安っぽい、奇跡と魔法の物語。
最終更新:2025-03-10 09:17:48
7227文字
会話率:55%
何度も殴ってくる父をポケットから転がり落ちたカッターナイフで刺したその日から私は快楽殺人鬼となった。
殺した相手から金品を奪って生活をしていた幸い今のところ警察に捕まっていない。
次の標的は‥あのおじさんにしよう
最終更新:2024-12-23 16:25:09
26789文字
会話率:58%
黒須結は、好かれている。生きている人間すべてに。
ある日、中学生の彼女は同じ美術部の後輩たちと一緒に『殺人鬼を告発します』という動画を見る。動画には殺人鬼に殺されたという芹沢健という男が悪霊として映っており、彼は自分を殺した殺人鬼に「
これ以上殺すな、さもなくば呪う」と脅迫していた。芹沢健――彼は結に告白してきた1年上の先輩だった。
結は動画に興味を持つが、同時に不安にもなる。
彼女の溺愛する弟――黒須悠になんらかの害をこの悪霊がもたらすのではないかと思ったからだ。悠は結とは真逆で死者に好かれる。もし、この悪霊にすかれでもしたら――結は心配で仕方なくなり、悠に忠告する。
しかし、悠はどこ吹く風で結はしばらく悶々とした日々を過ごす羽目に。
そんな不安定な状況の中、結は友人から悠が美人な女性と話していた、と聞かされて、激しく心を揺さぶられ――
悪霊、弟の女性の影、振り回され続ける彼女はとある女性と知り合う。
その女性がすべての元凶とも知らず。
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106631文字
会話率:39%
─────おぎゃあ……おぎゃあ……
高秋に女の子が産まれた。
「秋奈、パパだよ」
高秋は手を震わせながら、生まれたての我が子を抱き上げ、涙ながらに声をかけた。すると、産声をあげていた秋奈は父親の高秋を見ると、ピタリと泣き止
んだ──かと思ったら。
……ニタリ。
秋奈が不気味に微笑んだ。その瞬間、高秋の背筋がゾクリとした。赤ん坊がニタリと微笑むものだろうかと、高秋は頭を振り、もう一度秋奈を見た。
だが、秋奈はキャッキャと屈託なく笑っていた。怪しさを含む微笑みなど微塵もなかった。
高秋にとって、秋奈は初の子だった。自分に子がちゃんと育てられるのだろうかという不安がそう見せたのだろうと思い、特に気にも留めず高秋は。
「これからよろしくな、秋奈」
と、秋奈に微笑んだ。
秋奈が小学一年生になったある日のことだった。秋奈が高秋に言った。
「ママはね……殺したの。私が」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 07:46:48
15039文字
会話率:43%
僕とベルの『自白会』
都咲(みやこざき)高校のある春の放課後。崎野亘(さきのたける)は忘れた大事な自分の秘密の詩集ノートを取りに2年D組戻った時、偶然クラスのアイドル的ムードメーカーで密かに亘が想いを寄せている、高山鐘(たかやまりん=あだ
名「ベル」)が、教壇の下で一人で体を震わせているところに出くわしてしまう。しかも、ベルの右手にはカッターナイフが・・・!
亘は全力でベルを止め、「自分も同じ事をしようとした」ことを明かし、亘はベルの涙の「訳」を聞こうとする。
その日、ベルの心に恋心とは違う亘への「信頼」と疑問とは違う「不思議」が芽吹いた。
後日、亘へのRINEでベルは少しずつ
「これは私の・・・『自白』というべきことなんだけど・・・」
という前置きをして、自分の「訳」のきっかけから伝え始める。
しかしその『自白』=「訳」は亘が詩を書き始めた「訳」でもあった。
亘も「(この世でベルだけなら、ベルにだったら、話せるかもしれない)」と思うようになっていく。
その2人の『訳』は量が多く、そして根は深い・・・。
ならばと、亘はある案をベルに持ちかける。その提案とは、『自白会』という名のお悩み解決方法だった。
こうして、亘とベルの通称『自白会』が始まった。
それは、ただただ亘とベルがもう一度「未来に立ち向かう心」を手に入れる為の時間だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 02:52:17
44084文字
会話率:46%
あの事件から、早いもので1ヶ月がたった。
文化祭の翌日。
学校近くの海岸で見つかった、女子高生の死体。
セーラー服に、肩くらいまでのポニーテール。
水死体ではない。
深く切られた手首。
彼女の隣で、砂がかぶっていた血のついたカッター
ナイフ。
そして砂浜に広がっていた血の跡。
それは現職生徒会長、草野桜の自殺だった。
砂の上に倒れたままの彼女に、生徒や教師たちはとても驚き、悲しんだ。
なんという悲劇であろうか、と。
悲しいことで、追悼の意を表したい、と。
しかし、それは長くは続かなかった。
人間の思考というのは、常に更新されゆくものなのである。
それは性別にも年齢にも左右されない。
ごくごく普通で、平凡なこと。
ましてや、深く知らない他人のことであればなおさら。
永遠の決別。それも前途多望な若者の自殺ではあった。
しかし、それが自分以外に起きたことであったことに、いくらの変わりもなかった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 19:49:12
15598文字
会話率:44%
昨今、「考える力」がもてはやされていますが、これからの時代は「考えない力」が大事になるのではないでしょうか?作者は考えすぎで精神を病んだ時期があります。今では薬を飲まなくて良い体質になりましたが、やっぱり考えすぎるのは良くないと思います。繰
り返し考える反芻思考は鬱を発症しやすくなるそうです。実をいうと、絵、彫刻、作曲、そして文学も実は「考える力」は必要ありません。考えれば考えるほど書けなくなるのが絵であり、彫刻であり、作曲であり、文学なのです。作者は、学校で作曲学を専攻しておりましたが、考えないことの大切さをそこで学びました。一つの事柄を自分からカッターナイフでわざわざ分解し、歪な分析するのはやめてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 23:04:24
9390文字
会話率:28%
生まれつき"青い瞳"の主人公"りょう"は、皆と瞳の色が違うことからいじめられていた。
ある日、いつものように暴言を聞き流していた"りょう"は、ふと心の中で思っていたことを口に出
してしまう。
その言葉に怒りを覚えた"かずき"は近くにあったカッターナイフを手に取り、りょうに襲い掛かるのだった。
気が付くと、クラスメイトの皆と白い空間に倒れており、その空間の住人であろう女神に、異世界の魔王を倒すよう頼まれる。
異世界、イマジンワールドでは、1人1属性を与えられ、その属性に応じた魔法が使える世界。
はじめは、"無属性"と判定を下されたりょうだったが、訓練を積むことにより、いくつもの属性を操ることができる【最 強 冒 険 者】となってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 16:45:36
7967文字
会話率:26%
異能ありきの現実生活に疲れた次世代人類が没頭するフルダイブ型ゆる系ゲーム『ほのぼのらいふ のんびりしようぜ』、ここで暮らすNPC(ノンプレイヤーキャラクター)のメイド。フレンダはここ数年間は主人であるセイがログインしてくれなくて寂しかった
。
ある日唐突に、その主人から来たメールを開くと……現実世界で目が覚める。慣れない生身の身体で運良くすぐにセイ会えたのもつかの間、ゲームの中ではおとなしく庇護欲を掻き立てられていたセイは銃弾をカッターナイフで斬るわ事故にあえば車を素手で止めちゃうわで……とんでもないリアルチートだった。
そんな健気で自称しっかり者のフレンダとどこかのんびり屋のセイはゆるい主従生活を続けるのだが、異能と縁がなかったフレンダは生身の身体の持ち主『天城真由子』が通う学校で立て続けにトラブルに見舞われる。そしてひょんな事から明かされた天城真由子の実験(異能の力を使ってゲーム内チートで疑似ハーレム女王に私はなるぞ)の過程でフレンダを適当な感じで体に入れちゃった事、『ほのぼのらいふ のんびりしようぜ』のサービス停止の正式発表が不幸にも重なる。
こうして現実世界と仮想世界を股に掛けたフレンダとセイのサービス継続しようぜ作戦は幕を上げる。
過疎化が進んだゲーム世界でミスコンを繰り広げて見たり、現実世界の学校で署名活動にいそしみつつ距離を縮めるフレンダとセイ、そしてそれを妬むリア充崩壊連合(クラスメイト)の醜い争いと決して報われないクラスメイトとの純愛。
最終的にサービスは停止ではなく、新しいコンセプトにコンバート(仕様変更される)予定だったことを知り勢いで告白しちゃったフレンダとあんまりよくわかってないセイが結ばれた。
身体の件? 大団円の前に些細な事は気にしないのです。
偉い人にはそれがわかるんです。
ちゃっかりNPCの振りをして王女様になっちゃった天城真由子には。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 17:00:00
7232文字
会話率:46%
締め切られた遮光カーテンの隙間から差すのは、晴れやかな朝日。
眠りから覚めた坂城栞はベッドから起き上がり、『昨日』へと思いを馳せる。
間に合えと足を動かし、学校を走り回り、辿り着いた先に見るのは変わらない地獄絵図。首から血を流す幼馴染
――篝春樹と、ワイシャツを赤で染める友人――日下部隼だった。訪れた絶望と希望の朝は栞の胸を締め付ける。彼女から平凡な日常を奪ったのは、血の滴るカッターナイフと、どす黒い夕焼けであった。
「俺を、殺してくれ」
春樹の言葉が項垂れた栞の頭の中で、幾度も反響する。
『許されるなら、もう一度』
彼らとの未来を掴むため、強い願いを胸に、彼女は何度も何度も歪んだ時間を繰り返す。
今日もまた幼馴染と友人を救うための『二日間』が、始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 21:00:00
62705文字
会話率:35%
わたし、板井あおいは人付き合いのキライな高校三年生。
家族との関係もイマイチで、どうにも神経がイラ立ってしまって「うるさく」なってしまう病気っぽいもの持ちだったりする。
そういうワケで、放課後は最終下校時間まで静かな図書室へ逃げ込んでいる。
ところが、三年になった春から、いつもわたしが座っていた図書室の席に背の高いメガネ男子が居座るようになってしまった!
近所で起きた猟奇殺人事件をきっかけに、そのメガネ男子、一年生の河合颯太とお近づきになり、わたしは少しづつ人付き合いを取り戻そうとするも、あるトラブルに巻き込まれてしまう!
男に押し倒され、カッターナイフを突きつけられたわたしの顔面が急に剥がれてしまい……見た者に“ホンネを言わせる”超能力に目覚めてしまったのだ!
家族関係、連続殺人事件、超能力。……それから颯太くんとの関係。
カカオ73%でちょっとビターなわたしの高校生ライフ、いったいどうなっちゃうんだろう?
※当作品はフィクションで、実在の人物・事件・書籍等とは無関係です。
※毎朝8時に更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 08:00:00
197624文字
会話率:41%
ミツとトビは幼馴染だった。
ある日ミツは閉じこもるが、トビがミツを迎えに来て外に連れ出す。
そして、二人は景色を切り取れるカッターナイフで四季を切り取っていく。
そんな二人にもお別れがやって来るのだった。
最終更新:2020-10-25 18:46:12
7153文字
会話率:40%
十数年後の日本。腐敗した政府。潰れていく企業。広がるスラム街。プレイステーション6の発売が、この国の唯一の希望である。
最終更新:2020-05-16 22:14:33
1182文字
会話率:34%
主人公に狂気的な愛情を抱くヒロイン
ヒロインに狂気的な愛情を抱く主人公
ふたりの狂気の行方は?
狂気小説を純愛小説として描いた奇作
最終更新:2019-08-26 14:48:41
5768文字
会話率:24%
同性の幼馴染を好きになってしまった主人公 水波 鈴(みなみ すず)。
夢の中でのみ好き勝手に妄想を爆発させ、なんとか自分の中で割り切りながら誰にも思いを打ち明けることなく生活を送っていた。
そんなある日何者かによって(神とかいうやつに)勝手
に女の子の体に変えられてしまう。
やっほい、これで心置きなく彼に思いを告げられる、と浮かれた気分は一瞬で沈む。
こんなの彼は気持ちわるいと思うに決まっている。彼に嫌われるくらいならいっそ……近くにあったカッターナイフを手に取った彼女は……。
九割茶番一割本筋の話進まない系小説です。
基本主人公とその周りが話を脱線させて訳判らない茶番劇が始まります。
TSヒロインの可愛さを出来る限り書きたいと思っています。
この作品のヒロイン兼主人公は物語開始時点で既に幼馴染である男の子に熱烈な愛情を持っています。つまりBLです。
BLおよび精神的BLを受け付けない方も中にはいらっしゃると思います。
そういった方はこの作品は見ないことをおすすめします。
そして数少ないTS好き同士の諸君、この作品があなたたちの琴線に触れることを願っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 10:39:44
84202文字
会話率:41%
「久しぶりだな。足利拓だ」
「記憶にないわね。誰だったかしら」
巨大な財閥が日本の産業を動かす時代のこと。私立・京ヶ丘学園の生徒会もまさに財閥のように文字通り権力を掌握して日々それを振るっていた。
クラスメイトから認識されないほど影の薄く
なった主人公・足利拓は、新学期、ふと新しいクラス分けの表で京極アリスの名を目にする。彼女は財閥・京極グループの社長令嬢であり、かつてひょんなことから彼をカッターナイフで殺しかけた、「カリスマの具現化」の二つ名を持つ生徒会長だった。
ところが、二年生の始業式の日に思い切って話しかけたところ返ってきたのは「記憶にない」の一言。
一方、ひょんなことから同じく生徒会書記・赤松小春の手伝いをするうちに、いつの間にか生徒会に勧誘されるようになる拓だったが、彼女もまた拓を忘れていた一人だった。
かつて出逢った束の間の友人にさえも忘れられた「虚無」は、束の間の想い出を取り戻すことができるのか?これは、とある目立たない影のキャラによる、とある奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 17:04:54
59445文字
会話率:31%
この世の呪いをその身に受けた高校生、四ツ琵師彌異徒(よつびしびいと)は教室でリストカットに挑んでいたがどうしてもあと一歩の勇気が出ない。そんな中突然現れた少女雛奇施那烙(ひなきしならく)はビイトからカッターナイフを取り上げると目の前で盛大
にリストカットをぶちかます。慌てて保健室へ連れて行こうとするビイトに那烙は告げる。「わたしはどうしたって死ねない」
呪いつきのビイト、死にぞこないの那烙、壁に囲まれた町、斜めに傾いた塔。
そして来るべきジャッジメントデイ。
世界の秘密を解き明かされるとき、世界は壊れる。
登場人物
四ツ琵師彌異徒 よつびし びいと 小柄で真っ赤な髪と真っ赤な目をした少年。呪われた指を持つ黒カラス
雛奇施那烙 ひなきし ならく オールシーズンネックウォーマー着用の死にぞこない少女
玉串三珠 たまくし みたま 萌えの道を究めんとする求道者。影移ろいのユーレイ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 23:20:08
103709文字
会話率:46%
お?どうした?なに?ほかの女の子と話しちゃダメ?大丈夫だよ、お前以外俺のこと好きになる奴なんていねーから。それに今のは委員長からの業務連絡だしな。は?胸に目がいってた?何言ってんだ委員長に胸なんかねーだろ。お、おい!冗談だって!だから殴んの
やめて!お前からもなんか言ってくれよ!え?なんでカッターナイフなんか持ってんだよ!おい!そのままこっち来んな!刃しまえ!つかそれアレじゃん!オ〇ファの切れ味いいやつじゃん!委員長も一緒になって羽交い締めにすんのやめて!マジで殺される!嫌だ!まだ死にたくない!誰か助けてくれー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 00:17:33
6015文字
会話率:61%
人生に嫌気が差し、ついに自殺する事を決意した雪樫蒼莉子は遺書を書き、カッターナイフで頸動脈を切るものの、とある女性に自殺を阻止されてしまう……。
最終更新:2018-01-21 00:24:41
3408文字
会話率:32%
西浦姉妹は近所でも有名なキチガイ姉妹。壁のシミを相手に丸一日中会話をしたり、街中でカッターナイフを振り回したり毎日ドタバタ。しょっちゅう通報されながらも、16歳の二人は力を合わせ、日々を楽しく生きている。仲良しで楽しくてアタマがパーな、ち
ょっと壮絶な過去も持つ双子姉妹のオムニバス日常コメディ。毎週土曜夜とあとテキトウに投稿。
友人から表紙風イラストいただきました。第一話のアタマにのっけてます。
やったぜ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 03:54:02
579009文字
会話率:60%