王宮の広間は、冷え切った空気に満ちていた。
玉座の前にひとり、少女が|跪い《ひざまず》ていた。
エリーゼ=アルセリア。
目の前に立つのは、王国第一王子、シャルル=レインハルト。
「─エリーゼ=アルセリア。貴様との婚約は、ここに破棄す
る」
「……なぜ、ですか……?」
声が震える。
彼女の問いに、王子は冷然と答えた。
「貴様が、カリーナ嬢をいじめたからだ」
「そ、そんな……! 私が、姉様を、いじめた……?」
「カリーナ嬢からすべて聞いている。お前は陰湿な手段で彼女を苦しめ、王家の威信をも|貶めた《おとし》さらに、王家に対する謀反を企てているとか」
広間にざわめきが広がる。
──すべて、仕組まれていたのだ。
「私は、姉様にも王家にも……そんなこと……していません……!」
必死に訴えるエリーゼの声は、虚しく広間に消えた。
「黙れ!」
シャルルの一喝が、広間に響き渡る。
「貴様のような下劣な女を、王家に迎え入れるわけにはいかぬ」
広間は、再び深い静寂に沈んだ。
「よって、貴様との婚約は破棄。さらに──」
王子は、無慈悲に言葉を重ねた。
「国外追放を命じる」
その宣告に、エリーゼの膝が崩れた。
「そ、そんな……!」
桃色の髪が広間に広がる。
必死にすがろうとするも、誰も助けようとはしなかった。
「王の不在時に|謀反《むほん》を企てる不届き者など不要。王国のためにもな」
シャルルの隣で、カリーナがくすりと笑った。
まるで、エリーゼの絶望を甘美な蜜のように味わうかのように。
なぜ。
なぜ、こんなことに──。
エリーゼは、震える指で自らの胸を掴む。
彼女はただ、幼い頃から姉に憧れ、姉に尽くし、姉を支えようとしていただけだったのに。
それが裏切りで返され、今、すべてを失おうとしている。
兵士たちが進み出る。
無骨な手で、エリーゼの両手を後ろ手に縛り上げた。
「離して、ください……っ」
必死に抵抗するも、力は弱い。。
誰も助けない。エリーゼは、見た。
カリーナが、微笑みながらシャルルに腕を絡め、勝者の顔でこちらを見下ろしているのを。
──すべては、最初から、こうなるよう仕組まれていたのだ。
重い扉が開かれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:40:00
154302文字
会話率:34%
魔法学院最後の一幕
ネーデラ王国魔法学院の広場には、卒業生たちの笑顔が溢れていた。その中央で、ひとつだけ異様な空気が漂っていた。
「これ以上、婚約関係を続けるつもりはない。悪いが、今日で終わりだ」
その言葉に、会場の空気が凍りついた。
「なに言ってるの?」
ロッテ伯爵令嬢。理知的な眼鏡越しに目を見開いていた。彼女の横に立つのは、かつての婚約者ハーグ。式典の途中、突然の婚約破棄宣言だった。
「俺様、もうアインと付き合ってる。あいつの方が魅力的さ」
そう言って彼が肩を抱いたのは、ピンクの髪を軽やかに揺らした少女。アイン。男爵家の令嬢。にやりと笑って言う。
「だってぇ、ロッテってお堅いん。男の人、楽しませなきゃ♡」
「一年後に、結婚って」
「気が変わったんだよ。俺様のせいにすんな」
「やめて」
振り返り、駆け出した。銀髪が宙に舞い、ドレスの裾が風を切る。群衆の視線を引き裂くように、ロッテは会場から飛び出して。
誰かに思い切りぶつかった。
「あっ、だ、大丈夫ですか?」
低く、どこか気の弱そうな声。ぶつかった相手は、金髪に分厚い眼鏡をかけたマルセルだった。物静かで目立たない、けれど学院でも知る人ぞ知る天才魔術師。実は隣国の伯爵家の三男だ。
「ご、ごめんなさい。いま、わたしっ」
「足をひねったみたいですね。すぐに医務室に」
「ダメ、式場に戻るなんていやなの」
「わかった。外に出ましょう。ボクが支えますから」
学院の門を抜けると、夕暮れが街を金色に染めていた。ロッテの歩幅に合わせて、マルセルはゆっくりと歩いた。街角に立つ、木造の看板。その文字がマルセルの視界に飛び込んだ。
魔酒とハーブの宿酒場
マルセルが小さく喉を鳴らした。無意識に、口元がゆるむ。彼の頬がわずかに赤くなる。
「飲みたいの?」
ロッテがふと、尋ねた。マルセルは慌てて視線を逸らした。
「い、いえっ、そんなことは!た、ただ、ちょっと看板が……気になっただけで!」
「ふふ。いいよ、わたし、おごってあげる」
「えっ?」
「わたしも今日はボロボロになって飲みたい気分なの。だから、付き合ってよ。先に酔いつぶれたら許さないから」
「は、はい!」
チリン、と澄んだ鈴の音が鳴った。夕暮れと、木の香りと、ほんのりと漂うハーブ酒の香りが、彼らを迎え入れた。
不思議な二人の、忘れられない夜が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 08:10:00
81155文字
会話率:44%
桃色の髪がチャームポイント、ちょっとおちゃめなわたし――エリーゼ・バンダームは、ルマンド王国魔法学院の卒業式に出席していた。晴れやかな陽射し、着飾った仲間たち、別れの涙。今日という日は、感動の嵐になる……はずだったのに。
「エリーゼ、お
前との婚約を破棄する!」
……うん、そう来たか。
壇上に立つのは、筋肉もりもりで頭がちょっと残念な元婚約者、レンブランド様。どう見ても空気読んでないその宣言に、場内は騒然。いやいや、卒業式ですよ? 一生に一度の感動イベントなんですよ?
そして追い打ちをかけるように、会場の奥から立ち上がったのは――セザンヌ・アルフォード王女。お隣の国の超重要人物でありながら、満面の笑みで壇上へ。
「わたくし、レンブランド様の子を授かりましたの」
……卒業式って、こういう暴露大会だったっけ?
まさかの国際ロマンス劇場開幕に、場内は悲鳴とざわめきの嵐。あっちでは気絶、こっちでは嗚咽、わたしは咳き込み中。
そして現れたのは、ナルシスト全開の第三王子ウイリアム様は、実は王女の婚約者。「本当なのか!?」なんて問いかけに、王女は恥じらいつつ「はい♡」とお返事。
……ねぇ、これマジで戦争始まらない?
と、その場をキリッと締めたのが第一王子、シャルル殿下。イケボで「卒業式は中止。関係者、会議室に移動せよ」。いや、命令が軍隊。
というわけで、わたしたち四人は騎士たちに囲まれて、会議室に連行されました。はい、もうドナドナです。
――静かに卒業したかったなぁ。でも、これはまだ序章。
このあと始まる、王族たちの怒り、浮気男の言い訳、そしてわたしの反撃。
さあ、スキャンダルの舞台はこれから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 13:20:00
70113文字
会話率:34%
過去を写す力を持つ「夢写師」のルカは、霧梁県の山間の町・久遠木村にある写真館を営んでいる。ある日、黒い狐の面を被った青年・クロが現れ、「お前の写真の中に神の欠片がある」と告げる。実は7年前、ルカの姉・チヨは暴走した狐神を封じるため自らの体を
器とし、神の力は9つの欠片となって散った。封印の代償として姉の存在は人々の記憶から消えつつあった。クロと共に神の欠片を求めて朽ちた温泉宿、沈んだ遊園地などの廃墟を巡るルカ。しかし欠片を使うたび大切な記憶が失われ、写真館の地下にある「現像室」で待ち受ける最終選択——姉の命か、姉の記憶か。忘却と記憶の狭間で、ルカは何を写し取るのか。
前日譚「夢写師と白い狐 ―記憶を紡ぐ、写し世の欠片―」との整合性を合わせた加筆修正版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:40:00
122198文字
会話率:50%
誰が最初だったのか。
何が終わったのか。
この学校で始まったその「異変」は、きっと幸福の始まり。
「この町のネコ、やっぱりおかしい」の前日譚になります。
https://ncode.syosetu.com/n1753kp/
最終更新:2025-06-26 06:20:00
14622文字
会話率:16%
20の部屋。1247回目の絶望。記憶が腐る音がする。
目が覚めたら、知らない部屋にいた。
「記録者ナンバー1247」——壁に刻まれた文字。
そこは“記憶の残滓”が蠢く、異形の空間だった。
出口は見えるのに、たどり着けない。
かつての“僕
たち”の影が声を発し、鍵が足りず、言葉が崩れる。
20の部屋を抜ければ帰れるというが、
手にしていたはずの「マスターキー」は、第1の空間で落としていた。
これは、記憶と空間に喰われる青年・悠の物語。
そして、読者である“あなた”に遺された、1247通目の手記。
――忘れていたのは、本当に記憶か。それとも、自分自身か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:10:00
56816文字
会話率:25%
世界は爬神族によって支配されていた。
爬神族にはドラゴンを象徴とする〝爬神教〟があり、すべての人種族はその教えに従い、爬神族を〝神に選ばれし民〟として崇めているのだった。
蛮狼族は爬神族に番民として仕え、賢烏族は爬神族に労働力を提供し
、霊兎族はドラゴンへの生贄を捧げた。
名もなき大陸では、爬神族の支配が長く続き、蛮狼族にとって、爬神族に尽くすのは当然の使命であり、賢烏族にとって、爬神族に労働力を提供するのは当然の義務であり、霊兎族にとって、爬神族に生贄を捧げるのは当然の献身であった。
その世界のすべてが当たり前のことで、爬神族による支配に疑いを持つ者などいなかった。
世界は、一見、平和だった。
どんな場所でも、どんな時代でも、そこに生の営みがあって、人に想いがあるならば、物語は生まれるものである。
そしてこの物語は、誰もが信じて疑わなかった〈当たり前の世界〉に反旗を翻した若者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:40:00
1287036文字
会話率:30%
埃の粒が光の中に漂い、ページをめくる音だけの静謐。夏の図書館の静けさは、声なき感情の棲処だった。
十八歳の僕と梨花は、思考よりも早く、指先の温度で互いを知った。誰にも聞かれない机の下、制服越しの接触。彼女は脚をひらき、彼はその手を引いた。
それは恋とも欲望とも言い切れぬ未分化な感情を呼び覚まし、言語の及ばぬ領域で、ふたりの内面を静かに攪乱していく。
梨花の沈黙は拒絶ではなかった。ただ、答えを保留する姿勢であり、震えるまなざしは問いかけそのものだった。「これは、何なの?」──その疑問を、僕もまた、答える術を持たずにいた。
夜の布団のなかで、彼女は一人「女になること」を経験する。誰にも知られず、自らの肉体と対話するように。僕は勉強に没頭するふりをしながら、心の空白に彼女の名を幾度も書きつけ、そして消した。
やがて言葉を交わさぬまま時間は過ぎ、少女と少年はすれ違いの中に身を置く。あの一瞬の接触だけが、ふたりの記憶に焼き付いたまま、世界だけが静かに続いていく。
恋になる前に、僕たちは触れてしまった──
触れることと、触れられることの意味をめぐって──名もなき感情が、名前を得るまでの、静かな旅の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:40:00
148888文字
会話率:9%
夫を戦地に送り出した貴族の妻シャロネーゼ。
毎朝白い衣装を纏い、美しい所作で祈り続けた日々。
けれど情報は錯綜し、社交界は享楽へと染まってゆく。
夫への想いを守るために、彼女は赤と白の輝石で“祈りのブローチ”を作り始める――
これは、祈り
を続けたひとりの女が、
愛と罪、影と赦しのすべてを受け入れ、生きなおすまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 23:58:53
17178文字
会話率:17%
僕、野田真晴は、小学生時代から鉄道と写真にハマる、通称撮り鉄というオタクだ。
腕前は鉄道のフォトコンテストでも入賞し、雑誌に掲載されるほど。
高校でも、満を持して、写真部に入部するも・・・・。
理不尽な入部テストを課されてしまい、さらには
、仲の良い年上の幼馴染も奪われてしまい、写真部を追い出されてしまう。
そんな中で、ハマっていたネトゲのパーティーのメンバーが、僕の傷心を察してくれて、オフ会の旅行をしてくれることに。
オフ会の初日、待ち合わせ場所に現れたのは、大人気高校生グラビアアイドルだった。
大人気グラドルと、眼鏡を外すとものすごく美少女な陰キャ女子と、そして、年上の幼馴染と、撮影旅行へ出発進行!!
※このお話は、カクヨムでも掲載しています。
※そして、特に完結は目指さずに、色々な場所、色々な風景をその都度、小説に取り入れて紹介出来ればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:40:00
74351文字
会話率:32%
●はじめに
本作品は、『勇気の恋舞踊~無実の罪で高校を退学になった合唱部員でピアニストの僕。新しく入学した今年から共学になった元女子校で成績優秀の美少女バレリーナと出会う~』(https://ncode.syosetu.com/n1255i
x/)の過去編、スピンオフ版となります。本編も合わせてご覧いただければ嬉しいです。
●あらすじ
僕、吉岡昴。母親の影響でバレエを始めたが、時代は今から20年くらい前。男でバレエはまだまだ、世間から珍しがられ、吉岡も学校で虐めにあっていた。
そんな時に、公園で綺麗な歌声で歌っている美少女、茂木春菜と出会う。
春菜の声に癒され、一目惚れした吉岡。
その翌日、音楽が大好きで、バレエが大好きな美少女転校生がイキナリ3人も吉岡のクラスに転校してくる。しかも3人のうち2人はかわいい妹まで付いてきて。
その中には、昨日公園とバレエ教室出会った、春菜の姿も。
春菜を含めた美少女転校生たちは、音楽が大好きで、バレエも好きで、吉岡とすぐに仲良くなっていき・・・・。
『勇気の恋舞踊』本編で登場した、バレエ教室の吉岡先生と原田先生の中学生、高校生時代の青春をどうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 18:33:11
127841文字
会話率:30%
銃撃事件を受けて、殉職した警察官。林健太。
市民の命を守ったと評価され、もう一度生きる権利(異世界転生)を手に入れる。警察官ということもあり、剣術、攻撃魔法の無双スキルをもらい、いざ、異世界へ。
指示された通り、6大国の一つフィルドラ
ンド王国の王都へ行ってみるが、そこはあまりにも粗相な場所で・・・・・・。
これは、魔王に支配された王国を救うべく、囚われの王女、王女の側近のメイド、教会のシスター、そして、少年盗賊団とともに、殉職して転生した警察官が、警察士官学校を設立し、魔王から王国を奪還する物語。
そして、王女も、シスターも、メイドも。そして、やがて集まる士官学校の女性教員、女子生徒も健太に好意を持つようになり・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 13:08:09
22185文字
会話率:33%
ある日突然、母が殺された。犯人は祖母、そんな過去を封印して成長していく浩太。しかし浩太は決して祖母が母を殺した犯人ではないと信じていた。犯人はあの女だ――。しかし数年後、あの女は何者かに殺された。いったいどうなっている…?そして殺されて行く
者達…事件はその形を変え、色んな人間を巻き込んでいく、真実は意外はどこに。絡んでいく同級生達、誰が味方で誰が敵か――。そしてあの子の正体は?
「悪い奴は排除すればいい」
不穏な空気をまとったあの子は、何を知ってるのか。それぞれの過去が絡み合っていくその先に待っているのは平穏な未来か…それとも…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:40:00
106702文字
会話率:57%
とある川沿いにある小さなカフェ。
そこに来る客の様々な事情と様子を綴っています。
店のマスターはちょっとつかみどころのない不思議な存在。
何故ならここは呼ばれた者だけがやってくるカフェ。
そこには未だ自分の体がなくなったことを知らずに彷徨
える魂たちもいる。
彼らの人生が個々に絡みながら己の思いと現実の違いに気づかぬまま時は流れる。
全37話となります。一話完結の短編物語ですがどこかとどこかのお話しが繋がっていたりします。どのお話しとどのお話しが繋がっているか、伏線を含んでいるのか、想像しながら読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:20:00
71229文字
会話率:39%
親を失った狼の子供と人間の子供との触れ合い、別れ、
大人になって再開するまでの苦難の道と悲しい運命を描いています。
私の中では短編物ですが一度にUPするには少し量がありますので何回かに分けてUPさせて頂きます。
(アメブロでも掲載していま
す)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 16:59:30
26059文字
会話率:39%
1LDKに住むアラサー独身OLの千恵子は、
職場と自宅を往復するだけの、代わり映えのない日々を過ごしていた。
だが、ある日の朝──
彼女が目を覚ますと、ベッドの隣には見知らぬ“全裸の少女”が……!?
それ以来、千恵子の平穏は崩壊。
静
かだった部屋はどこか賑やかに、
平坦だった毎日は、次第に“山あり谷あり”に。
これは、アラサーOLと“ワケあり最強ヴァンパイア”が織りなす、なんだかあったかくて笑えるお話。
社会人百合×人外ラブコメ、いま開幕――!
※カクヨムでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:38:14
187989文字
会話率:26%
彼の名前はゴリラ、正式名称は、ゴリラ、ゴリラ、ゴリラ。
これは、なぜか日本に住みつき、普通に働くとあるゴリラのお話。
©ほしのしずく, Sizuku hosino, 2024. All Rights Reserved. Reproduct
ion and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 13:25:10
152209文字
会話率:38%
日本から異世界に転移し、一年という短い期間に魔王を倒すという偉業を成し得た勇者は、役目を果たした為、日本でのスローLIFEを求めて帰ろうとする。
一方、その仲間たちだが、各々やりたいことはあった。
しかし、勇者なしでは面白くないと感じ、
強引に勇者に付いていくことなる。
日本に転移した勇者と、仲間たちを迎えるのは――?
ツッコミまくるオカン系勇者と、愉快な一行のハートフルオカンコメディをどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:52:39
133537文字
会話率:40%
古瓦物語に続く第2弾。今回は、小泉摩耶が加藤部長から、とある離島の発掘を命じられる。ちょっと頼りない川口雄二が摩耶のサブにつく。発掘調査は順調に進んでいくが、調査を進めるにつれ、ある重大事が起きる可能性が高まっていく……
(10年ぐらい前
に発表した小説を若干改変して再掲)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:37:57
65042文字
会話率:28%
「貴方の魔王を呼び覚ますために六人の王子が集まった。
六人の王子は貴方に、必要不可欠であるそれぞれを手渡すであろう。
貴方はそれを、各々の王子と向かい合ったそのときに受け取る。
第一王子《クララ》は愛を。
第二王子《ティアドラ》
は芯を。
第三王子《クイン》は姿を。
第四王子《ビビ》は知を。
第六王子《セラフィ》は機を。
第五王子《アズナメルトゥ》はそれら少しずつの全てと、自信を――それぞれ、貴方に与え渡す――」
予言が告げた、魔王のための逢瀬物語――。
《第10回ネット小説大賞、一次選考通過作品》
《第8回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考通過》
《第11回ネット小説大賞、一次選考通過》
《第9回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考通過》
《カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト、中間選考通過》
《第1回 WEB小説大賞、一次選考通過》
《第10回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考通過》
*ノベルエデン、カクヨムで同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:35:37
1186871文字
会話率:40%
これは、読者である"あなた"が少女の辿る道を描く物語。
選ばれる地、出会う人、響く音色――
そのすべてが、”あなた”の選択で変わっていきます。
描く者として。
その果てなき世界に魅《み》せられ、定めなき歩みを続ける者
たち――【|環巡り《パスシアーズ》】の一人である、少女の行く先を見つめてください。
遥かなる古の昔、空と陸と海がひとつだったという、神話の時代。
今やそれらは分かたれ、多様な文化と風景を育む、広大なる世界《アウルゼラ》。
【セリノ高地連邦】。
緑と風の地に、風が運んだとされるひとりの少女がいた。
生まれの謎を追うのではなく、
答えを求める旅でもなく──
ただ広がる世界のすべてに、情熱的な情景《ロマン》を重ねて。
少女シェイナは今日も、この世界の広大に、足を踏み出します。
......。
”あなた”の選択を待っています――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 17:19:20
9147文字
会話率:19%
★☆さあ、リアルフィクションゲームを始めましょう!!☆★
リアルフィクション・Xへようこそ!
リアルフィクション・Xは、今あなたがいる場所、夢を媒体としてプレイできる、ソーシャルゲームです。
ここでは、まるでフィクション世界にダイブ
したような、最上級《ハイエンド》リアルな【完全三次元仮想体験】が楽しめます。
以下の項目をよくご確認のうえ、希望者は【はい】を選択してください。
*注意事項
・リアルフィクション・Xには残酷描写が含まれます。
・リアルフィクション・Xは状況により、心身に重大な負荷がかかる場合《シチュエーション》が予測されます。
・参加表明はそのことで起こり得る、如何なる危険に了承を示したものと判断されます。
・リアルフィクション・Xは、現実世界では望めない、退屈無縁の|夢のような《スペシャルファンタジー》な体験をお約束いたします!
リアルフィクション・Xに参加しますか?
【はい】
【いいえ】
▽【はい】
奇妙にリアリティのある【対戦アクション】ゲームデザインの夢を見たそのときから、日常の退屈から超越できる全てが始まった!
【リアルフィクション・X】
その架空にして超《ハイエンド》リアルな体験の存在理由が、今日も退屈に燻ぶったplayerたちを誘《いざな》い、夢のままに人の心を露出させる。
それは情念が囚われた世界からの脱出!
さあ、あなたも【リアルフィクション・X】で、情念のありのままを剥き出しにして楽しめる、スペシャルファンタジーを体験しよう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 10:01:32
13487文字
会話率:16%
戦場で拾った投槍を、ヤケになって敵陣に向かって投げたら、まさかの大将首、命中。
名もなき雑兵『ライル』は、偶然にも『鉄猪』グルンワルドを討ち取り、皇帝陛下のありがたい勅令どおり『辺境の領主』に任じられてしまう。
畑を耕していただけの青年
が、一夜にして貴族へ。
剣の腕も戦略眼もないけれど、運だけは最強かもしれない。
これは、運だけで領主になってしまった男が、あれよあれよと出世していく、ちょっとゆるくて、ちょっと熱い『成り上がり領主譚』である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:32:29
128784文字
会話率:38%
戦後、荒廃した名も無き村の領主となった元兵士ゼファー。
彼は村で唯一の住民として、たった一人で塩作りに励んでいた。
これは、国を繁栄に導く、一人の男の物語。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2025-06-05 13:55:44
450444文字
会話率:36%
メラニー アイスナー子爵令嬢はある日婚約者ディートマーから『婚約破棄』を言い渡される。
ショックで落ち込み、彼と婚約者として過ごした日々を思い出して涙していた───が。
……あれ? 私ってずっと虐げられてない? 彼からはずっと嫌な目
にあった思い出しかないんだけど!?
やっと自分が虐げられていたと気付き目が覚めたメラニー。
しかし両親は昔からディートマーに騙されている為、両親の説得から始めなければならない。
そしてこの王国ではかつて王子がやらかした『婚約破棄騒動』の為に、世間では『婚約破棄、ダメ、絶対』な風潮がある。
自分の思うようにする為に手段を選ばないだろう元婚約者ディートマーから、メラニーは無事自由を勝ち取る事が出来るのだろうか……?
他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:31:25
21785文字
会話率:35%
───恋に落ちる瞬間を、見てしまった。
アルペンハイム公爵令嬢ツツェーリアは、目の前で婚約者であるアルベルト王子が恋に落ちた事に気付いてしまった。
ツツェーリアがそれに気付いたのは、彼女自身も人に言えない恋をしていたから───
「殿
下。婚約解消いたしましょう!」
アルベルトにそう告げ動き出した2人だったが、王太子とその婚約者という立場ではそれは容易な事ではなくて……。
『平凡令嬢の婚活事情』の、公爵令嬢ツツェーリアのお話です。
途中、『平凡令嬢』ヒロインのミランダも登場します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:05:19
77111文字
会話率:33%
公爵令嬢の出す『予言』。幼い頃から公爵令嬢は恐るべき的中率の『予言』を出してきた。
彼女の周りのほんの些細な出来事から隣国の皇帝の病気まで見事当ててきた。
そんな彼女の出した最大の『予言』は、彼女の婚約者リオネル王太子のこと。王太子が浮気を
し、王立学園の卒業パーティーで『公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をする』というもの。
…………その、『浮気相手』。私ってことですか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:27:07
294546文字
会話率:30%
先祖が作った家の人形神が改築によりうっかり放置されたままで、気付いた時には家は没落寸前。
ピンチを救うべく普通の中学2年生、依る(ヨル)が不思議な扉の中へ人形神の相方、姫様を探しに旅立つ。
自分の家を救う為に旅立った筈なのに、古の予言に
巻き込まれ翻弄されていく依る。旅の相方、家猫の朝(アサ)と不思議な喋る石の付いた腕輪と共に扉を巡り旅をするうちに沢山の人と出会っていく。
知ったからには許せない、しかし価値観が違う世界で、正解などあるのだろうか。
特別な能力なんて、持ってない。持っているのは「強い想い」と「想像力」のみ。
悩みながらも「本当のこと」を探し前に進む、ヨルの恋と冒険のお話。
今日も矛盾の中で生きる
全ての人達に癒しを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:30:52
5396429文字
会話率:30%
君に 帰りたい場所は あるか。
本音を 曝け出せる場所は あるか?
唯一の場所、もの、ひと、は在るか?
これは簡単に言えば、僕が魔女の森で
甘い に会い、馬鹿になる話だ。
そんな僕が「俺」に宛てて書いた
秘密の報告書。
こっそ
り読むなら途中で僕が馬鹿になっても
文句は言わないでくれ。
だって人は皆
他人には見られたくない一面を持っているものだろう?なぁ?
そうして回る 巡る 否が応でも
それは まさに 運命の輪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 09:32:01
196461文字
会話率:22%
伝説のスケルトンに遭遇した道具屋のセト。
死を覚悟したが、彼(?)は攻撃してこなかった。
枯れ草を敷いてくれ、ロープ作りも手伝ってくれる――無口で静かな骨。
やがて見えてきたのは、戦う理由を失くした誰かの姿。
そして、ぽろりと落ちた指先。
その仕草に、セトの修理職人としての魂と、何か大事な感情が揺れ始める。
「これ、もし肉がついたら……いや、ついてほしい(願望)」
美しさは骨の奥に眠っている。
これは、骨の修復と、恋の予感の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:30:00
86751文字
会話率:36%
「やっほ~、セラですっ♪
今日もノアの街から、のんびりとお届けするよ~」
「ノアっていうのはね、蒸気と歯車でできたスチームパンク都市。
獣人もドワーフも、リグオンも人間も、ぎゅっとひしめいて暮らしてるの」
「でもね、すごい冒険や戦いばっ
かりじゃないんだ。
大通りの陰にある小さな屋台とか、駅の片隅で働く無口な子とか、
そういう“誰にも語られない日常”だって、ちゃんとここにあるんだよ」
「この《ノアの日常》シリーズは、
本編――『リリとノアの蒸気街』とはあまり関わらない、けれど……確かに繋がっている物語たち。
スチームが立ちのぼる街のどこかで、今日も誰かの“日常”が、そっと動いてる――そんな話をお届けするね」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 12:04:00
3672文字
会話率:20%
異世界転生? 転生すれば何でもできる? そんなものは都合の良い夢や幻だという事は、青年自身が良く分かっていた。できる奴はどこに行ってもできるし、できない奴はどこに行ってもできないんだ、と。
①異世界の洗礼
部屋のドアを開けると、そこは
見知らぬ森の中。
端末の電波も届かず、動物も虫の声すら聞こえない薄暗い森の中。
街道に出ると馬車に乗った家族が、人の形をした何かに襲われていた。
言葉も通じず、何の力も能力も持たない青年。
勉強もスポーツも、良く言っても平均的、馬鹿でもないし、運動音痴でもない。だが誰より秀でる程に自慢できる能力はない。
青年の性分といえば、精々仲間から「優しい」とか「良い奴」と言われる位だろうか。
周囲にとって「都合のいい奴」程度の大学生に、この世界は一体何を求めているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:30:00
236847文字
会話率:39%
Lost19 最終部
~それは、最期まで諦めなかった者達を残した一冊の本である~
「王国の………人類の勝利です。魔王は打ち倒されました」
城内の王立図書館には、ウィンフォス王国第19代目女王アイナ・ウィンフォスの命により、王国が存
在する限り非公開とされている本があります。
今から五百年程前に起きたカデリア自治領における大疫病、当時の医療技術では手の施しようがなく、救助と調査に向かった王国騎士達もその殆どが犠牲となり、ついには感染により疑心暗鬼になった民衆同士の殺し合いまでに発展したと市販の歴史書には書かれています。
しかし、様々な地域に残る伝承によっては、疫病ではなく悪魔との戦争があったとも言い伝えられています。
そもそも疫病なのかという正確な資料は殆ど残っておらず、また悪魔を病気と捉える事もできると歴史家の間で意見や解釈が分かれており、当時を『失われた歴史』として多くの歴史家の議論の的となってきました。
一体当時何が起きたのか、本社では地方の伝承に焦点を当てて検証を続けていく予定です。
~ウィンフォス王国公共通信社の記事より~ (未検閲)
【お知らせ】
本稿を担当していた本社所属の記者が、三日前から連絡が取れない状況となっております。現在王国内の警察等の協力で必死の調査と捜索を行っております。大変申し訳ありませんが、しばらくの間、本特集は休載とさせていただきます。(社長)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 16:00:00
140860文字
会話率:46%
Lost19 第六部
~それは、決して表に出る事のない者達の決意の証である~
「余が魔王である」
行方不明になったカエデを探す為、タイサ達はゲンテの街に駐留している魔王軍の元へと向かった。
カエデとの再開、魔王軍司令官シドリーと
の会談、そして知らされる魔王軍の実状。それは人間達が思いもよらない内容だった。
さらに東から送られてきた魔王軍の大軍勢。
だが、その軍勢は仲間であるシドリー達を襲い始めた。
物語は終盤へと向かって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 17:17:25
133545文字
会話率:41%
【貴女が私の人生だ——音楽×百合×青春ストーリー】
高校1年生の春日美奈は周りに合わせ、心ならずもクラスメイトとの表面的な関係を続けていた。彼女が遅刻した朝、同じ高校の制服を着た少女が校門に入らないのを見かけて、後を追いかける。彼女が海辺で
トランペットを演奏する姿に、圧倒的な眩しさを感じる美奈。彼女は松波奏という。吹奏楽部に所属せず、自由に楽器を吹いていたのだ。「音楽が私の居場所」という奏と出会った美奈の日常が変わり始める。
小説投稿サイトエブリスタ 2025.5.8付Rising Star特集 掲載作折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:30:00
27517文字
会話率:44%
「むすめの世話をして欲しい」
夫からの求婚の言葉は、愛の言葉では無かったけれど、幼い娘を大切にする誠実な人だと思い、受け入れる事にした。
結婚前の顔合わせを「疲れて出かけたくないと言われた」や「今日はベッドから起きられないようだ」と
、何度も反故にされた。
それでも、本当に申し訳なさそうに謝るので、「体が弱いならしょうがないわよ」と許してしまった。
結婚式は、お互いの親戚のみ。
なぜならお互い再婚だから。
そして、結婚式が終わり、新居へ……?
一緒に馬車に乗ったその方は誰ですか?
※他サイトで公開していたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:30:00
16742文字
会話率:20%
望まれて結婚してはずなのに、初夜の場で夫に愛人を紹介されました。
夫は愛人の子を後継者にする為、私とは白い結婚を貫くと宣言しました。
その上、私に愛人を作れと言います。
私が清いままだと、三年後に白い結婚による離婚が成立してしまうから
です。
しかし相手が誰であれ、純潔を証明出来なければ、白い結婚での離婚は認められません。
「相手を選ばせてやるのは、俺のせめてもの温情だ」
契約書を前に、夫は私を嘲笑いました。
愛人を作る事を拒否したら、私を下男に襲わせるつもりなのです。
解りました。
私も愛人を作りましょう。
後悔しないでくださいね?
旦那様。
※本編は三人称です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 08:00:00
103216文字
会話率:24%
あなたは特別らしいから
あなただけが知らない
それが
幸か不幸かは
知らないけれど
※アルファポリスにて公開
最終更新:2025-01-31 08:00:00
38104文字
会話率:20%
音大を中退し、夢を見失った青年・花守奏太。
彼が住み込みで働くことになったのは、個性豊かなVtuberたちが集う女性限定シェアハウスだった。
口数の少ないナヅキ
明るく前向きなひまり
引退を考える白雪
それぞれ悩みを抱えるが、交流を通じて止
まっていた時間が少しずつ動き出す。
人とつながり、誰かの「支え」になることで、自分も前へ進んでいく。
ひとつ屋根の下の成長系ラブコメ。
※6/20〜6/27は毎日6:30、19:30の2回投稿
※それ以降は11:30の1回投稿となります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:30:00
32491文字
会話率:41%
俺の後輩は俺よりも背が低くて可愛くて、俺にだけ甘える柴距離マンだったはずなのにどうしてこうなった。
再会したら、なんか甘え方がおかしいんですけど。
他の人には柴距離後輩×みんなにやさしいおかん系先輩
***
留学していた後輩の純平が帰国
した。
陽向は自分にだけ懐いている可愛い純平を空港まで迎えに行く。
少しは大人になっただろうか。いや、想像できないと思っていたら。
「誰だ、こいつは」
純平は背も髪も伸び、イケメンになっていた。
そして抱きついてきて、低くも甘い声で「先輩、好きだよ」と囁いてくる。
今までの「好き」と何かが違う。
だが違いを具体的に言えないまま、陽向は純平の家に泊りにくことになり、気づくと首輪を付けて抱きすくめられていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:29:56
7860文字
会話率:38%
主人公の天野直輝(あまのなおき)は母親の天野遥香(あまのはるか)と2人暮らしの高校生2年生だった。
直輝は小中でいじめを受けていた過去があり、内向的かつ無気力な高校生活を送っていた。
ある日、直輝はすけべでムッツリの親友の飯田蓮(いいだれ
ん)からAVを見せられると、過去に母親がAV女優だったことが判明する。
最初はそんな母親を酷く軽蔑をする直輝だったが、普段見せることのなかった母親の過去の苦悩や覚悟を知り、母親と向き合って成長をしていく物語。
エロい物語だと思ったやつ、すまんな。
この物語はエロ要素はありません。
テーマは「家族愛と成長」。
きっと読んだら少しでも前を向いていける、そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:28:01
307332文字
会話率:43%
主人公は女キャバ嬢で現実世界のDVにより精神が壊れていて、実家も居場所がなく苦しんでいた。
心も体もボロボロになり彼女は何となく死ねたらいいなと思い岬にいると、偶然海に転落し異世界転移をする。
その世界は魔法と科学が入り交じる海の世界だった
。
金もないし、時間もなくなった。
だからこそ私はこの世界で叶えられなかった大航海をするんだ!
女はそこで同い年の船乗りのエレノアと出会い意気投合し大航海の旅に出かける。
彼女はそこで成長をし、夢を叶えていく。
ブルーローズの花言葉は夢叶う。
「ところであんたの名前は?」
「あやかだけど」
「なんだい、締まらないねぇ、じゃああんたの名前考えてやるよ……そうだなアイリス・フィオレンツァだな!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 10:44:21
88578文字
会話率:44%
少年は親と喧嘩をして電車の旅に出る。
少年は発達障害をもっていて人の心が分からなかったしどこまでも愚直だった。
そんな少年の旅に、何人もの男と出会うこととなる。
話を聞いて少年は道程を知ることになる。
これは小さくとも壮大な物語。
少
年は男たちの話を聞いて自分を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 10:41:23
5323文字
会話率:51%
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化
身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
※本作は、以前に執筆した『初恋復讐《リベンジ》』を大幅加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:27:49
863669文字
会話率:37%
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、
葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 07:21:41
146094文字
会話率:31%
一宮高校の放送・新聞部に所属する佐々木望海(ささきのぞみ)は、生徒会選挙が始まる直前、仲の良い女子クラス委員の光石琴(みついしこと)から、「私が生徒会長になったら、お付き合いしてほしい」と申し込まれた。
内心で浮かれつつも、生徒会選挙を精力
的に取材しようとした望海と放送・新聞部のメンバーだったが、そこにバスケットボール部の部長・石塚雲照(いしづかうんしょう)のシゴキ・パワハラを告発する文書が飛び込んできた。新聞部の報道を受け、クラブ連合会の代表者で組織される十条委員会が開催されることになるが、被害とバスケ部の現状を訴えた生徒は委員会の開会前に学校を自主退学してしまう。
開催された十条委員会で、石塚はのらりくらりと答弁を続けたのち、生徒の間での評判が地に落ちる中、なんと、生徒会選挙への立候補を表明する。
さらに、他の生徒との理由に、何度も停学処分を受けている不良生徒・古屋通(ふるやとおり)まで、生徒会長選挙への出馬の意向を明らかにした。
こうして、SNSや動画投稿サイトを駆使した過激な情報戦が繰り広げられる生徒会選挙が幕を開ける――――――。
※この物語はフィクションであり、どこかの首長選挙に関わった人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:37:12
152733文字
会話率:35%