お菓子のないとあるセカイ。そんなセカイに喫茶店《スウィートドリームファクトリー》はあった。古都の外れの森の奥、メルヘンチックなお店の中で、にこにこ顔のマスターは、今日も異世界のお菓子で冒険者たちを甘い夢へと誘っていく……。異世界喫茶店を舞台
にマスターと従業員、そして冒険者が織りなすスウィートでドリームなファンタジー喫茶店人情物語……かもしれない。
※第四回ネット小説大賞受賞より、【スウィートドリームファクトリー】(イラスト:pon-marsh様)が2016年12月17日にぽにきゃんBOOKS様より発売します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:00:00
920554文字
会話率:48%
部活が盛んな園島西高校に入学した八島 華苗。マンガのような高校生活を送ろうと意気込んでいたが、必ず部活動に入らなくてはならないという校則をしらず、どの部活に入るべきか一人悩みこんでいた。やがて、ふとしたことから校舎裏と思しき畑に迷い込んでし
まった華苗はそこで一人の園芸部員──楠先輩と出会う。エサに釣られて園芸部に入ることになった華苗だったが、その園芸部は普通じゃなかった。異常成長する作物、卵を何個も生む鶏、あり得ない咲き方をするアサガオ、限られた人しか入れない畑……さらに同じくらいに不思議なほかの部活の先輩たちも手伝いにやってきて……?
そんな不思議な学校の園芸部を舞台に楠先輩と華苗、そして学校の愉快な仲間たちが織りなすほのぼの学園青春部活園芸物語……かもしれない。
※ ☆マークがついているものには挿絵(写真)があります。挿絵機能をONにすることで実物を見ることができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 20:00:00
1349935文字
会話率:58%
高校二年生になる直前の春休み。早朝にジョギングをしていた咲島ユウは、マフラー・マスク・サングラスで顔を隠した芋ジャージ姿の少女が不良に絡まれている場面に遭遇する。不良から助けたことをきっかけにその少女とジョギング仲間になったユウだったが、
実は彼女の正体は大人気アイドルのユーリであり──そしてユウもまた、あまりは人には言えない秘密を抱えていた。
誰もが知っている超有名な大人気アイドルと、異常なほど世間に疎すぎる怠惰な訳あり少年。
急接近する二人を結ぶのは、契約か、それとも。
唸る拳と閃く衣装が交わる時──何かが変わって、何かが始まる。
絶対に振り向かせたいアイドルと、絶対に気付かれたくない彼の、そんな二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 20:00:00
414623文字
会話率:60%
父親を亡くし、お金もなく貧乏な高校一年生が招待される。学校の地下にあるひょうたん賭博場へ。この物語では、ジョニーの一人称視点でこの世界を見ます。この物語は、2008 年の住宅危機後のアメシアで起こります。ゲームに入った後、ジョニーは自分の力
に目覚めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 06:45:18
5248文字
会話率:34%
「この国に住む限り厄災と向き合う必要がある」誰かがそう言った通りこの国トチノキではここ数十年厄災に見舞われていた。
そんな国の教会で暮らしている孤児であるエンとスミは山の奥の祠に奉ってあるひょうたんを持ち出してしまった。
それをきっかけに誰
もが経験したことのない厄災の渦が巻き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 20:28:16
1664文字
会話率:0%
抜け忍として追われる少年・墨丸と、破戒僧じみた豪傑・揺海。謎の「鉄鴉石」をめぐる攻防と、二人の絆を描いた異世界和風ファンタジー。
最終更新:2023-08-23 20:15:28
15867文字
会話率:60%
呪いを解くのを生業としている呪術師の青年メルツは、40過ぎのおっさんを自称する美少女剣士リリトに襲撃される。呪いで姿を変えられてしまったと訴えるリリトのため、メルツは仕方なく協力することにした。
「僕だったら美少女のまま生きていくけどなあ…
…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 16:02:44
11802文字
会話率:56%
どうしても戦ってほしい堅物魔王と、どうしても戦いたくない女勇者の物語。誰も死なない優しい短編です。
最終更新:2023-08-13 06:00:00
9712文字
会話率:64%
オチョチョとは何物なのか?
最終更新:2022-12-03 18:19:51
915文字
会話率:20%
あの人がまだウブだった時に、立ち向かったとある事件のお話......
それは世間を騒がせた『極神島事件』のちょうど2年前に遡る。
短期アルバイトと言う名目で、西の孤島『ひょうたん島』に降り立った一人の年若きフリーター女性。
仕事の内容
は、日本国与党『民事党』を牛耳る『華政会』の御曹司8人が参加する孤島での研修会を手伝うと言う内容だった。
ところがいざ職務に就いてみると、日を追う毎に一人、そしてまた一人と生徒達が姿を消していく。
それはまるでアガサの小説を読んでいるかのようだった。
この9日間の研修には、想像を絶する大きな陰謀が隠されていた。
見えぬ犯人と互角に戦うフリーター『マリモ(津田麻里茂)』。徐々に徐々に、彼女はそんな犯人を追い詰めていく。
この時点では、まだマリモと呼ばれていたウブな女性が、後に『GOD』と呼ばれるようになろうとは......一体誰が予想し言えたであろうか。
そして最後に『GOD』の出生の秘密が明らかになる......
孤島と言う名の密室で繰り広げられる涙あり、笑いあり、怒りありの壮大なサバイバルを、是非ご堪能下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 00:00:00
204267文字
会話率:40%
そうした気配が薄々這い回っていたが、勘三郎おとっつぁんのいまはとお久が産気づいたのは同じ刻限になった。長火鉢を真ん中にお店と奥を右往左往するうち、こきりこの鳴る音がますます渦を巻いてくる。それがその時のことなのか想い起す度に巻いてきた
渦なのか、こうまで年月が経ってしまった今となっては、埒もない。
錦の金羽織を背負ってこきりこかしゃかしゃ廻っていた手のひらサイズの勘三郎おとっつぁんは、いったんは体内に戻りいつもの悋気臭い顔で小言を繰り出したが、「こんなもん繰り返す阿呆もおらんやろう」と、いつもどおりのそっぽを向けた。
襖越しの向こうから赤ん坊がこの世に顔を出した最初の声がした。生まれた。助かった。両腕を二度まで上げて万歳をした。
「あの子は、わてや」
小さな勘三郎おとっつぁんではない。生ける骸に見えても、まだ本マモンの生の声だった。灰なんぞかき回してる場合やないと、親族みんな、その声の一音一音聞き漏らすまいと、耳をそばだて、筆をとった。
「わてが無うなったら、久の子がわてや。わてぇは、あの子に生まれ変わって、加賀屋を、お店を、この屋を守っていく・・・・せやからぁおのれ等みんなぁ安心したらえぇ・・・・・弔いは、あの子を棺の真ん中に座らして、来たもん皆んなに「この度のお生まれ変わり、おめでとさんで」って云わせるように触れ回れ。金屏風ならべて、こきりこ鳴らして、朱塗りの膳に金と銀の鯛を盛り付けて、大盃にひょうたん酒そそいで、廻してくれぃ・・・・・ちよも、せいも、とせも、まあも、あやも、くみも、なつも・・・・」と、女の名前ばかりなぞって、勘三郎おとっつぁんは死んだ。が、小さな勘三郎おとっつぁんはこきりこを鳴らしながら未だ女の名前を呼び続けている。
かよ さよ うめ かをる あやの まちる きさらぎ ふじつぼ あねわか よなくに さんかろう ことしず
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 07:09:55
144515文字
会話率:24%
ことわざは、なぜ古くより伝わってきたのでしょう。
そこに含まれる様々な教えと諭し。
私たちが知るもの、知る意味はほんの一面だけかもしれません。
最終更新:2020-07-26 23:15:40
3086文字
会話率:15%
―――おや、あんた、見ねぇ顔だね。どこから来たんだ?
―――……新しい高校教師? 東京から?
あれまぁ、そうだったの。そりゃあ、こんな辺鄙なところに来ちまって、大変だねぇ。
でも、皆いい子ばかりだから、よろしくねぇ。
―
――え? あぁ、あの森のことかい。
あそこはひょうたん沼と言ってねぇ、あの森の中に大きな沼があるんだよ。
でも、入るんでねぇよ。見ての通り、立ち入り禁止だがらね。
―――……理由? そうだねぇ。あそこには、神様がいるがらね。
立ち入ったら罰が当たるよ。
―――いいかい、絶対に、入るんでねぇよ。……神様に、連れて行かれちまうからねぇ。
(20××年9月×日 中央公園 とある町民との会話)
連載第2作目。とある授業で書いた作品です。
楽しんでいただければ幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 21:55:27
29535文字
会話率:39%
小学三年生の栄太は、友人の岳とともに、立ち入り禁止区域の廃墟団地を訪れた。その道中、岳の故郷に伝わる『51号棟の幽霊団地』の怪談を聞いた栄太は、目前に迫った廃墟の51号棟から異様な雰囲気を感じ取る。一方の岳は、51号棟をエリア51と重ね合わ
せて宇宙人との出会いに胸を躍らせていた。
怯える栄太と、勇む岳。ほの暗い501号室に入った二人を待ち受けていたのは、ひょうたんの形に似た『なにか』だった。
果たして幽霊か、宇宙人か、それとも――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 18:01:18
12545文字
会話率:44%
太平洋のど真ん中にぷかぷかとチンチンそっくりな島が浮かんでました。
チンチンそっくりな島には、チンチンそっくりな島民が暮らしていました。
チンチンそっくりな島民は互いを「マジで死んで欲しい」と思うくらい嫌っていました。
NHK教育で毎
朝8時半から放送されている人形劇なのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-05 23:28:17
2148文字
会話率:34%
家のリビングに飾られていたのは、草原で夫婦が赤ん坊を抱えて微笑んでいた、その周りは祝福するように笑顔の絵画だった。
そして、太陽の横に描かれていたのは、笑顔のお爺ちゃんだった。
そんなある日、瓢箪(ひょうたん)を偶然触れた女性、美奈が中に
入った……ある人の最後のメッセージを見つけるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 21:02:55
2122文字
会話率:27%
ひょうたん型の六弦琴を担いで旅する詩人。彼が訪れた町には、ある奇妙な条例があった。
「雨が降ったらすぐに室内に隠れなければならない」
聞くところによると、恐ろしいものが見えるからなんだとか。
興味を持った詩人はすぐさま行動を開始、「恐ろしい
もの」の正体を探りにかかる。
すると、運の悪いことに雨が降り出して……
基本1日1話更新です。全6話。読んでみて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 19:00:00
9645文字
会話率:25%
千年生きた枝垂れ桜が人と、一人の女性と交わした想いを枯れゆく中で思い返す話です。
ありがちなストーリーで短く、練習がてら書いたものですが、よければ暇つぶしにでもどうぞ。
最終更新:2016-05-25 18:45:12
2323文字
会話率:0%
大戦末期、兵庫は鶉野に姫路海軍航空隊があった。訓練生が最終飛行訓練を行ったその地から下は17、上は40数歳の男たちが白鷺となって沖縄に散っていった。
そんな特攻隊の一人の青年の最後の物語。
平成23年(2011年)執筆開始
他サイト
への同時投稿あり
※この物語はフィクションです。
資料不足の為、史実と異なる場合があると思いますが、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-08 16:00:00
44318文字
会話率:35%
昔の武士が、すたれていった頃をイメージした話です。
歴史詳しくないので時間軸あってるかどうか分かりませんが、時代に取り残された刀を握る人間たちの勝と負けを書いてみました。
最終更新:2014-04-06 04:35:14
2306文字
会話率:17%
サクッとヒマつぶしに、どうぞ。
最終更新:2014-02-28 00:49:21
1053文字
会話率:0%
『ゴースト』――それは人類共通の敵。250年前に姿を現したゴーストは人類に殺戮の限りを尽くして、人々はその膨大な死者を出した。
ゴースト討伐を目的とする不滅士(ジャッジメント)である英雄クロード・ファングスは任務失敗の責を受けて、不滅士育成
教官の任務に就かされる。
クロードが任命されたのは最低(エンド)組と言われるクラスで残り二か月余りというのにノーランクという落第寸前のメンバーだった。
さらに、追い打ちをかけるように理事長の発言により事態は急変して……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-30 12:51:32
28556文字
会話率:41%
猫。ヒト。生きる、幸せとはなんだろう。
最終更新:2012-08-13 00:43:52
1579文字
会話率:0%
北紀行 続編の続編です。
なんやかやで連載になりそうですが
不定期なので短編でいかせてください。
すみません。そして読んで頂いて恐縮です>>>>。
最終更新:2012-01-21 00:00:00
386文字
会話率:0%
墓場には一人の女が居る。ひょうたんに入った酒を飲み、白い死装束を着た、『何でも願いを叶えてくれる』という噂の原本。そこに、一人の悩める人物がやってきた。女はその人物に、あることを告げる。
最終更新:2011-06-01 23:51:52
9838文字
会話率:48%