ラルフ・オブライトは、とある国の王都で冒険者稼業をしている四十代半ばの戦士である。
金属の鎧を着こみ、盾を構え、剣を振るう、典型的な戦士だ。
世界を救う英雄譚とは無縁の時代に生まれながらも、ひたすら実戦の中で限界まで成長を続けてきた。
転
生特典? チートスキル? 悪いがそんなものは知らん!
おじさんを支えているのは、これまでの人生経験と実戦経験のみ!
この物語は、酸いも甘いも噛み分けたベテラン戦士のおじさんが、雑魚を蹴散らし、強敵に苦戦し、たまに後輩の指導をして、ほどほどに若い娘とイチャイチャしながらも、ベテランらしく日々の問題を解決していくお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:00:00
163520文字
会話率:38%
荒んだ村「チタルム村」で用心棒をしている主人公「ラルフ・リーベルト」
ある日、村の酒場で軍人が起こした揉め事を鎮圧するラルフだが
後日、その揉め事を起こした男たちの上官が村にやってくる
その上官はラルフにある提案をする
「君を南方軍にスカ
ウトしたい。」
ファンタジーものです!騎士とか魔物とかいますから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 23:40:00
12857文字
会話率:46%
祖父の代の約束で婚約したラルフとエリーゼ。会う機会は少なかったが、ラルフが王立学校に進学するため王都に来てからは交流を深め、このまま結婚することになると思っていた。
しかしラルフの父の領は経営がうまくいかず、ラルフが卒業すると婚約は解消に
なった。
この婚約解消の本当の意味は…?
弱小子爵家令息ラルフと裕福な伯爵家令嬢エリーゼの婚約解消物語
比較的ゲスめで、ハッピーエンド主義者には向かない話
全2話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 21:00:00
14345文字
会話率:33%
母を亡くした王子ラルフの婚約者となったイヴリン。
十二歳のイヴリンに対しラルフはまだ五歳で、将来の結婚相手というより弟にしか見えなかった。
姉のようであってもそばにいたいイヴリンと、弟のような立ち位置を越えたいラルフの物語。
前半
イヴリン編10話
後半ラルフ編 推定10話くらい
(短編の想定で、何やら長くなっている…)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 12:00:00
48112文字
会話率:27%
ガラクはある日突然、自分が殺し屋と軍人の娘であることを知る。そして自らの身体にも、戦いのサラブレッドとしての血が流れていた。両親の師匠にして親代わりでもあるレックスの紹介で、民間軍事会社ガルーサ社で軍人としての第一歩を踏み出す。そこで待って
いたのは、死んだと言われていた母ゼツだった。最新鋭の戦闘機でやってきた母に連れられて、中東のアルバラ共和国パルミラ基地を目指す。基地を目前にしてパルミラの手練れに囲まれるが、父ラルフと仲間の機転で切り抜けることができた。懐の深い司令官クリスは、ゼツとガラク、ラルフに給油を許す。山岳基地パルミラに降り立ったガラクとゼツ。突然襲ってきたスパイ狩りを退けた後、彼女たちを待ち受けていたのは、非情の空だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:18:49
7489文字
会話率:29%
ガラクはある日突然、自分が殺し屋と軍人の娘であることを知る。そして自らの身体にも、戦いのサラブレッドとしての血が流れていた。両親の師匠にして親代わりでもあるレックスの紹介で、民間軍事会社ガルーサ社で軍人としての第一歩を踏み出す。そこで待って
いたのは、死んだと言われていた母ゼツだった。最新鋭の戦闘機でやってきた母に連れられて、中東のアルバラ共和国パルミラ基地を目指す。基地を目前にしてパルミラの手練れに囲まれるが、父ラルフと仲間の機転で切り抜けることができた。懐の深い司令官クリスは、ゼツとガラク、ラルフに給油を許した。山岳基地パルミラに降り立ったガラクとゼツ。突然襲ってきたスパイ狩りを退けた後、彼女たちを待ち受けていたのは頼りになる、あの老人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 18:17:34
7311文字
会話率:32%
ガラクの元を去ったゼツとラルフ。行きついた先はなんと ───。レックスの元で銃の手ほどきをうけたガラクは、持ち前の才能を開花させ、母をも凌駕する戦士に変貌を遂げる。そして年老いたレックスを気遣い、隔離街ファリーゼを後にした。両親の失踪には腑
に落ちない点が多く、消息を探し始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 19:04:31
7249文字
会話率:24%
軍を不名誉除隊となったラルフ元軍曹。きっかけは魔導手術によるアーティファクトの強制移植だった。
動かぬ左手、不快な左目。だがそれは叡智を超えたアーティファクトであり、女神の祝福をもって機能を回復する。
そもそもこの不運は悪意ある神の戯れだと
女神は告げる。その悪意ある神は女神にとっての宿敵であり、被害者のラルフを救済するのに十分な理由だと。
女神の祝福と救済は多岐に渡るが、人生を諦めた老境に差し掛かった元軍人にとっては困惑することばかり。だが混乱しつつもゆっくりと人生をやり直していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:02:42
137042文字
会話率:50%
妖精のような見た目の伯爵令嬢ヴィクトリアは、ある夜の舞踏会にて、貴族の令息に暗がりへと引きずり込まれる。
力では敵わず、絶体絶命!
誰か助けて!
心で叫んだとき、幻のように浮かんだのは、会ったこともない見知らぬ青年の姿だった。
長い金色の髪にアイスブルーの瞳を持つ、長身の騎士。よく体を鍛えていて、剣の腕も立ち、どんな時でも護衛対象を完璧に守り抜く鋼の意志の持ち主。
ヒースクリフ・ブルーイット。
彼の名前が、自然と頭に浮かぶ。
(ヒースクリフがいれば、こんなことにはならなかったのに!)
自分のものとも思えない感情が、溢れ出す。
そして思い出す。自分がかつて「ラルフ」という名前で、この国の王子であったこと。婚約者の公爵令嬢ナタリアに毒殺されて、命を落としたこと。ヒースクリフは、ラルフの護衛だった青年だ。
それは、過去ではなく、いまと同じ時代の出来事。現に、ナタリアはこの世界にも存在している。
ただし、ラルフはいない。
ラルフが生まれていない世界で、ラルフの記憶を持つヴィクトリアは、まだヒースクリフには出会っていなかった。
男に襲われたヴィクトリアは、無我夢中で叫ぶ。
「ヒースクリフ、『僕』はここだ! 助けて!」
そのとき、ふっと風が流れて、耳に馴染む懐かしい声が響いた。
※TS+逆行転生。ただし「元の自分」はいない世界で、ヒロインは女性として生まれ育ち、男性の記憶は希薄です。
(精神的BL要素と言えるほどの内容はありませんが、苦手な方はお気をつけください)
※他サイトでも公開しています。カクヨムコン参加予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:30:00
101865文字
会話率:25%
ある日、世界から僕という存在が消えた。
親しい友人に頭のおかしい奴だと罵倒された。助けたはずの女の子から不審者を見る目で見られた。住んでたはずの家もなく……本能的に理解する。この世界にもう僕の居場所ないてない。
自ずと向かう場所は
一つになっていた。とある橋、思い出の橋、新しい希望が生まれた橋。そんな橋で僕は今日……
一歩踏み出せば……そんな時に声をかけられた。
******
その突拍子もない発言、理不尽な言葉、僕に帰ってくるのなんていつになるかわからない。そんな言葉なのに、そんな発言なのに、どうにも僕は惹かれてしまった。
僕はこの道がいいと思えてしまった。
これは苦悩の物語、これは後悔の物語、これは無念の物語、これは使命の物語、これらは、様々な並行世界の物語。そして僕の理想のための物語。
様々な並行世界を旅して、僕を救ってくれる『誰か』を救う為の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 00:10:00
40638文字
会話率:34%
公募用のためネタバレ注意。ネタバレが嫌な方は、空白行で読むのを止めてください。
バーバスカム王国には、創建にまつわる言い伝えがある。彗星がふってくる夜に、ある男が星の子を星身の台座まで連れていき、星の子は莫大な魔力によって彗星を破壊した
。だが、星の子は膨大すぎる魔力を使った反動で命まで燃やしてしまう。星の子のために涙を流した青年の願いは天まで届き、やがて世界に争いのない平和が訪れた。
ラルフは初めて聞いたときこの話を全く信じなかった。だが、彼の周りに言い伝えと同じようなことが起こり始める。
ラルフのいるロナデム村含む、王国の北部領にある村は飢餓にみまわれ村民が反乱を起こした。貴族の子であったラルフは家族を殺され王都で保護されることになる。王城の使用人兼、貴族見習いとして城内で生活するある日、そこで出会ったエミリーと剣術を学ぶことになった。それと同時期に自己防衛のために魔法を勉強するようになった。
そして、城での生活に慣れ始めた二人のまえに星の子が現れる。名前はリオラ。ラルフ、エミリー、リオラの三人は紆余曲折しながらも親友と呼べるよ仲になる。そして、ラルフとリオラは、段々お互いに惹かれていった。
しかし、ある日、悪魔の使いと呼ばれる魔物、ディアトロスが王都を襲撃し、ラルフとエミリーは瀕死の重傷を負ってしまう。二人を守るために星の子の力を解放させたリオラは、怪物を消し、二人の傷を癒すも、自らを硬い蛹に閉じ込めてしまった。
それから四年が経つと、いよいよ彗星衝突の日が近づく。リオラの蛹の運搬が開始されるその直前、リオラは目を覚ました。リオラは、国に悪魔の契約者がいると告げ、それを聞いたラルフはリオラを連れ出し、星見の台座へ。その道中でゼルフィーが前回の見送り人であることを知る。
星見の台座付近でゼルフィーは魔物となってラルフに襲い掛かる。狙いは星の子の力を奪い、前回の星の子を復活させること。
ラルフはゼルフィーを倒し無事リオラを見送った。彼女ともう一度生きたいと願った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 14:40:44
165917文字
会話率:41%
国王ラルフの弱みをにぎり、彼を欲しがる悪女の王妃アシェリー。
前世の記憶を取り戻した彼女は、今まで夫のラルフを苦しめたことを懺悔し、彼を解放するために離婚してあげることにした。
町の治療院で働き始めたアシェリーは、頑なだったラルフの態度が軟
化していることに気付く。
「悪女の私は去ったのに、どうして陛下は追ってくるんですか?」
その頃、小説の中でラルフと恋仲になって悪妃アシェリーを処刑する聖女が現れたが、アシェリーを陥れようとしても上手くいかないようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 23:08:23
190976文字
会話率:39%
ラルフは低レベルな冒険者だ。
ある日、魔族の会話を盗み聞きした。
戦略をひらめいたラルフはドワーフと組み、大きな賭けが始まる。
最終更新:2024-10-28 16:48:42
1629文字
会話率:37%
公爵令嬢のセレスティアは妹マリージョアの策略によって国の宝である竜神の住む祠を破壊して中の宝を奪ったと冤罪を着せられてしまい、竜神の怒りを鎮めるための生贄として断罪されてしまう。絶望するセレスティアの前に祠の主である竜神・ラルフネージュが現
れるが、なぜか彼はセレスティアの来訪を怒るどころか非常に喜んでいて……。
世界観ゆるふわで、最近流行りの祠を壊したいだけの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 07:40:00
6297文字
会話率:51%
わたしは、心からの幸せを噛み締めていた。あの時までは……。政略結婚ではあるけれど、わたしはとっても優しくて気が利くラルフ王子に心を奪われていた。だけど、盛り上がっている学園祭真っ只中で、その時は訪れた。ラルフ王子に声をかけられ、校舎裏へ来て
欲しいとアプローチを受けたのだ。もしかして政略結婚なんかの影響じゃない本気の告白かななんて、胸を躍らせたわたし。だけどそこにいたのはラルフ王子に腕を絡ませた妹のリアラだった。ラルフ王子はどうやらリアラの色仕掛けに嵌ってしまったらしい。案の定ラルフ王子から、婚約破棄を突きつけられたわたしは、泣き崩れる事になる。でも絶対この報いは受けてもらう……報復を心に誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:13:16
5000文字
会話率:18%
父のような偉大な魔法使いになるために、日々の魔法の研鑽を怠らないラルフ・グラース。
しかし、ただこの学園で勉強をしたいだけなのに、彼の偉大な魔法使いへの道は困難を極めた……。
――そう、主に"彼女"たちのせいで!
「ラルフ君……。今日は朝六時に起きて、夜は十一時に寝たんだね……」
成績優秀で美人で性格も優しい……。けど、ラルフの重度のストーカーである"エスティ・アインレスト"。
「ラルフ! し、仕方ないから、アンタにアタシを養う権利をあげるわ……!」
年頃の女の子らしく、素直になれない可愛い系の女子……。だけど、ラルフのヒモである"ラレイン・ガーネット"。
こんなのは、まだ氷山の一角……。どうして、僕の周りには、こんなにも残念な美少女が多いんだ……!?
果たして、ラルフは偉大な魔法使いになれる日が来るのか……?
続きは、本編で――。
©2024 謎の赤毛折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 13:35:36
2631文字
会話率:43%
獣人の国、セノリカでは王の番に選ばれることは最高の人生を約束されたようなものだった。
リディア・メイソンは皇太子ラルフの番に選ばれて、皇后になった。
互いに慈しみ合い、支え合っていたリディアとラルフ。
しかし、リディアが有力貴族の策略で
毒殺など命を狙われ始めてしまう。
健康に影響が出て、リディアは不妊の疑いが出てしまった。
時期を同じくして、ラルフからの愛が冷めていく。獣人は番を生涯大切にするはずなのに。
失意のリディアに、さらなる不幸が訪れた。
もう一人の王の番が異世界におり、召喚されたのだという。
リアと名乗る少女は、かつての自分のように愛されるようになった。
呆然とするリディアだが、彼女に更なる不幸が襲う。
誰も、彼女が『王の番』だったという記憶が無くなっていて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:10:00
75886文字
会話率:26%
プリムローズは15歳の時叔父であるラルフスコット辺境伯の元に引き取られる。そこでは自由を奪われ不自由で肩身の狭い生活を強いられていたが、まさか自分がメルクーリ国が100年に一度ゼフェリス国に捧げる生贄になるとは知らなかった。前日それを聞い
て驚いて逃げたが追われる途中で死んでしまった。そして転生して元の世界に戻って来た。おまけにその時さらに前世の事も思い出した。だが、プリムローズが前世を思い出した時にはもう生贄として神殿に連れて行かれる数日前。何とか逃げ出そうとするがそれもかなわずとうとう神殿に連れて行かれる。だが、幸運な事にゼフェリス国の使者が現れると生贄はもう必要ないと言われた。だが、現れた男は数日前に見た夢に出て来た男と同じ顔をしていた。驚いたがそんな事をしている場合ではないとプリムローズは叔父に平民として生きて行くと話をつける。早速王都で仕事を探そうと職業紹介所を訪ねるがそこはイケメン揃いで彼らはみな結婚相手を探しているらしいと分かる。前世吉田あかねとして生きていた頃、婚活サイトの会社で婚活アドバイザーなどと言う肩書の元社畜のように働いていた経験が生かせるのではと思うがそこはよく考えなくてはと思っているうちに就職は決まって行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 06:46:45
115052文字
会話率:38%
10歳になった伯爵令嬢のオリーブは、前世で飼っていた猫と同じ白猫を見かけて思わず追いかけた。白猫に導かれ迷い込んだ庭園の奥でオリーブが見たのは、母とオリーブを毒殺する計画を相談している父と侍女ジョナの二人。
オリーブは父の裏切りに傷つきなが
らも、3日前に倒れベッドから出れなくなっていた母を救うのだと決意する。
幼馴染ラルフの手を借りて母の実家へ助けを求めたことで両親は離婚し、母とオリーブは無事母の実家へ戻った。
15歳になりオリーブは学園へ入学する。学園には、父と再婚した元侍女ジョナの娘で異母妹にあたるマールム、久しぶりに再会したオリーブにだけ意地悪な幼馴染のラルフ、偶然がきっかけでよく話をするようになった王弟殿下のカイル、自身と同じ日本からの転生者で第一王子殿下の婚約者の公爵令嬢フレイアなどがいた。仲良くなったフレイアから「この世界は前世に遊んだ乙女ゲームとそっくりで、その乙女ゲーム上では庶子から伯爵令嬢となったマールムがヒロインで、カイルとラルフはマールムの攻略対象だった」と言われたオリーブは、密かに好意を持っていたカイルとマールムが仲良く笑い合っている姿を目撃した。
これは、本来なら乙女ゲーム開始前に死んでいたはずのヒロインの異母姉オリーブが、自身が死ななかったことで崩れてしまった乙女ゲームのシナリオ上を生きる物語です。
※倫理観がなかったり、思いやりやモラルがない屑な登場人物が沢山います。
※アルファポリス様へ先行投稿したものを改稿しながら投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 08:40:00
97237文字
会話率:35%
事情があって田舎で育てられたラルフシーヌは、貧乏騎士であるセルミアーネに見初められ、帝都に嫁入りする。それが彼女の激動の人生の始まりであった。
後の世に「規格外皇妃」と呼ばれる事になる女性の半生記。
最終更新:2024-09-06 05:52:08
478840文字
会話率:31%
「なぜ俺があんな女と結婚せねばならないのだ!!」名門伯爵家の嫡男である婚約者、ラルフ様がそう話しているのを聞いてしまった。彼は誤ってわたしに求婚したようだ。
名門伯爵家に間違いなどあってはならない。ということは……離婚前提の結婚ですか!?
最終更新:2024-07-12 12:09:51
13483文字
会話率:31%
両親と妹に虐げられ続けてきたミレア・エルドール。
エルドール子爵家を出ようと思ったことは一度や二度ではないが、それでも彼女は家に居続けた。
それは、七年付き合っている大好きな婚約者と離れたくなかったからだ。
だがある日、婚約者に婚約破棄
を言い渡されてしまう。
婚約破棄されたことで、家にいる理由を無くしたミレア。
家族と縁を切り、遠く離れた田舎街で生きて行くことを決める。
その地で冒険者のラルフと出会ったミレアは、彼の家で住み込みの家事仕事を始める。
その出会いが、ミレアの運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:13:39
51441文字
会話率:32%
レイス家の長女、フィオナは婚約者のラルフから婚約破棄されてしまう。
しかも、3年以上待った末の婚約破棄だった。
それは実家の資産を継げず、路頭に迷うことも意味した。
ラルフの不誠実な態度に憤りを覚えるものの、仕方なくフィオナは得意の黒魔術で
生活費を稼ぐ日々を送るが、ある日、ラルフに恨みを持つという青年が現れる。
フィオナは彼に呪いのアイテムを渡して、復讐をサポートすることになるが……。
黄昏迫る暗黒街で、呪術師フィオナの復讐と冷酷な結婚が始まる。
7話完結予定の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 08:12:55
25192文字
会話率:28%