現代日本の検屍(法医学)で数々の事件を解決してきた大石花蓮は、事故で幕末の江戸にタイムスリップしてしまう。江戸で医院を営む家の娘になった花蓮はお花という名前で生きていくことになる。それから数年過ぎお花は幕末の江戸で比類無き医学の腕を駆使して
、医者としてのみだけではなく犯罪捜査における検屍官としても活躍していくことになる。
また法医学だけではなく、FBI行動科学(プロファイリング)や人の無意識下の行動で心の中を探るノンバーバルコミュニケーション(行動心理)を駆使して心許せる奉行所同心の永井源三郎と共に数々の不可解な部分が残る殺人事件に挑み事件を解決していくことになる。
この物語は現代のように科学捜査がない江戸で、現代水準の最高の検屍知識「法医学」やノンバーバルコミュニケーション「行動心理学」の技術を持ったお花が悪「殺人犯」を追う物語である。
『一話目 吊り下がる女』
『二話目 死んだ女』
『三話目 猟奇犯罪事件』
お話は現在時点では短編連作の三話で構成されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 08:00:00
67605文字
会話率:56%
ある検屍官が出会ったある老人の遺体とその遺書の物語。
老人が綴った遺書に記されていたこの世界の秘密とは。
SF要素とミステリー要素がある1万字弱のSSです。
この彩りある世界に生きる者たち全てにエールを。
最終更新:2019-09-17 20:58:18
5265文字
会話率:0%
ネクロフィリア
それは死を誰よりも想い、誰よりも尊び、誰よりも愛している者を示す。
死が有り触れたものとして存在し、誰もが死者を仕方ないものと忘却していくこの世界で、主人公ヨシノは死と向き合い続ける。
少女リタと共に検屍官として、様々な死
に触れていく。
死者を忘れようと必死な者や死者の仇討ちに躍起な者。
時に死は生者を狂わせ、時に死は生者の背中を支える。
これは、魔物によって殺された死者とそれを取り巻く生者に流れるダークファンタジーチックな日常の物語。
万人受けするテーマではありません。
グロやリョナ表現が苦手な方はご注意ください。
週一更新を目標に細々と頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 17:45:36
43636文字
会話率:70%
真夏のある日、新潟県阿賀町国道の隅で人間の生首が発見された。連日の猛暑の中放置されていたためか首は腐乱しきっており、さらに野犬に食いちぎられたと思われる傷跡も散見された。さらに国道脇道を入った先にある小屋の近くに、ぞんざいに埋められていた
首無しの胴体も発見された。
切断された首と胴体が早くも発見されたかに思われたが、検屍した医師は、「首と胴体は別人のものなのではないか?」と疑問を口にし、DNA鑑定が行われることになった。
果たして首と胴体は別人同士の組合せだった。もうひと組の首と胴体はどこに消えたのか?
素人探偵安堂理真(あんどうりま)が推理を巡らせるが……。
「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-23 21:00:00
51991文字
会話率:53%