長年片思いしていた幼馴染のレイモンドに大失恋したアデレード・バルモア。
自暴自棄になった末、自分が不幸な結婚をすればレイモンドが罪悪感を抱くかもしれない、と非常に歪んだ認識のもと、女嫌いで有名なペイトン・フォワードと白い結婚をする。
初顔合わせにて「君を愛することはない」と言われてしまい、イラッときたアデレードは「嫌です。私は愛されて大切にされたい」と返す。
あまりにナチュラルに自分の宣言を否定されたペイトンが「え?」と呆けている間に、アデレードは「だったら私は貴方を愛さないので、貴方は私を愛することでお互い妥協することにしましょう」と詰め寄る。ペイトンは、何故かこの想定外の提案を承諾してしまう。
かくして、愛され妻と嫌われ夫契約が締結された。
出鼻を挫かれたことでアデレードが気になって気になって仕方ないペイトンと、ペイトンに全く興味がないアデレード。温度差の激しい二人だったが、その関係は少しずつ変化していく。そんな中アデレードを散々蔑ろにして傷つけたレイモンドが復縁を要請してきて……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:46:09
232325文字
会話率:47%
頭お花畑、強メンタルヒロインの恋愛はどんな結末を迎えるか!?
ちょっとした空き時間に、クスッと出来る話はいかがでしょうか!?
最終更新:2024-01-18 05:10:09
2110文字
会話率:11%
性癖を 詰むるもやすし 行間に。
ファンタジーでも 一首詠まばや。
(公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です)
最終更新:2023-11-10 23:00:00
1874文字
会話率:12%
「――天使が降りてきたのかと思いました」
六歳のクローディアは日々教育係に虐げられ、誤解により家族から冷遇される日々を送っていた。
とはいえクローディアは強メンタル。
それなりに楽しく過ごしていたある日、前世を思い出して自分がいずれ処
刑される悪役、クローディアであることに気づく。
せっかく美貌もお金もある公爵家に生まれたのだから処刑は回避して人生を楽しみたい強メンタル令嬢と、
そんな公爵令嬢を手放したくない腹黒王太子の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 21:02:17
11993文字
会話率:29%