6つのかけらを集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法の王道ファンタジー。
盛夏、王都では建国記念100年祭が執りおこなわれようとしてい
た。
内海をわたり到着したアルバートたち、〈魔導院〉の若い魔法使いたち、〈鹿の角団〉の刺客たちが一同に介する城下街は、類をみない祝祭に興奮のつるぼと化していた。
首魁ハーマンシュタインのあやしい影が、難攻不落の宝物庫に眠る宝石のかけら〈光芒〉に忍び寄る――。
そして、時をおなじくして、謎のベールにつつまれた国王陛下に招聘されたアルバートは、ただ一人王宮にみちびかれ、謁見に臨む。熱狂と幻惑の夜、過ぎ去りし日の回想、自己との対話を経て、アルバートは胸のうちになにを悟るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:07:24
764385文字
会話率:28%
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 13:04:16
177683文字
会話率:60%
作品紹介文(空の歌)
それは幼き日の夢が紡ぐ、空と歌と、絆の物語――。
――世界を照らす太陽の光は今、弱まりつつあった。
城下街に住まう少年ジンレイは、毎日ため息をつきながらも実家の料亭の給仕に勤しんでいた。
これからもこの
日常が変わりなく続くと思ってたが……。
世界を救うべく幼馴染みの1人ユリエナが旅立ち、入れ違うようにして彼女と同じくかつて学修院で共に過ごした幼馴染みたちがジンレイの許に集い、物語が動き出す。
〝闇夜の終わりを告げる時、空は希望を歌う〟
グリームランドに古くから伝わる口承の真の意味とは――。
これは、夢を諦めかけた少年が、願いを叶えるために力を得た幼馴染みたちに背中を押されて再び走り出す――空と歌と、絆の物語。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜
自分の投稿歴の詳細すぐ忘れるので、そっと置いておきます。笑
第19回電撃小説大賞 二次選考通過
第4回GA文庫大賞(後期) 二次選考通過
エブリスタ 執筆応援キャンペーン 『仲間の絆』 大賞受賞
☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 14:19:50
178131文字
会話率:42%
時は勇者が魔王討伐のために国を挙げて旅に出たころ。
魔王軍では、勇者を迎え撃つために力をためていた。
その魔王軍の頂点、ヒロヴェイル・ライジェットはお忍びで城下街を訪れていた。
「わー!おにいちゃんすごい!」
「みんなで仲良くだよ~。」
そ
こにいたのは、子供たちに笑顔でバナナを召喚する召喚士ノーヴェイン・ベルディング。
「なあ、私にも一つくれないか。」
ノーヴェインはヒロヴェイルを見ても動じることはなかった。
「いいですよ。サービスしときますね。」
そんな出会いから始まるバナナ召喚士のシンデレララブストーリー!
今、あなたの右腕になります、魔王様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 21:49:53
10248文字
会話率:58%
城下街の裾の方で【幻想屋】という本屋を営む青年ケマル。
ケマル自身はほぼ人間だったが、ある信条を掲げていた。
「店に来る客はどんな奴でも大歓迎。人間でも化けた狐でも狸でも、エルフだろうがフェアリーだろうが、アンデッドだろうか、妖怪でも悪魔で
も天使でも」
フィクション限定の物語好きのための本屋で、実際様々なお客がやってきて食べるのには困らないくらいには売り上げていた。
けれどいつしか、本を買っていくお客ばかりではなくなっていく。
細々と好きな本に囲まれてこじんまりと生きていくはずのケマルの計画は確実に、その理想から逸れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 09:56:30
67519文字
会話率:45%
フレイア・フローレンスは騎士団の第三部隊隊長を務める女騎士だ。
ある日城下街を巡回していると、可愛らしい少女オリビアが男たちに連れ去られそうになっているところを見かけ、それを助けたことでオリビアと友人になる。
オリビアと親交を深めながらも
、フレイアはかつて自身が騎士を目指す要因となった事件の真相に、知らぬ間に近付いていく。
一方その頃、女の格好をした騎士アーサーは大きなため息を吐く。「今日もフレイアさんはかっこいい……」
これは強くなることを求めた女騎士とそんな女騎士にベタ惚れの男の恋物語。
※この作品は他サイトでも公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 18:00:00
36096文字
会話率:45%
城下街で生活するメルのもとに「会いたかった俺の番」と竜人族のリックが尋ねてくる。
だが彼の番はメルではなく、メルの愛猫ニャムちゃんで……。
最終更新:2024-02-22 22:22:27
8676文字
会話率:39%
姉崎都は、アパートの隣人みこの異世界召喚に巻き込まれて異世界へ転移した。
転移した世界は、自分の子供を救いたい魔王が作り出した世界観の乙女ゲームの世界。招かれざる客の都は城外に放置されるが、城下街でバルドゥルと出会う。そのバルドゥルこそ
が、魔王が救いたい相手だった。
バルドゥルの知識を借りながら魔物討伐をし、報奨金を稼ぐ都。その間にバルドゥルとも仲良くなった。人魔共存を目指す世界観の中で疑似恋人を演じることになり、バルドゥルへの気持ちが育っていく。
疑似恋人を終了させる時、バルドゥルはみこに囚われた。バルドゥルを助け出すため奮闘するも、力及ばずに都は投獄される。その後、みこと和解しバルドゥルを救い出すことにも成功。バルドゥルに科せられていた「呪い」を外した。
魔王念願のバルドゥル救出が叶い、元の世界から乙女ゲームの記憶を消すと言われた。それはゲームに関わったもの全て――プレイしたことも、異世界転移した都やみこのことも、人々の記憶から消されるということ。都は異世界に残ることを決めるが、最後に家族に会いに行った。
異世界でバルドゥルと暮らし始めた都。順調に子宝に恵まれ、幸せな日々を送っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 16:00:00
86358文字
会話率:51%
魔王軍のマッドサイエンティスト【涜聖のトレート】。
彼は魔王から【アマルガルド】王国を与えられ、国中を負の感情で満たす任を仰せつかった。
しかし人の心が足りていないトレイトでは、人々に負の感情を与える手段を思いつけない。
漠然とした
施策を回しながら、王城に引きこもって趣味の研究に没頭する日々が続いていた。
それから3年。
思わしくない進捗に業を煮やした魔王が、お目付役として魔導人形【レファイ】を差し向けた。
レファイにせっつかれたトレートは、得意の生体改造の技術を用いて罪なき人々を魔改造していく。
全ては国に負の感情をばら撒き、より多くの【闇の邪宝珠】を生み出すために。
「わがはい、そういうの向いてないと思うなあ。才能の無駄遣いであるよ勿体無い」
「いやいや、とても向いていると思うよ? トレート様」
あまりにも適当なノリで悲惨な魔改造を施される無辜の民の明日はどっちだ。
胸糞系ゆるゆるダークギャグが今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 18:00:00
25288文字
会話率:62%
ガイサースという国にやって来た、と或る“田舎”出身の彼女は、屋台で“飲み物屋”を、営んでいる。王都、城下街にて紡いで行く小さな“恋愛”話ーーです。
最終更新:2022-07-05 22:03:37
19891文字
会話率:18%
(旧約シリーズは改稿前。)
≪旅系日常ファンタジー≫ノアの旅人は、時々シリアスに仄々するような、探検家達の冒険譚です。御一読の末、適当に鼻で笑ってください。
(浅かったり深かったりする冒険短編が連続します!!)
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「あらすじ」
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシ。彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、自身の力を使い、魔法四輪駆動の特殊なキャラバンを動かしてナナシと共に旅を始める。
旅の動機はシーラと呼ばれる特殊地域群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求心であった。個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊。立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や戦争の数々を横目に、魔法を使えない彼らの旅が和やかに始まる。
――『シリーズ最新章・短編【第10譚 獣人の国 編】完結。』――
次なる目的地は獣人の国。人間と獣人の共存を可能とした栄光ある国。ナナシたちを待ち受ける城下街は繁華を極め、一見すれば目を見張るほどに美しい街で有った。しかし、そんな獣人の国には良からぬ噂が流れていて……?
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※「禁書庫」の文章は"大事な禁書"なので、モラル的に読むべきではありませんが、読まれなくても本編ストーリーは楽しめます。
※その他、ストーリーの「あらすじ」は、活動報告欄に記載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 10:07:11
318593文字
会話率:60%
【書籍2巻発売中!】
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王国城下街近くにある『代々勇者を輩出する』という特徴のある村。
主人公ライムントの姉ミアは、15歳の誕生日に勇者の能力に目覚めた。
「それじゃ、姉貴のいないうちは自分が村を守るよ」
そう言って姉を送り出
し、自分は勇者の村を守ることとなった。
ある日ライムントは強い魔物に襲われ、死を覚悟する。
ところが、すんでの所で魔族の女が現れてその魔物の首を一瞬で斬り飛ばす。
次元の違う圧倒的すぎる戦闘能力。警戒するライムントに対し、
「えっとえっと……困っている人がいたら、助けられる能力のある人が助けるのは当然ですよね?」
あまりに想定外な魔族の雰囲気に戸惑いながらも
「助けてもらってお礼もしないのは姉貴の弟として估券に関わります、帰るアテがないのなら、今晩ぐらい食事に来て身体を休めてください」
そう言って家に誘って食事を出した。
結果、ものすっごい懐かれた。
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PV自分で作りました! 是非見てね!
https://twitter.com/MasamiT/status/1080824374729404416折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 12:27:47
1114234文字
会話率:49%
ダンジョンマスターに転生した。転生先のエディット時に選んだその種族は小人(こびと)。
「城下街にダンジョンを創って俺はシティボーイになる!」
悪いな勇者、このダンジョンは小人用なんだ の主人公フーマが妖精島とは別の場所にダンジョンを創った
ら、の分岐ルートです。
妖精島でのんびり暮らすのとは違い、ダンジョン外で冒険者活動までしてしまう、ちょいウザナルシストのフーマ。
さらには幽霊や王族にも気に入られてしまって有名人に。
勇者もダンジョンに挑戦しようとやってきますが、中に入れない勇者が嫌がらせ?
もちろん反撃します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 06:00:00
61648文字
会話率:31%
城下街で衛士をしていたユーリは剣の腕と女性であるという点を見込まれ、ある日突然巫女守の騎士の後継に抜擢された。
人々と精霊との仲立ちを務める〝精霊の巫女〟は、古来より精霊の加護を受けて繁栄するグラルフェーゼ王国において国王と並んで尊ばれる存
在である。だが当代の巫女レンディットには決して公に出来ない、ある重大な秘密があった。
※恋愛要素においては女×男を主としており、ストーリー上の立ち位置においても少年がヒロイン的ポジションにありますので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 07:16:01
184361文字
会話率:38%
✴︎アルファポリス・カクヨム・セルバンテス・ノベルアップ+に連載中✴︎
俺はブラット=フレイ18歳。
ある日親父に言われて薬草と酒を買いに城下街に来たら、女の子が男達に囲まれてた。
その子を助けたまではよかったけど、…その後、何故か捕
まったり、魔法の実験台にされたり…意識が遠のく中、運命の女神が現れて、運命が狂っていなければ、俺が魔導師達の王になる運命だからと言われた。
そして命が助かる代わりに運命の女神との契約を結ぶ事になり…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-04 18:35:44
158213文字
会話率:51%
カースランサム王国の貴族騎士、オーラン・フォン・ロッドスカルは優秀な士官である。
まだ26歳でありながら誰よりも仕事ができ、部下の信頼も厚く、上官からも信用されている。
そんな彼が耳の痒みを解消するために最近開店した耳かき屋『スーラン
』に行く話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 02:41:27
9460文字
会話率:43%
天空の城と呼ばれるフランド城。
その城下街一の賑わいをみせるピエールの酒場では
今日も客達のためにピアノを弾くカレンの姿があった。
酒場の店主、ピエールの計らいもあり、
ひょんな事から宮廷に出入りする様になると、
そこには変わり者の公爵や失
礼な王宮騎士、そして生意気な王子が。
そんな一面に振り回されながら、カレンは最上の恋に落ちていく。
やがて、宮廷内の不穏な陰謀に巻き込まれていくとも知らずに・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-01 20:31:26
4010文字
会話率:27%