから二人して婚約破棄を望んでいるわけだが、二人して自分が婚約破棄される側に回ることは断固として拒否していた。
「どうやら君は、僕が手ずから婚約を破棄するにふさわしい相手のようだな」
「貴方こそ、わたくし自らが婚約を破棄するにふさわしい相手のようですわね」
そうして二人は、互いの想い人が出席する社交パーティを決戦の場に選んだ。
パーティの場で、どちらが先に婚約破棄を発表し、想い人との婚約をこぎつけることができるか……仁義なき婚約破棄(たたかい)が、今まさに始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 09:00:00
4521文字
会話率:41%
貴方が死んでから、一周忌とちょっと経ったよ。
あの子が保育園に入る事になったよ。今日は、それの報告。
それにしても、奇遇だよね。結婚記念日が、娘の入学記念日なんて……。
貴方はそっちで元気? 私は……元気だよ。
キリンがお送りする初の短
編であり、同時に初めての完結作。
どうか、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 17:38:48
848文字
会話率:31%
元は空前絶後の修練の天才だったが、修練能力を失い、家族の中の恥辱となって笑われ、絶望に近い時に奇遇を得て修練を再開し、かつての廃物は修練を経て障害を乗り越え、千年誰も足を踏み入れなかった最強の境地に足を踏み入れた!
最終更新:2022-07-01 16:00:00
19437文字
会話率:16%