レフィーン公国末娘で第四公女のフローラは、十八歳の冬突如レクト王国の貴族子息に嫁ぐ事になった。
レフィーン公国で厄介者扱いされていたフローラを体よく追い出した形の結婚だが、結婚相手である『ジルカ男爵』もまたレクト王国では嫌われ者で……?
オリジナルファンタジー小説『カルテットサーガ』のスピンオフ小説となります。未読の方は先に『カルテット・サーガ』を『第4章まで』お読みいただけると良いと思います。
(第5章はこちらの壮大なネタバレが入ってきます)
カルテット・サーガはこちら→https://ncode.syosetu.com/n9766hv/
また、フローラの夫であるエドリック視点で描かれる『嫌われ男爵と嫌われ公女の結婚』も毎週更新しております。
嫌われ公女→嫌われ男爵で1話ずつ交互に読んでいただけると、より楽しめるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:00:00
105881文字
会話率:60%
映画撮影のため訪れた孤島で、異変は起こった。
撮影の真っ最中、出演者の一人が皆の目の前で姿を消したのだ。
動揺するなか、女優が「異世界転生よ」と主張し、混乱に拍車をかける。
事態の収拾がついていないまま、プロデューサーは撮影の続行を命じ、ス
タッフの不満が高まる。
その翌日、プロデューサーが行方不明に……。
島中を捜索するが二人の手がかりは見つからない。
連続殺人を危惧した俳優は、犯人に取引を持ち掛ける。
それは、映画の撮影を続行することだった――。
孤島での撮影は終了し、都内での撮影が続く。
そんな折、警察の生活安全課に「目の前で人が消えた」という行方不明届が提出される。
課長は悪ふざけと判断し、部署の厄介者扱いされる刑事に担当を命じた。
かつて捜査一課で活躍したベテラン刑事と、新人刑事の二人だけで捜査が始まる。
そこへ、第二、第三の被害者が現れ、事件は新たな局面を迎えた。
被害者の状況から、いずれも『異世界転生』にちなんだ<見立て殺人>の可能性が浮上する。
俳優たちと刑事、双方の視点が交錯する中、事件の背後に隠された真相が次第に明らかになっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 18:20:00
139302文字
会話率:37%
理不尽な教育、理不尽な校則。
様々な理不尽に支配された学校、牢檻学園(ろうかんがくえん)。
社会に適応し活躍するための厳格な教育を信条としている。
しかしその実態は権力を笠に着た教師たちによる身勝手な支配。
中学校を卒業直前に事故で両親をな
くした少年、風間誠一は親戚に引き取られるも厄介者扱いされ、全寮制で手がかからない牢檻学園に入学させられてしまう。
誠一は、入学早々クラスメイトの濡れ衣を晴らそうとしたことが教師の機嫌を損ね、教育とは名ばかりの体罰を受ける。
そんな学園生活の中で誠一はこの学園の在り方に疑念を抱く。
全てを管理され自由を奪われた様はまるで籠の中の鳥。
そして少年は決意するこの籠の中のから飛び立つと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 16:28:34
4322文字
会話率:26%
両親が亡くなり子爵家の叔父の家に引き取られた元伯爵令嬢のリネット。
厄介者扱いされて、叔父夫婦と従妹のジュリエッタに虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、第二王子のレジナルドが階段から落下するという事故が王宮で起こる。
レジナルド
殿下はどうにか命は取り留めたものの失明の危機に晒されているという。
事故後、手術を受けることも拒否し、
生きる気力を失くしたかのような第二王子の様子に困った王宮の人たちは、
彼の面倒を見て元気づけてくれる令嬢の募集を身分を問わず始めることに───
これは上手く行けば玉の輿!
こぞって令嬢たちの応募が殺到する中、従妹のジュリエッタも当然のように玉の輿を狙う。
しかし、面倒ごとを嫌ったジュリエッタは自分の代わりに、
顔のよく似ているリネットを送り出すことを企む。
こうして、無理やりジュリエッタの身代わりをさせられることになり、
第二王子レジナルドの元に向かうことになったリネットは───……
全31話
✿他サイトにて投稿・完結済✿.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 23:15:30
110413文字
会話率:39%
公爵令嬢アメリーは妾の子。両親を失った後、公爵位を継いだ異母兄から厄介者扱いされていた。
さっさと結婚して家を出ようとするものの、婚約者が次々に死亡。
アメリーには「悪霊憑き」の噂が流れてしまい、縁談が来なくなってしまった。
結婚は
あきらめて、同い年の姪の侍女として後宮で働くことにしたのだが――
ある夜、国王ジェラルドの寝室に呼ばれたことで、アメリーは思いがけず六人目の妃にされてしまう。しかも、毎週一回竪琴を弾くだけの形だけの妃に。
実のところ、アメリーは「竪琴の継承者」――死者の魂と干渉できる異能を持つ者――として、後継者になる女の子を産まなければならなかった。
母親(魂)に「子作り」をせっつかれるものの、アメリーの気持ちはなかなかついて行かないもので……。
異能持ちの妃×悪霊憑きの国王、恋愛に無自覚&不器用な二人が徐々に心を通わせていくラブストーリー!
*悪霊などが出てくるので、タグに「ライトホラー」を入れていますが、怖いというより心温まる物語を目指しています。
*恋愛部分はコメディ寄りで……。
*毎日更新予定。
*カクヨム様にて先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 18:13:29
128128文字
会話率:41%
リュシエンヌ・ソワイエは16歳の子爵令嬢。皆が憧れるマルセル・クレイン伯爵令息に婚約を申し込まれたばかりで幸せいっぱいだ。
しかしある日を境にリュシエンヌは眠りから覚めなくなった。本人は自覚が無いまま12年の月日が過ぎ、目覚めた時には父母は
亡くなり兄は結婚して子供がおり、さらにマルセルはリュシエンヌの親友アラベルと結婚していた。
突然のことに狼狽えるリュシエンヌ。しかも兄嫁はリュシエンヌを厄介者扱いしていて実家にはいられそうもない。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、若きヴォルテーヌ公爵レオンだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 21:10:00
46537文字
会話率:55%
不遇ヒロインが千文字で逆転ざまぁのハッピーエンド。
―― ホウキで空を飛ぶのが当たり前の国。
どうしても飛べないために家族から厄介者扱いされて育ち、ついに棄てられた令嬢は 『飛ばない』 青年と出会う。
第6回なろうラジオ大賞参加作品です。
最終更新:2024-12-29 07:20:00
1000文字
会話率:41%
梵心優は白銀の髪を持ち、悪い噂が絶えない女子高生。後天的な特異体質で、両親から捨てられ、母方の実家がある常陸島へと引っ越してからは周囲に馴染むことを拒んで生活していた。
信頼と言うものが分からなくなった心優がそこで出会ったのは影山月乃
。
特別に憧れる月乃は心優とは逆に誰とでも仲良く出来るタイプであり、助けられたのをきっかけに心優と関わりを持ち始める。
最初は裏切りを恐れて厄介者扱いしていた心優だが……
※この作品はフィクションです。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 07:00:00
185675文字
会話率:48%
ノバ感染症が流行り始めた惑星オリエンタール。宇宙郵船のワープ貨客船『しなの』は郵便物と乗客を乗せて出航した。当初、乗客乗員は陰性だったが、いつの間にかノバ感染症が流行り始めた。船内では不審死があったり、感染症の後遺症で男性器が委縮する症例な
どが見られた。様々な不安が入り乱れる中、船長の桜内は田山に後遺症の原因解明と治療薬の研究開発を命じた。何人かは対処療法で治せたが後遺症は打つ手がなかった。『しなの』はワープ航行途中、人類世界を牛耳る2大グローバル政党の世界革新社会党と国際自由国民党の企てに巻き込まれた。だが船内AIのマイカの機転により危機を脱した。この間も後遺症は進行し、桜内と乗員の白井は男性器、戸川は女性器が変化し中性化していた。『しなの』は地球の軌道上と称するバーチャル空間に到着した。これは田山を騙して研究させ、最新の研究データを奪う国際自由国民党の策略であった。それを知らずに研究が進められたが、桜内がバーチャル空間に気付いた。ここで田山に心酔した国際自由国民党側の寺脇の協力を得て辛くも脱出した。田山は中性化する以前をブリーダー期、第三次性徴を示す中性化後を不老不死に由来するエターナル期と命名した。本物の地球に到着した『しなの』。船内で起こった事件はグローバル政党の関与があるので、日本政府や国際宇宙連合に助けを求めたが、いずれもグローバル政党には無力であった。桜内たちは自らで守るしかないと思い知らされた。厄介者扱いされた桜内たちは、エターナル期の研究は国際自由国民党系の施設に任せて郵便業務に戻れと宇宙郵船から命じられた。それが不服だった桜内は一計を案じ、命令に従うものの、田山には『しなの』船内で密かに研究させることにした。他の星系に向かう途中、エターナル期の中性でも、神の倫理に基づく男女の絆を結めば、望む性器が復活しセックスができることがわかった。さらにこれらのことが人類世界の価値観など変えることがAIシミュレーションなどで判明した。郵便業務の最終地は、いち早くノバ感染症が流行ったオリエンタールであった。そこでは後遺症のエターナル期の人間が既に1万人を越え、社会変革の動きが始まっていた。現地のSNSを通じて田山の最新研究データを発表すると、一気にグローバル政党打倒に傾いた。時代が動き出し、桜内は田山の研究活かして人類世界を変えるリーダーになることを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 15:46:01
125941文字
会話率:62%
――誰からも愛される聖女、なのに自分に自信の欠片もなくて……。
聖女フローラはとんでもない聖女力もあり、人々からとても愛される存在である。
しかし実家の伯爵家では育てにくい厄介者扱いされていて、とにかく自分に自信がなかった。
聖女の護衛を
任務とする騎士団の団長・レオンハルトと仲良くなろうと頑張ってみても、会話がブツ切りになってしまって目も当てられない始末である。
フローラの心の拠り所は、夜な夜な作るビーズアクセサリーだけ。
そんなフローラは、『仮面の魔女ローゼ』として、自作のアクセサリーをノミの市で売り出すことにした。
強大な聖女力を注がれた光るアクセサリーは、願いを叶えるお守り(本物)として大評判になる。しかし人気が過熱しすぎて、ついには暴動が勃発してしまう。
フローラを助けたのは、騎士団長レオンハルトだった。
その優しさに触れ、フローラはレオンハルトのことが気になるようになる――が、彼に『気になる人』がいることを知り、悶々とした日々を過ごすことになる。
ある日、新興商人が仮面の魔女ローゼの願いを叶えるお守りに目をつけて専売契約を持ちかけてくる。レオンハルトの助けで断ったものの、新興商人は偽のアクセサリーを勝手に市場に流してしまい、街は大混乱に陥る。
レオンハルトにフローラを取られる! と危機感を強めた副騎士団長コンラートが、フローラに強アプローチをかけてきたり。
コンラートに誘われて行った高級レストランで、2人のイケメン騎士に取り合われてパニックに陥るフローラだったり……。
偽アクセサリーの調査を通し、自分の強大な力と向き合いながら、レオンハルトとの絆を深めていくフローラ。しかし、肝心な想いを伝えるための一歩はなかなか踏み出せないまま。
一方のレオンハルトは、過去の過ちを乗り越えて、『気になる人』への気持ちが加速していく。
レオンハルト様の『気になる人』って、いったい誰なんですか?
コンラート様、教えてください!
そんな感じの聖女ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 11:39:22
47481文字
会話率:46%
※連載版になります。
【守護の力】と呼ばれる異能を持つ貴族の令嬢セレネ。彼女は出生や宿した異能の異質さもあって周囲から厄介者扱いされており、妹の引き立て役のような日々を送っていた。
そんな彼女は周囲の思惑に振り回され、あげく命を落としてし
まうのだが……気づけば婚約者から婚約の破棄を告げられた場面に戻っていた。それから何度も似たような運命をたどり、苦しい死を迎えてはループする。
ループの原因はわからず、周りに頼り気を遣っても最終的には辛い死を迎えてしまう。ついに精神の限界に達したセレネは決意する。
私はもう誰も信じない。
次のループは、自分だけのために生き抜いてループを越えてみせる。
その邪魔をする者は、何人たりとも許さない。
幸せな最後を迎えるためなら、悪役にでもなってやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 19:06:04
186050文字
会話率:41%
【守護の力】と呼ばれる異能を持つ貴族の令嬢セレネ。彼女は出生や宿した異能の異質さもあって周囲から厄介者扱いされており、妹の引き立て役のような日々を送っていた。
そんな彼女は周囲の思惑に振り回され、あげく命を落としてしまうのだが……気づけば婚
約者から婚約の破棄を告げられた場面に戻っていた。それから何度も似たような運命をたどり、苦しい死を迎えてはループする。
ループの原因はわからず、周りに頼り気を遣っても最終的には辛い死を迎えてしまう。ついに精神の限界に達したセレネは決意する。
私はもう誰も信じない。
次のループは、自分だけのために生き抜いてループを越えてみせる。
その邪魔をする者は、何人たりとも許さない。
幸せな最後を迎えるためなら、悪役にでもなってやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 11:00:00
10019文字
会話率:34%
「よろしく、花嫁様」
顔の大きな痣から忌み子と呼ばれ、なくなった両親からの愛情を頼りに生きてきた子爵令嬢花咲(カザキ)。領地では飢饉が起きそうになっていた。自分を厄介者扱いする継母は飢饉の原因を最上級と言われる笛吹きの鬼にすることにし、花咲
は強引に鬼の嫁として差し出される。
鬼は長い黒髪をもち、ツノの生えた美しい青年の姿をしていた。鬼は花咲に興味がなく、食べようとする。しかし、両親の望む生を全うするために花咲は、笛吹きの鬼の本当の花嫁になることを申し出る。最初は鬼におびえる花咲だったが、二人は共同生活を通して少しずつ愛を知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 15:04:26
11735文字
会話率:47%
リナは実家で家を不幸に貶めた元凶とした厄介者扱いされ、母親の手によって侯爵家に売られた。彼女はそんな自分を妻として受け入れてくれた旦那様を支えることを誓い、彼に「美しい」と褒められる日々に幸せを感じていた。しかし、それは所詮、仮初めの幻想で
しかなかったことに彼女は気がついてしまう。
それは国随一誇り高き身分の王太子殿下が侯爵邸にご滞在されることが決まったときだった。夫の企みに気がついたものの、リナはそれを拒絶することもできず夫の思惑通りに事を運んでしまう。
その末で、彼女は思い知る。自分は決して、幸せにはなれないのだと。
家族にも夫にも、決して愛されることはないのだと。
──────────
バットエンドです。
色々ぼかしたので分かりづらいところもあるかもしれませんが、書いてるのが辛くなったのでお許しください。
いや、読む方によっては読了後に主人公の幸せな未来を夢見てもらって構いません。独自解釈結構!
(人任せですみません。バットエンド書くの色々な意味で怖いから)
R15で合ってるのかはわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:00:00
6642文字
会話率:23%
落ち零れの行き着く先は下しかない。
レディースチーム『沙蛮那』もその一つだ。
一般社会のレールから脱線し、仏恥義って出てきた喧嘩社会でまた淘汰されてきた、見るも無残な草食者の集まり。
沙蛮那は、そうした弱小チーム…だった。
彼女たちは驚くべ
き早さで下馬評を覆した。
創設者にしてリーダーの女傑が分進時歩の勢いで他チームを薙ぎ倒していったのだ。
リーダーのワンマンチーム。
この評価は、地域を総ナメにし、レディースの新たな秩序を築き、国に厄介者扱いを受けるほどチームが肥大化した後も変わらぬ定評となった。
リーダーの影響力はそれほど絶大だったのである。
しかしそんなリーダーも人間。
夜の疾風などという概念では有り得ない。
やがて恋をし、引退後、かつての特攻服よりも白いウェディングドレスに身を包んでいた。
※この作品はカクヨム、アルファポリスにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 14:21:04
11990文字
会話率:27%
私はカトリーヌ。両親は市井で花屋を営み夫婦仲も良く、私達は幸せな暮らしを送っていました。ところが、私が10才の頃に両親が流行り病で亡くなり、伯父だと名乗る身なりの良い男性に引き取られました。
伯父様はモクレール侯爵様でした。お母様はこの男
性の妹で、かつては侯爵令嬢という身分だったのです。ところが、庭師だった平民のお父様と恋に落ち、駆け落ちをして私を生んだのでした。
伯父様は私を引き取りましたが、使用人として扱われました。伯父様には私と同じ年齢の娘と二歳上の息子がおり、私は厄介者扱いされたのです。私の従兄妹たちはとても意地悪な子でした。特に従兄は私が成長するにつれて、いやらしい目で私を見るようになりました。
モクレール侯爵家では肩身の狭い思いで生活をしていたのですが、ある日それが一変することが起こりました。それは……
これは両親を亡くし伯父に引き取られたヒロインが、悲しくて辛い思いをするものの、最後はスパダリに愛される物語。スパダリは魔王様です。
※最終話にクリスマス要素あり。
※異世界の魔法ありの世界。妖精や妖精王や魔王なども普通に存在する世界です。ゆるふわ設定ご都合主義です。ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 13:12:56
24679文字
会話率:50%
ミディレイ侯爵家の末娘ノーラは、生まれつき体質に問題を抱えていた。
――それは、貴族であるならば当然備わっているはずの魔法の才能が、全くないというもの。
そのせいでノーラは家族から厄介者扱いをされ、外に出ることも許されず存在を隠さ
れて生活してきたのだが、ある日、魔導士の名門アルディオン公爵家へ嫁ぐよう父から命じられてしまう。
夫となるロイド・アルディオンは、〝超がつくほど天才な魔導士で、超がつくほど変わり者〟だと有名な人物。
よりにもよって魔法の天才に嫁ぐことになってしまったノーラは、自身の問題体質を隠しながら暮らしていくことが出来るのか。
そして、変わり者の夫に振り回されてばかりの結婚生活の行方は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 21:36:25
57596文字
会話率:44%
マイナススキル持ちの冒険者アルヴィンは、またパーティー追放の憂き目にあっていた。
実力があるにもかかわらず、デメリット効果のあるたった一つのスキルのせいで、どんなパーティーからも厄介者扱いされてしまう。
嫌気が差したアルヴィンは、意を決し、
スキルを消すアイテムが得られるというダンジョンに挑む。
そこで一人の神官の少女に出会った。彼女もまたマイナススキル持ちだったが……その効果を聞いて、アルヴィンはふと気づく。
――あれ、これもしかして、シナジー発揮してない?
◆
デメリット効果が噛み合ってプラスに!? パーティーを追放されたマイナススキル持ち同士が集まり、やがて最強パーティーを結成する物語。
※完結まで毎日投稿します。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 12:00:00
337965文字
会話率:44%
【ご迷惑はお掛けしません。ここに、置いて頂けますか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を
押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけられ、城から追い出されそうになる―。
※他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 15:28:03
553132文字
会話率:50%
没落寸前のカーター家には美しい両親と三人の子どもが住んでいた。天使のような可愛らしさをもつ妹とこの家の跡継ぎとなる優秀な弟が生まれてから、両親に似ていなかった長女のペルルは厄介者扱い。居場所がなかったペルルはこっそり作った秘密基地で王子の従
僕をしていると言う少年に出会う。優しい彼に気を許していくが、自分なんていなくなったほうがいいと嘆く少年を一喝した。「それだけは言っちゃダメ。生きてさえいればどうにでもなる、こんな私でも生きている」今まで口にしたことがなかった思い。辛いのは少年だけじゃないと慰めていたハズなのに、いつのまにか自分が慰められている。“いつか幸せな家庭を築こう”叶わないと分かっていてもそんな約束をして二人は別れた。――――あれから8年。カーター家に突然王宮から報せが届く。「娘を王宮に迎え入れたい」喜ぶ両親とさらに美しく成長した妹を横目に、ペルルはため息をついた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 21:31:37
21912文字
会話率:40%
幼い頃に事故に遭い両親をなくした少年「雨月 桜花」。
親戚や学校でも疫病神と呼ばれ厄介者扱いされていた少年は、ある日クラスごと召喚された異世界でも不遇職【召喚師】を獲得した事により追放されてしまう。
しかし、彼には他人に話していない能力が
あった。その能力により【魔王】と呼ばれるようになり自分の居場所を見つけていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 00:00:00
1165文字
会話率:20%