物理学者の佐藤太郎は、量子力学の実験中に突如異世界「エテルニア」へと転移してしまう。そこは魔法が日常的に使われ、科学技術がほとんど発展していない不思議な世界。魔法が使えない太郎は戸惑いながらも、この新たな世界で生き抜くことを決意する。
そ
んな彼を助けたのは、強力な魔法使いであるエルフィーナ。彼女の魔法と太郎の物理学の知識を融合させ、二人は数々の危機を乗り越えていく。太郎は物理学の視点から魔法の新たな使い方を発見し、エルフィーナと共にエテルニアの未来を変える冒険に挑むことに。
エテルニアの魔法の原理と物理法則を解き明かし、元の世界に戻ることを目指す太郎。この異世界での試練と成長を通じて、彼とエルフィーナは友情と信頼を深め、数々の困難に立ち向かっていく。科学と魔法が交差する、壮大な冒険譚が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 20:33:53
80782文字
会話率:55%
64歳。
適応障害と不安障害、ヘルニアに高血圧、決め手に糖尿病一歩手前の男性。
薬でごまかしながら働き続ける理由は、一つだけ。
『死にたくないから』
その日もいつもの1日。
色褪せた1日になるはずだった。
突如襲う胸の痛み。
終わる人生
。
消えていく意識の中で後悔する。
そして悟る。
努力とは、最後の瞬間に満足するためにあったのだと。
彼は赤子の姿で目覚める。
隣には鮮やかな『深紅』の髪を持つ赤子。
異世界で彼は誓う。
最後の瞬間、自身の人生に満足するために努力することを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 13:00:00
326964文字
会話率:22%
美しい青と白の月が巡るその世界を人々はナサティアと呼んでいた、ナサティアは古代の大地母神の名で大地そのものを意味する、そのナサティア最大の大陸はその地の民にエスタニア大陸とよばれていた。
今から1000年ほど昔の事、エスタニア大陸は無数の
群雄が割拠し混迷を極めていた。
その大陸北東部の小公国エルニア、継承騒動から祖国を追われた公子ルディガー=イスタリア=アウデンリートが放浪の旅で巡りあった運命の英雄達の力で公主の座を手に入れ、やがて史上初めてエスタニア大陸を統一し覇王と呼ばれる事になる。
暁の戦乙女ベルサーレ=デラ=クラスタ、鋼の聖女アンネリーゼ=フォン=ユーリン、青の軍師アゼル=メイシー、黒衣の宰相アンブローズ=カメロ、史上最大の魔術師アイゼンドルフ=ザロモン、そして偉大なる精霊魔女アマリア。
永久の刻が流れ去っても覇王と英雄たちの物語は今でも吟遊詩人達のサーガに歌われ続けている。
◇◇◇
ルディガーとその仲間達は戦乱のテレーゼの混沌の中、偉大なる精霊魔女アマリアと精霊王への道を切り開く為の戦いに臨もうとしていた、彼らを阻む死靈術とテレーゼの呪いを打ち破る事ができるのであろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 08:10:00
2536438文字
会話率:44%
ある日、腕の痛みと指の痺れから病院に行ってみると、思わぬ診断を受けました。
各病気の症状、薬の効き目などは病院で見聞きした記憶や冊子をもとに書きました。
最終更新:2024-07-02 17:10:00
2292文字
会話率:7%
自由都市フラテルニア。それは大陸諸国の掣肘を受けない自由と独立の都市である。そのフラテルニアにある魔法学院は、大陸で唯一の魔法を学ぶための学校である。諸国で魔法の素養があると認められた者だけが、この学院に入学できるのだ。
アルビオン王
国の少年アラナン・ドゥリスコルは、アルビオンの今年の学院への推薦を勝ち取った。海を渡り、アルマニャック王国を横断したアラナンは、国境を越えヴィッテンベルク帝国のバジリア司教領に入る。フラテルニアが目前に迫ったところで、アラナンは馬車の同乗者である一人の少女のお陰で思わぬ騒動に巻き込まれる。
失われた民セルトの末裔であり、太陽神の魔術師としてエアルの祭司たちに鍛えられてきたアラナンが、いま大陸を舞台に心躍る冒険を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 17:31:19
1007526文字
会話率:20%
太平洋に浮かぶ小島にゴキブリの帝国がある。宿敵人間との戦いの中で、超技術で人間になり、人間界でスパイ活動をする五木田ブリ蔵は、日本での研修の後ニューヨークに派遣される。
アメリカでは害虫駆除剤の日米共同研究が行われ、ミサイルXというゴキブ
リ殺虫剤が開発された。ブリ蔵は殺虫剤メーカーM社の最上から協力者のコールガール・美樹の助力を得て、マル秘の成分表を入手する。それを基に帝国で超技術を使いワクチンを製造し、全世界のゴキブリに配送システムを通じてワクチンを届け、効き目のないミサイルXは販売不能となる。その次開発されたX2も同じような運命を辿る。メーカー側にも帝国の存在がバレて、探査ロボットでの捜索が開始され、アメリカ南西部で巨大なゴキブリの巣が発見された。メーカー側はワクチン配送システムを破壊し、この巣を凍結しようと企てるが失敗に終わる。
M社は成分表を盗まれないために、支社長が広報部長の直木に命じ、個人名義の銀行のセイフティ・ボックスに保管させるが、ブリ蔵はまたも一計を案じて新開発のゴキブリ殺虫剤ミサイルXXXの成分表を奪い取り、古代ピラミッド建設の時代に火星人から授かり、様々な創意工夫を経て得た超技術のひとつ、配送システムを使い、全世界のゴキブリにワクチンを配送し、ミサイルXXXは販売中止に追い込まれ、M社は倒産する。
直木は一連の営業妨害はブリ蔵と美樹による犯行だと睨み、カリフォルニアに避難していたが、ニューヨークに戻った美樹を拉致し、ブリ蔵に決闘を挑む。スナイパーを雇いブリ蔵の命を狙った直木はスナイパーと共に絶命し、ブリ蔵は瀕死の重傷を負う。
三億年のサバイバルを今後も維持するため、帝国のゴーキー大帝が編み出したのが、予備の帝国建設に加え、あれほど忌み嫌って来た人間との間にゴキブリとのハイブリッド人間を産みだすことだった。
傷も癒えて一命を取り留めたブリ蔵も思い切ったことをしてみたいと、人間の女性・芳恵と結婚する。一年後二人の間に子供が生まれた。ハイブリッド人間の誕生だ。
ブリ蔵はニューヨークでの仮の姿として日本のF放送局のニューヨーク支局に勤務していたが、長期出張から支局長らが戻り、今後に備えてもう一人支局員を現地採用するとブリ蔵に話した。新しい支局員はあの倒産したM社の最上だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 10:38:04
28181文字
会話率:48%
二章以降、一話目に前章のあらすじを載せています。
百年前、戦争があった。
後に「大陸戦争」と呼ばれるそれは、様々な種族の立場を変えた。
大陸全土を巻き込んだ戦争は、百年経っても様々な所に爪痕を残している。
上野 勇一は異世
界転生者だ。しかし彼は何故転生することになったのかを知らない。自分は向こうで死んだことは漠然と覚えているのだが、その死因すらも思い出せなかった。
保護された村に受け入れられた彼は、自分に隠されているという「強大な力」の正体を知るために旅に出ようとする。旅先で出会う者たちとの関わりを通じて、自分は何者でありたいかを見つめ、そうであり続けようと足掻くのだった。
ヴィヴァルニアと黄金同盟、戦争と陰謀、やがて勇一は大きな歴史のうねりに飲み込まれて行く。
全ての者が魔法を使えるこの世界で、上野勇一はどう生き、何を成し遂げたのだろうか。
五章執筆中です
作者Twitterにて時々、世界観の補強を投稿しています。
朝久のページ https://twitter.com/ASAHISA_narou に飛ぶか
#世界観を補強する で検索して頂くと、ちょっとしたお話を見ることが出来ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 20:37:09
663626文字
会話率:48%
光の王国フィルニア。代々この城下町でパン屋を営んでいた家族に突然の不幸が襲った。
働き盛りの両親が、馬車の事故で突然亡くなってしまったのだ。息子のティルミオと娘のティティルナに残されたのは、
多額の借金と猫一匹。
おまけに両親は税
金まで滞納していたのだ。
この絶望的な状況に、ティルミオとティティルナの兄妹がなす術なく項垂れていると、ふいに、どこからともなく彼らを導く
謎の声が聞こえたのだった。
「お前たちに力を与えてやるにゃ。」
あり得ないことに、飼い猫のミッケが人語を話し出して、困っている二人に降臨したのだ。
「どうにゃ?お前たちが望むなら、我が特別な力を授けてやるにゃ。」
突然の出来事に頭がついていかない二人であったが、普通に働いてたら税金も払えないし借金もいつまで経っても返
済が終わらないのだ。
猫の手も借りたい思いだった兄妹は、この不思議な三毛猫の誘いを、戸惑いながら受け入れた。
「分かった。ミッケ。俺たちに力を下さい。」
こうして、兄妹と三毛猫の二人と一匹の、借金返済計画は始まったのだった。
##初、ファンタジー作品です。
##この作品はアルファポリスに掲載している小説の改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 07:00:16
172358文字
会話率:51%
薔薇(ローザ)は彼氏なし歴=年齢の、陰キャOL。その名前から皆に馬鹿にされ、誰にも心を開かなくなっていた。
ある日いつものようにゲームをしていると、突如としてゲームの世界へと迷い込んでしまった。そこで偶然グルニア帝国に拾われ『伝説の
魔導士』として崇められるも、捕虜同然の扱いを受ける。
そして、放り出された戦場で、敵国ロスノック帝国の第二王子レオンに助けられた。
ローザはレオンに恩返ししようと奮闘する。魔法を覚え、飢饉に苦しむ人々のために野菜を育てる。
レオンはそんなローザに、特別な感情を抱き始める。レオンの溺愛は、日に日に激しさを増していくのだった。
※本編は「なろう編」です。
糖度高めに改編したものを、「アルファポリス」「ムーンライトノベルズ」に掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 06:31:31
189902文字
会話率:34%
人類は発展させた科学の力によって住まう場所そのものを変化させた。今や生物的な死すらも乗り越え、まるでゲームのような仮想空間を現実に置き換えた。
人やその他の生物、そしてそれらが住まう建築物や森を含む大陸全土が『電子データ』で構成された世界
、その名も【テイルニア】。
それは言い換えれば全ての現象、結果を演算で導くことができるということ。ただそんな未来を見通した世界でもただ一つだけ不可解な【神ノ力】があった。
人類の英智を持って得た未来永劫安寧の世界。だがそれは人々の知らぬ所で徐々に崩壊を始め、やがて人類を蝕む『生命』を奪うバグに境遇する。
『生命』を喰らう【シャドウ】、そしてそれらに対抗すべく磨き上げてゆく人類の【力】。いつしか平和だったテイルニアは、【シャドウ】と力に溺れた【人間】によってその姿を変えた。定められたはずの未来、いつしか記された運命は滅亡への目録となった。
そんな見えない所で荒廃の一途を辿る世界、テイルニアで一人の青年『神谷 鏡』は裏の舞台を駆ける。【神ノ力】と平和の再臨を胸に――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 00:06:58
338700文字
会話率:58%
異世界アレバルニア、この世界の住人全てに授けられる特別な才能ーーギフテッド。
作るもの全て美味にしてしまう、料理人最高峰のギフテッド『究極シェフ』を授かったマーヤ・ボナペティは
ある日、何者かによって『味覚障害』の呪いをかけられてしまう
。その呪いによって水以外の一切を口にすることが出来なくなったマーヤは、栄養失調で痩せ細ってしまい明日をも知れない命となる。
ある日、マーヤを救う為にと一人のコックが訪れる。彼はこの世界で数少ない『究極シェフ』のギフテッド持ちであったが、彼の作る料理ですらマーヤを救うことは出来なかった。その時、コックが一冊の不思議な魔術書をマーヤに手渡す。その本に書かれた魔法陣を使って、マーヤはある人物を召喚することに。
彼の名前は諏訪部正太、異世界流通センターと呼ばれる食品卸売業の営業マンだった。異世界を股にかけて商いをしている諏訪部は、こことは違う世界『チキュウ』から召喚されてやって来たと言う。
呪いによりアレバルニア産の食べ物の一切を食べられなくなってしまったマーヤの為に、コックは「チキュウ産の食材とレシピを使って料理したものなら食べられるんじゃないか」と提案。
その狙いは的中し、食事を数年振りに食べることが出来たマーヤ。
「呪いが解けるまで、うちと取引しませんか? こちらはチキュウ産の食材とレシピを提供する。それをあなたが購入し、調理して食べれば健康を取り戻せる。お互いウィンウィンの関係だと思うのですが」
このままでは餓死するのを待つばかりのマーヤに選択の余地などなく、まずは自分が生きて行く為に諏訪部の取引を受けることに。しかし食材を購入するには、金銭が必要となる。お人好しな諏訪部は、またしてもマーヤに提案。
「それなら出世払いということで。まずはあなたが健康になって収入を得るまでの間、それまでの費用はこちらで立て替えておきましょう!(涙目)」
ここからマーヤと諏訪部による、チキュウ産異世界料理店『ボナペティ食堂』が開業される。
*カクヨム様にも同作品を投稿しています*
*不定期更新になりますが、1章完結までは書き切ります*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:34:32
104048文字
会話率:31%
ドジャースの大谷翔平選手の通訳で知られる水原一平通訳が突然解雇されました。
カルフォルニア州では賭博をすることは違法であることからの措置のようです。
一部報道ではブックメーカーに賭けるために大谷選手から借り入れ(強盗説もあり)たことか
ら発覚したとのことのようです。水原氏はギャンブル依存症だったともいわれています。
今回は元ガチャ依存症だった筆者が、ギャンブルなどの依存症の恐ろしさとその克服方法について個人的な解説を行っていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 17:33:03
4237文字
会話率:4%
ニーナ・パルニアは生まれる前から母親に嫌われていた。生まれた後は養育放棄をされ、謎の光に護られて成長していく。四匹の龍が加護という名目で監視するユーエラニア王国。国王のセルジュ・トリニアは、秘密裏に古龍、白虹の愛し子を探していた。眠りから覚
めた白虹の過去を知ったニーナは、どのような未来に辿り着くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 00:51:18
52725文字
会話率:60%
○あらすじ
•1939年9月11日、突如としてガルニアへゲルタニア
が侵攻を開始。この事によって、アルビニア帝国、フランクランド共和国がゲルタニアへ宣戦布告した。
当初はガルニアとその同盟国のアルビニア、フランクランドの三国vsガルニ
アへ侵攻したゲルタニア一国と誰が見てもすぐ終わりそうな戦争であった。
しかし戦火はやがて各地へ波及し、世界大戦にへと発展していくのであった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 16:21:34
3593文字
会話率:50%
人類起源の星(アース)それは、人類が長年に渡り叡智を築き上げた星。その代償として、急激な環境変化により人類そして、アースに住まう生命は数を減らしていった。だが、一部の人類は、新たな生存可能な星を探すため宇宙へと旅立つ事を決意する。しかしそれ
を阻む者が現れ、【人型戦闘兵器アルマティス】による戦いが起こるも、僅かな人類が【超大型宇宙船マーティルナビス】に搭乗し、国名をレイトルニア帝国と名乗り宇宙へと旅立った。
そして300年以上が経過した時、人類起源の星アースと環境が非常によく似ている星が発見さると、アースニアと名付けられ、人類は移住計画を進める。
しかし、その惑星は大気、そして周囲の宇宙空間までもが【万能物質エクスマター】で満たされていた、それにより、独自の生態系が築き上げられ、さらには人類とよく似た知的生命体が既に文明を築き上げていた。
レイトルニア帝国率いる人類は、アースニアを支配する為、侵略を始めたが、エクスマターを利用した独自の兵器を扱う、知的生命体【ソラリアの民】に苦戦し、惑星外へと退避せざるを得なかった。
だが、帝国は諦めてはいなかった。再びアースニアへの侵攻を開始する為、惑星アースニア近辺にある、岩石惑星ロジアスに拠点を置き、全マーティルナビスを停泊させると、再び侵略を行うため、エクスマターの解析、そして新たな兵器開発をし、力を蓄えていった。
【主人公アレス】はその戦い為に生み出され、アルマティス操縦騎士となり、戦いに身を投じていく物語である。
※更新速度はランダムですが出来る限り早く投稿出来るように頑張りたいと思います!
※小説書くのは初心者なので語彙力が乏しく、分かりずらい所もあるかも知れませんがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 01:00:00
67466文字
会話率:42%
結婚は人生の墓場!
全体主義国家ヘルニア王国で農業を営む主人公。
ニートエルフと結婚して1年、彼は限界を迎えていた……。
最終更新:2024-02-18 19:30:24
16875文字
会話率:71%
転校生のソラから魔法選別の話を聞き、そのことが気になるルニア。自主勉強で外に出ようとするが―
最終更新:2024-02-13 17:11:28
1597文字
会話率:0%
ある日、転校生がやって来た。その子の魔法で過去に戻ったの。 私が産まれて間もないころにあんなことがあったなんて。
最終更新:2021-10-23 20:34:11
1140文字
会話率:25%
ルニアは、とある魔法学校の低級魔法使い!でも他の人とは違い魔法が使えない! そんな主人公ルニアの魔法が使える様になれて一人前になれるまでの物語★☆
最終更新:2021-08-16 18:05:14
1053文字
会話率:0%
「世界の姿が変わる日が、来る」
その日が来ることを予見していた、大航海時代に生きた探検家レイツォリット。
彼は、一体何を手にし、どんな歴史の真相を知ったのか………?
大学院で画期的な最先端の資源「パージ・エネルギー」の性質とその用途を研究
している連城来季は、ある島の浜辺で小さな宝箱を発見する。
中に入っていたのは、環状に象形文字が敷き詰められた金属製のディスクだった。
オカルト好きな彼はその存在を世に広めて名声を得ようという夢を見始める。
だが、それとは一見無縁に思えるエネルギー資源の研究の理事長を務める教授の口から、思わぬ言葉が出る。
「これはかつて、古代の地球に存在した種族を生かすエネルギー資源だ」
同時に、カリフォルニアにあるスタンフォード大学へ留学した親友、英章からそれが秘密裏に進行しつつある軍隊製造の動力源でもあることを知らされ、その出所を調べ始める。
やがて、天空から降臨してきた謎の生命体たちの襲撃に席巻され、二人は太古に存在した超古代文明が現代にもたらす世界的な危機「ディセンション」の到来を知ることになる。
それは、古代の人類が犯した過ちを正すための世界の浄化と、その果てにある「地球生命進化計画」を意味するものだった………!
地球規模の展開で人類を圧倒する、一大SFスペクタクルアクション、本日より公開。
※ のちに削除します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:41:51
14280文字
会話率:40%
【この小説は旧"狂気のワルキューレ"を書き直した小説です。】
【いかなる国家、集団、人種、人物等を差別、卑下する意図はありません。】
1950年代、第二次世界大戦に勝利した大ドイツ國と大日本帝國は互いに衛星国を従え、日独
冷戦を展開していた。世界の西を掌握した大ドイツ國は、"Groß Arier Lebensraum Organisation(大アーリア生存圏機構)"を設立。加盟国全土で"第一次再編成作戦"を実行し、西側世界は支配人種の"ドイチュ・アーリア人"と"ゲルマン・アーリア人"、そして奴隷種の"ウンターメッシュ"に分けられ、それ以外は"最終的解決"がなされた。第二次世界大戦の勝利で、大ドイツ國は世界に名だたる超大国となったのだ。そしてその大アーリア生存圏機構に対抗するのは、大日本帝國を盟主とする"大東亞共榮圈"である。その影響力は、北はシベリア、西はトルキスタン、南は南極、東はカリフォルニアまで及んでいる。アジア人によるアジア統治は、ドイツの"アーリア人による世界支配"と言う概念と対するものであり、大ドイツ國と大日本帝國は日々対立を極めていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 23:06:34
11171文字
会話率:36%
19世紀半ばのカリフォルニア。女子寄宿学校に通うエリザベスはベースボールが何よりも好きなダーシーというルームメイトと出会う。エリザベスの投げるボールはどこかに消えてしまうのだった。やがてエリザベスが親の再婚にともなって学校を離れると、ほどな
く国を二つに分かつ戦争が起きて……。《第3回かぐやSFコンテスト《大賞》作品(一部改稿)》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 22:38:53
3996文字
会話率:2%