政略結婚により隣国へ嫁ぐことになった第三王女レティシア。
結婚相手のアルベルトからの手紙には「愛するつもりはない」という冷たい言葉が書かれており、レティシアは静かな冷遇生活を覚悟していた。
だがどうも、旦那さまの様子がおかしい…!?
○理
想の冷遇生活を手に入れたと喜ぶ新妻と、やっと結婚できたのに全然かみ合わず頭を抱える不器用夫がすれ違う話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:00:00
56032文字
会話率:33%
ホンス伯爵家にはプリシラとリリアラという二人の娘がいた。
黒髪に茶色の瞳の地味なプリシラと、金髪で明るい色彩なリリアラ。両親は妹のリリアラを贔屓していた。
救いは、祖父母伯爵は孫をどちらも愛していたこと。大事にしていた…のに。
プリシラ
は幼い頃より互いに慕い合うアンドリューと結婚し、ホンス伯爵家を継ぐことになっていた。
それを。
あと一ヶ月後には結婚式を行うことになっていたある夜。
アンドリューの寝台に一糸まとわぬリリアラの姿があった。リリアラは、彼女も慕っていたアンドリューとプリシラが結婚するのが気に入らなかったのだ。自分は格下の子爵家に嫁がねばならないのに、姉は美しいアンドリューと結婚して伯爵家も手に入れるだなんて。
…そうして。リリアラは見事に伯爵家もアンドリューも手に入れた。
けれどアンドリューは改めての初夜の夜に告げる。
「君を愛することはない」
と。
わがまま妹に寝取られた物語ですが、寝取られた男性がそのまま流されないお話。そんなことしたら幸せになれるはずがないお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:14:56
83797文字
会話率:15%
「君を愛する気はさらさらない!」と宣言した婚約者にはもう一緒に住んでいる愛人がいる。知ってますけど?有名ですから。
お互いに干渉しないことを決めて、あこがれの王都生活を始めるローゼ。
前払いの慰謝料をつぎ込んで、ビジネスパートナーと新しい
事業を立ち上げて…。
離婚も事業もうまくいったけど、初めての恋だけはくすぶってしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 15:02:30
22293文字
会話率:38%
長年片思いしていた幼馴染のレイモンドに大失恋したアデレード・バルモア。
自暴自棄になった末、自分が不幸な結婚をすればレイモンドが罪悪感を抱くかもしれない、と非常に歪んだ認識のもと、女嫌いで有名なペイトン・フォワードと白い結婚をする。
初顔合わせにて「君を愛することはない」と言われてしまい、イラッときたアデレードは「嫌です。私は愛されて大切にされたい」と返す。
あまりにナチュラルに自分の宣言を否定されたペイトンが「え?」と呆けている間に、アデレードは「だったら私は貴方を愛さないので、貴方は私を愛することでお互い妥協することにしましょう」と詰め寄る。ペイトンは、何故かこの想定外の提案を承諾してしまう。
かくして、愛され妻と嫌われ夫契約が締結された。
出鼻を挫かれたことでアデレードが気になって気になって仕方ないペイトンと、ペイトンに全く興味がないアデレード。温度差の激しい二人だったが、その関係は少しずつ変化していく。そんな中アデレードを散々蔑ろにして傷つけたレイモンドが復縁を要請してきて……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:55:11
287999文字
会話率:49%
ルピアは大国の王女だ。秘密だけれど、滅んでしまった魔女の末裔で、『婚姻相手の怪我や病気をその身に引き受け、完全に治癒する』魔法が使える。
「けどねー、痛みや苦しみもそのまま引き受けるから、よっぽど相手を好きでもない限り、身代わりなんてできな
いから!」と周りを説得し、幼い頃から恋をし続けてきた隣国の王フェリクスに輿入れする。
彼のことを一途に思い、気持ちを隠そうともしないルピアのことをフェリクスは好ましく思うけれど、……誤解から彼女が裏切ったと考え、冷たく当たってしまう。
―――そんな彼の身代わりとなり、ルピアは深い眠りについた。
「……いいよ、ルピア。君にとって苦しみでしかないのなら、私への思いを忘れればいい。だが、私はずっと君を愛するし、必ず君を取り戻すから」
夫のことが大好きな妻と、妻のことがもっと大好きな夫の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
468367文字
会話率:31%
※コメディジャンルにしてますが、コメディ風味であって、コメディとは言い切れません。私の息抜き作品です。6000文字弱の掌編作品です。
【あらすじ】
「君を愛することは無い」
新人メイドは、旦那様が奥様に宣言しているその場に立ち会って見
ていた。
ご都合主義のゆるふわ設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 12:00:00
5993文字
会話率:44%
アネモネ
凍てつくような寒さが和らぎ、春の訪れと共に開花する。
ギリシャ神話に由来してついた花言葉は、「はかない恋」「君を愛する」など。
花はいつか散ってしまう。
その儚く美しい生き様を、秘められた想いと共に束ねて。
本作はシリーズ「
アネモネに捧げる小さな物語」500〜2,000文字程度で1〜3話で完結するお話をまとめた短編集となります。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 18:10:42
563文字
会話率:10%
アネモネ
凍てつくような寒さが和らぎ、春の訪れと共に開花する。
ギリシャ神話に由来してついた花言葉は、「はかない恋」「君を愛する」など。
花はいつか散ってしまう。
その儚く美しい生き様を、秘められた想いと共に束ねて。
本作は500〜2
,000文字程度で1〜3話で完結するお話をまとめた短編集となります。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 13:59:13
498文字
会話率:11%
仕事の関係上断れなかった夜会に久し振りに出席したのは一週間前。
そこで非常に不愉快な目に遭って、荒んだ心を最愛に慰めてもらっていたところを、実家から至急戻れと呼び出された。
そして今日、戻った実家で見せられたのは、父宛に届いた元婚約者
の家が契約不履行と侮辱罪でオレを訴えているという、貴族裁判所からの通知。
そして対峙する伯爵令息パトリックと元婚約者の一家。そこで明かされるものは……。
という話。
主人公の一人称で話が進むので、彼に分からないことは分からないままです。
ざまぁもありません。
それでも良い方どうぞ。
毎朝四時更新の全3話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 04:00:00
15050文字
会話率:27%
食べることが大好きなぽっちゃり白豚令嬢こと、ジェナ・グロス伯爵令嬢と。
完璧主義者で仕事の鬼のガリガリ骸骨侯爵こと、ローガン・プレヴォー侯爵の政略結婚が組まれた。
妻に構う暇などないと、ローガンはジェナに「君を愛することはない」と宣言した
のだが、すぐにジェナがローガンの自室におしかけてきた。
「死んでしまったら、もう仕事も何もできませんよ。騙されたと思ってこの一週間は私の言う通りにしてください」
「は?」
「いいから」
「……」
「い・い・で・す・ね」
今にも死にそうだった骸骨侯爵を、我慢が大嫌いな白豚令嬢が、笑ったり怒ったり泣いたりしながら、健康にするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 17:57:06
14750文字
会話率:39%
妹に婚約者を取られ、暴虐公爵に嫁がされたリリアンは。
初夜の務めを果たす前に気絶。
翌朝「君を愛することはないから安心してほしい」と告げられてしまう。
後悔するリリアンだったが、理由は恐ろしい暴虐公爵と結婚したからではなく、テンションが振り
きれて気絶してしまったこと。
‥‥‥なんてもったいないっっ!!
一方、暴虐公爵アンガスは結婚を進めた兄とリリアンの妹に憤る。
初夜で気絶したのは恐怖からに違いないと、「君を愛することはないから安心してほしい」宣言をする。
このまま側にいて、壊してしまう前に逃げよう。
実はアンガスが推しの余命少ないリリアンと。
暴れる発作のせいで臆病なアンガスのラブコメ。
全方位ハッピーエンドです。
※長岡更紗様主催『イセコイ冒頭ミュージアム』参加していた作品を短編に仕立てました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 07:08:19
13587文字
会話率:36%
隣国の大貴族から嫁いで来た“菫の妃”は初夜に「君を愛することはない」と夫である王に言い放たれる。王と正妃のあいだに子が出来ないために急造された後宮では、“菫の妃”と同様に、花の名前を与えられながらも主たる王に愛でられることのない女たちがしの
ぎを削っていた。また後宮ではどうにかして王の子――特に男児――を孕まんと数多のよからぬ策謀が渦巻いている始末。
……これは三〇〇年続いた王朝が滅びるに至る、黄昏どきの話。
※西洋っぽい固有名詞がちょこっと出てくる異世界の国がメイン舞台ですが、日本的なホラーです。それ以外にも色々と和洋中いいとこ取りでごっちゃにしています。人死にがあり、犬も死にます。また、生殖にかかわるセンシティブな描写や、差別的な用語が出てきます。ひとによってはざまぁ要素ありと感じられるかも。
※他投稿サイトにも掲載。
※全10話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 00:00:00
16473文字
会話率:1%
タイトルそのままのあらすじですが何か?
最終更新:2025-04-29 18:26:14
2957文字
会話率:29%
複雑な出生事情から、貴族の陰謀に巻き込まれ、家族のために自分の身を売るように公爵家と取引をし、政略結婚を受けいれたテ・トーラ公爵家ネオン。
その結婚相手は南方辺境伯騎士団将軍ラスボラ・ヘテロ・モルファ辺境伯。
結婚式の終わった夜、夫とな
ったラスボラより『この結婚は政略で、君を愛する気も、子を作る気もない』と言い切られるが、そりゃ好都合、と、そのまま辺境伯と仮面夫婦としてしっかりと契約をする。
夫婦関係などなく、また社交もしなくていいことも相まって、辺境伯家の離れ館で勝手気ままなおひとり様生活をしていたネオンだったが、ある日、家令からの助言で(辺境伯夫人としての体裁保持のため)初めて辺境騎士団に向かうことになった。
皆様へと、厨房で焼かれた焼き菓子(差し入れ)をもって呑気にその場に訪れたネオンを待っていたのは、魔物の襲撃で敗戦した一小隊の兵士達。
その目も覆いたくなる惨状に、ネオンは前世前の記憶を取り戻す。
が、前世の自分はあまりにもへっぽこ過ぎ&文化水準が違いすぎて、この世界では役に立たないと落ち込むが、それでも前向きに生きていく(あと、なんか白い結婚だ!って言った旦那様が最近絡んできて超めんどくさい!)んですけど、最初の約束覚えてます??
★この作品には、一部、差別的発言・表現がございます。 不快に思われる方はお読みにならないようお願いいたします。
★一年前にアルファポリス様に投稿し、放置していた『旦那様、お願いがあります!』の改訂版となります。
★かなり勝手気ままな御都合展開のゆるふわまったり作品です。
★あまりにも細かいことは、絶対に気にしないで読んでください。 設定などの緻密性を気にする方は他の方の素敵な作品をお読みください。
★似たような話は多々あると思いますが、作者のオリジナルです、頑張ります。
★作者本人、キャラに対する『悪口・誹謗中傷』はおやめください。
★誤字脱字誤変換が多い作者です。 公開前に何度も遂行・訂正しておりますが報告いただけると嬉しいです。
★感想・ご指摘は大変うれしいです! が、その際、作者も『生きて感情のある人間』だと言う前提でお願いいたします。(上記にもありますが、誹謗中傷などいただくと、かなり傷つきます。)
★アルファポリス様にも、掲載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 12:10:00
834538文字
会話率:43%
アークライト公爵家の三女エレナは、国中から畏れられる「氷の騎士団長」アシュトンと政略結婚した。
婚礼前に彼から告げられたのは、「君を愛することはない」というあまりにも冷たい言葉。その無機質な響きに心を凍り付かせたエレナは、傷つくことを
拒み、「無感情な妻」を演じることを選ぶ。
以来、二人の間に情は一切無く、公の場では夫婦を演じながらも、屋敷へ戻れば、ただ距離を置くだけの他人。別々の寝室、事務的な会話、触れ合い皆無。それは、彼にとっての役割であり、彼女にとっての防御だった。
この冷え切った関係が、静かに続いていくのだと思われた。感情を取り戻すことも、氷が溶けることも、決してありえないことだと。
しかしある日、張り詰めていた糸が、ぷつりと切れる。
いつも完璧だったはずの「氷の騎士団長」が、妻エレナの目の前で……初めて、その分厚い仮面を剥がしたのだ。そして、彼女に向けられたのは、想像を遥かに超える、熱く、重い、剥き出しの感情で──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 20:50:00
13552文字
会話率:28%
恋愛小説マニアのアリシアは、婚約者・エドワード・ドラクロワ公爵家の嫡男から冷酷な宣言をされても全く動じなかった。なぜなら、これは彼女が読みふけった小説に出てくる王道パターンだから!
「冷酷公爵が最初は冷たいけど、徐々に心を開いて、最後は
熱烈に愛するやつね!」
アリシアは恋愛小説の知識を総動員して「エドワード公爵攻略計画」を実行に移す。得意なピアノを披露したり、彼の好きな話題で会話をリードしたり……。
「小説通りに行けば、絶対に落ちるはず!」
「君を愛することはない」と宣言した美しすぎる公爵嫡男と、恋愛小説の知識で武装した伯爵令嬢の予想外の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 14:56:26
6701文字
会話率:59%
「君を愛することはない」
フェルミエンド第二王子のエドガーは十歳の時、同じ年の公爵令嬢バーバラにそう宣言した。
バーバラもそれを了承して無事八年。危うい綱渡りの婚約は続いている。
君を愛することはない。
そう宣言したエドガーは、しかし。
「っああああああ! 今日もバーバラが尊い! 好き好き大好き! 愛してる!」
「殿下。今の顔を他人が見たらドン引きするので自制して下さい」
この八年。ずっと愛を伝えられずに悶々とする日々を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 19:00:00
47830文字
会話率:40%
「君を愛することはない」と新婚初夜に言われたハンナ。
――そもそもこちらも愛していないので、何も問題はありません。
不機嫌ハラスメントをする旦那様と侯爵夫人のお話。
最終更新:2025-04-27 23:51:14
4848文字
会話率:35%
聖女=美しく清らかな乙女たち……というのは幻想だ! 私、リアは、絶賛駆け出し聖女。そんな私の先輩たちは、婚約破棄→身分剝奪された悪役令嬢、色恋ブラック労働→処分された社畜令嬢、「君を愛することはない」→不倫&略奪されたバツイチ令嬢……って、
濃すぎだろ! 先輩たちはいっつも、過去のクズ男への怨念を聖なる(?)力にかえて戦ってる。そう。聖女界隈は、恋愛アンチの巣窟なのだ! でも、私は違う。素敵な恋を見つけて、聖女界隈、さっさと抜けてみせるんだから……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 07:10:00
8295文字
会話率:55%
「君を愛することはない」
初対面の旦那様——シェリル・カーライン侯爵は、私に向かってそう言い放った。私はそれにショックを受け……ということは、ぜんっぜん、なかった! なぜなら私——エンジュ・パルテールは、「君を愛することはない」婚希望令嬢だ
ったから!
「……なんて、言うとでも思ったかい?」
うん?
「僕はここに誓う。我が命にかけて、君を溺愛すると! さあ、僕たちの愛の物語の始まりさ!」
私は確信した。あー、これ私、かなりあれな人を引き当てちゃったんだな、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 08:09:20
6709文字
会話率:47%
リリアナは貧乏伯爵家の令嬢である。ある日、好条件で公爵家から縁談を持ち込まれ承諾。
初夜にお約束通り「君を愛することはない」と宣言されましたが。もとより承知です。
最終更新:2025-04-20 08:53:32
13052文字
会話率:20%
作り物のような美しさを持つデボラ。彼女は婚約者だった王太子にパーティで婚約破棄を告げられる。でっちあげの証言が次々と飛び出すも、デボラは反論。しかし王太子妃の座にしがみつく女と罵られ、立場は劣勢に。
(仕方ないわ、これは損切りね)
彼女
は割り切って婚約破棄のみを受け入れる。
が、デボラの不幸はこれで終わらない。彼女の父と兄はデボラを切り捨て、王家との取引材料にする事で家の繁栄を取ったのだ。
哀れ隣国の侯爵の後妻として無理やり嫁に出された彼女。体の良い国外追放である。
(でも本当に国外追放で放り出されるよりはマシね。それにあのバカ王太子と結婚するより幸せかも)
更に嫁入り先のイケオジの侯爵に「君を愛することはない。実質人質だ」と言われてしまう。
(困ったわ……私に人質の価値はないのに。せめて何かお役に立ちたいわ)
これは、不幸な運命に困惑しつつも前向きに進んだ結果、周りも自らも変わっていき、夫に愛された令嬢の話。
※アンジャッシュ系すれ違いが少々ありますが、かなりシリアス寄り(作者比)です。
※第18回書き出し祭りにて投稿した書き出しを少々改題&続きを書いたものです。不定期更新。
※カクヨムで連載している物を転載しています。36話まで1日3話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 07:00:00
178779文字
会話率:51%
ある病気と闘うため魔力を練り合わせた薬の作成にいそしむリディア。すっかり行き遅れになり「魔女」と言われる彼女は、やはり「アルダー伯爵家の問題児」「二番手」と言われるローレンスとの婚約を親に決められた。
だがローレンスは「君を愛することはない
! 真実の愛を見つけたから婚約を解消したい」と彼女の研究室に乗り込み、慌てた拍子に薬と魔力が暴発して二人の魂は入れ替わってしまった!
やむを得ずお互いのふりをして生活を始める二人だが、リディアは案外と快適に過ごし、ローレンスは女の辛さに叩きのめされる。やがて真実を知ったローレンスは改心し、リディアも彼の真っ直ぐさに惹かれて行き……
理系毒舌令嬢×純真お馬鹿わんこ系令息のドタバタラブコメ。ハッピーエンドです。
※柴野いずみ様主催の「ざまぁ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 21:16:42
23856文字
会話率:61%
伯爵家の令嬢であるリリアナは「役立たずの落第聖女」と言われ、聖女の学校で落第した落ちこぼれだった。
さらに実母が死んでから父が娶った後妻と一個下の義妹のせいで、家でも不遇の扱いを受けていた。
そんなある日、遊び呆けている父親が久しぶりから
縁談話が持ち込まれた。
相手は隣国の辺境伯で、代々聖女を娶っているのだが、現当主のシリウス・ルンドヴァルは「聖女が大嫌いだ」と明言している。
それでも断ることも出来ないリリアナは、縁談を受け入れ隣国の辺境伯まで嫁ぎに行く。
その道中、魔獣に襲われて騎士が怪我を負う。回復魔法は聖女にしか出来ないのだが、「役立たずの落第聖女」であるリリアナが、簡単に騎士の怪我を治す。
リリアナが落第した理由は、義妹に魔力をずっと奪われ続けていたからだったのだ。
さらに伯爵家でも「雑用の仕事」と任されていたのは財政管理の仕事だった。
ルンドヴァル辺境伯家に嫁いだリリアナは、シリウスに直接「聖女である君を愛するつもりはない」と言われたが…。
徐々に二人の距離は近づいていき、シリウスがなぜ聖女が嫌いなのか明らかになっていく――。
「君が好きだ」「えっ、契約でお互いを愛さないって……」「あれは破棄する、無効だ」「えっ!?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 22:45:05
131762文字
会話率:43%
※暴力表現あります。
「君を愛することはない」と初夜に告げられたアンジェラ。ショックを受ける彼女が出た行動は、あまりに早すぎる報復だった。
サクッと読める短編です。
最終更新:2025-04-14 21:30:51
3077文字
会話率:54%