沖縄の離島で悠馬は謎の石版を発見する。碑文は日本神話に似ているが、記された神々の名はムー語。地元の民俗学者サラや少女ナギサの協力で調査を進めるが、石版を狙う謎の組織の影もちらつく。悠馬は夢の中で古代ムーへと“飛ばされる”体験を繰り返すように
なる。
夢の中で悠馬はムー王国の巫女アマテや王子ラグナと出会い、滅亡寸前の王国の混乱に巻き込まれる。現実世界では、新聞記者カナエや恩師・佐伯の協力を得て、石版の解読とムー文明の痕跡を追う。ムーでは内乱軍のカグツチが反乱を起こし、王国は崩壊の危機に。アマテは神託を受け、ムーの記憶を“東の地”へ託す使命を帯びる。
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島の朝は、静寂とともに始まる。波照間島の東端、まだ人影もまばらな浜辺に、悠馬はひとり立ち尽くしていた。潮の香りが鼻腔をくすぐり、遠くでカモメの鳴く声が響く。彼の足元には、昨夜から気になって仕方のない岩場が広がっていた。
「……ここで間違いないはずだ」
悠馬は呟き、リュックからスケッチブックと手袋を取り出す。昨日、ナギサが興奮気味に語った“変な石”の話。最初は島の子供らしい無邪気な作り話かと思ったが、彼女が描いた絵には、明らかに人工的な幾何学模様があった。
「お兄さん、ほんとに来てくれたんだ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 05:40:43
79328文字
会話率:42%
趣味の風景スケッチが生きがいだった会社員、相川絵心(あいかわ えこころ)は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジーな異世界へと転生する。
女神から授かったのは、チートな転生特典【どこでもスケッチブック】。一度訪れた場所や、地図や話で見聞きした
場所をスケッチブックに描けば、なんと瞬時にそこへひとっ飛びできるのだ!
「これさえあれば、世界中の絶景を描き放題、美味しいものも食べ放題じゃないか!」
前世では叶えられなかった夢を胸に、絵心改めエシンは、相棒のスケッチブックを片手に、自由気ままな異世界スケッチ旅行へと旅立つ。
美しい街並み、雄大な自然、食欲をそそる未知の料理の数々。行く先々で出会う温かい人々と心を通わせ、時にはその絵の才能で、地域のちょっとした困り事を「ついでに」解決したりもして。
エシンの筆が紡ぐ、心温まる異世界旅行記が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 22:00:00
86468文字
会話率:32%
表では明るくて友達の多い女子高生・水瀬つばさ。
そんな彼女がある日、クラスで目立たない無口な男子・藤井遥の意外な一面を偶然知ってしまう。
放課後、公園で見かけた彼は、ピアスをつけ、スケッチブックを手に一人静かに絵を描いていた。
「これ、本当
に藤井くん?」
──誰も知らない彼の"素顔"に、彼女は次第に惹かれていく。
違う世界にいると思っていたふたりが、少しずつ、距離を縮めていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 14:30:07
18395文字
会話率:19%
僕と、絵を描くのが好きな朝倉の切ない恋愛物語。
最終更新:2025-06-25 11:51:35
642文字
会話率:19%
この学校には「呪われた写真部」と呼ばれる写真部がある。しかし今年、ついに廃部になることが決まった。その事実を帰宅部の市川莉桜は学校の掲示板で知る。その日の放課後は屋上で、雲1つ無い青空の下彼女はいつもと変わらずスケッチブックにシャープペンシ
ルを走らせる。
そんなとき、カメラを手に写真部の片村零が屋上に足を踏み入れたのだった。
交わること無かった2人の偶然が、
必然の恋へと導く___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 14:00:30
25987文字
会話率:67%
私、パステル・ダナサイト伯爵令嬢は、父の勧めで婿を迎えた。
婿となった夫スニフは、我が家の寄子貴族ミラン男爵家の長男で、父の右腕として、鉱石採掘場の現場監督の元締めを務めていた。
私の実家は、領内に王国有数の鉱山を四つも所有し、鉱石を採掘し
て王国に貢献している。
だから、我が家の家業に精通している男を婿にしたのだ。
ところが、父が死亡した途端、夫は尊大で傲慢になり、私のことを「この金喰い虫の馬鹿女!」などとディスり始めた。
私が自室に籠ってデザイン画を描いていると、「落書きして、遊んでばかりいる」と嘲り、とうとう私のスケッチブックを取り上げて部下の現場監督たちに見せびらかしてボロボロにし、「俺の大切な部下にお酌をしろ」と命令する。
さらに、商人の娘を屋敷に呼び入れ、
「彼女は、お前なんかより年若いが、ずっとデキる女だ。稼ぎが凄いんだ」
と称賛してイチャつき、私を屋敷から追い出そうとする。
なんと愚かな男だろう。
そんなことをしたら、すべてを失うのは自分だとまだ気づかないの?
誰が我が家の真の当主か、教えてさしあげましょう!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 12:10:00
14601文字
会話率:20%
“ふとした瞬間に思い出す。
誰もいない静かな教室。
青白く光るグッピーの水槽の前で、
生き物係だった僕たちはキスをした。”
橘夏樹は小学生の頃、友達にキスしてしまったことを今でも悔やんでいる。
高校三年の七月、夏樹のクラスに柳瀬郁
人が転校してくる。
転校初日の放課後、美術部に所属している夏樹は、テニス部の練習に参加していた郁人を美術室の窓から見かけて、その姿をスケッチブックに描く。
その絵を郁人に見られて以来、郁人は夏樹の前によく現れるようになり……。
生きづらさを抱えた男子高校生の淡くて、青い、夏の物語。
*他小説サイトにも掲載中の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 00:25:10
29556文字
会話率:45%
「お前を愛することはない」結婚したあとで夫に言われたのはネット小説でよくあるセリフだった。愛人が女主人として動いているからメイドにも嫌われていて「部屋の掃除をするから出て行ってください。夕方には終わります」と追い出されてしまう。行く当てがな
いので結婚前からの日課だった騎士団の見学に行くことにした。
実家の家族から愛されない、結婚後も愛されない、お金もない、チートスキルも無いという無いない尽くしの私にあるのはこの腕だけ……前世で漫画家をしていたのでスケッチブックに騎士団の絵を描いていたら、高貴なご令嬢が話しかけてきた。私の絵、売れるかな……?【短編版に加筆あります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:00:46
72479文字
会話率:54%
「お前を愛することはない」結婚したあとで夫に言われたのはネット小説でよくあるセリフだった。愛人が女主人として動いているからメイドにも嫌われていて「部屋の掃除をするから出て行ってください。夕方には終わります」と追い出されてしまう。行く当てがな
いので結婚前からの日課だった騎士団の見学に行くことにした。
実家の家族から愛されない、結婚後も愛されない、お金もない、チートスキルも無いという無いない尽くしの私にあるのはこの腕だけ……前世で漫画家をしていたのでスケッチブックに騎士団の絵を描いていたら、高貴なご令嬢が話しかけてきた。私の絵、売れるかな……?【ざまぁ、恋愛をサクッと楽しみたい方向け】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 22:22:29
10488文字
会話率:49%
雨の存在が禁忌(タブー)とされている国で、今日もヨルハはスケッチブックに「雨」を描く。
最終更新:2025-06-12 20:42:15
3933文字
会話率:46%
高校三年生に進学した辻ヶ花まなかは、新しいクラスの初日に一人の男子に興味を持つ。
彼はスケッチブックを肌身離さず持っており、常に鉛筆を走らせているのだった。
「雇われることを前提に進学先を選ぶことはない」と口にする彼の名は静橋。大学は美大に
行くと決めている。
大学で絵の技術を磨き、在学中にイラストレーターとして生きていけるようになるのが夢とのことだ。
まなかには作家になりたいという夢があった。できれば文芸学部に進みたいとの思いも抱いている。
しかし夢を公言することは憚られた。笑われたり否定されたりすることが怖かったからだ。
それだけに、自分の夢を堂々と口に出せる静橋に興味を持ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:11:22
80206文字
会話率:56%
利成君のスケッチブック。
キーワード:
最終更新:2025-03-04 01:18:52
11179文字
会話率:40%
動物たちの同窓会。アルマジロ君は、同級生と再会しました。15年ぶりのその小学校で、再会を懐かしむ仲間と見つけた「きらきら」とは?
【先日、どこかへ飛んで行ってしまったビール好きの神宮つばめさん。あちらでも、ブラックなコメントをスケッチブック
に書きながら、くるりんぱっとみんなを楽しませてあげてください。むこうでもヤクルト飲み放題だといいですねっ。あっ、この童話のつばめ先生は、女性です。】
*この作品は【春のチャレンジ2025】と【大野錦氏チャレンジ企画】《公式企画テーマ入れ替え2022年度、冬の童話祭、テーマ「ぬいぐるみ」→替→「手紙」》に参加しています。(企画概要)https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1970422/blogkey/3247285/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:00:00
4554文字
会話率:33%
明治四十四年、光太郎は不自由ながらも奔放な生活を送っていた。昼間はパンの会へ出向き、夕方や夜になれば詩を書いていた。
そんなある日、いつものように庭にある檸檬の木に手をかけ、レモンを一つとって戻ろうと手をレモンに重ねた時のことだった。
「そ
れでは見えません」
綺麗な顔立ちの、生意気そうな女がスケッチブックと少々の筆と絵の具を持ってこちらをじっと見つめ、立っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 22:33:51
608文字
会話率:19%
留め具こそが本体なことも。
最終更新:2025-01-13 07:00:00
375文字
会話率:0%
おねがいだから。
夢に出てこないでほしい。
最終更新:2023-02-19 07:00:00
1060文字
会話率:0%
絵本を読むのが大好きなマー君は、ある日両親から「魔法の絵本」としてスケッチブックをプレゼントされた。マー君がスケッチブックにお姉ちゃんを描くと、お姉ちゃんはスケッチブックから飛び出し、マー君を宝探しの冒険へと誘うのだった。
最終更新:2024-12-25 17:25:33
4702文字
会話率:55%
人の血が嫌いな吸血鬼は、国立公園の研究所で飼い殺しにされていた。ちょっとした隙をみて逃げ出そうとした彼は、純粋無垢な女の子に捕まる。
誰もが嫌う、吸血鬼。けれど、彼女は笑顔でスケッチブックをめくる。
『公園を、案内してください!』
動物好き
で口のきけない女性研究者に引っ張られ、公園を守る羽目になる皮肉っぽい吸血鬼のハートフル物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:32:38
29971文字
会話率:29%
平々凡々な社会人、ルカ。ちょっと普通じゃないところといえば、腐女子って事くらい。今じゃ特筆すべき事でもない。
今宵も来たる同人作家たちの祭典の為、原稿を進めては気持ち良く眠りに付く。しかし次に目覚めたのは、青く茂る草原の上だった。これが所謂
、『異世界転移』。
転移先で彼女は、スライム、アルラウネ…聞き知った名の男モンスター達や、勇者を夢見る青年と出会う。そこに男同士の熱い大恋愛を思い描くと、その妄言は呪言となって男達に精神的大ダメージを与えたのだった!
「男同士の恋愛なんて、ありえない!」
「ありえないと言うならば、
革命を起こすわ。」
彼女の妄言は何故こうも力を持つのか?男達のハートは何故脆くも衝撃を受けてしまうのか?
彼女は何故、転移してきたのか?
ハートフルでコミカルな冒険の中で、彼女は家に帰って原稿を再開するべく、異世界のミソロジーの深層へ手を伸ばす。
恋愛は無いけど、愛はいっぱい。スケッチブックと羽ペンを武器に、腐女子とその仲間たちが今、冒険の旅に出る!
ツイッターで主要人物のイラストを掲載しています→https://twitter.com/jing_org_jr折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:58:05
250098文字
会話率:56%
進化しすぎてる時代。ヒロタカは夜になると、散歩してる時、とある猫が彼を誘い穴の中に入る。穴から落ちた彼はゴミトラックでゴミ山へ行き、猫を追いかけゴミ山の中の小さい木の家へ行く、その家には椅子と白いスケッチブックと筆があって、ヒロタカは初めて
見るのに何に使うかわかっていて絵を描き始める。そして毎日ゴミ山へ行き絵を描き始める。彼がその家に行くたびに美術道具が増え、必要なものはゴミ山からひろい最後に絵を完成する。そして猫が彼に筆を渡し、猫と小さい家は光と共に消えて、ヒロタカは進む道を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 12:22:04
1328文字
会話率:0%
朝、子爵令嬢アリスが目覚めると、そこには死んだお婆様の幽霊が浮かんでいた。お婆様は学園にまで着いてきて、どこからともなく取り出したのは……スケッチブック?
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この子は貴女と相性が悪いわ。婚約者はいないけれど諦めた方が良い。
お
婆様はいつまでも婚約者のできない孫を心配して、結婚候補のレビューをするだけに化けて出てきて……?
「もう勘弁してください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 12:04:16
5366文字
会話率:49%
映画研究部に所属する、高校三年生の井出冬馬(いで とうま)。
中学時代のトラウマと元来のビビリな性格が相まって、青い春を経験しないまま過ごしていた。だが、新一年生の春香が映研部に入部してきたことで、ビビリから卒業したいと思うように。
「足が
速い人に憧れる」という春香の言葉を信じて、体育祭でいいところを見せて勢いで告白しようと意気込んでいた。だが体育祭前日、隣の席の強面寡黙男子、佐藤日向(さとう ひなた)が落としたスケッチブックを拾おうとして激突。更には、滑って転んで足首まで捻ってしまうという大惨事に。
そんな中迎えた体育祭。悲しい結果に落ち込む冬馬がひとり教室に戻ると、何故か教室にいた日向に「その怪我は俺のせいか」と詰め寄られる。
常に人を睨んで眉間に皺が寄っている日向にビビりまくっていた冬馬に、日向は「下僕と呼んでくれ」ととんでもない提案をしてきて――?
アオハルBL、強面寡黙同級生xビビリ。ハピエンです
※スパダリは出てきません
※冒頭、女子が好きな表現が入りますが、長くは続きません
※固定CP折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 06:12:50
115256文字
会話率:38%