突然の事件で命を絶たれ、なぜか異世界で“0歳”の赤ちゃんとして転生してしまった私。しかも「女の子!?」と聞けば、もう頭は真っ白。チート能力なんてまったく無いまま、寝返りすらできない体で始まる新生活は、とにもかくにも波乱含みだ。さらには両親
を失った“領主様”の立場なんて、どう考えても赤ちゃんには荷が重すぎる。前世で弁護士をしていたとはいえ、ここでは日本の法律など通用せず、何をどうすればいいのかさっぱり分からない。そもそも言葉すらろくに話せないなんて、歯がゆいことこの上ない。
それでも、生き延びるためには「はいはい」すらできないところから、歩き方を覚え、言葉を学び、あっという間に迫る危機に備えなくてはならない。自分も家もあぶないと感じるからこそ、一刻も早く“幼児”から“領主”へと成長せねばならないのだ!
とはいえ、かいがいしく世話をしてくれる侍女エミー&ローザの存在が、私の心を大きく支えてくれる。抱っこやお世話をしてくれるだけでなく、何かと優しく声をかけてくれるのが本当に頼もしい。そんな彼女たちの献身に触れるうちに、次第に言葉が少しずつ通じ始め、「ありがとう」と伝えられるようになる瞬間は、胸がきゅんとするほど愛おしいのだ。
しかし、そんな穏やかな日常の裏では革命や社会不安の噂が飛び交い、貴族社会特有の陰謀も渦巻いているらしい。私に課せられた領主としての責務は重く、いつどんな危機が襲ってくるか分からない。けれど、前世で培った弁護士としてのスキル――論理的思考や交渉術――が、ひょっとしたら何かの切り札になるかもしれない。赤ちゃんスタートの私が貴族令嬢としての教育や試練をこなしながら、領主として領民を守り、幸せにできる日は訪れるのか? スリリングな成長と冒険、そしてちょっぴりお得な“法律ネタ”も詰まった物語は、読み始めたら止まらないこと間違いなし。ぜひ一緒に、私がこの世界で“生き延びる”ための奮闘を見届けてほしい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 05:23:02
606656文字
会話率:28%
ローザは、天真爛漫なフォンテーヌ家の娘だった。両親と兄姉に愛され。幸せな生活を送っていた。しかし、その幸せは突然崩れ去る。
結婚から間も無く、ローザは身に覚えのない借金を着せられ、夫のヴィクトールから離縁を言い渡される。貴族たちは一様に彼
女を蔑み、両親や兄姉からも勘当されてしまう。
家を追われ、絶望の中でさまようローザ。そんな彼女のもとに、一通の謎めいた招待状が届く。
導かれるように訪れた荒地で、ローザは「薔薇の会」と出会う。「薔薇の会」は理不尽な離婚で全てを奪われた女性たちが集い、活動する秘密結社だった。
彼女たちはローザに、「新たな人生を歩む覚悟があるか」と問いかける。
離縁の背後に潜む陰謀に立ち向かうため、かつての「優しい令嬢」の姿を捨て去り、ローザは新たな自分として生まれ変わることを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 21:10:00
22974文字
会話率:38%
〈妖精国の宮廷画家〉ラファエラ・モッロの孫娘ローザは、『異端』と呼ばれる禁じられた〈星葬画〉を描いてしまう。
そして彼女は、今は失われた〈妖精國〉への扉を開く術を持つ、唯一の画家でもあった。
「僕を、妖精の國へと、攫ってくれる?」
紡が
れるのは、一夜にして全てを失った少年と、永遠を追いすがる少女の、お伽噺のような、物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 00:15:52
241860文字
会話率:28%
猫の妖怪と人間の血を引く猫田真一郎は、魔獣高校に通う高校三年生。特にやりたいこともなく、平々凡々と学生生活を過ごしていたが、今年の春この高校に入学してきた訳アリ吸血鬼、ローザ・バンブルに出会ってから、真一郎の運命が変わろうとしていた――――
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 17:48:04
94689文字
会話率:53%
元A級冒険者のリッドは相棒とともに、暴走前のダンジョンを閉ざす。
かつて『血塗られた両腕のリッド』(リッド・ザ・ラスティレッド・ガントレット)と呼ばれ、A級冒険者だったリッドはある時をきっかけに彼のパーティーとともに数年ほど行方不明にな
っていた。
数年の時を経て、再び現れたリッドは当時のパーティーが未だ消息不明のまま、ただ一匹の動物ウィノーを相棒にC級冒険者として復帰する。
以前の強さを保ったままのリッドだったが、復帰した彼が受ける依頼はどれも保有魔力が低くて崩壊寸前、さらに崩壊後に魔物の暴走を誘発するようなダンジョンに関わるものばかりだった。
人は今の彼のことを『ダンジョン仕舞いのリッド』(リッド・ザ・ダスキーグレイ・クローザー)と呼ぶようになっていた。
彼は求め、そして、集めていた。かつての仲間を救うため、仲間との平穏を取り戻すため、ダンジョンに眠る「人の想い」を。
【この作品は短編ないし中編の連作になります】
【この作品はカクヨムさんでも並行して連載しております】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 00:20:00
119954文字
会話率:49%
――異世界召喚が仮に死ぬまでがテンプレだったとして、悪役令嬢転生までセットだったっけ?
両親に甘やかされて高慢ちきな我儘お嬢様に成長し、最期はこれまでの目に余る横暴から国外追放にされるか、主人公が正式に聖女に認定された際に暗殺者を差し
向けた聖女暗殺未遂の罪で処刑されるか、主人公をナイフで殺しに掛かり、第三王子ヘンリーに剣で刺し殺されるかの三択いずれかのバッドエンドを迎えることが決まっている公爵令嬢ローザ=ラピスラズリは乙女ゲーム『スターチス・レコード』の悪役令嬢。
そんな彼女に転生した百合好きの少年、圓(まどか)は今度こそ平和で平穏な、好きなだけ百合を愛でられる人生を送りたいと願うのだが……。
乙女ゲームのボツ設定が復活してラピスラズリ公爵家が国王陛下のための毒剣一族だったり、関わりたくない王族の現国王陛下が向こうからやって来たり、関わりたくない攻略対象の家族や本人とやたら関わったりと、もう滅茶苦茶。
これは破滅フラグ回避という悪役令嬢の本業を全くできないまま、二歳で商会経営、三歳で外政参加、他種族差別撤廃に向けた活動、五歳で隣国の中枢の不祥事解決、隣国の領主就任、と様々な事業を前世のぶっ壊れスペックで解決していく、本当は百合を愛でて暮らしたいだけの悪役令嬢(?)の物語。
※乙女ゲーム関連のストーリーが進行するのは二章以降です。攻略対象の一人が正式登場するのは三章時点、それ以降も攻略対象本人よりも関係者の登場回数の方が多いです。
※百合好き、普通の悪役令嬢ものに飽きてきたという人、バトル好きにおすすめです。
※メインヒロインは前世の関係者の中にいます。主人公は一途にその人のことを想っているため男女問わず第一位は揺るぎません。相思相愛相ヤンデレです。
※本作は同時代のテクストを利用したインターテクスト小説となります。大体のキャラや展開に元ネタが存在しますので、下敷きのテクストの差異をご堪能ください。
※このテクストはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、ここに書かれている思想全てを作者のものと考えるべきではないことをここに記しておきます。
※閲覧注意! Act.1終盤、Act.4-33,44、Act.6-30〜32、など。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 09:24:32
6971949文字
会話率:38%
エティーナ=ローザンドラはローザンドラ男爵のご令嬢。
しかし、その実は、日本の戦国好きオタクの生まれ変わりだった。
戦乱のマクシミリアンの世界に生まれ変わり、後宮に輿入れすることが決まったエティーナは、溢れる戦国知識で皇帝陛下を数多くの勝利
に導いて行く。
これは、エティーナが軍師姫として名を馳せ、皇帝陛下と結ばれるまでの愛と戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 15:34:01
81593文字
会話率:33%
アルベロヴェッタ王国の王都にある大豪邸。そこの主は、傷物となってしまった元侯爵令嬢のマリアローザである。
王太子の婚約者だった彼女はその立場を追われ、さぞや辛い思いをして――…
「あぁ!傷物人生、最高‼もう窮屈な王妃やら奥様やらなんて生き
方、真っ平ごめんだわ。一生分の資金はあるし、後は好きなだけ怠惰に生活してやる!!」
……は、いなかった。
もう何もやりたくない。マリアローザは、早くも第二の人生として隠居生活を謳歌する気満々だ。
さて、今日はどうやってダラダラと過ごそうか?時間を無駄に消費するなんて、何という贅沢!!
そんな時である。
「……ッマリアローザ様‼お願いします、お助けください!!」
「……………………。」
なぜか彼女のもとを尋ねて来る、人、人、人……
のんびりと隠居生活を楽しみたいはずのマリアローザは、今日もまた厄介事を引き受ける。
※5話以降は不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 14:00:00
65094文字
会話率:46%
伯爵令嬢ローザリアと隣の領地の伯爵令息オズモンドとサイラスの兄弟は幼馴染だった。男の子達の後を頑張って付いて歩き、野原を走り回ったり川で魚を捕まえたりと伸び伸びと過ごした。三人はとても仲の良い友人だった。ローザリアとサイラスが八歳の時婚約
が整った。ローザリアがサイラスを意識し始めたのは貴族学院に入ってからである。ずっと変わらない態度のサイラスに安心を抱いていた。最終学年になったある日友人と話しているサイラスの言葉を聞いてしまうまでは。
「ずっと一緒で飽きないのか」と聞かれ「まあな」と言った彼の言葉はローザリアの心を鋭いナイフで切ったかのように抉った。
その上偶然馬車で通りかかった時にサイラスが女性を連れて歩いていたのを見てしまう。更に気分転換に友人と街歩きに出た時の帰り道、例の女性に腕に縋りつかれながら連れ込み宿のある横道に入っていくのを目撃してしまいローザリアは恋の苦しさに気付いた。心が鉛を飲み込んだように沈み込み涙が止まらなかった。次期伯爵家当主として婚約を続けるのか否か大事な局面に来ていたローザリアは母親とサイラスの兄に相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:06:04
40502文字
会話率:50%
この世界を創りたもうた神がおわす。
神に逆らう悪魔が、淫魔が、吸血鬼が、その他数々の化け物がいる。
かつて神を裏切り、地に堕ちてなお、神の寵愛を受ける人間たちがいる。
人間という存在は、同じように地に堕ちて神に見捨てられた化け物たち
からすれば、憧憬と嫉妬と執着の対象であった。
神に仕え、化け物たちを退けるために、聖職者たちは存在する。
神に祈り、神を信じ、いずれ神の創りたもうた楽園へ至るための修行を重ねる。
田舎住まいの修道女ローザは、聖地巡礼のために、吸血鬼の住まう森へ足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:21:56
28521文字
会話率:44%
中村颯希先生の
「貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい」の2次創作です
ガイドラインに準じて許可を頂いて投稿しています
素晴らしき原作はこちら↓
貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい
Nコード:N5373FW
最終更新:2025-01-08 23:17:44
4072文字
会話率:24%
悪女、女傭兵、そして再び一度目と同じ「悪女ローザリア」に転生してしまった。ローザリアは婚約者である皇太子と彼が連れてきた隣国の令嬢との仲を一切邪魔しないことを誓う。
そして、3度目の正直で今度こそ「死を回避」するために奮闘する。
「婚約
解消して皇太子妃になり損ねた私の醜聞は相当なものになるだろうし。皇都を離れるのも手よね。この際折を見て行方不明扱いとかにして、どこか別の土地で生きていこう。そのためには、新居も探さないとね!」
すべては望まない、しかし変えられる未来を変えていくローザリア。
家族・弟との関係修復、たまに女傭兵の経験を活かしたり、新たな資質に目覚めたり、時には予想外の人物に目をつけられ――ってあれ、婚約者解消はまだですか、殿下?
「ローザ。どうして君は、いつも俺の知らないところで変わってしまうんだ」
勘違い、すれ違い。3度目の人生で、ローザリアは思いもよらない事実に触れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 07:56:34
56275文字
会話率:28%
職場から帰宅し眠りについた主人公、山田シオン。目が覚めると、そこは不思議な空間が広がっていた。何が起こったか理解出来ず考え込んでいると、突然、光の守護神ローザと名乗る金髪美少女が現れた。自称光の守護神ローザと一緒に異世界でのんびりスローライ
フな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 12:10:00
49251文字
会話率:51%
ローザは気弱な子爵家令嬢。
ある日公爵家令嬢アネット・マリアントが、平民であるシヴィルを学園から追い出そうと嫌がらせをしていた。
何もできないと見て見ぬふりをしようとしていたローザ。
その時、いじめられていた級友を守れなかった後悔が、まるで
前世の体験のように身に蘇った。
その衝動のまま、ローザはアネットの間違いを指摘する。
果たしてローザの運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:57:34
3037文字
会話率:56%
イーリス公爵家、長女のローザと次女のルナは顔も背格好もそっくりな年子。
舞踏会に初めて参加した夜。ルナは庭園でウィクトル王太子に出会い、魔法植物の話で大いに盛り上がった。
博識で心優しいウィクトル王太子とのひと時で、淡い恋心を抱いたルナ
。自分も社交界にデビューすれば、またお会いできるだろうかと思っていた翌日。父親とローザ、ルナの三人は王宮に呼び出された。
待っていたのは国王と王太子。
なんでも、イーリス公爵家の令嬢に話があるという。
「それにしても本当にそっくりだ。レディに失礼なことをたずねて申し訳ないんだけど、昨晩僕と魔法植物の話をしてくれたのはどちらかな?」
王太子にたずねられ、ルナは自分が名乗り忘れていたことを思い出した。
そのわずかな間に――
「それは私ですわ。昨晩は名乗りもせず申し訳ありませんでした」
素早く口を開いたローザを後で問い詰めるも、「ああ言えば王太子妃になれるんじゃないかと思って」と返され。その晩、王宮から帰ってきた父に「ローザを王太子殿下の婚約者に望まれた」と告げられてしまう。
ローザの思惑通りに事が進み、王宮へと移り住む姉を見送ったルナ。
侍女たちをさがらせ、人目を忍んで涙しているかと思いきや……
――うふふっ……ここまでは順調ですわ!
くつくつと笑うこの妹、悲壮感の欠片もない。
「ルナ! 私を騙していたのね⁉」
「いやだわお姉様ったら。ご自分そっくりの妹が何でも言う事を聞く子に育つなんて都合の良い話、あると思いまして?」
似たのは外見だけじゃない。
何でも欲しがる腹黒姉に、腹黒妹の復讐が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 15:10:35
366857文字
会話率:48%
ドライバーやパターは苦手でも、あいつはアイアン名人。
最終更新:2024-12-27 07:00:00
518文字
会話率:0%
一九四四年、世界に『黒い霧』が現れた。
世界各地に現れては消えるその『黒い霧』は、触れたものを異形の怪物『鵺』に変貌させた。
だが、人類の中には『黒い霧』に感染しても怪物にならず、それどころか超能力を獲得する人達がいた。
彼らは特殊能力
者『アーベント』と呼ばれ、超能力を持つ故に怪物『鵺』を退治する役目を担っていた。
そんな世界になり、九〇年経った二〇三四年。
『復讐姫《クローザー》』と呼ばれた一人の女アーベント――月原紅音が、鵺の巣《スポット》を解消、そして『復讐』を終わらせてから数ヶ月が経った。
二〇三四年の末、例年通り、ディーポンド財閥のホテルで、ARSS独立記念パーティーが開催することが決まり、鵺の巣《スポット》を解消の立役者である紅音と相棒の雲林院葉月も当然招待される。
いつもよりも特別なそのパーティは、とある組織に狙われていて――――
※本作品は、『紅き復讐姫の英雄譚《カタストロフィ》 ―ABENSHEE―』(https://ncode.syosetu.com/n7067ih/ )の続編になります。
また、『紅き復讐姫』シリーズは、合同創作企画『ABENSHEE』を構成する二つの物語の内の一つとなります。
もう一つの物語及び他の作品については、Twitterアカウント 『ABENSHEE_情報局(https://twitter.com/abenshee_portal/ )にて随時公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 03:07:55
49543文字
会話率:42%
あたし、リーシャ=コルク=ローザリオン!!
セルディアスのローザリオン公爵って、すっごい大きなお屋敷の子供なの!!
けど……ついこの間、ひとりじゃなくなったわ。
お母様が、男の子を産んだの。お世継ぎになる念願の男の子。
だからあたし
は、お母様とあんまり一緒にいられなくなるから……ちょっぴり寂しいの。
公爵家の長女だから。いつか……どこかの貴族か王族に嫁がなくちゃいけないから。
でも……だけど。
お母様がお得意なお料理。
生まれてから……今までたくさん作ってくださった、『パン』をあたしも作れるようになりたい。
あたしには……お母様の契約精霊である、ロティの娘が一緒。ミアが一緒だから……何か出来ると思うの。
そう思って……料理長と頑張ったけど、お菓子と違って失敗ばかり。
悔しくて……悲しくて、泣いてたら凄いことが起こったの!!
ミアが、ちっちゃな箱になっちゃったの!?
*このお話は、前作『追放された錬金術師〜』のスピンオフとなります。
既存のキャラクター以外にも、次世代のキャラクター達が多数登場していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 13:15:17
174280文字
会話率:48%
この男ローザは世界最強でありながら郵便屋をしている。
幼い頃に竜王と最高神に力を貰い、世界を救えと命令される。
望めば、勇者にでも、王にでも何でもなれるのに……
「ぼく、郵便屋になるね! 世界を回ったらいろんな種族と友達になれそ
うだもん!」
「「はぁ?」」
そして自分の行ったとおりに郵便屋になったローザは、世界を飛び回り配達しながらこう言う。
「配達に来ました!この紙にサインお願いします!あと、何か困っていることはないですか?」
これは、一人の少年が世界を平和にするお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 12:31:55
3439文字
会話率:55%
魔術研究所魔道具部門に勤める俺の上司はローザ・シエル。またの名を『蒼薔薇の魔術姫』。
そんな大層なあだ名を持つ彼女に常日頃からぶんぶんと振り回される俺。
今日も今日とて上司が作り出した魔道具を持って、『魔道具の実験!』と称して書類仕事
から逃げ出した上司を捕まえる為、その姿を探していた。
そんな折遭遇したのは、最近不祥事を起こして魔術研究所をクビになった魔術部門の人間で……?
※こちらはX(旧Twitter)上で開催された『#匿名短文おバカ上司企画』参加作品です。今日(11月14日)がいい上司の日という事で記念にアップしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
1984文字
会話率:43%