伯爵令嬢アスーナ・ブラアランは、自己中心的で精神年齢が低くて底意地の悪いカリブラ・ゲムデス侯爵令息と婚約していた。婚約してからアスーナは、カリブラに振り回され続けて心労が絶えない。
しかし、とあるパーティーの最中でカリブラが婚約破棄を突き
つけた。その理由はアスーナの妹ソルティアと仲良くなったという理由らしい。
そこでアスーナは自由になったと思い喜んで婚約破棄を受け入れた。その後すぐにハラド・グラファイト公爵令息に求婚されて、婚約を受け入れることとなる。
だが、二人のもとにカリブラとソルティアがやってきて「婚約破棄はドッキリ」だと口にするのであった。
無神経なカリブラとソルティアにアスーナは本気で心を鬼にした。
「私の方から貴方に婚約破棄をさせていただきます」
結局、アスーナはカリブラと婚約破棄して新たにハラドと婚約することになった。
新たな婚約者と共に歩むことになったアスーナ。その一方でカリブラは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:00:00
86897文字
会話率:63%
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求
める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%
「生まれ変わるとしたら、どんな世界がいい?」
神さまの問いに、わたしは「推しがいる世界」と答えた。
その願い通り、大好きな乙女ゲーム「ラヴァーズ・ファンタジア」の世界に転生したわたしは、公爵令嬢シーシュ・アーティフィカとして、最推しである第
二王子グラファイトと、主人公アメスティアの恋愛とその成就を陰から見守り続けていた。
幸せに結ばれた推しを陰から拝めて満足……と思いきや、推しではない別の攻略対象の第一王子ディアムトが、ことあるごとに接近してきて…!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 19:30:10
6268文字
会話率:33%
純文学風ハーレムちょい百合ゆるSFハイファンタジー
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魔法工学で整備された、平和な世界に宇宙から突如訪れた破滅、超大型のウイルス。
惑星や生命を冒すその襲来は頻度・被害ともに激化の一途を辿る。圧倒的なその力の前に
、国々は協同して軍を創立して対抗・駆除を始めた。
ユイガ=グラファイトは軍学校卒業後、地道な努力を重ね警衛隊の隊長を勤めていたが、人事異動により"殲滅隊"へと隊長として配属されることに。
待ち構えていたのは──
いろいろ問題アリの、少女たち10名──
※傾向 / シリアス ・ ほのぼの(?)
※文章堅め。だいたい三人称視点。設定多い。
※更新:お察し
※気分でタイトル変えますごめんなさい!
※「隊員のお部屋訪問してみた」【お礼おまけ】あり。挿絵つき雰囲気甘め。目次・各話下部バナーよりどうぞ
※コロナとは関係ありませんm(_ _)m ノベルアップにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 00:31:39
81119文字
会話率:45%
衣類乾燥の果て、残飯における意思喪失の夕べ、完全なるジャッツ・ケルステルの不案内な共助。
最終更新:2019-11-10 15:56:03
584文字
会話率:16%
はじめてあなたの部屋に入った。素描をしてもらった。
最終更新:2016-11-27 06:15:09
362文字
会話率:0%
我がグラファイトと、敵エクリュとの惑星間の戦争が始まって早半世紀。
当初は激しかった交戦も、今では均衡が保たれ小競り合いを繰り返すばかりのこう着状態となっている。
この停滞した状態を一気に逆転させるため、一部の武器開発研究班が極秘裏に新しい
兵器を創り出す。
『勝利を勝ち取る』という建前の崇高な使命と、好奇心の探究、そして私怨という願望の果てに生み出された人工生命体。
これは、その女。
『プロジェクト・イブ』に纏わる物語である。
と、まあそんな感じで。
「空想科学祭FINAL」への参加作品です。
8/10
どうしようかなと思ってたのですが、やっぱR-15にチェックしときます。
描写は無いけど内容がアレかなと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 01:14:20
94097文字
会話率:40%