─────おぎゃあ……おぎゃあ……
高秋に女の子が産まれた。
「秋奈、パパだよ」
高秋は手を震わせながら、生まれたての我が子を抱き上げ、涙ながらに声をかけた。すると、産声をあげていた秋奈は父親の高秋を見ると、ピタリと泣き止
んだ──かと思ったら。
……ニタリ。
秋奈が不気味に微笑んだ。その瞬間、高秋の背筋がゾクリとした。赤ん坊がニタリと微笑むものだろうかと、高秋は頭を振り、もう一度秋奈を見た。
だが、秋奈はキャッキャと屈託なく笑っていた。怪しさを含む微笑みなど微塵もなかった。
高秋にとって、秋奈は初の子だった。自分に子がちゃんと育てられるのだろうかという不安がそう見せたのだろうと思い、特に気にも留めず高秋は。
「これからよろしくな、秋奈」
と、秋奈に微笑んだ。
秋奈が小学一年生になったある日のことだった。秋奈が高秋に言った。
「ママはね……殺したの。私が」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 07:46:48
15039文字
会話率:43%
いつも主人公の家に来ている猫の首輪に隠しカメラがついていた。主人公は思いがけず、その隠しカメラを手に入れ、映画研究会の友人たちと一緒に見る事になる。主人公が気になっている女性 柚野さんと隣の席になった事で、会話が弾み楽しい時間が過ぎていっ
た。だが映像の終盤、主人公の知らない猫の帰り道での出来事に衝撃を受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 23:30:52
10281文字
会話率:38%
僕はストーカである。好きな人の家に取り付けた隠しカメラ、盗聴器でいつも彼女が虐待を受けているのを監視していた。
しかし今日はどこかおかしい。
虐待が起きていないし、静かだった。
異様に思ったぼくは彼女を探して山奥に出かけた。
そしたら聞こ
えてくる嗚咽の声。
音のする方へライトを向けると、血まみれのレインコートを着たひかりが、死んだ父親を埋めていた。
ぼくは興奮して思わず言った。
「好きです。手伝わせてください」
困惑する彼女は言う。
「あんた頭おかしいんじゃないの」
否定出来なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 00:11:08
3326文字
会話率:32%
主人公の家の前でイチャイチャする、主人公の彼女と見知らぬ男。家のリビングに隠しカメラをセッティングするとそこに写っていたのは裸で愛し合う二人の姿だった。
浮気された主人公は絶望の淵へと落とされるが、浮気相手の彼女とこの件の傷をお互いに癒すた
めに連絡を取り合っており、気付けば二人で出かけるような関係になっていた。
これは、どん底に落とされた男のラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 22:27:06
157669文字
会話率:29%
二十九歳プロのフリーター。WEB漫画家。
何のコンプレックスもなく幸せを感じて暮らしていた。
座右の銘は「人生にはサスペンスもファンタジーもいらない。帰るべく日常が一番貴い」
ある日、そんな日常が「お母さん、カルト教団に入信しちゃったの」
という妹の相談で崩れ始める。
教団本部に隠しカメラをつけ、そこでのあらましを漫画にするとまさか異例の大ヒットになってしまう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 16:27:56
15666文字
会話率:48%
ごく普通···かどうかはわからないけど、個人的には普通の高校生の俺、内田輪廻は朝痴漢被害にあってた美人OLさんをたまたま助けたんだけど···翌日から何故か俺の周りのものが消えたり、誰かの視線を感じたり、隠しカメラっぽいものが設置されてたりし
たんだけど、別にこの件とは無関係だよね?
そんな感じでストーカーとなった美人OLさんのあれこれを寛容に受け入れつつラブラブになっていく物語。※溺愛、ヤンデレ、ストーカー、依存···その他色々ヤバめの年上ヒロインの予定ですw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 16:00:00
2055文字
会話率:53%
『神様の手違い』で死んでしまった高校生の望月トオルは、その賠償という形で念願だった異世界転生を果たす。
そこでトオルは最強チート『フェニックス』を手にし、悪しきモンスター退治。そこで助けた村娘とラブロマンスや聖剣探索と『異世界転生のお約
束』を楽しんでいく。
しかし、次々と起こる不可解な現象をきっかけに転生した世界の異常性に気がつき始めるのだが……。
望月トオルの異世界転生劇は、隠しカメラで生中継され、全世界で配信されていたのだ。
神様、町娘、盗賊、戦乙女、そしてモンスターはみな番組が用意した役者で、この異世界転生劇はTV局に仕組まれていたのだった。
さあさあ、皆さま、ご注目! 世にも奇妙な【転生しない異世界転生劇】が今ここに。
異世界転生版トゥルーマンショー、開演です。
※アルファポリスさま、マグネットさまでも公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 18:31:03
134715文字
会話率:43%
蛍は幼馴染みの裕一君が大好き。
だから隠しカメラで行動を把握するのは当たり前。
食べたものも、その日の健康も把握済み。
そんなサイコストーカーの蛍だったが、
ある日自分自身もストーカーされていることを知り....
本当のサイコは一体誰なの
か...
異常性癖、サイコパスだらけの純愛のサイコパスラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 15:49:08
218文字
会話率:0%
彼の精神の廃人度は地元一。もう外なんてずっと出ていない。幻聴だってもう聞き分け、不能。だがある日、彼は、買われた。イヤフォンから、声がした、幻聴じゃ、いや違った。裏世界からの誘いの言葉があったのだ、ハックされて。今彼は実験体。だが彼自体も結
果としてやってることが実験的だ、実際髪型も長い、いつかは言わないがいつかのプログレバンドのアーティストのようだ。彼は、もう嫌だった”外出”を、またさせられるのかと嫌だった、が、研究所のおエライに、エルエスディーというものをもらって、それも今では平気なんだってさw、ちなみにね、TotalAtaxia、これをさ、打ち込んでみると、とたぁたぃあ、に、なるんだ。これから、さっき言ったプログレ男くんが命令で現場に行って見させられてたり、隠しカメラから見てるような光景を、語ってくよ。でも、プログレ男なんて仮名じゃつまらない、そうだ、ギルモアって仮名にしようか、彼は日本人なんだけどね。以上”はじめに”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 09:49:27
12196文字
会話率:27%
これは小説でも映画のストーリーでもない
僕が実際、体験した事である。
メルマガの材料にするネタがないから、僕がしまいこんでいた日記をひもといているのである。
とてもつまらないものかもしれないし
あるいは意外と退屈しのぎになるかも知
れない。
僕の読者さんは死ぬほど超暇な方たちばかりだと思っているので、アクビのたしにはなるかもしれない。
【あらすじ】
僕はアルバイトを経て、その会社に入社した。
エレベーターで時々顔をあわせるようになり、片想いに落ちた。
その娘はたぶん四歳くらい年下で可愛かった。
その娘を思っているうちに、ある変化が起きてきた。
突然、話しかける声が聞こえるようになり、仕事を終えて寮に帰る時、
寮に近くなったら『お帰り、疲れたでしょう』と、話しかけてくるのである。
えっ!‥
家が話しかける‥!?
ウソだろ、エッ..?
その後、自分の部屋に入っても女の子達の話し声は聞こえてきます。
ある時なんかは隠しカメラが取り付けてあるんじゃないかと部屋の中を隅から隅まで調べたり、またある時は、部屋のガラス戸を開けて遠くの家々を見詰めて、誰かが望遠鏡で覗いているんじゃないかと思って思案したり。
しかしあんなに離れていては会話が聞こえるはずはないし‥
違うだろ~!?
と思い諦めたり。
・
・
・
・
時は彼女達と過ごした思い出を刻み
・
・
・
・
ついに彼女達と別れる決意をしました。
・・・・・・・・・
これはあくまで僕の過去の日記を読み返して綴っていくものであり、小説なるものではありませんので、その点はご了承下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 21:59:32
114635文字
会話率:8%
隠しカメラについて簡単に紹介します。
http://www.probuycheap.com/camera/c-21.html
最終更新:2016-11-22 21:00:00
1257文字
会話率:0%
幼馴染の異様な行動に飽き飽きとしていた俺は、ついにその原因を探るために部屋にカメラをセットした。
そのカメラには想像もしていないものが映っていて………。(ホラーではありません)
最終更新:2012-06-03 00:00:00
4099文字
会話率:35%
あるところに、引きこもりの中学二年生、ジル・アーロンという少年がいた。その少年は記憶力がよく、小学5年生のときに中学1年生に飛び級するほどだった。だがある日、好きな女の子に馬鹿にされ、その後さらにクラスのみんなに馬鹿にされた。その日から引き
こもりが始まったのだった。ジルは家でずっと引きこもっている自分の母親の様子が変だときずき隠しカメラを二台設置した。そこに映っていたのは残酷な真実、母の言葉にジルは驚愕し家をでる。そして寝床をみつけジルは一晩を外ですごした。次の日の朝ジルは中学1年生の時の担任の先生にぶつかり家出したことがばれてしまった。ジルは先生から逃げようと、思いっきり走るが車にひかれて死んでしまう。死んだ先で見たものは――――12歳の少年のマジックファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-19 14:16:06
14245文字
会話率:27%
アメリカ合衆国ワシントン通りに、大きな影をつくる建物。
建物の名前は『アリマンテイル学園』。周りから遮断するかのように大きく伸び上がるレンガ状の壁。誰一人見逃すことのない無数の隠しカメラ。この学園は他とは少し違った。
その学園の生徒、アン
ドリンナ・ラウ・ナノは学園一のバカ、そして脅威の運動神経の持ち主。そしてもう一人、学園一の天才で、運動オンチのシャネル・ミフ・レオ。ミスマッチ(?)の二人に、学園最大の危機が襲い掛かる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-03 18:00:00
17640文字
会話率:48%