クロマチンという特殊能力が発見された現代。
ごく少数しか持ち得ないその能力を持つ者は、警察の特殊部隊に所属し、武装犯罪等の鎮圧に従事している。
クロマチン能力者である佐川亜紀斗は、少年の頃、荒れて喧嘩ばかりしていた。喧嘩の相手を病院送りに
したことが、何度もあった。
しかし、一人の少年課の刑事により更生した。
クロマチン能力の素養があった彼は特殊部隊に所属しながらも、罪を犯した人達を更生させ、償いながら生きていけるように尽力していた。
クロマチン能力者である笹島咲花は、幼い頃、大好きな姉を亡くした。
姉は非行少年達に拉致され、暴行と陵辱の限りを尽くされ、殺された。
しかし、少年達に下った刑罰は、犯した罪に比べてあまりに軽いものだった。
鬼畜にも劣る凶悪犯は、駆逐すべきだ。
残酷な事件に向き合いながら、咲花は凶悪犯達をその手にかけてゆく。
そんな二人が、亜紀斗の異動によって出会った。
罪の重さを測るものはなにか。
罪に見合った罰とは、苦痛による死か、罪以上の償いをすることか。
異なる信念を持つ二人が、向かい合う。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※エブリスタ、カクヨムでも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:05:09
562817文字
会話率:33%
霊力のある世界。
特に強い霊力を持つ者は『能力者』と呼ばれた。
その中でも属性特化した者が持つ霊玉がある。
昔一人の男の霊力を五つに分け、その属性に特化した強く清い者が持つ霊玉。
その霊玉の持ち主は『霊玉守護者(たまもり)』と呼ばれた。
現在その霊玉守護者は京都の能力者を牛耳る安倍家の首座の直属になっている。
三年前に霊玉の元々の持ち主である『禍』の浄化を果たした霊玉守護者達は、その後も仲良く過ごしていた。
霊玉守護者のひとり、トモは気楽な一人暮らし。
学校にバイトに安倍家の仕事にと忙しく過ごしていた。
高校二年生の春。
ふと聞こえた笛の音に惹かれるように向かった先で、ひとりの女性と出会う。
そのひとが目に入った途端、とらわれた。
このひとだ! やっと会えた!
会うたびに惹かれる。知るたびに好きになる。
そんな彼女には責務があった。『呪い』を受けていた。罪に苦しんでいた。
トモは彼女と接するなかで、ポンコツな自分を情けなく思い、実力の足りない自分に打ちひしがれ、それでも彼女を諦めることはできない。
足りないなら足りるようにするまで!
『呪い』がある? それがどうした。
責務がある? だからなんだ。
そばにいたい。甘やかしたい。しあわせにしたい。助けたい。
彼女を諦めることなど、できない!
『半身』にとらわれ恋に堕ちた青年が、彼女のためにがんばるお話です。
※このお話はフィクションです。
お話のなかに登場する個人名・団体名などは全て架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
※実在の地名・名称が出てきますが、違う世界の同じ名前の場所として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 18:00:00
2953230文字
会話率:27%
霊力のある世界。
特に強い霊力を持つ者は『能力者』と呼ばれた。
吉野の中学二年生の晃は、高霊力保持者の中でも特に霊力の強い『霊玉守護者(たまもり)』と呼ばれる存在。
春に『禍』を浄化し、制御に苦しんでいた霊力も落ち着いた。
そんな晃には両親
がいない。
親しくなった大人達から愛情を注がれる日々を過ごしていたある日、両親のことを知った。
育ててくれた周囲の人への感謝。
幼馴染みのひなへの想い。
拙作『霊玉守護者顛末奇譚』の晃の、生い立ちと成長のお話です。
※このお話はフィクションです。
お話のなかに登場する個人名・団体名などは全て架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
※実在の地名・名称が出てきますが、違う世界の同じ名前の場所として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 18:00:00
561577文字
会話率:23%
霊力のある世界。
特に強い霊力を持つ者は『能力者』と呼ばれた。
霊玉守護者(たまもり)と呼ばれる、霊玉を持った十三歳の少年五人は、京都を襲った『禍』と呼ばれる存在を浄化した。
『禍』を封じるために集まった五人プラスひとりは仲良くなった。
誰
一人欠けることなく中学二年生に進級し、新しい生活がはじまった。
拙作『霊玉守護者顛末奇譚』のその後、それぞれがどんなふうにすごしているかのお話です。
※一話読み切りです。
※『霊玉守護者顛末奇譚』を読んでいないとわからない不親切仕様です。
※このお話はフィクションです。
お話のなかに登場する個人名・団体名などは全て架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
※実在の地名・名称が出てきますが、違う世界の同じ名前の場所として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 18:00:00
77334文字
会話率:28%
炎に包まれた世界で、主人公アレストは「焰の王」と呼ばれる力を継ぐ者として生まれ育った。焰の王の力は、世界を焼き尽くすほどの絶大な力を持っており、その力を持つ者は「焰の中で一度だけ、世界を蘇らせる力を使う」という約束を果たさなければならない。
アレストの使命は、かつて世界を支配し、今は死んだはずの焰の王の力を解放し、その約束を果たすこと。しかし、炎の力を使うことで世界がどんな運命を迎えるのかを知る者は少ない。
アレストは仲間と共に試練を乗り越え、焰の王の力を解放する方法を探しながら旅を続ける。しかし、炎を制御することは思った以上に難しく、次第にその力の恐ろしさに気づく。果たしてアレストは焰の王の約束を守り、世界を救うことができるのか、それとも自らの力に飲み込まれてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:56:13
3752文字
会話率:27%
かつて人類は、突如として“異能力”を発現した。
能力を持つ者は【ロンド】、持たぬ者は【ポップス】と呼ばれ、
両者は共存していた――はずだった。
だが、一部のポップスによる事件をきっかけに、
能力を巡る争いが始まり、世界は二つの勢力に分断さ
れる。
戦火を止めようと一部の平和主義者達は国際連合を発足しその二つの勢力へ話し合いによる和解を求めた。
しかし、それでも尚争いは絶えることはなかった。
見かねた国際連合は、世界を二つに分かち互いに干渉できない用にした、これによりこの二つの勢力による争いは完全に終息した。
それから、千年――
隔絶された大陸でロンドたちは文明を築くが、
資源を巡る対立が再び火を灯す。
ロンドの大陸は三勢力に分かれ、
再び戦乱の時代が幕を開ける。
それは、100年たった今でも絶えることは無かった。
そんな中、威炎の若き将、威秋印西は
幼き日の約束を胸に、
長年付き添った幼馴染の親友・星羅衣護と共に訓練の日々を送っていた。
──「あの日交わしたあの約束を果たす為に・・・!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-11 22:11:32
26642文字
会話率:2%
その者は、名を名乗らず、旗を掲げず、ただ静かに力を積み上げる。
その力は――「適合法(てきほう)」。
他者の技を、動きを、戦術を、己の中へと取り込み、
自らの戦いに変える技術。
観察し、理解し、対象の行動や力を「自らのものとして受け入れ
る技術」。
盗むでも、模倣でもない。
自然との対話と、力の適応。
戦うため、支配するため、解放するため。
いくつものルールを宿したその力。
それは、人を救い、世界を繋ぎ直す技法でもあった。
模倣ではない。奪うわけでもない。
それは、観察と理解、そして応答の力。
力を持つ者は多い。
だが、戦場でここまで「学ぶ者」は、いないだろう。
彼の戦いはただの戦闘ではない。
出会い力を識り、学び、繋ぎ、適応する――
世界のすべてを素材に変える、戦いでもあるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 13:50:00
319文字
会話率:0%
世界はかつて神々に支配されていた。全ての生物は神々に管理され、争うことなく種を繁栄させた。
ある日、神は人間に力を与えた。神と同じ力を。ある者はその身に炎をまとい、ある者は傷を癒し、またある者は生命を刈り取った。人間は神の意志のままに
他の生物を淘汰し、世界のバランスを保った。
しかし、そんな世界は長くは続かなかった。神々は、突如として世界から姿を消した。支配者を失った世界は混沌に包まれ、種族間で争いが生まれた。
争いは熾烈を極め、ほとんどの種族がその数を大きく減らし、絶滅した種族さえいた。
しばしの時を経て、争いを征した人間が新たな支配者となった。しかし、その頃には神と同じ力を持つ者は少なくなっていた。
神の力を持つ僅かな人間は、かつて神々がそうしたように大地に線を引き、それぞれの国を作り、その地を支配した。
同じ種族だったはずの人間は国ごとに区別され、やがて異なる民族となり、争いを繰り返しながらそれぞれの国を繁栄させた。
そうして時は流れ、人間が支配者となって2700年。世界から神と同じ力を持つ者は姿を消し、人類のほとんどがその力を意識の奥深くへと眠らせた。
しかし完全に失われることはなく、力の一部を呼び醒まし、その力を用いる者もいる。人々はそんな人間のことを神術士(しんじゅつし)と呼び、その人智を超えた力を再び人間のために利用していた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:30:35
58874文字
会話率:38%
突然現れたダンジョンゲートと共に、人類に目覚めた「魔法」。その力を持つ者は《冒険者(ストレンジャー)》と呼ばれ、人類の希望としてダンジョン攻略に挑んでいた。
だが、俺――天城蓮が与えられたスキル《過去視》は、1秒前の過去を視るだけの「ゴミ
スキル」。役立たずと笑われ、学校でも孤立する日々を送っていた。
そんなある日、同級生で学園のエース・月宮朱音を追ってBランクダンジョンに足を踏み入れるが、モンスターに追われ逃げ回るばかり。そこで偶然見つけた朽ち果てた杖を手に、俺は家で《過去視》を試すことに。
1秒の過去を重ね続ける徹夜の果て、杖は「封印の開放」によってAランクの伝説の武器へと進化した。
俺のスキルには、失われた価値を掘り起こす力がある――そう確信した俺は、新たな可能性を求めて廃品回収施設へ向かう。
もういらなくなって朽ち果てた廃棄アイテム。誰もが見向きもしない放棄品。使い物にならなくなった高級なジャンク武器――そういった、「誰も必要としないもの」を俺は集めまくっていく。
落ちこぼれの少年が落ちこぼれアイテムを生まれ変わらせて、世界の常識を覆していくダンジョンファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 15:51:45
429650文字
会話率:34%
かつて世界は魔法が栄えていたが、大昔に衰退し、今では魔力を持つ者は途絶えたといわれている。かつては魔法の中心地だった街、ミササギに暮らす13歳のユイは、密かに魔力を持つ少女だ。何もないところに火を起こしたり、傷を癒したりすることができる。
魔法を悪用されてはいけないから、ユイが魔力を持つことは街の人たちには秘密にしている。例外は、幼馴染で同い年のコリスだ。普通の少年のコリスは、そんなユイの秘密を守りながら、兄妹同然に育ってきた。
しかし3年前、ユイの兄ウィルの死がきっかけで、コリスはユイと距離をとるようになっていた。話しかけられても冷たくし、学校からいっしょに帰ることも、街に出かけることも、互いの家に遊びに行くことも途絶えていた。
ある冬の雪が降る夜、ユイの家を何者かが襲う。家には火が放たれ、慌てて駆けつけたコリスは、腕を怪我したユイを見つける。コリスは、家に帰れなくなったユイを自分の家に連れていき、当分の間、一緒に暮らすことになった。
だが、その後もユイは狙われ続ける。
しかもユイには、残酷な運命が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 19:51:36
35220文字
会話率:40%
この世界には異能力、というものがある。
いつの時代から存在しているのかは不明であるが、その力はあやかしや神といった不可思議なものと契ることで得られるらしい。その力を使用した国同士の諍いは、今のところ絶えるような様子はない。
ある平凡な少女は
小さな村で両親と農業を営む齢15の娘で、そんな世界のとある国で生まれた。
この国において、異能力を持つ者は限られた家系の人間のみであった。というのも、既に先祖が契っており、その時与えられた力がずっと引き継がれてきたためである。異能力を持つことができる人間はとうの昔に決まっていたのだった。
そのため、小さな村で農作を続けてきた少女にとっては無縁の話であり、これからも永遠にそうであると思っていた。しかし、そんな未来は泡沫のごとく消え、ある日突然に日常と平和は崩れ去っていく。
(『あやかしえにしたん』です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:32:41
2793文字
会話率:28%
遥かなる次元の果て、神々と天使たち、魔王と悪魔たちが次元を巡る争いを繰り広げていた。この世界において、神々と天使はプラス1次元からプラス100次元までの序列を持ち、愛と平和を導く存在として知られていた。一方、魔王と悪魔はマイナス1次元からマ
イナス100次元までの序列を持ち、混沌と破壊をもたらす力を秘めていた。
神々の頂点に君臨するのはゼウスというZの力を持つ神であり、彼は神々の中でも最も偉大な存在であった。同様に、魔王もまたZの力を持ち、次元の暗黒を司る存在として知られていた。しかしそのZの力を持つ者は二人しか存在せず、神々と悪魔たちの対立はますます激化していた。
魔王の直属の部下には、四天王と呼ばれる存在がおり、彼らはYの力を持つ強大な悪魔たちである。四天王は魔王に忠誠を誓い、彼の野望を実現するために戦い続けていた。彼らの存在は魔王の勢力を支える要として、闇の中で蠢く脅威となっていた。
神々と魔王、天使と悪魔たちが次元を巡り、力と意志をぶつけ合う中で、世界はさらなる混沌に包まれつつあった。次元の裂け目から漏れる光と闇が、この物語の幕開けを告げる。果たして、神と魔の衝突は世界にどんな影響をもたらすのか。未知と混迷に包まれた物語が、ここに幕を開けようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 17:16:55
40664文字
会話率:58%
二十歳になった時、魔力を持つ者は時空魔法陣で時空を旅する許可を与えられる。今年で二十歳となった自称天才魔術師ジニアは過去や未来へと跳べる時空魔法陣を使い、ずっと憧れていた時空旅行を始めた。過去の時代で起こる惨劇。歴史が変わってしまった現代
。滅ぶ定めの未来。不老を目的とする謎の組織。世界の命運は自称天才とその仲間の手に委ねられた。
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 17:02:41
122772文字
会話率:39%
英雄と称えられた男、エルヴァン。彼はその力故に孤独だった。
人から外れて心を壊しかけ、そして終わった。
しかしそれは新たな始まり。
異常な力を持つ者はドラゴンへ生まれ変わるのだと、遥か昔にその道を辿った者が言った。
生きる目的も無く、死ぬ
事も出来ず、孤独で居続けてはならない。
名も無き先輩ドラゴンに導かれるまま、彼は決意した。
見知った世界を、新たな目線で飛び回ろう。
生前には得られなかった何かを得る為に、気ままに生きてみよう……と。
この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 06:00:00
120351文字
会話率:30%
生まれながらに強大な魔力を持つ者が生まれた。生まれながらの強大な魔力に周囲は怯え、愛情を注がれず、無視され続けた者がいた。周囲は怯え、無視するだけでは飽き足らず、「強大な魔力を持つものが生まれたのは厄災の前兆だ!」と言い始め、強大な魔力を持
つ者はこう呼ばれた「厄災令嬢」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 00:00:00
3183文字
会話率:15%
赤い瞳と翼の刻印が生まれながらにある者は、強大な力を持つ。神々の呪いと言われるその力を持つ者は、十二歳になると〈赤銅の剣〉と呼ばれる兵団に入らなければならないと言う掟が存在する。身分を剥奪され、命令を忠実に守り、戦場で命を全うする。人々から
は忌み嫌われ、蔑まれてもなお、国のために忠義を尽くすーーそれが力を持つ者の使命である。騎士の家に生まれたユシアは、その呪いを授かったために、両親からも周囲の人々からも疎んじられていた。唯一の心の拠りどころである双子の妹のリセスは、不治の病を患い、部屋から出ることができなかった。十二歳のある日、追放同然に家を追い出されたユシアは、〈赤銅の剣〉へと入る。帝国と戦うため、そして、妹の病気を治す方法を探すため、ユシアはその身を投じることになるーーそして、この世界に迫っている脅威を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 10:22:02
169812文字
会話率:36%
『つがい婚』と呼ばれる制度がある。誰もが獣人の血を引いているこの世界、突然変異なのか先祖返りなのかわからないが、突出した能力を持つ者は同時に、つがいを認識する能力にも長けているのか、時にたった一人のつがいを見つけ、彼女だけを愛することがある
。そんな世界のお話。
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年上だけど弟のような人。隣に住んでいた魔導士のロドリエンドは、平民ではあるが国随一のガールンド商会の娘ウィステリアにとってはそういった家族枠の人間であった。そんな頃、ウィステリアに貴族との見合い話が起こりつつあったが、ロイエンと名乗る人物が急に現れて彼女をつがいだと言い出した…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 17:00:00
35874文字
会話率:25%
ティガスタ王国の王太子・ルロは、辺境の伯爵令嬢ディアンと婚約を結んでいる。
王国では魔力を持つ者はすべて、十五歳になると全寮制の魔法学校へはいることになっていた。めずらしい「とりけし」の魔力を持つルロとディアンも、十五歳になって魔法学校
へはいる。
魔法学校には、由緒正しい男爵家の“令嬢”、ソーヴァアも入学していた。ひょんなことから知り合ったルロとソーヴァアは、好きな食べものや趣味など、共通点をきっかけにどんどん親しくなっていく。
そして、ディアンの妨害が始まった。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 10:31:57
15005文字
会話率:40%
小早川理恵はふつーの女子高生だった。ある日ゆっくりとトラクターに轢かれた理恵は、どうやら異世界に転生だか転移したらしい。そこではみんなからリィエ姫と呼ばれていた。
リィエ姫には何者かによって食欲の呪いがかけられていた。とてもひもじいのにふ
つーの食事がクソまずい。彼女が食べられるものは魔物か、魔の力を持つ人間のみ。
彼女を取り巻く護衛の戦士たちの中にも魔の力を持つ者はいて、彼らがおいしそうに見えておいしそうに見えてたまらない。
でも、我慢だ!
みんないいやつだ。優しいやつ、かっこいいやつ、かわいいやつ。みんなのことが大好きになっていく。
でも生きるためには食べなきゃならない。
リィエは仲間たちと旅に出る。
魔族を食べるため、リィエのぼうけんが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 22:49:34
183976文字
会話率:45%
魔力や魔術を徹底的に嫌うレイテ国に生まれたマルガレーテ王女は、魔力を持つ魔女だったために隔離施設で捨て子として育った。しかし隣国との政略結婚のためだけにある日王女の身分を与えられ、そして追放同然にルトリアへと送られたのだった。
魔力につ
いて何も知らないマルガレーテはルトリアでの魔力判定により、初めて自分が白の魔力を持つ者と知る。しかし白の魔力を持つ者は、ルトリアではもれなく短命となる運命だった。
これでは妃には出来ぬとまたもや辺鄙な離宮に追放されたマルガレーテ。
しかしマルガレーテはその地で偶然にも病床の王妃を救い、そして流れ着いたワンコにも慕われて、生まれて初めて自分が幸せでいられる居場所を得る。
もうこのまま幸せにここで余生を送りたい。そう思っていたマルガレーテは、しかし愛するワンコが実は自分の婚約者である王子だったと知ったとき、ただ彼や自分の大切な人を救うために自分の希有な能力を最大限に使うことを決めたのだった。
不幸な生い立ちと境遇だった王女が追放先でひたすら愛され、可愛がられ、大切な人たちを救ったり救われたりしながら幸せになるお話。
このお話は「独身主義の魔女ですが、ワンコな公爵様がなぜか離してくれません」のスピンオフとなりますが、この話だけでも読めるようになっています。
完結まで執筆済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 18:04:34
131037文字
会話率:33%
この世は力が全てだ。
神がこの世に授けた特殊な力を持つ者は
絶対的な力を持ち優遇されていた。
しかし、力を手に入れた者同士の争いは絶えなかった。
神はその光景に嘆き、争う者達を支配出来る強大な力を
この世に授けた。
その力は「光」と「闇
」。
強大な力は反発し、光と闇との争いは長きにわたり続いた。
光は闇との争いの末勝利し、光に敗れた闇の力は絶滅したと思われていた……。
光と闇の争いから数百年後。
1人の男がこの世を修羅にする。
力とは?正義とは?
悪者が主役?のダークバトルファンタジーここに極まれり!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 17:48:23
4529文字
会話率:25%
地球は災害で滅び、生き延びた人々は能力を手に入れ、災害で出てきた化け物と戦った
それから国を作り、能力を研究を行い、能力者を育てた
災害から数100年の時が経ち、化け物はまだ減らない
そしてある国の部隊がひとりの能力者と出会う
最終更新:2021-10-10 10:58:32
679文字
会話率:0%