『手取り合う 雨降る夜の 四阿(あずまや)か』
俺は交通事故をきっかけに記憶喪失になった。
退院後、自室の机の引き出しを開けると一枚の便箋が出てくる。
そこにはある女性に向けられた懸想文と呼ばれる恋文が入っていた。
そして、過去の自分の
想いを受け取った俺はその懸想文を幼馴染の彼女――芹那に渡そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 17:38:00
4095文字
会話率:39%
5歳の頃、高熱にうなされのをきっかけに前世の記憶を思い出したロベリア・アラベスクは、前世で自身がプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気づく。
その乙女ゲームの悪役令嬢は死亡ルートが多いことで有名だった。
なんとか死ぬこと
だけは回避したいロベリアは、あらゆる手を尽くし、なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着いた。
そのつらい日々を乗り越えることができたのも、大好きなゆるキャラたちのおかげ!
前世の記憶を思い出したロベリアは、侯爵家の侍女たちの協力の元、前世で大好きだったゆるキャラグッズをせっせと制作し、部屋に飾り、お気に入りの「くま吉」にいたっては、小さなマスコットのぬいぐるみを作り、持ち歩いていた。
なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着き、パーティー会場から離れた四阿で、これから先のシナリオのない未来に不安を抱き、ロベリアは「くま吉」のぬいぐるみに話しかけていた。
すると、後ろから「そのクマちゃん……!」と突然低い声で話しかけられ、振り返るとそこには、サラサラの金髪にエメラルドの瞳をした、美しい男性、ランズベルト・ハーティス公爵が立っていた。
さらにランズベルトの口からは次々にファンシーな言葉が飛び出してきて――!?
ゆるキャラ好きな悪役令嬢と可愛いものが大好きなオネエ公爵の一筋縄ではいかない不思議なラブコメディ。
※不定期更新。「虐げられた傷持ち令嬢は冷徹な魔法公爵に愛される」の方を優先的に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 11:50:40
130922文字
会話率:38%
中央の王都に隣接する八つの区域で構成されたフィーケル王国。その各区はフィーケル王国の一部でありながらもある程度の決定権を持ち独立を果たしていた。
そんなフィーケル王国の治安を守るのはフィーケル王国安全保障庁。通称FSA。FSAは中央王都に本
部を各区に支部を構えるものの支部はそれぞれの区のようにある程度の決定権により多少なりとも独立状態にあった。
そんなFSAの第六保安局刑事部に所属する四阿 哲志は自分の下にとある組織を結成しFSA第六保安局と捜査協力の契約を結んでいた。それがフィーケル王国安全保障庁第六保安局刑事部零課。
そんな零課またの名を(四阿が勝手に命名した)MaGの一員として働くこととなったエバ。彼女にはとある目的があった。それを達成するために彼女はこのMaGで働くことを決めたのだ。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 19:00:00
34950文字
会話率:53%
イレイシェン国の後宮『四節の苑』に、一人の下級妃が入内した。
名はメイ コウシュン。
現在『主上様』が持てる妃の席は満席にもかかわらず、彼女の入内がかなったのは、彼女の噂を聞きつけた主上様が彼女に興味を持ち、初めて自分から後宮入りを願ったと
いうのがその理由だった。
色とりどり、形も様々な大輪の花たちが、その美を競う女の園に現われた下級妃は、高級にある大きな池の浮島の、金鳳花の花に囲まれた小さな小さな四阿のような庵を与えられ、四季の女たちはそれを厳しく見張ると言う日が始まった。
そんな中、庵の中の少女は鍵のかかった箪笥を撫でてながら遠い目をして呟いた。
「あ~ぁ、とんだ貧乏くじ、ひいちゃったなぁ……」
⚠️注意書き⚠️
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。あらすじは滅茶苦茶冒頭部分だけです。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆中華風の後宮の様相を呈していますが、様々な世界・様式の後宮&花街(遊郭)設定もりもりです。史実、資料と違う! など突込みは不要です。
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:20:00
20697文字
会話率:33%
「――作戦を立てる」
うららかな午後、王宮中庭の四阿でまだ湯気をたてる紅茶を前にジェルアン王国王太子アダルベルトは宣言した。
―――――――――――――――――――――――――
ありふれた世界のありふれた王国のありふれた学園での一幕。
隣国王女様の横恋慕に王太子とその婚約者が立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 17:21:48
6778文字
会話率:37%
主人公ローレンスはレンブランド大学、文学部 歴史研究科の教授だ。しかし歴史学の教授にして、凄腕の格闘術に、諜報技術、盗みや変装もお手の物。そうした特殊技能を生かしてお国のために日夜暗躍する日々。
しかし彼の取り巻く環境は厳しい。迫り来る論
文作成への圧力。学生への講義。卒業生の実績。
そんな彼の評価は鰻登りとはいかない。
そんな折、レンブランド国王から国家を救う重大な任務を任される。
それは謎に包まれた秘宝、時を操るといわれる、
アルカヌムカンパニュラ(神秘の鐘)を手に入れる事だった。
助手のテレスや、殺し屋のアギュニュムと協力しながら、アルカヌムカンパニュラの秘密に迫っていく!
背後には蠢めく国家同士の思惑、秘密結社の存在
最後に待つのは、世界の終わりか、始まりか
君の明日はどっちに転ぶ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 18:00:00
460484文字
会話率:32%
リア充を爆破し続けた男は、引退する。
最後に残したものとは‥
最終更新:2021-11-07 09:11:24
1587文字
会話率:15%
ありがとうの一つ一つに、心の思いをのせる。
君との距離を近づけるの言葉は、「ありがとう。」
最終更新:2021-10-25 20:43:46
465文字
会話率:0%
ある日"僕"は全てが嫌になった話
最終更新:2021-11-22 23:25:46
1837文字
会話率:0%
中央大陸に存在する中規模迷宮の上に築かれた中規模迷宮都市ミディオカーの平凡な冒険者レイン。彼は冒険者としての日常の中で何を思うのか。
最終更新:2021-11-22 20:25:54
1884文字
会話率:48%
薔薇が咲き誇り、ほんのりと華やかな香りが鼻を擽る。
さわさわとそよ風が木々を揺らし、木漏れ日が踊る庭園の端。
純白の四阿でお茶を楽しむ男女がふたり。
ここはとある伯爵家の庭園。
毎週行われる、婚約者とのお茶会。
無口な青年(コミュ症と恋
の病を患い中)と、麗しい少女(実は鈍感で結構ドライ)がお茶をするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 16:12:49
7454文字
会話率:17%
その村は廃れるべくして廃れた。
それを理解しないものがやすやすと入るではない。
最終更新:2021-10-24 01:40:58
901文字
会話率:0%
ある晴れた日、バラが咲き誇る四阿で美しいご令嬢がティータイムに手紙を書いていたらコバエ達が邪魔をしに来る話。
最終更新:2021-05-28 16:44:38
3179文字
会話率:48%
これは、コレジャナイ感のある実用的なチートをガン積みした異世界召喚系勇者が魔王や邪神のようにこいつ倒したらクリアです!みたいな存在のいない世界を地道に救済する物語。(他人のハーレム付き)
見方を変えると、空気を読んでしまうが故に自分への恋愛
感情も他人の秘密にも気づかない脳内騒がし系勇者様と幼い頃にかけられた呪いによって長年リアル理想の王子様をしてた恋愛ポンコツ系王女様のドタバタラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 20:49:35
1969文字
会話率:56%
『高専共通システムに登録されているパスワードの有効期限が近づいています。パスワードを変更してください。』
そんなメールを無視し続けていたある日、高専生の東雲秀一は結瀬山を散歩していると驟雨に遭い、通りかかった四阿で雨止みを待っていると、ひ
とりの女性に出会う。
「私を……見たことはありませんか」
そんな奇怪なことを言い出した女性の美貌に、東雲は心を確かに惹かれてゆく。しかしそれが原因で、彼が持ち前の虚言癖によって遁走してきたものたちと、再び向かい合うことになるのだった。
ある梅雨を境に始まった物語は、無事エンドロールに向かうのだろうか。心苦しい、ひと夏の青春文学。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 22:33:40
39942文字
会話率:49%
雨の音。少し肌寒い空気。君の吐息。
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小説家になろう初投稿の試験作。
執筆初心者故に小説のルールや文法には御容赦を。
最終更新:2020-06-24 03:33:38
1197文字
会話率:37%
西条四阿は(法的に)ブラックな企業に勤めていた。
非常に危うい業務内容の会社に勤めていた私は、ある日突然神様の力でゲームの中世じみた異世界に転移した。
異世界でも自由に発注出来る端末と色々とやばい会社で培った知識を使い、異世界の危地を切り
開く。
日用品でも危険はいっぱい。取扱注意の攻略法。くれぐれも真似は危険ですので、ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 04:32:01
112823文字
会話率:41%
向日 葵は小さな頃から自分ではない誰かの声に悩まされていた。
最終更新:2016-10-18 02:29:05
62783文字
会話率:19%
何処かに在る生き物は自称・四阿の精しかいない――。森と花と湖に囲まれた場所にある四阿でいつやってくるかもわからない御客様を待っている少女が、どこぞからか見てきた人々の話を語っています。
「恋」という感情がピンとこないのでそちらの話ばかり見て
いるようですね。
さて、どんなお話が語られるのでしょうか。
一話完結型 不定期更新予定 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-17 19:48:44
9844文字
会話率:2%
満月の夜、四阿の中でもつれ合う恋人たちの睦言……?
最終更新:2012-09-20 00:00:00
1354文字
会話率:0%