不慮の事故により死んでしまった天草里奈はどういう訳か百合恋愛ファンタジーRPGである『アルカディアストーリー』、通称アルストの世界に転生してしまっていた。
このゲームは彼女が生前よくプレイしていたゲームであり、里奈も最初はその世界に転生でき
たことを素直に喜んでいたのだが……ただ一つだけ、絶対に無視できない問題があることに気付いてしまう。
なんと里奈はアルストの主人公であり、過酷な運命を背負わされた勇者である「アルカ・ルーン」に転生してしまっていたのだ。
最悪なことに勇者はほぼ全てのエンドにおいて魔王ディアスとの戦いで戦死し、若くしてその命を失ってしまう存在だった。
それを知っていた彼女はこのままでは自分も同じように戦死の運命からは逃れられないのだろうと悟ってしまったのである。
せっかく憧れの世界に転生出来たのに、若くして戦死するなんて絶対に嫌だ……と、心の底からそう思った里奈はそこでふと勇者が戦死しないルートが一つだけ存在したことを思い出す。
それは通称「黒龍ルート」と呼ばれている隠しエンドであり、ミラと言う黒龍の少女と勇者アルカが結ばれるエンドだ。
こうして一筋の希望を見つけた里奈は、戦死エンドから逃れるべく黒龍の少女ミラと添い遂げるための冒険に出た……はずなのだが、冒険者として活動するために王都へと向かった里奈はあろうことかその道中でミラと出会ってしまった。
ゲームとは全く違う展開。そんな想定外の事態に遭遇した里奈は、この世界がアルストの世界でありつつもアルストそのものでは無いことを理解する。
そしてミラとの出会いを皮切りに、里奈はゲーム内には存在しなかった数々の事件に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 17:30:00
46041文字
会話率:27%
「不幸でいることは大変勿体ないことです! 人生は素晴らしく、世界は輝きで満ち溢れているというのに!」
百を超える会社から不採用を言い渡され絶望していた男――斎藤頼一の前に現れたのは、日本人離れした端正な顔立ちに、胡散臭い笑顔を張り付けた『詐
欺師』だった。その場の雰囲気に流され『詐欺師』のもとで働くことになったが、売りつける物は『何でも願いの叶う壺』、『未来が見える水晶』、『幸福になるお香』、『勝手に動く市松人形』……いや売れるわけがねえ! しかもたまに購入に来る客は、どいつもこいつも訳ありで……。
これは饒舌奇才変人詐欺が巻き起こす、奇妙で不謹慎な人助け(?)の物語。
第一話:『お金の咲く木の苗』の販売折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 21:01:44
24512文字
会話率:38%
本作は一部で読者選択肢式を採用しています。
校内で起きた不可能殺人を偶然にも解決した主人公(今志方時宗)が探偵に祭り上げられてから数か月。突如黒服の男に誘拐される。連れていかれた場所には、自身と同じく探偵として活躍している、十人の少年少女
が。そこで誘拐犯から告げられたのは、残り一人になるまでの殺し合い――ではなく、十年間捕まることなく殺人を繰り返す都市伝説級犯罪者『スフィア』を捕まえられるよう教育を施すとのことだった。そして始まる、名探偵を育むための監禁教育生活。異常な環境ながら、事実探偵としての教育を施される日々を享受していた彼らだったが、突如、仲間の一人が『スフィア』を模倣した殺人方法で殺される。いよいよ誘拐犯が本性を見せたのか、それとも仲間の中に『スフィア』が紛れているのか……疑心暗鬼と論理が飛び交う、名探偵の卵らによる探偵サバイバルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 18:00:00
141823文字
会話率:45%
大怪獣によって地上を蹂躙され、人類が地下で生きるようになった世界。怪獣を討伐し地上を奪還するために設立された『特務隊』では、怪獣との熾烈な殺し合いが続いていた。
怪獣討伐のヒントを得るため、過去に討伐した大怪獣『戦艦亀』の調査に派遣された一
団。順調に進んでいたように見えた調査は、一人の隊員の死によって崩壊を迎え――怪獣の存在する世紀末世界でのサバイバルミステリーここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 09:00:00
53965文字
会話率:49%
高校2年の春、山本亮悟は同じクラスの女子西河加那に恋をした。
だが西河加那は文武両道でありながら梟のことが大好きで人に恋をしたことがなく、一年の時振られる人が沢山いた。あの人気のあるサッカー部の先輩やクラスの人気者である野球部でさえも。山本
亮悟は同じクラスである少し陰キャな天草智春やイケメンの風間と自分の恋を実らせるために奮闘する恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 22:00:00
5696文字
会話率:75%
かつて私は最強のエスパーだった。しかし、裏切りに遭い、命を奪われた――それで終わるはずだったが、私は別の世界に転生した。
今の私は平凡な日本の高校生、天草アクマ。ただ、この世界は平凡な生活を許してくれる場所ではない。
貴族として生まれた者が
全てを手にし、平民はただ跪くしかない――それがこの世界の掟だ。そして、私は平民として生まれた。
だが、私は跪かない。魔法が無敵だと思っているのなら、見せてやる。エスパーの力が、それを凌駕することを――!
異世界での生存、力の衝突、そして貴族の支配に挑む逆転劇が今始まる! 驚きとスリルが詰まった新感覚の物語をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:50:25
51650文字
会話率:35%
幕末の長崎。出島の通詞・天草朔夜と丸山遊郭の遊女・花柘榴は、禁じられた信仰を守りながら、密かな愛を育んでいた。しかし、その愛の結実である胡蝶が生まれる直前、二人は信仰の露見により、永遠の別れを迎えることになる。
五十年の時を経て、天草で
静かに暮らす胡蝶の前に、一通の古い手記が姿を現す。それは処刑される直前の父が残した魂の記録と、母が遺した日記だった。受け継がれる祈り、導かれる出会い、そして養女・雪路との新たな絆。
月の光に照らされた古い数珠が、いま静かに語り始める。時代を超えて受け継がれる、祈りと魂の継承の物語。明治から大正へと移りゆく日本を背景に、新たな時代の光の中で、永遠の愛の記憶が今、よみがえる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 09:00:00
30259文字
会話率:37%
耳の話・№5―粗筋
今回は三組の家族達が登場します。大型観光バスと乗用車の正面衝突
から始まります。大型観光バスの運転手と乗用車運転の後期高齢者の
意見の食い違いに成ってしまいますが、お互いに相手を誹謗中傷する
事に執着して互
いに譲らず意見の対立が収まりません。そんな中大型
バス運転手の不適切行動があからさまに成ります。
その不適切行動が原因で正面衝突事故が起きてしまった事が発覚します。
乗客の白い三角デルタに見とれてブレーキを踏むのが遅く成って事故に
繋がりました。次の話では中年男性と若い女の子の不倫旅行で沖縄に
出掛けますが、帰りのジェット機が火災を起こしてしまいます。その
ジェット機には二匹のヨークシャーテリアが貨物室に入っています。
その男は二匹のヨーキーを助ける事を決意します。着陸と同時に搭乗口
のドアから飛び降りフォークリフトを奪って貨物室のドアを開けて、
二匹のヨークシャーテリアを助ける事に成功します。しかし空港構内の
ガードマンと警察官に見つかります。テロリストと間違われて悪徳警察
官に依り残虐な方法で射殺されてしまいます。厳しい検察の取り調べが
始まります。裁判所の法廷に証人として【天草院美輪】が登場します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 15:20:13
58042文字
会話率:25%
耳は生きている・粗筋・№2
今回の話は六組の家族が登場します。1話目・東堂家・石黒家・東堂家
五郎(父親)と石黒家の三女美玖がいつもの様に不倫旅行に出かけます
そんな二人が美ヶ原高原のホテルに四泊五日の不倫旅行を楽しみます
が
片手運転の末に交通事故を起こしてしまいます。遂に息を引き取ります。
残された家族達は、合同葬を決めますが、葬儀社が二人の遺体を取り
違えて搬送してしまいます。これを機に二つの家族は対立を深めていき
ます。臓器提供では意見の食い違いが起きてしまい、提供賛成・反対で
意見の対立に成ってしまいます。夫の不倫に激怒した妻は天草院美輪に
頼み夫東堂五郎の遺体の魂を抜き盗ります。
【次の話】黒田孝久(14歳)沼田香(16歳)は横断歩道を渡って
いる最中に2台の車にひき逃げされてしまいます。二人共に昏睡状態に
陥りますが、家族達の熱い願いのパワーの力で沼田香は目を覚まします。
しかし家族達の願いもむなしく、黒田孝久は目を覚ます事なく息を引き
とります。家族達の辛い思いを知った【天草院美輪】はハンドルを
握っていた二人の魂を抜き盗ります。黄泉の世界に連れ去ります。
【次の話】田代一恵と田辺真知子(シングルマザー)は会社の上司と
部下の関係。田代家では一恵として生活・田辺家では恵一として生活、
上司と部下の間で在りながら不倫関係を続けます。沖縄旅行にでかけ
夜の営みを楽しみ続けます。しかし、旅行から帰り高速道路を降りた
直前にトラックに追突されてしまいます。二人共に昏睡状態に陥り
ます。恵一は内臓破裂状態に成ってしまいます。真知子の臓器移植で
命は助かります。トラックを運転していた川渕玉三郎と玉三郎に麻薬を
売り捌いていた川元良一は、真知子阿修羅立像の激怒によって魂を抜き
取られ、黄泉の世界に五十億年間閉じ込められます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 16:04:38
54213文字
会話率:16%
耳の粗筋・№1―A
主人公・天草院美輪は【美里町ウエルダン追い炊き火葬場】勤務当然
の事ながら毎日の仕事は遺体を焼いて処理するのが仕事。入院患者
達は病院のベッドの上で息を引き取ります。遺体が自宅に搬送されます。
亡くな
った家族の耳は生きています。残った家族達は棺桶の周りで好き
勝手な行動・言動を始めます。棺桶の中で激度します。時空を超えた
伝言として天草院美輪に話しかけ家族に仕返しを託します。そして
魂を抜き取ります。次の話・亡くなった家族のタンスから年末ジャンボ
宝くじ1等10億円が出て来ました。棺桶の周りで10億の奪い合いが
始まります。10億円欲しさに性格が豹変します。天草院美輪に全てを
託して仕返しをします。魂を抜き盗られます。次の話・旦那が亡くなり
遺品整理で不倫が発覚します。妻は激怒して遺品の全てを燃やします。
棺桶の中の遺体は激怒して、天草院美輪に仕返しを託します。魂を抜き
盗ります。次の話・主に臓器提供の話です。交通事故で家族が息を引き
とります。臓器提供を巡ってすったもんだします。提供する・しないで
意見が分かれ、二転三転します、最終的にメディエーター制度を利用
して決着が着きます。がしかし残された家族の内一人が魂を抜き盗られ
ます。黄泉の世界へ連れて行かれる事に成ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 09:30:42
45118文字
会話率:15%
水戸光圀公の諸国漫遊には、この世の妖魔を退魔する目的があった。
天草助三郎と天草凛に出会う前のお話。
初代助三郎の佐々木助三郎、渥美角之進、そして水戸光圀公が日本にはびこる妖魔を討つ。
最終更新:2024-10-05 20:00:00
262403文字
会話率:40%
水戸光圀の諸国漫遊には、この世の妖魔を退魔する目的があった。一行の、渥美角之進、天草助三郎、そして少女の天草凛をお伴に、今回の旅は、大名と猿人の結びつきを暴くため丹波地方へと赴く。
道中での異形との闘い、異人との出会いを経て、丹波で光圀一
行を待つ者とは?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 20:00:00
35459文字
会話率:41%
春ーそれは出逢いの季節。
明治6年。人生の全てを勉学に注ぎ、齢(よわい)14にして天才になった少年 天草頼人(あまくさらいと)。
この先の人生14年間溜め込んだ知識でぐ〜たら生きてやると心に決めていた少年に留学の話が舞い込んできた。限界を迎
え、力尽きていた少年はとある湖畔で舞う鶯茶髪の少女と出会い、恋をする。
何でもそつなくこなしてきた彼が唯一、未経験で知り得ないもの。それが”恋”であった。
持つもの全てを尽くしても振り向かない彼女が放ったセリフそれが…
『留学言ってくれたら褒めてあげる。』
僕は彼女とのぐ〜たらのために勉学向上!留学への道を決意する!!!
そんな少年の決意からは想像もできない出逢いと別れ。人と妖の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 21:00:00
12409文字
会話率:53%
ある変哲の無い研究棟――『郷土研究室』には、まことしやかに囁かれる噂があった。そこには悪魔がたむろしており、同研究室顧問の天草太一教授は、悪魔と契約しているのではないか? と言う噂だ。事態の真相を確かめるべく、同大学の広報部の三人は、取材を
試みるのだが――本作は作者の別作品『コドクな彼女』と世界観を共有していますが、この作品だけでも楽しめるようになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 15:37:59
81992文字
会話率:62%
俺の家の隣に住む幼なじみ、【鏡 凪彩(かがみ なぎさ)】はかなり変わっている。
何がおかしいのか聞かれると、ひと言では表しにくいがとにかく〝変〟なのだ。漫画やアニメの見過ぎなのか、前世の話をよくしてくる幼なじみ。そんな話は、何故か俺にしかし
てこない。
*****
私は時々、変な夢をみる。
それは極寒の田舎の村で、周りから疎まれて暮らす日々の夢だ。そんな夢の話を、隣の家に住む幼なじみ、【天草 蛍火(あまくさ けいか)】によくしては不思議がられている。でも最後までちゃんと聞いてくれるし、バカにしたりもしない。とっても良い奴。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 12:00:00
18997文字
会話率:21%
「人」でありながら「神」の力を与えられた少年は何を思い、どう行動するのか。
『魔法』とは世界を創造した3人の神によって人間たちに与えられた力の名称。
かつて神々は人類がこの力を世界の発展の為に使うと信じていた。
しかし、実際は魔法を使用し
た戦争の連続。
世界に存在する多くの国が自国の利益のみを求め魔法を利用した結果、殺し殺されの連鎖は泥沼化していき神々は深く失望しある日こう告げた。
「神より与えられし崇高な力、『魔法』を争いの道具としか使えない能無しども。我々は貴様らを断罪する」
世界への宣戦布告とも取れるこの宣言通り、神々は世界に存在する全ての国に攻撃を開始する。
魔導士たちは神々との圧倒的な力の差に、そして神々が地上に放った『最悪の殺戮兵器』に為す術もなく次々と殺されていった。
そんな中、とある魔導士が立ち上がる。
彼女の言葉が今まで敵対していた国同士を団結させ、死力を尽くして戦い、多大なる犠牲を払った末に神々の撃退。
そして『最悪の殺戮兵器』の封印に成功する。
同時にそれは、長きに渡る世界中の戦争に終止符を打った瞬間でもあり、人々はようやく訪れた平穏に涙を流した。
しかしそれから数百年後。
打ち砕かれたに見えた神々の野望は一人の少年の人生を狂わせながら平和となった世界に再び牙を向ける。
これは、人生を狂わされながらも前を向き、出会った仲間たちと共に神々から世界を守る少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:00:00
99321文字
会話率:45%
原城跡や資料館を見学してふと思いつきました。
天草四郎って忍者だから水の上を歩けたんじゃないのか?
忍者だからカリスマ性を兼ね備えていたんじゃないのか?
それに原城に急遽籠城する事になったのに幕府軍を撃退することなんて出来るものなのかな?
もしかして初めから籠城するつもりでいて事前準備していたんじゃないのかな?
そう思って創作してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 12:12:26
126760文字
会話率:30%
天草四郎は、1621年(元和7年)頃、関ヶ原の戦いで斬首されたキリシタン大名、小西行長に仕えた益田甚兵衛の子として生まれ、本名を天草四郎時貞という。
キーワード:
最終更新:2024-03-28 15:44:04
2186文字
会話率:0%
主人公、天草彼方の親、天草開多は登録数700万人を超えるYouTuberである。
親が原因でSNSの世界に憧れる主人公。
だがある日、開多が開催した無観客ライブで衝撃的な悲劇が起きてしまうことになる、、、、。
最終更新:2024-03-10 15:15:44
633文字
会話率:0%
小説家志望のフリーター、天草 大輝は一つの感想をきっかけに二十年以上追いかけ続けてきた夢を諦めることになる。
夢だけを追いかけて生きてきた天草は、生きる希望を失ったまま眠りにつく。
そんな天草は次に目を覚ますと、若返った姿で異世界にいた。
異世界の国王から「魔王を倒してほしい」と願われるが、天草はそれを拒否して死刑となる。
地下牢に拘束された天草のもとに現れた皇太子、:リベリウス・アレクラド・フォートレスとの出会いをきっかけに天草は人生をリスタートすることを決める。
再び生きる気力を取り戻した天草は一癖ある仲間たちとともに、夢を知り、人を学ぶ、魔王討伐の旅に出発する。
※この作品はカクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 16:13:03
9478文字
会話率:45%
名前も知らない彼と出会ったのは入学式も終わり、友達も出来て高校が楽しいと思い始めた頃の通学中の電車の中だった
最終更新:2024-03-01 06:00:00
1885文字
会話率:36%
ぼくはリビングでうとうとしながら『かごめかごめ』の唄を「鶴と亀が転んだ」と口ずさみ、娘から「鶴と亀は滑ったんだよ」と訂正された。ぼくには大切な友だちを裏切って転んだ暗い過去がある。
ぼくは、UFOからツチノコまで不思議な事であれば何でも
扱う雑誌『ユニコーン』のライターである。山形県黒鷹町の地域おこし協力隊員から、町に「隠れキリシタン」とその埋蔵金の情報が送られてきた。実際、今でも「隠れキリシタン」がいるそうだ。そこでぼくは後輩のスズちゃんと一緒に黒鷹町に取材に行くことにした。黒鷹町では、地域おこし協力隊員の佐和山が中心となって「隠れキリシタン」を町の観光資源として活用する計画を進めていた。キリシタンを弾圧した拷問の体験ツアーを組み込もうとしている。一方で、佐和山の計画を壊そうとする者たちがいた。かれらは自分たちを「転び切支丹」の末裔だと名乗っている。そしてこの転びキリシタンの集団の中に一人だけ江戸時代から続く真の「隠れキリシタン」が潜伏しているという。荒唐無稽な、傷ついた者たちの悲喜劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 00:00:00
236256文字
会話率:44%
ストグラ 安城成と冬野雪 ストーリー を重ねています。
今回はナリエルの回
最終更新:2024-02-08 00:00:00
2052文字
会話率:0%
2xxx年、人類は宇宙へどんどん発展を続け、知的生命体が生息する星を見つけた。そこで交流を図ろうと宇宙船で大海原に乗り出した。その宇宙船は道中で難破し、乗組員は散り散りになってしまった。そのうちの一人はある知的生命体が生息する星に不時着した
。その星で信じられている神は黒髪黒目の所謂『日本人』の姿と全く同じだった。そのことから崇め称えられ_____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 21:26:03
659文字
会話率:0%
別題『本命を決められないモテモテなラブコメ主人公化計画』
たまたま出会った天使にもらった魔法の矢を駆使して、友達以上恋人未満の美少女たちに囲まれて高校生活をエンジョイしたい男子高校生の物語。
※更新速度は低速です。すみません。
最終更新:2024-01-22 23:43:18
32404文字
会話率:27%
<あらすじ>
ネットにもテレビにも、もっと言えば世間そのものにも自分の居場所がない気がする。悪意にも敵意にもうんざりさせられ、過剰な正義にも疲弊して、なんだか世界についていけない気分になる。
大学を卒業して社会人になって数年目となる塚本
は、自分でも認めるくらいに生きるのが下手だ。何が悪いというわけでもなく、気が付けば彼は理由もなく死にたくなるような日々を送っていた。
誰かを憎むわけでもなく、世間を恨むエネルギーもない。
うまくいかない人生において、すがるのは不戦勝な生き方だけ。
そんな彼にとって癒しの存在となるのが、スマホのメッセージアプリだけで相手をする少女、古橋凛華(リンゲちゃん)だ。ひきこもりを支援する大学時代のサークルで知り合ってから、社会人となった今もお互いに支えあうようにして生きている。
ある日、宝くじで高額当選した塚本は「真なる不戦勝生活」を送るために仕事を辞める。しかし、理想郷であるはずのそれは、いつしか彼の精神をむしばみ始めていた。
昔の知り合いなどと会話をするたび、ひきこもり生活を送る自分が世間とずれていっていると気づかされ、危機感を覚える。
このままではいけない。そう思いつつも大学生のころから片思いしていた小成さんに恋人ができたと聞き、以前にも増して自分がリンゲちゃんに依存していることに気づく。もう俺とは連絡を取り合わないほうがいい。そう伝えるものの、結局は彼女の救いの手を振り払えない。
そんな折、大学時代の知り合いに「もっと楽な仕事で稼がないか」と誘われる。それはネットで世間を煽るような仕事だ。自分とは違うと思いつつも、根本のところでは同じだと指摘されて悩む塚本。
それでも彼を励ましてくれるリンゲちゃんのため、そして少しずつでも社会復帰するため、小成さんの仕事を手伝い始める塚本だった。
<備考>
※本作は数年前に投稿していた同名の小説を全体的に書き直したものです。
※第三十回電撃小説大賞、一次落ちです。
※作中の表現、登場人物のセリフなどに何か問題があれば削除・修正します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:43:34
156537文字
会話率:17%
<あらすじ>
精霊と契約を結んで加護を得て、精霊術を使えるようになった者を騎士と呼ぶ。
ただし、その際には様々に言動を条件づけられる精霊契約が与えられる――。
真実の名前である<真名>を見抜いた相手を自由に操ることのできる術を使用
する領王、ナァドルドによって支配されたロンドウィル領。
暴虐な王として君臨するナァドルドによって故郷であるロンヴェル村を滅ぼされた少年は、名前を持たないという理由で領王の術に抵抗できるため生き残り、復讐のためにもたった一人で戦争を挑んだ。
城へ向かう旅の途上、最初に立ち寄ったファスタンの街では、街の騎士カッシュと協力して迷宮と化した屋敷に突入する。それはとある騎士に頼まれた最後のお願いで、囚われの少女ユリカ・ファナンを救出するための行為であった。しばらく前に突入して全滅したかに思えていた討伐隊の生き残りであるフォズリと合流し、彼女の体の中に眠っていた契約精霊のウルシュカとも力を合わせながら、迷宮の主を討伐して無事に脱出する少年たち。
しかし、屋敷を出ると領王の術が襲った。
一時的な避難先として境界封穴と呼ばれる「地上世界と冥界の間にある空間」を進み、結束を誓った少年たちは城を目指す。
一方、ロンヴェル村の少女であるナヴィレア・ノルディンは「首を切り落とされぬ限り何度でもよみがえる」という精霊契約のおかげで惨劇を生き残っていた。囚われた牢獄で「あまりに長い名前を持つ」ため領王に操られずに済んでいる魔法使いの老人と出会い、二人は領王を討伐するため手を組む。
やがて、そんな七人が合流し、いよいよ決戦の舞台であるロンドウィル城へ向かう。
しかし、そこで待っていたのは領王の体を毒で眠らせ、他人を操る術だけを利用してロンドウィルを支配する土地精霊だった。
ロンドウィルフェアリーイーター。
人食いの巨大蜘蛛である土地精霊を倒し、少年たちはロンドウィルに平和をもたらす。
<備考>
※本作は第三十回電撃小説大賞にて一次落ちしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:31:41
155526文字
会話率:41%