統合府『ラズーン』の下、長きに渡る安寧を貪っていた世界は変容し始める。『ラズーン』の王たる『太皇(スーグ)』は人の滅亡を願う『運命(リマイン)』との全面対決を心に決め、『氷の双宮』を戦火に崩れていく世界の最後の砦として解放する。守るべき四大
公の2人までが既に倒れ、残るは『ラズーン』の成り立ちと謎を暴こうと密かに目論むセシ公と、その幼馴染で武力に優れたジーフォ公のみ。野戦部隊(シーガリオン)は平原竜(タロ)を駆り守護に走るが戦力は削られていく。辺境小国セレドから『ラズーン』の招聘に応じた男勝りの第二皇女ユーノは、付き人に身を窶していた『ラズーン』の第一正統後継者アシャを無事本国に送り届けたが、アシャが姉レアナを愛していると思い込み、2人を結ぶべく戦場を駆ける。しかしアシャは人ならぬ存在、その負い目もありユーノを求める気持ちを押し殺しつつ、ユーノのために非情な役割に向き合おうとする。2人の未来は繋がるのか。
個人サイト10000ごとの連載です。この作品は『エターナル・アイズ』(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)と『アルファポリス』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/563179984)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:00:00
35974文字
会話率:42%
統合府ラズーンの招聘を受けた小国セレドの皇女ユーノは、美貌の付き人アシャに支えられ、ラズーンに辿り着いたが、アシャはラズーンの『第一正統後継者』であり、世界は遥か昔の装置が生み出したものであり、しかも今は『運命(リマイン)』と呼ばれる異形の
者達に脅かされていると知る。故国を守るため、引いては姉の想い人と思い込んでいる愛しいアシャを守るため、ぶつかり始めたラズーンと『運命(リマイン)』の決戦に赴くユーノは、アシャが自分を愛していることを知らない。アシャもまた、ユーノを守る誓いのために想いを告げることができない。2人の想いが重なり合うことはあるのか。
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174226文字
会話率:49%
統合府ラズーンを目指して旅を続ける、セレド第二皇女ユーノと視察官(オペ)アシャ、大食らい剣士イルファに王子レスファート。旅の間にも傷を負うユーノを守ろうとして『ラズーン』へ続く宙道(シノイ)を開いたアシャだったが、ギヌアの襲撃を受け、ユーノ
は1人、敵を引きつけ先行する。離れ離れになってしまった2人はようやく再会したものの、ユーノは記憶喪失となり、野戦部隊(シーガリオン)の『星の剣士』(ニスフェル)と異名を取る勇士となっていた。アシャはユーノの記憶を取り戻し、『ラズーン』への旅を続けようとするのだが。
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241847文字
会話率:44%