オトナシ・ナキネは、魔王軍の侵攻によって両親を殺された挙句に国を丸ごと乗っ取られた悲しき第三王女です。
最終的に牢獄の中に閉じ込められて、看守に虐げられながら死よりも苦しい生活を余儀なく強いられることに。
ナキネは怒りで発狂しそうになりなが
ら毎日を過ごしていると、偶然にも特殊な条件下でしか入手不可能なレジェンドスキルを獲得します。
さらに運の良いことに、世論の変化に伴ってナキネは解放されて、学園生活を送ることになります。
晴れて自由の身となったナキネは、正体を隠しながら両親を殺した魔物と魔王に復讐する計画を企てます。
「絶対に魔王を殺してやる……!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:47:00
53577文字
会話率:30%
【基本的に月・水・金の18時更新しております】
リンディ王国には四人の王子王女がおり、それぞれに秀でた才を発揮していたが、自身の出産で王妃である母を亡くした末の姫・エーヴァファリンは、国から王妃を、兄姉たちからは母を奪ったことを気に病み、表
には一切姿を現さず城の奥に引きこもってしまう。
また早産の影響か、王族ならば必ず持っているという〝魔力〟にも恵まれなかった彼女は体が弱く、公務にも出たことがなかった。
そのため誰も彼女の姿を見たことがないことから、いつしか『幽霊姫』と嘲笑からくるあだ名までつけられ、ひとり嘆き隠れるように生きる日々。
──まぁ、表向きだけは。
「エヴァ様! 勝手に城を抜け出すのはおやめください!」
「あらオスキャル。護衛対象に撒かれるなんて護衛騎士失格よ?」
「撒かれてねぇぇーッ!」
これは、実は誰よりもお転婆で破天荒な素顔を持つ末の王女様と、彼女の護衛騎士になったばかりに振り回されていつも不憫な目にあってしまう初恋拗らせ護衛騎士のドタバタとした日常の軌跡である。
振り回されてばかりだが秘めた想いを王女に向ける被害者護衛騎士×いつかする政略結婚の日までは誰よりも自由でいたいと願う王女のドタバタハイテンションラブコメディです。
ラブより気持ちコメディ多め、ですが最後の溺愛までお付き合いくださると嬉しいです。
※ネオページ様先行にて連載しております。
エブリスタ様、カクヨム様、ベリカフェ様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
160602文字
会話率:49%
〚遥か昔、霊獣の住む地に貧困に耐えかねた 世捨て人が一人、また一人と姿を現した。
行く宛は無くただ死を待つだけの彼等を不憫に思い憐れんだ霊獣は、其の力を土地を与え給うた。其の力"アスト"と命名す。アストにより身体
機能は著しく向上し永く存命し得る存在となった。感謝した人々は霊獣と共存の道を選ぶが…〛
*待ち焦がれた人がいた。
覚醒めて貴方を探した。来る星合の日、
"元騎士団長"のリオンと"元王女"の諸星天音が出逢う時、三千年刻む世界に水面が弾く。過去を背負い全身全霊で未来を貫け!奇縁が導くバトル冒険奇譚始動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:02:21
924529文字
会話率:66%
政略結婚により隣国へ嫁ぐことになった第三王女レティシア。
結婚相手のアルベルトからの手紙には「愛するつもりはない」という冷たい言葉が書かれており、レティシアは静かな冷遇生活を覚悟していた。
だがどうも、旦那さまの様子がおかしい…!?
○理
想の冷遇生活を手に入れたと喜ぶ新妻と、やっと結婚できたのに全然かみ合わず頭を抱える不器用夫がすれ違う話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 15:51:20
69747文字
会話率:33%
僕の名前はアルト。
前世でも恋人いない歴=年齢のまま生涯を終え、今世でもそれは継続中。
王立クラウディア魔剣士学園、入学初日。僕はここで、絶世の美少女たちと出会った。七剣姫と呼ばれ、この世界に七つある属性それぞれ最強の魔剣士。
僕も英雄
になってみたい。
もし、それが無理でも、せめて普通の青春を送りたい。
友人を作り、仲間と共に強くなり、そして――運命の恋人に出会う。
この学園で甘酸っぱい思い出を作りたい。
転生したこの世界でなら、きっとそれが叶うはずだと信じていた。
……だが、そんな甘い期待は入学したとたん粉々に砕け散った。
ここでは入学時にスキル判定で僕は「スキル無し(無能)」の烙印を押された。魔剣士学園において、これは致命的な欠点だった。
スキル判定会場では僕はまるでさらし者になった。
七剣姫はわざわざ僕のことを見に来た。
炎の王女(1年生):モモア・フレイム・アルトドルフ
「無能なんだ。信じられない。初めて見た!激レアね。ちょっと燃やしてみてもいい?」
雷の皇女(1年生):リア・ヴォルデンベルク
「……私だったら恥ずかしくてこんな所にいてられないですね。どんな神経をして学園生活を送るのでしょう。」
大地の公女(1年生):ユノア・グランツバッハ
「決して努力が報われないって不憫ね。同情するわ。まあ、素行の問題かもしれないけど。」
水の聖女(2年生):メルキア・アクアリス・アクイナス
「女神様に見放されているのね。前世の行いが悪かったのでしょう。」
光の神姫(2年生):レティシア・ルーメンシュタイン
「やっぱり無能っぽい顔してるわね。例えスキルを授かっていたとしても、きっと役に立たない程度のものだったでしょう。」
癒しの巫女(3年生):トア・フェルディナント
「まあいいじゃない。トイレ掃除要員で学園においておけば?」
闇の竜姫(3年生):ロザリア・ドラグライオス
「弱い者は戦場で最初に死ぬ役割がある。それだけでも価値はあるさ」
こんな屈辱の中で、学園生活を送らないといけないのか。
つら過ぎる。
でも、まさか……彼女たちがスキルを失い、僕に助けてもらうことになろうとは、この時誰も予想していなかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:54:28
149692文字
会話率:32%
十七歳の伯爵令嬢アイシアと、公爵令息で王女の護衛官でもある十九歳のランダルが婚約したのは三年前。月に一度のお茶会は婚約時に交わされた約束事だが、ランダルはエイドリアナ王女の護衛という仕事が忙しいらしく、ドタキャンや遅刻や途中退席は数知れず。
先代国王の娘であるエイドリアナ王女は、現国王夫妻から虐げられているらしい。
二人が久しぶりにまともに顔を合わせたお茶会で、ランダルの口から出た言葉は「誰よりも大切なエイドリアナ王女の、十七歳のデビュタントのために君の宝石を貸してほしい」で──。
アイシアはじっとランダル様を見つめる。
「忘れていらっしゃるようなので申し上げますけれど」
「何だ?」
「私も、エイドリアナ王女殿下と同じ十七歳なんです」
「は?」
「ですから、私もデビュタントなんです。フォレット伯爵家のジュエリーセットをお貸しすることは構わないにしても、大舞踏会でランダル様がエスコートしてくださらないと私、ひとりぼっちなんですけど」
婚約者にデビュタントのエスコートをしてもらえないという辛すぎる現実。
傷ついたアイシアは『ランダルと婚約した理由』を思い出した。三年前に両親と弟がいっぺんに亡くなり唯一の相続人となった自分が、国中の『ろくでなし』からロックオンされたことを。領民のことを思えばランダルが一番マシだったことを。
「婚約者として正しく扱ってほしいなんて、欲張りになっていた自分が恥ずかしい!」
初心に返ったアイシアは、立派にひとりぼっちのデビュタントを乗り切ろうと心に誓う。それどころか、エイドリアナ王女のデビュタントを成功させるため、全力でランダルを支援し始めて──。
(あれ? ランダル様が罪悪感に駆られているように見えるのは、私の気のせいよね?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 01:14:58
59278文字
会話率:39%
「わたくしと婚約してくださらない?」双子の姉が護衛を務めている王女からそんなことを言われたセドリック。なぜ? え、まさか? 漢前すぎる姉・グロリアのとばっちりはすべて弟の自分に向かってくると理不尽に愚痴りながらもせっせと跳ね除けていく有能な
がら少し不憫な少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 00:04:08
6822文字
会話率:45%
バンクレール王国の王女フィーゼ。彼女のもとに政略結婚のため隣国へ旅立った妹王女、リーゼから手紙が届く。元気に暮らしているらしいリーゼ。だが彼女はこれまで文通しかしていなかった婚約者との距離感に悩んでいるそうで。ーー『お姉様と義兄上みたいな素
敵な夫婦になる秘訣を教えてください』ーーそんな可愛らしいお願いをしてきたリーゼだが、どうやら思い違いがあるようで。鈍感王女と不憫な王子(手紙の中にしか登場しません)のほのぼのしたお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 11:02:22
3771文字
会話率:12%
「お姉さま。私、タンポポの綿帽子が大嫌いなの。体がバラバラになって、遠くに散って離れてしまうのは寂しいもの。………生まれ変わっても、これだけは嫌だわ」
姉と二人、庭園でお茶を飲む昼下がり。
私の言葉に頷き、カモミールティーを一口だけ含ん
だ後、カップを置くお姉様。
「……そうなのね。貴女は」
お姉様は楽しげに呟きました。
お姉様は、前王妃イルビナ様の娘。
隣の魔法国の姫だったイルビナ様は、政略結婚で父(現国王エドマール)と結ばれました。隣国には魔法があり、その血を取り込むのが目的だったそうです。
そして生まれたのが、モニカお姉様。
けれど、イルビナ様は産後の肥立ちが悪く儚くなりました。
その後に王妃になったのが、現王妃の私の母ファルム。
父エドマールが、少なからず思っていた相手だったと(乳母に聞きました)。
本当はイルビナ様が存命中から、側妃の打診があったのですが断っていたそうです。
公爵の娘の母は上に3人の兄弟がいて、政略結婚は必要がない位、派閥の力もあったそう。
母はその時演劇に夢中で、それを知った父は何度も母を誘い観劇し、贈り物もたくさんしたそうです。
父の献身を無下にできずに受け入れ、求婚を受けた母。
既にその時、モニカお姉様は4歳。
彼女の周りには、イルビナ様と共に自国から来た侍女や侍従が遣えていました。
そして、彼らは怒っていました。
モニカお姉様に対する、国王の関わりが薄いからです。
「亡きお嬢様が不憫です。こんな野蛮な国に嫁がされ、この地で死んでしまうなんて」
「生きてさえいてくれれば、王子も産めたでしょうに」
「ああ。男児であったならば、王位は確実でしたのに」
「……離縁させて、国に帰してあげたかった。無駄に命を散らしてしまって………お嬢様……」
「王妃にばかり構い、モニカ様に会いにも来ない。あれで父と呼べるのか?」
みんな黙してモニカお姉様に遣えていましたが、彼女がいない所では先程のような愚痴が溢れていることを、彼女は知っていました。
「ああ。私ができることは、亡き母の祈願であるこの国の頂点に立つことだけなのね」
モニカお姉様はそう考え、懸命に学びを進めました。
王位の継承は、男女関係なく才能のあるものに渡されていたからです。
その間にも、父と母は睦まじく語り合い、私メリアンが生まれました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 20:12:35
7707文字
会話率:27%
神とも崇められる最強種である竜人族の竜王フィリクス。彼の悩みはただ一つ。いまだ運命の番が現れないこと。可愛いうさぎ獣人の番といちゃいちゃ過ごすかつての冷徹眼鏡宰相を、涙目でじっとりと羨む日々を送っていた。
雷鳴轟く嵐の夜、遂に彼の耳に長年探
し求めていた番の声が届く。夢にまで待ち望んだ愛する番が呼ぶ声。だがそれは、今にも失われそうなほど弱々しい声だった。
一方そのころ、弱小国の宿命として大国ドラードの老王に召し上げられるはずだったアスタリアの王女アイリスは、美しすぎるゆえに老王の寵愛を受けることを恐れた者たちの手によって、豪華な花嫁衣装に身を包んだまま、頼りない小舟に乗せられ、海の上を彷徨っていた。
必死に抗うものの、力尽き、海底へと沈んでいくアイリス。
(お父様、お母様、役立たずの娘をお許し下さい。神様、我が魂を身許に捧げます……)
息が途切れる最後の瞬間、アイリスは神の姿を見た。キラキラと光る水面を蹴散らし、美しい黄金色の竜が、真っ直ぐにアイリス目指してやってくる。アイリスの国、アスタリアの神は竜だ。アスタリアを作り、恵みを与え守ってくれる、偉大で優しい竜神様。代々そう言い伝えられていた。
(神様……ああ、なんて、美しいの……)
竜と目があった瞬間、アイリスはにっこり微笑み、ゆっくり意識を手離した。
運命の愛に導かれ巡り合った二人。二人の恋の行方は……。
運命の番を全力で溺愛したい竜王様と訳が分からず戸惑う不憫美少女の全力いちゃらぶストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:35:19
45456文字
会話率:53%
大国ダルメール王国の姫であり、大陸一の絶世の美女として、名高いサリーナ姫。ある日突然一人の王子の手によって王国は滅ぼされ、サリーナはハーレムの女奴隷に落とされた……
と思ったら、王子はただのツンデレで……?
びっくりするぐらい甘やかされる日
々がはじまる!勢いで言ってしまった奴隷宣言を速攻で後悔する王子!さらには後宮を巻き込んだ女性たちの反撃が始まる!
いまさら愛してるって言われてももう遅い?
王子はサリーナと無事ゴールインできるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 10:49:35
38778文字
会話率:68%
敗戦国の王女アルビナは、和平の証として第二王子テオバルトに輿入れした。
しかし初対面で「君を愛することはない」と言われてしまう。が、そこには事情があって、どうやらテオバルトは女たらしを目指さねばならぬらしい。
真面目な王子と彼に女たらしの手
ほどきをすることになった不憫な王女のわりとほのぼのっとした話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 18:15:42
20973文字
会話率:37%
勇者ディートと聖女ミレイの仲は国中で有名で国中に認められていた。魔障の大穴を塞ぐ旅を終えたら結婚するのだと、誰もが思っていた。
なのに、旅の終わりに聖女ミレイがロエリーア神からの神託を賜り、勇者ディートは王女ジリアンと結婚しなければならなく
なったらしい。
誰にも望まれない婚約者ジリアンはどうにかして婚約を破棄したい、そして元の婚約者と結婚したい。というか神託だからって誰も得し無さすぎでしょ!と頑張るお話。
そしてなんだか儚げ美少女ミレイにはなにやら思惑があるらしい。いやいや、どうして私を悪者にしたがるの?この人?別に勇者と結婚なんてしたくないんだってば。
無事にジリアンは平穏を取り戻せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 21:33:02
15334文字
会話率:39%
妹姫が私を呪った。恐ろしい獣人相手に愛をささやいてしまう呪いだ。
おかげで私は「氷の王太子」と呼ばれる獣人の国の王太子イシャード殿下に「好きです」「お慕いしてます」と言ってしまった!
でもこの王太子殿下、すごく喜んでいる。もふもふ尻尾が
パタパタしてる。えっ、可愛い。
触っていいのですか? 撫で撫で。
気持ちいいのですか、殿下?
しかも私は聖女らしいのです。
これは、美形王太子イシャードと不憫なお姫様アミーラのモフモフで可愛いラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 16:16:58
9029文字
会話率:37%
「……あんな奴等、生きてる意味なんてない。消えてしまえ」
クロエはその声に気付いて駆け出した。今は王城で夜会が開かれている。事件が起これば、どれだけの犠牲が出るだろう。
しかし駆けつけた場所にいたのは、今日の主役である筈の英雄様で──
不
憫な戦争の英雄×忌み子な王女様
ほんわか(?)ラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 17:55:08
11920文字
会話率:34%
出生数が激減し男女比まで狂った世界。溢れた男の救済の為、一妻多夫が認められたことで女性達は我儘で傲慢になっていった。王国第三王子はある出来事で幼い頃女性に対してトラウマを抱えている。女嫌いであるが王族であるが故に政略結婚からは逃げられない。
どうにか顔合わせは済んだ日の夜、王女がベッドに忍び込んできた。その事に激怒した王子は王女を罵倒し斬りつけようとまでする。この事に国王は大激怒。王子を王都追放処分とし、辺境伯の娘と婚姻を結ぶ事になった。嫌々辺境に向けて出発し、夕方には到着するという所で一人の美しい少年に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:10:58
8670文字
会話率:50%
「はぁ? 異世界恋愛ファンタジー? 異世界は魔王を倒す場所だぞバーカ!!」
高校を中退し、自宅に引きこもっていた容姿〝非〟端麗の少女「折旗ミコト」はある日、農道を走る軽トラックにはねられそのまま死亡した。生前、恋愛とは無関係の生活を送って
いた彼女を不憫に思った女神によって、容姿端麗の王女に転生し思う存分恋愛を経験させようとしていた。
だが、彼女の正体は……恋愛に1ミリも興味がない「恋愛フラグクラッシャー」であった。
この作品は「恋愛フラグクラッシャー」の王女と、それでも求愛してくる「恋愛ター●ネーター」の4人の王子による恋愛フラグ回避コメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 19:30:58
78521文字
会話率:61%
「私にすり寄り、兄に近づこうとするなど……貴女は本当に浅ましいですね」
ガーネット・ブルーレースはわがまま放題の幼稚な姫だったが、大病により生死を彷徨った事で、ここがR18のBLゲーム【エンゲージリング★ジュエル】の世界だと気付いてしまう
。
そして自分が、本命のラスボスであるコークス・ジルコニア(婚約者の弟)からプレイヤーの疑いの目を逸らすためだけの『ミスリード役の小物王女』だという設定も思い出してしまったのだった。
時期的にこの世界の"総受け主人公"であるオパールは、すでに自分のハーレム(計六人)を築いており、ガーネットの婚約者であるアダマス・ジルコニアはすでにオパールの手中に落ちた後だった。
仕方なく、有能で頭は切れるが、原作ではガーネットを利用するラスボスであり、元来の性格も非常に嫌味ったらしく捻くれ者のコークスに協力を仰ごうと動くが、冷たくあしらわれてしまって……という内容です。
※この作品は、赤井茄子先生とindigo先生の作品との同一世界観です。もし作品が投稿された際は、他のお話もチェックしていただくとより世界観の解像度が上がるかもしれません。
※他の小説サイトにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 11:00:00
18518文字
会話率:30%
アースガルズ国王女のヨルズは、祖国を滅ぼした英雄、氷炎の狼ヴァナルガンドの妻になった。
初夜当日。ヴァナルガンドから、彼の体に巻き付くひも状の黒い痣を見せられる。
これは精霊の力を抑える呪印で、精霊の加護を持つ者同士の婚姻により、互い
の力を安定させないと死ぬ。しかし彼は死を受け入れ、ヨルズを形だけの妻として扱うから安心してほしいと言う。
怪物と呼ばれる呪われ英雄と亡国の不憫姫の、夫婦になってから始める恋物語。
初日二話投稿。その後一話ずつ2日間と投稿してから、不定期更新になります。
たこすさま「この作品の作者はだーれだ企画」と、長岡更紗さま「長岡ブッ刺せ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:23:49
52193文字
会話率:40%
同盟を組む二つの大国からの結婚の打診。
姉のベラドンナは神聖国エレンホスを選び、妾腹のため魔女と虐げられてきた第五王女のメラニーは、姉の代わりに獣人の国ベスティアに嫁ぐことになった。
ベスティア国には後宮がある。今回の婚姻も形だけのものだろ
う。そう思い込んでやってきたメラニーだったが。
獣人王は違っていて……。
もふもふの獣人王と、自信のないメラニー。両想いなのにすれ違う二人の幸せな恋物語です。
※この作品は、『共通恋愛プロット企画』参加作品です。
※相内 充希さまの異世界恋愛プロットを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 16:21:34
11948文字
会話率:35%
ルネル村のパン屋の一人娘レネは、勇者クラウスの幼馴染み。彼の常軌を逸した変態行動のせいで魔物を素手で討伐できるほどの強さを身に着けている以外は、いたって普通の女の子。ある日、変態勇者が魔王討伐の旅から脱走してきてから、レネの平和な日常は激変
していく。クラウスを追いかけ村にやって来た勇者一行は、なぜか次々とレネに懐き――。「いや……私は普通に恋とかしたいんですけど……」 ※異世界恋愛ですが、ラブコメ要素強め。変態注意報。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 11:42:22
84655文字
会話率:31%
「ワタクシは愛のない人生は嫌。これからはフランツと生きていくって決めたの。だから、貴方との婚約は破棄よ!」
学園の卒業パーティーにて。
第二王女のギャデッテが、公衆の面前で婚約破棄を高らかに宣言した。
その婚約者……元婚約者である辺境伯令息
のハンスは、反論する間もなく退場を命じられてしまう。
その様子を遠目から見ていたモブ令嬢ノーマは、ハンスを不憫に思いつつも自分は無関係のつもりでいた。
だが、なぜかノーマはハンスと結婚させられることになってしまって……?「ワタクシは愛のない人生は嫌。これからはフランツと生きていくって決めたの。だから、貴方との婚約は破棄よ!」
学園の卒業パーティーにて。
第二王女のギャデッテが、公衆の面前で婚約破棄を高らかに宣言した。
その婚約者……元婚約者である辺境伯令息のハンスは、反論する間もなく退場を命じられてしまう。
その様子を遠目から見ていたモブ令嬢ノーマは、ハンスを不憫に思いつつも自分は無関係のつもりでいた。
だが、なぜかノーマはハンスと結婚させられることになってしまって……?
これは、悪役令息とモブ令嬢がひょんなことから結ばれ、何やかやありつつも幸せを築いていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 12:00:00
79600文字
会話率:29%