敢えて直截的な表現は避け、なろうの読者の読解力を測る作風を採用してみた。読むひとによっては、何が何か分からん小品となっております(?)
最終更新:2025-05-07 13:40:00
624文字
会話率:7%
俺の頭の中にヤバイ図書館がある。
その事実に気づいたのは、比較的最近のことで。俺は2015年の4月12日の夜には、友人の提案で、その事を小説にしようと決意していた。
だから、少なくとも、それ以前から、俺の頭の中にヤバイ図書館は存在し続けてい
たことになる。建築基準法を無視した設計をしたその無限の蔵書を持つ図書館には、全ての知識がアカシックレコードめいて引き出されるのを待って存在している。さながら、ホルヘ・ルイス・ボルヘスのバベルの図書館のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 12:39:54
32516文字
会話率:21%
バベルの図書館
そこは、魂の救済の場所。その館長である私の世界を見ていく物語。
最終更新:2019-01-21 18:47:26
1544文字
会話率:19%
いらしゃいませ。本日のご来館を歓迎いたします。
廊下の延長に、扉の先に。
いつしか迷い込む、膨大な蔵書を蓄えた広大な図書館。
まずは一通り巡ってみましょう。
ボルヘスの遺した、バベルの図書館あるいは無限図書館に寄せて。
最終更新:2018-06-09 11:00:00
3626文字
会話率:0%
三年前に離婚した元嫁の夢を久しぶりに見た男が、夢の中で、二人の思い出の場所を巡るうち、やがて見たこともない世界へと辿り着く。そこは六角形をした不思議な図書室だった。驚く彼の前に、突然現れた 金髪碧眼の青年はそこが『バベルの図書館』で、しかも
、天国の中にあるという。さらに司書だと名乗るその青年が言うには、天国は人の集合的無意識の中にあり、どうやら、彼のソウル(魂)は夢からその場所へとなんらかの理由で紛れ込んでしまったらしい。彼はなぜそこへやってきたのか? その謎を追って、二人は『バベルの図書館』にある、すべての時間の出来事をあらゆる言語のすべての組み合わせで記した全書物を閲覧し、それらの知識のすべてを有する唯一の存在、「本の人」を探す旅に出る。※この作品は魔法のiらんど、[pixiv] 小説、comicoにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 04:39:42
36014文字
会話率:65%
私もきっと、バベルの図書館に収められた書物の一冊にすぎないのだろう。それが人間にとり何かしら秩序を感じさせる構成物である確率は極めて低い。もっと言えば、自分を表す記号として人並みに『私』なんて使うのも適切かは不明だ。
しかし仮に意味を見出
し得る時には、人は私にその自己をえぐりこませるに違いない。それは別の表現を試みるならば、読み手が読まれる書物とデータ的に交雑するようなものだ。ならば情報が何かを欲望するとしたら、きっと誰かによって読まれることであり、読者にとって有意義な書物たることだ。
――本文より折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 19:22:28
3636文字
会話率:9%
命を持つ書物たちが溢れ返る〈図書館〉と呼ばれる世界。
その閉鎖的な異空間から脱出しようとする者たちの物語。
※某賞の二次審査で落選した作品をちょこっとだけ改稿したものです。ちなみにそれとは別の賞では「読むに堪えない最低最悪の代物だ
」(意訳)と酷評されました。
短篇(中編?)ですが、このサイトのスタイルに合わせて3~4回くらいに分けて連載形式で投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 12:00:00
27963文字
会話率:1%
ブックスインワンダーランド
キーワード:
最終更新:2014-02-21 17:06:43
509文字
会話率:46%