「私は『運命の番』として選ばれた! 子爵令嬢リセプティーナ! 大変心苦しいが、君との婚約は破棄させてもらう!」
学園の夜会で唐突にその宣言はなされた。
獣人のいない王国にやってきたネコの獣人の令嬢アムショーティア。
彼女が伯爵子息アールダ
ルトを『運命の番』に選んでしまったのだ。
『運命の番』とは神によって結ばれたつながり。婚約破棄は避けられない事かと思われた。
しかし婚約破棄の宣言を受けながらも、子爵令嬢リセプティーナは淑女の笑みを崩さなかった。
なぜなら彼女は知っていた。獣人が『運命の番』を作るのは、迷信であるということを。
はたしてこの婚約破棄はどうなってしまうのか?
獣人の令嬢アムショーティアの本当の目的とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 06:40:00
17794文字
会話率:28%
「私には他に愛する者がいる。君を抱くことはできない。悪いが、この結婚は白い結婚をさせてもらう」
初夜のベッドで、子爵令嬢リーシェンスは、新婦である伯爵子息ソルイードから無情な言葉を告げられた。
しかしリーシェンスは驚きも悲しみも見せなかっ
た。
既に全ての準備を終えていたのだ。
周到に、執拗に、徹底的に。
白い結婚を台無しとする、準備を。
はたしてこの白い結婚はどうなってしまうのか?
リーシェンスの胸に秘めた真の目的とは?
※女性が乱暴される場面があります。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 06:40:00
12256文字
会話率:16%
「そんなバカな……リスカーティアが、死んだというのか……?」
伯爵子息ヴィーアトロスは婚約者リスカ―ティアのことが気に入らなかった。
薄暗くどこか不吉な彼女のことを疎ましく思っていた。
彼女の子爵家の事業失敗を好機と見て、夜会で婚約破棄を
宣言しようとした。
しかし彼女の姿はなかった。戸惑ううちに会場に届いたのは、彼女が自殺したという知らせだった。
それが、始まりだった。
子爵令嬢リスカ―ティアが自ら死を選んだ理由とは?
伯爵子息ヴィーアトロスが最後に失ったものとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 06:40:00
23173文字
会話率:22%
炎を吐き、空を自在に飛ぶドラゴン。そのドラゴンを自在にあやつる12人の竜騎士は、国家の防衛力の礎であり、国民の憧れの英雄でした。
貴族の末席にも連なる竜騎士の娘として生まれた私は、父母を早くになくし、頼りにしていた婚約者の伯爵子息からは一方
的に婚約破棄されたのです。
なんの後ろ盾もないみなしごになり、伯爵子息の弟の妾になれとの話も蹴った私は、追い出されるように牧場の農夫の息子へ嫁に出されることになり。
そこで出会った、私の夫になるべき人は、まだ十歳の男の子。
「竜騎士になら僕にもなれる可能性がある。僕はミントさんをいつまでも農夫の妻になんかしておかない。きっと、竜を乗りこなしてドラゴンナイトとして認められ、ミントさんを再び貴族階級に戻してみせるよ」
時折牧場にやってくる謎の貴族の教えを受けながら、私たち幼い夫婦は竜騎士を目指すのでした。
一方そのころ、婚約破棄して私を屋敷から追放した伯爵子息は、謎の貴族から悪事を世にばらされ、だんだんと没落していくのでした。……というか私もはじめて知りましたが、伯爵子息様、ずいぶんと悪いことをされていたのですね……。
これは、私と私のかわいい旦那様、そして間男志望だという謎の貴族との、わちゃわちゃなお話でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 07:40:00
34256文字
会話率:32%
おでんが食べたい…夕飯何かしらとなんとなく考えて、食べたいものを想像して…五歳のノーチェは食べたことのないものを思い浮かべ、前世の知識を思い出した。
あれ、私、転生している…!? ご、ご飯のお味は!? おでん食べられる!?
グルメ無双のお話
を前世で嗜んだノーチェが真っ先に心配したのはご飯のお味。前世を思い出した舌で今世のご飯は満足できるか…できた! ご飯美味しい! やったー!
前世と遜色ないご飯が美味しい世界。子爵令嬢がうまうまご飯を食べていたら、食事マナー教育がされていないっぽい伯爵子息のベスティと出会い、交流を深めることに。
美味しいものがあれば人生なんとかなるものだ。ノーチェは前世からの持論で、マイペースに美味しい物を食べて自分のご機嫌を取っていく。それだけの筈だったのに…。
「俺、料理人になる」「あれぇ?」
幼馴染みの伯爵家の嫡男は、すっかりノーチェに影響されて美味しい物を自ら調理するくらい料理に嵌まっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:00:00
111716文字
会話率:30%
愛で呪いが解けると信じられていたフォークテイル王国で、この日、呪われた王子が真実の愛によって救われる奇跡が起きた。
マデリンは目の前の奇跡に口元を押える。幼い頃から付き合いのあったアルバート王子。公爵家のマデリンと、婚約が考えられていた人…
見知らぬ令嬢との奇跡に、マデリンは…興奮を抑えるのに必死だった。
「事故チューだったのに!」と同じ世界線です。物語の、奇跡の横で起きていたもう一つの恋物語。猪令嬢マデリンの恋の行方です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 07:00:00
9225文字
会話率:30%
異世界転生キター!
元地球人(たぶん日本人)のアリサ・テッド・アリシアが進行役として、ブルーオパールの瞳を持つ同級生伯爵子息(学園の王子様)に纏わる目撃情報をお届けいたしますわ!
最終更新:2025-01-07 00:00:00
398437文字
会話率:55%
伯爵子息の婚約発表パーティが開かれている。
彼の婚約相手は元々姉だったが、妹に乗り換えたのだ。
婚約破棄されたソフィアの友人キャロルは、見る目のない男と親友が結婚せずに済んだと喜んでいたが、そこには当人以外の思惑があって……。
(全4話)
キーワード:
最終更新:2025-01-04 21:35:44
19730文字
会話率:48%
私、ガーネット子爵令嬢は、婚約者のフレッド伯爵子息の口利きで、騎士団の後方支援職に就職した。
ところが、出勤初日から「歓迎会」と称した宴会となり、私は、婚約者の上司ダイモス騎士団長から〈魔法の触手〉によってセクハラされてしまった。
それでも
、婚約者からは「気に入られた証拠だから我慢しろ」と言われるばかり。
そこへ、ダサい風貌の〈新人クン〉が遅れて登場し、騎士団長に水をぶっかけて、セクハラを押し留めてくれた。
そして、魔法剣士である騎士団長と対峙して、決闘をすることに!
私の好みは明るいイケてる男でしたが、今では断然、ダサくて無愛想な〈新人クン〉です!
※痛快ざまぁ系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 14:10:00
15619文字
会話率:20%
「どこだ!?」「…こちらですよ」
身長差夫婦のある日の一幕。
最終更新:2024-12-07 19:07:48
3802文字
会話率:27%
子爵令嬢アンジェリアは、異世界転生という過去があるだけのどこにでもいるような至って平凡な貴族子女だ。そんな彼女には伯爵子息シルヴェストという優しい容貌の将来有望な婚約者がいる。ある日、そんな彼に好きな人がいることを知ってしまった。彼のことが
好きだけど、好きな人と幸せになって貰いたい彼女が考えた結論は突拍子もないことで──!?
答えは全てタイトルにあり(笑)。
頭が良いはずなのにどこかずれてる元気溌剌な子爵令嬢と実は口下手で外面だけは好青年の隠れヤンデレ伯爵子息のすれ違いラブストーリー。普通ならありえん!なご都合主義なところがありますが、そこも含めてゆるっと読んで頂ければと思います。
視点は時々切り替わります。
最初からすれ違いからスタートしますが、作者はハピエン主義でございます。お気軽にお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:00:00
64047文字
会話率:34%
主人公のカールは何度となく、フィアンセになった令嬢に駆け落ちばかりされる運命だった。そんなカールが一人のある令嬢と知り合う物語。
短編で軽いタッチの作品です。
最終更新:2024-08-30 16:07:41
144537文字
会話率:32%
皿洗いメイドのリーザは、伯爵の愛人の勘気を蒙って屋敷を追い出される。
だが、それは三歳の伯爵子息の身の安全を図り、隣領の大叔父のいる薬草園へ行くためだった。
ブラウエンハイムの山の上にある薬草園は、大叔父のアルフレートの他に、管理人のパウル
、夜間従業員のヴァイツなど、個性的な面々が働いており、リーザ達もそこでしばらく共同生活を送ることになる。
呪いは解けるのか。
訳ありな面々が、互いに気遣いながら暮らしてゆく先には……。
※この物語はフィクションであり、登場する植物等は虚実綯い交ぜです。
この作品は、以前別名義の時に投稿したものを加筆修正し再投稿したものになります。
この作品は、「カクヨム」にも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 15:18:44
161010文字
会話率:30%
転生者である男爵令嬢、レイラは没落寸前の家のために伯爵子息のフェリオ・ロジオンと結婚した。政略結婚ではあるものの、フェリオはレイラの初恋の相手。愛されなくても、彼と結婚ができて幸せだと思っていた。
でも、自室の謎の紐の(?)中へ入ったら、そ
こには別人のように優しいフェリオがいて?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 13:37:48
5013文字
会話率:32%
平民であるエミリーは、ある日伯爵子息に求婚される。
それはあまりにも最悪な求婚だった。
亡き両親から受け継いだ大切な店に散々クレームをつけてきたりした男と、どうして結婚しなければいけないの? そんなの願い下げです!
最終更新:2024-07-04 23:00:00
8860文字
会話率:41%
ワガママ三昧な生活を送っていた悪役令嬢のミシェルは、自分の婚約者と、長年に渡っていじめていた聖女によって冤罪をでっちあげられ、処刑されてしまう。
その後、ミシェルは不思議な夢を見た。不思議な既視感を感じる夢の中で、とある女性の死を見せられ
たミシェルは、目を覚ますと自分が処刑される半年前の時間に戻っていた。
それと同時に、先程見た夢が自分の前世の記憶で、自分が異世界に転生したことを知る。
記憶が戻ったことで、前世のような優しい性格を取り戻したミシェルは、前世の世界に残してきてしまった、幼い家族の元に帰る術を探すため、ミシェルは婚約者からの婚約破棄と、父から宣告された追放も素直に受け入れ、貴族という肩書きを隠し、一人外の世界に飛び出した。
初めての外の世界で、仕事と住む場所を見つけて懸命に生きるミシェルはある日、仕事先の常連の美しい男性――とある伯爵家の令息であるアランに屋敷に招待され、自分の正体を見破られてしまったミシェルは、思わぬ提案を受ける。
それは、魔法の研究をしている自分の専属の使用人兼、研究の助手をしてほしいというものだった。
だが、その提案の真の目的は、社交界でも有名だった悪役令嬢の性格が豹変し、一人で外の世界で生きていることを不審に思い、自分の監視下におくためだった。
変に断って怪しまれ、未来で起こる処刑に繋がらないようにするために、そして優しいアランなら信用できると思ったミシェルは、その提案を受け入れた。
最初はミシェルのことを疑っていたアランだったが、徐々にミシェルの優しさや純粋さに惹かれていく。同時に、ミシェルもアランの魅力に惹かれていくことに……。
これは死に戻った元悪役令嬢が、元の世界に帰るために、伯爵子息と共に奮闘し、互いに惹かれて幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 20:45:38
179725文字
会話率:58%
ほぼすべての記憶を失い、草原にて目を覚ました少年。
彼の名はリット・メルト・ヴランディア。伯爵子息であり、前世プレイしていた乙女ゲームの悪役令息だった。
『まずは虐待する父親を追放し、攻めてくる貴族を手軽に処して、国王様から命令を受けて悪
徳貴族を滅ぼして…。ってあれ?学園って5年後なんですか?随分暴れちゃったけど大丈夫かな…?』
これは、無自覚にシナリオを崩壊させ、幼い少年リットが大人になり、幸福になるまでの長い長い旅路を書き記したものである。
不定期更新します。
たまに発狂しておかしなことを書くかもしれません。
感想欄に批判的コメントがあれば容赦なくネタに使わせていただきます。他人の意見を聞き入れながら時々不快感が募る文章すら書きたいと思っております。
勿論、好意的なコメントも全部読ませていただきますが、返信は行いません。ですが、時々後書き欄に書かせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 01:16:06
251540文字
会話率:54%
公爵令嬢、エリージェ・ソードルは凡庸である。
同い年の者を百名集めれば、せいぜい二、三十位ぐらいの素質しかない。
優れた機転も、奇抜な発想力も、正確無比の記憶力も、無い。
希にみる初期魔力量も、目を見張る魔術適正も、高い運動能力も、
無い。
毎年学園を訪れては卒業していく、”そこそこ”優秀な令嬢にすぎないのだ。
だが、誰もエリージェ・ソードルの凶行を止められなかった。
英才教育を受けていた次期王太子も、
剣の天才である伯爵子息も、
魔術の奇才児も、
異国の王子も……。
誰一人として、この女を止められなかった。
だから、この女は完成させた。
楽園を、愛した男達が離れていくことのない――楽園を完成させた。
だが、それもこの女に以前仕えていた使用人らの登場で崩壊することとなる。
そして、元護衛騎士の男に心臓を刺し貫かれて、この女、エリージェ・ソードルは死んだ……はずだった。
ところがである。
この女、気がつくと六年前の自邸にいた。
この女、エリージェ・ソードルは現実主義者である。
正確には、自身が理解できる範囲で物事を考える。
故にこの女、過去に戻ったこの現象を放置する。
だが、そのかわりに前回、公爵代理としてぶつかった難問を、徹底的に改善し始めて……。
――
凡庸な女、公爵令嬢エリージェ・ソードルが、恐るべきと形容すべき目的意識で身につけた魔力と”改善”をひっさげ、国のため、公爵領のため、領民のため、使用人のため、愛すべき人の為にがんがん突き進む。
そんなお話です。
この女、基本的に貴族主義です。
この女、基本的に論破とか説得とかしません。
多くの場合、地位や暴力で解決します。
そしてこの女、基本的に自重はしません。
胸くそ描写が多数含まれていますが、基本的にざまぁ、とセットです。
○設定集を作りました。(人物名一覧等)
https://ncode.syosetu.com/n0885gl/
2021/03/14 三回ほど連日投稿を行います。
2021/02/28 余りにもお待たせしすぎるのもあれなので、中途半端な所までになりますが、二回ほど連日投稿を行います。
2021/01/19 一回のみ追加投稿しました。
2021/01/12 三回ほど連日投稿を行います。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 07:30:00
559718文字
会話率:19%
「私の体をあつめろ」そう呟く怨霊のような何かに、右手の半分欠けた伯爵子息へと転生させられた冴島翔太。
転生先は神伐に貢献した六英雄の子孫たちが、大陸を六つに割いてにらみ合う世界、レビィズホロル。
冴島翔太はシルビオ・セルヴァムとして、双子の
弟マルコとともに、混沌極まる大戦へ飲み込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:08:14
16211文字
会話率:20%
幼い頃から男の子が苦手で、引きこもって魔道具ばかりいじっていたカーティス伯爵家の次女、パレンティアは、十三歳でアカデミーの魔道具学部に入学する。
しかし、自分の作っていた魔道具の試作品を、同じゼミに所属する某伯爵子息に盗まれた上、逆に
『盗作』の濡れ衣を着せられて、一年も経たずに退学した。
アカデミーの一件で、男嫌いと引きこもりを拗らせすぎたが故に、パレンティアは「結婚なんてしたくない!」と、領地に籠ってひたすら趣味の魔道具作りに没頭することとなる。
そんな彼女に、突如、『完璧公子』と呼ばれるラウル=クレイトン公爵子息から求婚の手紙が届いた。
どうも数日前に、偶然山で山賊に襲われていた令嬢を助けたことがきっかけのようだが、男嫌いで引きこもって好きな事をしていたいパレンティアは、是が非でもその話を無かったことにしたかった。
一方結婚を申し込む完璧公子は、令嬢姿で囮捜査をしていた際にティアに助けられた騎士だった。
ラウルはあの手この手でなんとかパレンティアに近づきたいと柵を弄すも、中々上手く行かない。
『結婚をしたくない令嬢』VS『女装してでも男嫌いの彼女と距離を詰めたい公子』のドッタンバッタンラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:02:22
127841文字
会話率:47%
姉に金も愛情も全て注ぐ両親。持ち物は全て姉のお古で、部屋の中から出ることは許されない。男の子を望んでいた貧乏な男爵家で女として生まれてしまったミルティアは、本人は気付いていないが家族から虐げられる日々を過ごしていた。
そんなある日。国に
とって重要な局面で様々な占いを行う伯爵家に、男爵家から娘を嫁がせるよう王命が下る。どうやら王宮で跡取りの伯爵子息が、一人前と認められるための『嫁取りの占い』を成功させたらしい。
男爵家は娘ならどちらでもいいだろうと、厄介払いのようにミルティアを差し出す。しかも本人は「老人のような白髪の男性」としか聞いていなかったので、本当に老人だと勘違いしていたままだったが……。出てきたのはなんと、顔が隠れるくらい深くフードを被っている人物だった!
さらには、偶然伯爵子息の素顔を見てしまった実の姉から、ある日突然「婚約者を代わってあげる」という内容の手紙が届いて――。
国内唯一の占い師一家の伯爵子息と、ちょっと天然な薄幸の貧乏男爵家令嬢。占いによって出会った二人の、普通だけど普通じゃない、でも王道な恋物語。
占いから始まる、淡い恋の行方は――。
※淡い二人の恋が始まっていく様子を、ゆっくり丁寧に書いています。最初からフルスロットルではないことをご承知の上、お読みください。
☆毎日更新中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:47:29
129512文字
会話率:32%
「政略結婚の見本」とまで言われる婚約をエルバート・ヴァルグナー伯爵子息と交わしたリーシア・エルムガング子爵令嬢。彼女と一切の関わりを持たないように務める彼に彼女は納得しながら諦めきれずダンスパーティーの招待状を片手に彼を誘う日々。普段は冷た
くとも婚約者が強く頼み込めば是と答える彼に、リーシアは自身を納得させようと思っていた。
しかし無事16歳を迎えた彼女は2年前から婚約者が通う貴族学園への入学を義務付けられた。そして、入学した先にはリーシアの友達になりたいと名乗るピンクブロンドの女の子が。
リーシアは新しい友達に喜びながらも彼女アリアが語る自身の婚約者エルバートの話を聞く。
「それでぇエルバート様ったら〜」
「まぁ、彼にもそんな一面があったのね。知らなかったわ」
そんな会話をいつも横で聞いているリーシアの幼馴染は終始顔を顰めている。
「アンタ、いい加減余裕こくの辞めなさいよ」
彼女の言葉にリーシアはどうするのか。
ぼんやりとしたように見えるその眠たげな瞳は今もアリアを見つめてる。
さて、この後のエルバートの卒業パーティで一体どんな波乱が巻き起こるというのか。
やっぱり展開がちょっとアレ。
短編のつもりだったのにな。
2024/02/11 から 2024/02/15 の木曜日まで毎日18時投稿予定です。
五話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 18:00:00
14279文字
会話率:36%
「契約結婚、ですか?」
「いいえ。『契約妹』です」
そんな会話から始まった、平民の私と伯爵子息様とのおかしな雇用関係。
エリート魔導技士でもある彼の目的は、重度のシスコン兄を演じて自身の縁談を遠ざけること。報酬は魅力的で、孤児である私にと
っては願ってもないオイシイ話!
そうして始まった伯爵家での『契約妹』生活は、思った以上に快適で。義父と義母にも気に入られ、雇用主である偽のお兄様までだんだん優しくなってきたような……?
このお仕事、どうやら悪くないようです。
*三万文字前後の中編になる予定です。
*完結まで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 08:02:31
41884文字
会話率:41%