七夕の日。
街は短冊に願いごとを書いた飾りで、賑わいを見せていた。
そんな中。「七夕」に思い出が無い「秋」は、相方と何か思い出が欲しいと思う。
しかし、相方はそういうことには興味がなく、特別なことをしようとはしない。
それが
「相方らしい」と納得する秋だが、相方「藍」は、意外な行動に出て……?
「不確かなものたち」の「秋」と「藍」のコンビが帰ってきた!
ふたりの世界を、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 00:04:35
3679文字
会話率:60%
ひとり、路上生活をしていた少年は、あるとき「人間がほしい」という考えを持つ、青年と出会う。少年は、その青年の暮らすアパートで、ふたり暮らしを始めることにする。
少年は青年に、本名を告げてはいない。また、青年も自分のことを詳しく話そうと
はしなかった。
お互いに「他人」として、しかし「相方」として、不思議な関係性で少しずつ絆は深まり、繋がっていく……ように、見えた。
平和に過ごしていたある日、少年は自分の存在の不確かさを知り、青年は自らの「罪」について考えながらも、「抗争」に巻き込まれていく。
「いのち」とは、何か。
不確かな少年の存在とは、何か。
青年の犯した罪とは、何か。
「人間」の様々な「欲」と共に、少年と青年は翻弄されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-13 18:34:59
55771文字
会話率:50%
歪んだこころ。
その先に、どんなカミサマを求めるのか。
カミサマなんて居やしないと思いつつも、探し求めてしまう存在。
絶対的なもの。
逆らえないもの。
それが、カミサマ。
カミサマ、俺の姿をみていますか……?
最終更新:2016-03-27 13:19:15
1665文字
会話率:7%