敢えて直截的な表現は避け、なろうの読者の読解力を測る作風を採用してみた。読むひとによっては、何が何か分からん小品となっております(?)
最終更新:2025-05-07 13:40:00
624文字
会話率:7%
風刺詩『心なき屍人』。 柄谷行人あるいはホルヘ・ルイス・ボルヘスによれば、小説は1970年代には死ぬことが見えていたという。でもって実際に現在ほぼそうなっている。彼らは短編や詩はなんとか生き残るんじゃないかと言ったが、どうだろうか。短編は小
説のなかで最も難易度が高い。現代詩を見れば行き過ぎた個人主義が詩を破壊したことも見える。だいたい「散文詩」ってどんなジャンルだ? と首を傾げるしかない状況。まあ、文学はほぼ死んだのだ。それもまた良かろう。いらぬ期待をしなくてすむというもの。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-14 01:22:13
497文字
会話率:8%
奇妙(ビザール)な掌編を書きます。
ジャンルとしては、SF、幻想、シュルレアリスム、マジックリアリズム、といったところ。
以下の作家等にピンとくる方には恐らく楽しめると思います。
星新一、時雨沢恵一、内田百閒、ラファティ、ボルヘス、カフカ、
コルタサル、コッパード、ペソア、円城塔、ウィトゲンシュタイン、永井均、寓話、民話。
***下記サイトへ転載***
・note
・カクヨム
・エブリスタ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:23:01
5408文字
会話率:0%
二人の男が砂嵐の本について会話している。他所にも発表
最終更新:2022-03-30 05:05:49
665文字
会話率:100%
世界文学の簡単な年表です。ジャンルにとらわれず、時系列に並べました。人類が初めてStoryというものを生み出してから、それが進化していく要因を知りたくて表にしたのですが、これだけでは、理解しにくいようです。
世界各国の文豪たちも幼い頃か
ら読書に親しんでいました。A・クリスティーはフランスのバルザックを読んでいますし、ナボコフはカフカを称賛。南米のボルヘスは探偵小説の女王をクリスティー夫人と言い表しています。悪文で有名なブコウスキーは純文のセリーヌの大ファンでした。作品をジャンルごとに整理しなかったのはそのためです。
これから読書に取り組みたいと思っている方のお役に少しでも立てれば幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 11:57:25
28413文字
会話率:3%
俺の頭の中にヤバイ図書館がある。
その事実に気づいたのは、比較的最近のことで。俺は2015年の4月12日の夜には、友人の提案で、その事を小説にしようと決意していた。
だから、少なくとも、それ以前から、俺の頭の中にヤバイ図書館は存在し続けてい
たことになる。建築基準法を無視した設計をしたその無限の蔵書を持つ図書館には、全ての知識がアカシックレコードめいて引き出されるのを待って存在している。さながら、ホルヘ・ルイス・ボルヘスのバベルの図書館のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 12:39:54
32516文字
会話率:21%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
最終更新:2019-06-27 12:32:22
704文字
会話率:0%
龍口研新は東京で設計事務所を構える建築家。ある日、聞いたこともない“湯芽町”という町の高校に通うと話す、森実可という少女が突然、彼の家のベッドに現れる。夢と現実が交錯する中で、実可に翻弄されながらも現実世界で諦めかけていた情熱を龍口が取り戻
していくファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 01:00:00
43999文字
会話率:61%
いらしゃいませ。本日のご来館を歓迎いたします。
廊下の延長に、扉の先に。
いつしか迷い込む、膨大な蔵書を蓄えた広大な図書館。
まずは一通り巡ってみましょう。
ボルヘスの遺した、バベルの図書館あるいは無限図書館に寄せて。
最終更新:2018-06-09 11:00:00
3626文字
会話率:0%
神隠し。それは確かに存在する――
関東県内のとある科学メーカーに勤める主人公は、ある日、下請け業者の社長と商品を納品するために、出張に向かった。社長の助力もあり、納品の仕事は順調に進んでいく。そんな時、出張先のビジネスホテルで、主人公はとあ
る一人の不気味な女性を目撃する。その日以来、社長の様子がどこかおかしくなっていく。みるみるうちにやつれていく社長の口から、主人公は、とある衝撃的な事実を聞かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 22:11:20
26646文字
会話率:30%
エゴサ↑チⅡより抜粋。
Ep.09「トライアングルⅤ」。
ボルヘスもびっくりの小説ドミノ!
矢印がついに思想を持った。
(機種によっては読めない場合があります)
最終更新:2015-06-26 23:05:32
4249文字
会話率:0%
命を持つ書物たちが溢れ返る〈図書館〉と呼ばれる世界。
その閉鎖的な異空間から脱出しようとする者たちの物語。
※某賞の二次審査で落選した作品をちょこっとだけ改稿したものです。ちなみにそれとは別の賞では「読むに堪えない最低最悪の代物だ
」(意訳)と酷評されました。
短篇(中編?)ですが、このサイトのスタイルに合わせて3~4回くらいに分けて連載形式で投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 12:00:00
27963文字
会話率:1%
美少年の綴じられることのない短い一生。
最終更新:2013-03-24 00:52:59
1643文字
会話率:0%
黒森の書く作品は或る意味で全て彼の自伝なのだが、これもまた自伝的要素の特に強い作品。執拗な感覚描写が際立っている。終わり方はボルヘスかラヴクラフトを思わせないでもない。
最終更新:2011-12-10 12:16:08
19660文字
会話率:0%