仲間と共に魔王を打ち倒し、世界を救った勇者。
数百年ぶりに訪れた平和な世界。しかし戦いが終わっても尚、彼は童貞だった。
「いや、勇者が童貞じゃダメだろ」
今や王国の救世主となった勇者。それは王の中の王であり、男の中の男であるべきだ。
なのに、未だ勇者は童貞だった。大地を割る剣と、海を燃やす魔法と、空よりも広い心を持ちながら……女性関係はさっぱりだった。
勇者の仲間である騎士は、そんな勇者を『風呂屋』に誘う。
じきに王女との結婚も控えている。そんな勇者が、いざという時に恥をかくようでは困る。そんな余計な、しかし切実な心配と気遣いがあってこその提案だった。
イマイチ乗り気にはなれないし、なんなら半分くらい騙された形で『風呂屋』に行くことになった勇者。
しかしその店は、勇者の『子種』を狙う夢魔達に乗っ取られていたのだった……
果たして勇者は、自身の貞操を狙う魔の手から逃れることができるのか?
それとも、欲望に屈し、夜の底で虚しく果てるのか?
王都を揺るがす『勇者狩りの一夜』が始まる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 19:13:45
36304文字
会話率:36%
東堂兄弟ファンに捧げる自作パロディ。
かーくんが異世界で大冒険。
RPGの流れのままに、街で買い物などをしたのちイベント、ダンジョンへ行きザコ戦、ボス戦が基本の流れ。
あらすじ
自宅でうたたねしていた僕(東堂薫。ニックネームは、かーく
ん)は、いつのまにか中世ヨーロッパ風の街に立っていた。そこは以前好きだったゲームの世界のなかのようだ。
夢だと割りきったかーくんは、とりあえず武器屋に入ってみるが、財布を持っていないことに気づく。泥棒扱いされて逃げだしたところで出会ったのは、なんと現実世界の同居人の蘭さん。しかし、この世界では蘭さんはロランという名前の王子であり、勇者だった。二人で旅を始めるが、次々と出会うのは現実世界の友人や、自分の書いた小説のなかのキャラクターばかり。
そう。これは夢。夢なんだ。
小銭を拾う変なスキルを活かしつつ、冒険を続けるうちに、兄と再会。しかし、どうも兄のようすがおかしい。何かを隠しているような?
勇者蘭さんを狙う魔王軍の侵攻。
蘭さんの両親の城も襲われ、命からがら逃げだす。隣国の保護を受けるために、ボイクド国をめざす。
モンスターを仲間にしたり、小説を書くというスキルがチート能力だと発見したり、呪文が顔文字だったり、小銭が拾えすぎたり、蘭さんの双子の妹スズランが祈りの巫女だと判明したり。
さらわれた巫女姫を助けだすために、人さらいを追う。だが、人さらいは魔王軍の四天王“悪のヤドリギ”に憑依されていた。蘭さんの兄ブラン王も、ヤドリギにあやつられているらしく……?
勇者狩りがじわじわと広がっていくなか、僕らは無事に隣国へたどりつくことができるのか?
また、この世界はほんとに夢なのか?
夢のつもりで安穏としているが、うっすらとそうでもなさそうな気配が漂う……。
この作品はカクヨム、エブリスタ、ノベルデイズにも掲載しています。
©︎ 2020 suzumori mio折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:00:00
507039文字
会話率:31%
異世界【エイレイル】には、創造主より人類の『試練』として【魔王】の責務を与えられた存在がいた。
人類の障害となり、彼らの一致団結を促し、倒される。そうすることで人類を高みへ導く……それが魔王に与えられた使命。神の思し召。
さらに創造主は人
類に異世界から召喚した【勇者】も与えた。
人類の魔王討伐を導く旗手として。
しかし、人類は魔王を倒そうとはしなかった。
彼らは創造主が思っていたよりも賢かったからだ。
人類は魔王が存在する限り尽きることのない魔物たちを『資源』として活用していたからだ。
故に魔王を討伐することなどあってはならないことだった。
そのために彼らは魔王の存在を【豊穣の神】と崇めた。
魔王を唯一神に据える宗教を作り、広め、その存在をほぼ全ての人類から隠匿したのだ。
そして、実質的に世界を牛耳る存在たちは、魔王の存在を守るために『勇者狩り』も行い始めた。
魔王はその様子を指を咥えて見るしかなかった。
そして、自身が創造主より崇高な使命を授かったにもかかわらず、ただ利用されるだけの存在に成り下がった状況に、だんだんとやさぐれていった。
そして、心が荒みに荒みきった頃、魔王は創造主に頼み、最後の勇者を自らの傍らに喚んでもらった。
最高の力《ステータス》と、最高の能力《スキル》と、最高の武器《魔王殺し》を与えて。
全てを、終わりにするために。
しかし、魔王が喚んだ勇者様は幸か不幸か、とんでもなく『ひねくれ者』だった。
「君の願いを叶えてあげる。だけど、それは僕がこの世界を十分に満喫した後で、ね」
これは、ひねくれてる勇者様がやさぐれた魔王様と歩む、自由気ままなセカンドライフ的な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 20:41:50
25852文字
会話率:30%
いつかしらの日本。
アニメに疎い少年黒須賢斗が女神によって、
『【一】 闇の魔王を殺すこと』
『【二】 王家の血を消すこと』
「【三】 勇者の力を奪うこと』
を命じられる。最初は戸惑うが、徐々に異世界の仲間と
馴染み、守りたいもの、一緒に戦
いたい仲間ができる。
戦え少年!そのスッポンで戦うんだ!【ケンツX】!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 08:00:00
8985文字
会話率:44%
勇者が魔王を倒してから1000年が過ぎた世界。
人間と魔族の支配関係は逆転し、勇者の子孫たちによって築かれた"勇者帝国"が繁栄する一方で、魔族は衰退の一途を辿っていた。
勇者の力が科学的に解明され、難関の国家
試験をパスして免許さえ取れば誰でも勇者になれるという時代。
勇者を目指す16歳の少年・ユウシは最終試験で半鳥半人の魔族ハーピーを倒して羽を持ち帰るため、勇者学校の仲間たちと鳥人の巣へ向かうことになったが、そこで待ち受けていたのは命乞いをする子どものハーピーだった。無抵抗の弱い相手を殺してまで羽を奪うことに疑問を感じたユウシは、仲間の1人で相反する考えを持つヒロと対立し、剣を交えることになるのだった。
一方、1000年前に倒された魔王の子孫である魔導姫ミスティは、帝国認定勇者たちを次々に殺める"勇者狩り"を遂行し、勇者帝国滅亡のため暗躍していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 16:00:00
95600文字
会話率:52%
その男。現在は某会社の地下で周囲の人をまとめる親方と言われた人。その人が召喚された世界は鍛冶師たちが切磋琢磨し合う世界だった。
その世界では一から物を造れてこそ一人前、既存の物を改造する事は半端物、職人にとって侮辱にとられると言われている
。
だが、そこに召喚された彼は何故か物が一から作れなかった。そのせいで世界中の鍛冶師や、冒険者たちから揶揄され、差別され、人里離れた世界の果ての魔境のダンジョンのさらに奥に飛ばされた。
更にその世界では勇者狩りという風習が根強く残っている。そんな彼が世界中に名を轟かせるようになるまでの苦労を綴った物語だ!
と言う事でエデンの親方が異世界に召喚されたころの物語をふと思いついたので書いてみました。良ければこちらも読んで頂ければ幸いです。
成り上がりと書かれていますが、落ちるのは結構遅いです
2020/09/30タイトル変更しました。
面白ければこちらも評価していただければ励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 20:15:31
124027文字
会話率:44%
東京でIT企業に勤め、日々頭を抱えていた主人公。突然の交通事故の後、たどり着いた世界でとある商人と出会う…
そこは、急激に増えた冒険者によってモンスターや食料、土地が荒れていく世界だった・・・
最終更新:2021-01-19 20:17:46
1547文字
会話率:31%
勇者でありながら、聖剣ではなく、魔剣に選ばれたグレイ。周囲から異端な存在だと疎まれるも、勇者として前向きに頑張ろうと奮闘する。
神に選ばれし聖なる者として、悪しき者の王である魔王を打ち倒さんとする、勇者という存在。それはいつしか、人間
の旗印ではなく、国のシンボルとして人間たちが利用するものになっていた。
そして聖剣に選ばれた勇者たちの多くは、聖なる者とは思えない、腐った思考の持ち主ばかり。
選ばれた存在だと大仰に振る舞う勇者たちに、グレイは魔剣を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 07:00:00
7947文字
会話率:19%
この異世界ではすでに魔王が倒されて平和になっていた。勇者狩りが積極的に行われていた。
命からがら逃げ延びた多和田由はパルゲアの北にあるホルムス共和国を目指して逃げていた。
最終更新:2020-10-29 13:39:20
454190文字
会話率:34%
影が薄く、軟弱な魔道士見習いのミクル。
彼には四人の可愛い幼馴染がいた。
村を訪れた勇者志望という男に誘われて、エルールの町まで旅をして来たがそろそろ村に帰ろうと思う。
だって村長たちにエルールの町まで行ったら帰ってこいよ、って言われていた
のだ。
しかし勇者志望の悪質な策略により町に置き去りにされてしまうミクル。
偶然出会った『勇者狩り』と共に、幼馴染たちを取り戻すべく新たな旅が始まる!
※改稿版は小説家になろう、アルファポリスに掲載しています。
※カクヨムに(読み直しナッシング)先行公開しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 12:00:00
179122文字
会話率:37%
幼馴染の婚約者がいた。
だが、その婚約者……アリンは、異世界から転生してきた勇者に見初められ、連れていかれた。
それでも彼女が幸せならばと諦める覚悟もした俺の目の前に、勇者と呼ばれた悪魔が現れる。
これは呪いを吐き出す者に成り果てた俺を、
異界の勇者が救い上げるまでの物語。
※アルファポリス様にも掲載します。
※R-15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 12:00:00
12659文字
会話率:40%
「聖剣は俺を選んだ! つまり、そいつは偽物だったってことだ!」
そう言われて俺、前園透は聖剣も装備もお金も全て奪われて道に転がされた。
一緒に勇者として召喚された、クラスメイトの小柳哲也に裏切られた俺は、同じく勇者として召喚されたが別行動
を取っていた昊空泰明と再会する。
彼が一緒にいた美少女、ソレルは『勇者狩り』を自称する謎多き竜騎士。
彼らのパーティーに迎え入れられ、俺はもう一度勇者を目指す!
これはその物語…………の冒頭。
続きはないよー。
※アルファポリス様にも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 12:00:00
5226文字
会話率:51%
勇者狩り、魔王は勇者の降臨を恐れた……。
魔王が支配する世界、
神によって勇者が遣わされこの世界に転移して来た、
その情報を掴んだ魔王軍は『勇者狩り』をはじめ、
二十歳前後の男達を次々と処刑して行く。
男達は自分が勇者ではなく
卑怯者で
あると証明する為に、
他の男達を魔王軍に密告して行く有様。
義賊ペドロの親友もまた勇者の疑惑を掛けれら
今まさに処刑されようとしていた……。
※四~五話の短編です。(連載化するかもしれませんが)
※『カクヨム』『ノベルアッププラス』等でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 18:36:43
6314文字
会話率:14%
女神に召喚された高校生【野々崎凛太郎】
彼も異世界転移で世界を救う勇者になる……と思われたが、女神の裏切り者【ノルマ】の策略で勇者を殺す「勇者狩り」になってしまう
勇者がいなくなった世界はどうなるのか……?
そして裏切り者【ノル
マ】の勇者狩りの目的とは?
異世界に溢れた最強の勇者達を倒すべく、2人の謀反者達が立ち上がる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 19:38:05
1731文字
会話率:33%
人体魔導具化、禁忌を犯した青年の旅
勇者狩りを始めよう!
転生なのか転移なのかは作者にもわかりません()
最終更新:2020-01-09 22:00:00
44869文字
会話率:44%
ブラックな町工場で働く青年御月夜一(みつきよいち)は不幸な事故にあい命を落とす
死後天使に100人を超える勇者の一人として転生してくれと持ち掛けられるもこれを拒否
天使の申し出を断った夜一に接触したのは魔神を名乗る影だった
最終更新:2019-11-28 20:12:59
1837文字
会話率:40%
暗い記憶の中の俺を笑っている人たちが思い出した。
彼らに怒って近づこうとしても届かない記憶。
そんな記憶を後にして何かが私を起こした。
俺を起こした小さな悪い家に緑色のやつって何だろう?まさかゴブリン?
覚めた私の周りにいる残酷な光
景
そして笑っている武器を持つ者たち
[そう..彼らは冒険者だ]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 21:34:52
1105文字
会話率:0%
転生勇者、女神からの邪神討伐依頼。あまりにもテンプレな展開には問題があった。突然誕生した邪神に混乱する異世界コオスで生まれ育った青年は魔王とされつつも、世界を救おうと立ち上がる。チートは世界を滅ぼすことに気づいた魔王とそれでもなおチートで邪
神を倒そうとする女神の戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 18:38:43
23200文字
会話率:39%
ディールが勇者を狩り続ける物語
最終更新:2019-02-14 13:02:56
676文字
会話率:0%
世界は秩序を守る三柱の神と無秩序な多数の神によって支配されている。
天の覇者たるドラゴンは火を噴き人族の都市を焼き払い、また人族は神々からの祝福によって大いなる存在に立ち向かい生き残り続けた。
世界は徐々に平和になりつつあった。
しかし強大
な国土を有する帝国に対抗せんと皇国は異世界召喚を行う。
異世界より召喚された31人の勇者、彼らは未知の力を持っていた。
"正義"を振りかざして制裁を行う勇者、"復讐"を目論み私刑を行う勇者、"チート"を使い物流を混乱させる勇者……。
彼らは強い、自覚した勇者たちは更に暴れた。
だが世界最強ではなかった。
上には上がいてその上にはまた上がいる。
優れた目を持った勇者に、莫大な金を生み出す勇者、美し過ぎる勇者。
最高の素材に、最高のサイフ、最高の奴隷…勇者は金になる。
それに気づいた者たちによって始まる勇者狩り。
大陸一の海賊団をやっていた主人公は昔から巻き込まれ体質だった。
何故か彼の元に次々と襲いかかる勇者。
仕事の邪魔になり休業せざるを得なかった主人公は『勇者は金になるし、せっかくだから勇者狩りをしつつスローライフを送るか』と開き治った。
ここに『勇者ぶっ殺すろーらいふ』が 始まる
※1 下品なギャグが文中に飛び出すことがあります。
※2 一話あたり3000〜5000文字程度です
※3 勇者ぶっ殺すスローライフなのでたまに戦いますが、戦闘メインではなくあくまでもスローライフなので落ち着いた日常(海賊的に)を中心としています。
※4 0章は設定多めの章でスローライフに関係ありませんが読んで頂かないとあとあとわからなくなります。
※5 本格的なスローライフは2章から、たまに三人称視点や、主人公以外の視点の話もあります。
※6 いずれ驚きの事実が発覚!?するかも…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 15:00:00
25123文字
会話率:28%
世界中の各地から選ばれた『勇者』達……。
『魔王』を討伐するために彼らは旅立ち、そして魔王軍と戦い続けている。
彼らの目的はただ一つ、魔王討伐である。
だがしかし彼らの考えは一人一人違っていた。
勇者達は心通わせ魔王討伐を本当に果た
せるのか?
〈主な登場人物〉
【カヨ】
主人公かつ『棒』の勇者。
【ショウ】
カヨが旅立つにあたって付いてきた少年。変人。
【ピーター】
イナチャゴの街で出会った泥棒。
【セシロー】
シガヒ王国国王。まだ子供。
【『剣』の勇者】
素性不明にして最強の勇者。勇者狩りを行う。
2018/08/26
番外節含め、完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-26 22:14:57
173447文字
会話率:45%
「増えすぎた勇者を間引きせよ!」
魔王にそう命じられた邪神官のロドニーは先代勇者が子沢山だったり勝手に勇者名乗る人がたくさんいたりで自称勇者が増えすぎた世界で真の勇者を見つけるために奮闘する!
最終更新:2017-11-05 22:24:48
2911文字
会話率:55%