応仁の乱で開かれた魔界の扉から、魔素が地上に溢れ、魔物が生まれた。
人々は結界に守られながらも、戦国の争いと魔物との戦いが激化していく。
神の加護を得た者たちが、乱世に立ち向かう時代が幕を開ける。
吉法師は、自分の中にある加護
を顕現できず、苛立っていた。そこに、御所の使者が現れる。
織田信秀は言う。
「彼らは、人であって、人でない。神に見出されて、命じられて生きるのだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:12:55
34301文字
会話率:33%
なぜ平手政秀は切腹したのか?
諫死と伝わるが納得いく説明はない。
吉法師の乳首噛みは、養徳院が乳母になるとなぜ止まった?
政秀の息子長政が信長に馬をねだられて拒んだと言われるが、
ならば切腹すべきは息子の長政では?
小説「信長天魔王」を
書き始めるにあたり、
霊査をしながら仮説を立ててみたところ、
するとひとつの謎が解けて、他の謎も連鎖的に解ける。
つまり、その仮説は封印されてた真実を突いてしまったらしい。
その仮説 吉法師急逝!
血が出るほど乳首を嚙まれためのとが、一瞬の怒りに床に投げつけ吉法師は急死。
あわてた傅役の平手政秀は殿信秀に具申し身代わりを立て無事を装う!
だが、人の口を完全に封じるのは難しく政秀の息子長政から綻ぶ。
信長と口論になって長政は思わず口走ってしまった
「殿は真の吉法師様にあらず、身代わりじゃ。偽者に馬などやれぬ」
呆然自失となる信長
息子から顛末を聞いた政秀は切腹して申し開きするしかない。
政秀は信長にしたためた手紙に、
子息の非礼を詫び、身代りを押し付けたことを謝った。
もちろん、まことの血縁でないと知ったからには嫡男の役目や責任も全てを投げ出されても文句はいえぬが、
もし、今まで自分が積み上げてきたものを無にするより
うまく利用して己の野心を叶えようと思われるなら、
全てを受け入れて、これからも信長として戦ってくだされ、と訴えたであろう。
これこそ政秀が切腹した理由、
これであればようやく納得がゆく。
中には信長の血統が破壊されるとか歴史が歪められると考える方もいるかもしれないが、吉法師が入れ替わったのが真実としても、信長の偉業は変わらない。
いや、入れ替わっていなかったら、ここまでの偉業は成し遂げられなかった確率が高いかもしれない。
血の繋がらぬ信長が親の愛を感じられずに育てられたために、独立心の旺盛な常識の範疇を超えた人格になれたに違いない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 11:02:16
24435文字
会話率:57%
古来からの朝廷による統治体制が破綻した戦国時代、諸国では国家の仕組みの再構築のため、下剋上による様々な統治方法が試みられていた。その様な時代に尾張織田弾正忠家嫡男として生まれた吉法師(後の織田信長)は目の当たりにした戦乱の惨状に衝撃を受け
、この世に生を受けた自身の目標として天下の再構築を掲げる。
吉法師は将来の立場の重責や目標達成の困難性の高さに深く悩みながらも、様々な人との出会いを通じて新たな発見やそれまでに無い経験を積み、常識に捕われない革新性、時事の先を読む先見性、状況に応じた戦略の手法を身に付けていく。
やがて元服し尾張の領主となった吉法師は困難な状況を一つ一つ打開し、天下人へと駆け上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 16:56:54
754365文字
会話率:44%
戦国の御代。お父上様はもののふを立て、そしてその最期にむかって日々を生きてこられたお方。戦も茶の湯も、恋に焦がれるような激しい静謐をもとめられ、天下様になられた吉法師様にも覇を争われた。
それが、おのことして、もののふとして、最上の真心
だと決めていたから。
けれど、おなごは違う。わたしと箭吹(やぶき)は違う。おなごの茶の湯は戦も静謐もなく、糸を紡ぐ糸車のカラカラ廻る日常を繋げていくもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 05:15:46
10061文字
会話率:20%
信長公にまつわる話しをまとめた手記を残したい、そう同郷の友に伝えられて福徳村の男は、昔を思い出し語りだした。
最終更新:2023-10-26 01:26:26
4435文字
会話率:24%
あらすじ。馬鹿と天才は紙一重。ならば馬鹿で天才と言う存在は紙一重と言う異物によってどうなってしまうのか。これはそんなお話。
最終更新:2023-06-04 15:42:16
1782文字
会話率:15%
「山城入道殿が姫を嫁に迎えるは、勘十郎じゃ」
ときに天文十七年。
平手中務政秀は大殿、織田備後守信秀から美濃へ赴くよう命じられた。
美濃一国を支配する斎藤山城入道道三の娘を、平手が附家老として仕える三郎信長ではなくその弟、勘十
郎信勝の嫁に迎えるための使者として。
「うつけに継がせれば家が滅ぶわ」
尾張一国の大名に実力で成り上がった信秀は、婆娑羅な身なりで領内を闊歩するなど奇矯な振る舞いのある嫡男、信長を廃して、信勝を世継ぎに代えようと言うのだ。
遡って天文七年。
五歳の信長は幼名の吉法師を名乗り、信秀の後継者として支配することになる津島湊、熱田湊を訪ねてその風物を学ぶ。
強い領主を戴いてこそ国は豊かになるのだと、吉法師は出会う人々に父信秀への尊崇を語る。
だが信秀は、吉法師の身に害が及んでも代わりとなる息子は何人もいるのだと吉法師当人に告げる非情な顔も備えている。
そして吉法師が敬愛する姉の蔵《くら》が嫁いだ大橋家が、父祖代々の居城を信秀によって召し上げられた。
その命を大橋家に伝える使者を務めたのは、吉法師の赤子のうちからの傅役であった平手だ。
吉法師は父信秀を尊敬の対象ではなく、行く手にそびえる岩塊であって踏みつけ乗り越えるべきものとみなすようになる。
しかし熱田への抑えの城となる那古野の城主に任じられた吉法師は、ただ飾り物として扱われるばかりだ。
やがて十三歳で元服を迎えた吉法師だが、城主としての実権は、なおも与えられない。
その鬱屈を表すように、なおも幼名を名乗り続ける吉法師だが、胸中ではいずれ信秀に実力でとって代わるのだと密かに念じ続けている──
「」カクヨム掲載中
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330652600459148
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 11:48:56
317054文字
会話率:44%
戦国時代、尾張の大名・織田信秀の子息・吉法師は、八歳の時に父から那古野城を与えられ、以降そこで英才教育を受けて育つ。そして、十四歳になると、元服して織田三郎信長と名乗った。
その一年後、彼は初めて先陣を経験するが、心を恐怖に支配されて何
もできなかった。これにより、優等生でいては修羅場に対応できないことを痛感した彼は、城から出て、山野を駆け、巷間を巡って、心身を鍛え、社会的な知識を身に付けようとする。
ところが世間は、それを奇行・愚行と決めつけ、彼を「大うつけと」と呼んで嘲笑した。これにより、家中における彼の信望は、地に落ちた。
折も折、父・織田信秀が、流行り病にかかって急死してしまった。その途端、家臣の離反、後見役の自害、同盟者の敗死、兄弟の裏切り、親戚の不意打ち、などの問題が、嵐のように信長に襲い掛かる。
更に、駿河、遠江、三河を支配する大諸侯・今川義元の長い腕が、尾張に向かって伸ばされつつあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 10:00:54
94858文字
会話率:22%
さて、これから吉法師様の教育を・・・ん?どこじゃ!!どこに行かれた!!信秀様も厄介な仕事を・・・早くなんとかしないと諌死(かんし)一直線フラグじゃないか!!
戦国武将織田信秀・信長の2代に渡って使えた平手政秀に転生してしまった中年男の物語・
・・
西の長島には長島一向宗、北には美濃の斎藤家、南東側には松平家に今川家・・・
ゲーム機(何故かキーボードとマウスw)片手に諌死で死ぬのではなく天寿を全う・・・出来るといいなぁ~
平手政秀の口調は、作者の普段の言葉遣いと同じです。【え!?駄目なのかい?】
閑話小話?は本編の後でお読みください。【←これ重要!!】
この小説はクロスオーバー作品です。
早見様の「ゲーム機片手に天下統一!Player1 〜瀬田に我が武田の旗を立てよ〜」、
霧島ナガツキ様の「ゲーム機片手に天下統一!Player2 ~我、長宗我部ニテ立チ上ガラントス~」、
ソルト様の「ゲーム機片手に天下統一!Player4 ~戦国大名の娘は天下を掴みたい!~」、
と、なっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 21:31:38
116123文字
会話率:27%
4/15題名変更いたしました。(旧 もしも織田信長が魔法を使い始めたら~現代知識とスキルを駆使して目指せ天下泰平~ )
現代に生きる社会人の青年は、ひょんなことから戦国の世に転生してしまう。転生先は尾張の戦国大名の息子、吉法師。そう、後
の織田信長である。 様々な死亡フラグ渦巻く戦国の世。転生した青年は、逞しく生き延び、天下泰平の世を目指そうと志を新たにするのだが……
「あれ、なんか俺の体、光ってね?」
これは戦国という荒波にもまれながらも、新たに手に入れたスキルを使い、現代知識と宗教の力で天下泰平の世を目指す一人の青年の物語である。
1話2000字前後となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 19:02:49
128710文字
会話率:30%
「光秀」
―――彼は、神経質そうな顔立ちにそぐわぬほどの酷くよく通る高い声に、切れ長の瞳に優しく朧気な……まるで次の瞬間には消えてしまいそうな儚げで虚ろな色を宿しながら、私の諱を呼んだ。
そうして歳を取りながらもどこか美童だった頃の
面影を未だ残す、十ばかり年下の主は言ったのだ。
「……殺せ、儂を。アレに完全に食い尽くさせる前に」
それは貴様にしか頼めぬ頼みなのだと、上様は言った。
そうして時は遡る。彼がまだ吉法師と呼ばれていた子供の頃に。
其の日、彼は津島神社で怪異と出会った。それが全ての始まり。
これはもしも織田信長が本当に『第六天魔王』に取り憑かれていたのだとしたら? という話。
※因みにBLタグは史実通り(?)利家と肉体関係があったよ描写がいずれ出てくるので入れているだけで、別に本筋はBLではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 12:21:30
13524文字
会話率:22%
『信長さん』の考察です!!
最終更新:2015-06-05 01:40:12
800文字
会話率:53%
朝起きると戦国時代に移動していた。
神戸に住んでたはずなのに何故か尾張の中村にいた。
じいちゃん達は若返ってるし、水道繋がってるし、ネットはできるし。
毎日吉法師とか藤吉郎等かが遊びに来るし市ちゃん可愛いしどうなるんだ!
吉法師君は、この後
の歴史を知り、率先してクラッシュします。岩田家は、吉法師君と信秀さんに強引に武家にされます。
初投稿です。初めて書いた超どしろーとの作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-27 20:00:00
107342文字
会話率:28%
天文3年、1534年。その世界は、荒れにあれていた。
農民たちには、土地を分配(ぶんぱい)して、田を耕(たがやか)せた。しかし、その大半は、税として取り立てられ、残ったお米は、山賊などに襲われて、持っていかれる始末であった。もちろん、そん
な山賊たちは、人々に容赦はしなかった。それだけではなく、多くの苦しみが民(たみ)を襲っていた。そんな民を国は助けることも無かった。時の将軍、足利(あしかが)は、朝廷に弓を引き、己(おのれ)は天皇となるように計(はか)ったが、将軍が突然の病により亡くなると、その後も二代に渡って足利権力は続いたが、実情(じつじょう)は衰退(すいたい)していたのだった。
足利の権力、室町幕府により、振り分けられていた日本の土地は、それぞれが1つの国として、民から資源を奪い、力を蓄(たくわ)え、国取り合戦が続いていた。そんな争いに、民たちが苦しんでいても、朝廷をはじめとした貴族たちも気にせず、現(うつつ)を抜かしている頃、ひとりの赤子が生まれた。
その男の子の名前は、吉法師(きっぽうし)と名づけられた。
この物語は、世が確実な不平等と人間の心を捨てさせるほどの混乱の中、ただ、正義という志(こころざし)を持って、悪を倒し、理(り)という剣(つるぎ)を持って、人間のまやかしを切り裂いた、ひとりの男の人生を描いたものである。”その男、魔王”と呼ばれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 23:38:39
3928文字
会話率:45%