カズとクリスは司令室に向かっていた。そこでは海の向こう側、つまり旧米国との通信が繋がっていた。
「状況は?」
と問うと、
「どうも帝国は本格的に南米をどうにかするつもりのようだよ。同盟連合の偵察衛星が敵空母群をとらえたんだ」
と返って来る
帝国の第二弾とも呼べる今回の戦闘の舞台は南米のようなのだ。
当然、米州からも空母を派兵するのだが、旧キューバ沖で睨み合いになる。
そんな中、カズはレイドライバーの派兵に際してトリシャと新人のレベッカを起用した。
そこでトリシャ・エカードは[新人を盾にして戦闘]という可能性を告げられた。
一方の帝国、シュエメイ・チェンは上官から[僚機を盾にしてでも敵の撃破を]と告げられていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 18:00:00
71614文字
会話率:29%
2105年。その日、世界中に衝撃が走った。
15年後、銀河の中心から地球に向かって、隕石群が飛来する。しかも、その数は1000を超えると。
この揺るぎない事実を突きつけられた人類の対応は速かった。すぐさま地球政府が結成され、打開策が検
討された。3日間にわたる協議の末、地球政府が下した決断は、【ワームホールを製作し、星ごと移動する】という物だった。
計画の全容はこうだ。
8年前に、完成したばかりのワームホールを地球ごと覆えるサイズまで巨大化し、【くじら座タウ星】のそばに超遠距離移動。
隕石群が太陽系を通り抜けるまでの半年間は、そこに滞在し、隕石群が通り抜けた後、再度ワームホールを使って、地球圏に帰ってくる。
馬鹿げた希望だった。だが、人類に選択肢は無かった。第四次世界大戦間近と言われていた人類は、手を取り合い巨大ワームホールの制作に取り掛かった。
この15年間は、ある意味平和な毎日だった。
【壱弦ラグド《いちげんらぐど》】は、その束の間の平和を生きてきた。
少し刺激が欲しい。友人にはそう言ったが、本当の動機は【人々の記憶に残るものを作る仕事がしたい】だった。ハイスクールを出たラグドは、ワームホールを宇宙空間に設置する仕事に志願した。
「ラグド。このパーツを取り付ければ、ワームホールが完成だ」
「シモン。いよいよだね」
人類は予定通り、超巨大なワームホールを作り上げ、無事に【くじら座タウ星】のそばに転移することに成功した。
見慣れない空には、双星の惑星が輝いていた。
「無事ワームホールを抜けたようです! 成功です!」
「「おーーーー!!」」
地球政府の司令室は歓声に包まれた。あとは隕石群が通り抜けるまでの半年間、この場所で過ごせば良いだけ。計画は順調に思えた……。
が、不測の事態が起こる。転移したばかりの地球が双星からの攻撃にさらされたのだ。
広がる戦火。双星の惑星が輝く地で、ラグドは命をかけた戦いに巻き込まれていく。
「戦え! ラグド! 私と自分の為に!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 22:09:10
9999文字
会話率:61%
『きぬぎぬ川』は、明治三十五年(1902年)五月発表。同年一月に発表された『女仙前記(じょせんぜんき)』の続編にして完結編です。独立した短編ですが、先に『女仙前記』(前回UP済み)を読んでいないと事情がわからない部分もあります。
まずは全
十五節のうち、行方不明になった令室の捜索が再開される第四節まで。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-07 13:23:55
35080文字
会話率:43%
『こちら指令室。二十二号車どうぞ』
「はい二十二号車です……あー。どうぞ」
このやりとりも、もうすぐなくなるのか……寂しくなるな……。
そう思ったタクシー運転手の男は通信を終えたあと、そっと無線機を撫でた。
最終更新:2023-10-26 11:00:00
2166文字
会話率:29%
――ある鉄道運行指令室に緊張が走る。二十一時。運行開始まで残り三分を切っていた。果たして三時間の運行に耐えられるのか。定時運行は指令員の腕にかかっている。
ゲーム内の実話を元にした鉄道指令奮闘記。
最終更新:2020-10-28 18:58:12
10015文字
会話率:37%
バイトから帰宅した俺。
コンビニ飯を食べようとしていたら、なぜか巨大化した女子が謎の物体と戦っている司令室にいた。
しかも、そこでは俺が司令官だったのだ。
世界を救うため(?)、彼女たちに指示を出して戦っていくことになるとかならないとか!
?
※初小説&投稿です。読みにくかったらすみません! 楽しんでいただけたらと!
ジャンルもここであっているのかも謎です・・・※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 20:19:34
51670文字
会話率:30%
VR-FPS「ジャスティス防衛隊」をプレイしようとしたら、異世界へ飛ばされてしまった17歳の青山大河。
何故かゲーム内のアイテムが実体化することから、彼は冒険者として生きていくことに。
剣と魔法の世界で次々と実体化されていく空想科学兵器群(
ウルトラガジェット)
三種のパワードスーツを駆使し、ドローン兵器が空を飛び、3Dプリンターで何でも作り、機動司令室で大地を駆ける!
文化系でヒョロガリだけど内面は案外マチズモで熱い少年が、最強の空想科学兵器チートの力を借りて世界最強の道へと駆け上がっていく物語の予定。
ビキニアーマーケモミミ戦士、男装のお姫様、アイドルオペレーター、妖精&エルフの少女、角っこなど女性キャラ多数出てきますが、原則として主人公とヒロインのラブコメで突っ走ります。
※五話以降は「カクヨム」「エブリスタ」様でも掲載させていただきますのでご了承ください
※タイトル一部変更しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 01:35:01
748833文字
会話率:30%
※この作品はフィクションであり、専門用語は創作です。信じないで!
「恭子はお見合い結婚したそうです。」「さて、一番年上は何歳でしょう。」「ブーケトスもそんな感じ。」「いっしょに食事をするだけの簡単なお仕事です。」「マグロ係」「七つまでは神
のうち」「店長、シフト変更してください。」「たぬきとどくだみ」「むじなとあしたば」の続きです。
よめに こないか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 13:02:25
1759文字
会話率:28%
トイレに入った青年は地球の命運をかけた選択を迫られることとなり……。
最終更新:2017-09-04 05:00:00
2467文字
会話率:56%
人々が宇宙へと進出して数百年、今では月や火星にすらドーム型の街を作り人類は徐々にその羽を広げてきた。時に地球連合軍東方支部、一人の青年が作戦司令室へと呼ばれた。長身であり黒髪、顔は仏頂面で直立不動。
彼こそ長い平和な時代で軍をリストラさ
れた青年、ヤマト・秋月であった。僅かな退職金を手にヤマトは次への職を探す為に街に出る事になった。街中でチンピラに絡まれるヤマト、その時に一人の少女、カグラ・クリッサとの出会いが彼の行く道ちょっとだけ変えた。
知り合ったカグラは小さいながらも会社の社長であった、その仕事内容は惑星間の荷物運び、何故かカグラの下で働く事になったヤマトであったが……。
※R-15 残酷な描写はないです。あと文字数は予約投稿分です(完結済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 18:00:00
89335文字
会話率:60%
『異世界の闇軍師』の番外編です。
本編を読み終わった人向けに書いております。短編読み切りです。
あくまで『おまけ』なので過度な期待はしないで下さい。
天空の城の一室、中央司令室でとある極秘プロジェクトが進行していた。
スリングシ
ョット補完計画―――。
だが、探部(検察)はこの計画を察知し始めていた。
ついにDT消失か!?
何も知らずにターゲットにされたエルとニーナの運命や、いかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 23:59:47
5421文字
会話率:57%
主人公がヘンな形の宇宙艦に乗って辺境星系を平定するお話です。
●0章(序章)あらすじ
第43兵器開発局長補アルミナ・ハヤト中佐待遇研究官は、娘アユが言い出した新兵器の概念をかたちにすべく悩んでいた。
それから何日かしたあと、娘になんと
なく尋ねてみるとなんということか新理論を基にした各種装置を実現するための案をまとめたものを渡されたのだった。
●1章あらすじ
序章から数年後、第43兵器開発局を離れたアルミナ・アユ少佐は辺境星系アスパラギンの第147辺境警備隊が管理している第一辺境防衛基地隣接宇宙港に到着した。
数日前からここに停泊していて、アルミナ少佐より三ヶ月早く宇宙軍本部のあるカーディナル星系を出発したD8608型駆逐艦に赴任するためである。
目的はこのアスパラギン星系にちらほら出現が観測されると報告されていた敵性種《HS》から現地住民を守り、宙域を平定するとともに現地住民の安全を確保するというものなのだ。
第一辺境防衛基地隣接宇宙港では基地へと無理やり連れて行かれ、司令と会談した後には案内役のヴィクス中尉を見失ってしまい、迷子になってしまう。
なんとか無事司令室に到着して艦長には疎まれつつも挨拶を済ませ、職場となる戦闘技術情報室へと到着。
部下らの歓迎を受け、荷物を置いて食堂で食事を済ませて割り当てられた官舎へ向かう。
そして翌日から目的を完遂するため行動を開始するのだった。
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ちゃんとSF小説になっていたらいいな…。
楽しんで書いてますので頑張って読んで下さるとありがたいです。
(書くのが遅いだけです、忘れてませんよっ?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-22 11:13:22
408801文字
会話率:42%
「どうやら後3時間後に世界の終わりがやってくる」
そう館内放送で知らせが入ったとき、それはもちろんラボ全体に衝撃が走った。私はテラスで飲んでいた紅茶を白衣に零し、動揺を隠せぬまま作品を重複投稿し司令室へと戻った。
最終更新:2015-06-12 22:57:44
826文字
会話率:69%
最終防衛ラインが突破され、一人、また一人と倒れていく仲間たち。絶望的な空気が支配する司令室。最後まで抵抗を続ける司令官と隊員たち。平和な島を襲った最強の敵の正体とは!?
最終更新:2013-01-20 05:00:00
2032文字
会話率:53%
近未来。人類は新たな資源を求めて旅をしていた。宇宙船スペースジェイル。衣食住一体型の宇宙船が物語の舞台である。イーグル小隊。彼等は新たな資源惑星調査から帰路につくのだった。だがそこではある事件が起こっていた。
キーワード:
最終更新:2012-11-19 22:21:29
4308文字
会話率:0%
早朝、未来的で奇妙な夢を見た、片山優斗は首を傾げる。幼なじみ、佐竹由美に挨拶をすると、転校したと突然言われ理由は公務員になりたくないということなのだ。おかしく思った優斗は母に理由を聞こうとするが、息子は世界を救う戦士などと言われる。学校へ行
く最中、奇妙な仮面の女に殺されかける。登校途中、同級生に遭うも二人は黒子の仮面をしていて奇抜であった。そして司令室に行けと言われる。不信感は最大に達し自分が異次元に来たのではないかと気に病む。優斗は司令室まに行くと総司令官クロに出会う事となる。そこから波瀾万丈の人生を歩むこととなった―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 11:20:39
100303文字
会話率:57%
准将ナタルウィリアムスは搭乗機インパルスシャインに乗り込んでいた。ヤマト艦長はスペンサー司令と軍本部の中央司令室にいた。
最終更新:2007-08-25 18:57:28
1358文字
会話率:50%