学校ではいじめ、家では居場所がない。この世界には夢も希望も無い。
高校1年生の源鈴凛はクリスマスの夜に美東橋で自殺を決意する。
ところが……?
最終更新:2025-06-12 13:35:28
908990文字
会話率:55%
聖女召喚に巻込まれ、自分は英国人とのハーフだから、黒髪・黒目ではないので
王城を追放される? と思った。
しかし、この国の王女(金髪・菫色の目)に似てるから身代わりって?!
追放を逃れるため、淑女教育をビシビシと叩き込まれ、生き残りに必死
になる。
ところが、王女専属の侍女達の磨き上げと詰込み教育の成果で、
王女は無事に毒から回復したと思われ、(再び)臣下達に慕われてしまう。
え、私でいいの?
この王女、現王妃(国の乗っ取りを企んでいる)に、
毒を盛られたが、驚異的回復で、本国から任務失敗と勘違いされる。
現王妃牽制のため、身代わり→特別任務(式典に出て本物とみなされよ)
というムチャ振りを受ける。期間は1週間! 更に必死に頑張る。
ところが、更に臣民に慕われる。私、こんな経験なかった...。
王女専属侍女達・監視人、詰込み教育で、逃亡の準備も出来ない。
頼みの綱は、ある風景をキッカケに、懐かしい記憶が少しづつ湧きでたこと。
別の異世界にいた、その知識で日本へ戻れない理由を理解...。
この能力で、やっと情報集めを開始。更に、専属侍女長が格別な報酬を受ける
ようしてくれた。周りの人達の好意も感じ、役に埋没してゆくが...。
逃亡資金も稼ぎながら、式典も無事に努め始めるが...。
王弟・王太子殿下は聖女披露に、逆転劇を目指し一国を掌握する狙いが...。
事件発生で、私に幸運(悪運?)転がって...。
王女の実情を知る一部の者は、本当の王女は...。
式典を無事進めて行くにつれ、薄々、王女を傀儡政権の道具と企む勢力も...。
そして、この国の動乱が始まり、これに巻込まれ王弟直轄領に幽閉?...。
北隣の大国の王子(王女の婚約者)も動き出し...。え、私、結婚させられる?
更に、周辺国からの侵攻も始まった。
その後、王位継承権3位の立場の為、味方側(王弟・王太子)から、国盗りの
傀儡化を防ぐ為に殺処分の連絡が...。
さてこの先、
・この窮地から起死回生、できるのか?
・この動乱との関わりはどうなっていくのか?(王子と結婚させられる?)
・または逃亡して、安住の住処を見つけ、自由に生き延びることができるのか?
今の私では、ハピーエンドなど、考えられない!...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:41:11
283101文字
会話率:32%
私、サフラン・チズム子爵夫人は、イライラしていた。
夫コルマ子爵が、七歳も年下で、しかも既婚女性であるリンデ・ポート公爵夫人の色香に惑わされ、仕事と称しては街ブラなどの外出を繰り返し、彼女とのイチャイチャぶりを私に見せつけてくるからだ。
他所の女とこれ見よがしにイチャつくのはやめてくれ、と言っても、夫は無視する。
「公爵夫人がサロンを開く手伝いをしているだけだから、嫉妬するなよ」と笑う。
学園時代、他にも言い寄る男性がいた中、コルマを夫に選んだのは、自分の領地の特産品がワインだったので、利き酒ができるコルマを婿として迎え入れれば、我が家のさらなる発展が見込めると思ったからだ。
ところが、結婚した途端、「釣った魚に餌はやらない」とばかりに、夫は私に思いやりも愛情も示さなくなった。
さらに夫はますます若い公爵夫人にのめり込み、馬車に同乗して遠出したり、パーティーでは妻である私を無視して、公爵夫人と踊ったりする。
ついに開かれたサロンでは、私ではなく、リンデ公爵夫人と手を繋ぎあって壇上に昇る始末だ。
きっと夫は、私、サフランが嫌がるのを見てみたい、嫉妬して擦り寄って来てもらいたい、と思っているのだろう。
ひょっとしたらリンデ公爵夫人相手にも「妻を愛していますから」などと言って、私たち女性二人が自分を取り合うーーそういう〈モテ男ムーヴ〉を夢見て、悦に入っているのかも。
でもね、それだけ他の女とイチャつくのを見せつけられたら、愛情も枯れ果てるに決まってるでしょ。そんなことも、わかんないの?
見ていなさい。
泣いて後悔して、
「遊びだった、ほんとうに愛してるのはおまえだけ」
って言っても、もう遅い!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:10:00
17670文字
会話率:13%
私、クルト・デニム伯爵は亡父の遺言に従って、男爵家の令嬢アメリを嫁に迎えた。
アメリは良く出来た妻で、私が仕事で帰りが遅くなってもねぎらってくれて、自ら厨房に立って料理を温めてくれるし、日中は侍女と共に掃除をして部屋も廊下も綺麗にして、家令
と相談して領地経営にまで乗り出すほど有能だった。
にも関わらず、舞踏会で自由奔放に振る舞う赤髪の若い女サロメに、私は一目惚れ。
彼女と逢引きを重ねた結果、私は、良妻アメリに言いがかりをつけて、伯爵家から追い払ってしまった。
ところが、赤髪の愛人サロメは伯爵夫人になった途端、本性を表して、横柄な態度となり、乱費を繰り返すばかり。
改めて、元妻アメリが良妻だったことに思い至って、私は後悔した。
が、時すでに遅し。
良妻アメリを追い出した結果、私、クルト・デニム伯爵の転落が始まってしまうのだったーー。
※ざまぁ系のストーリーですが、ざまぁされる側の視点で書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:10:00
15179文字
会話率:14%
舞踏会場において、私、マリーナ公爵夫人は、夫であるバンク・トワイド公爵からいきなり離婚宣言された。
そして、夫は、長年付き合ってきた愛人メル・ラピア侯爵令嬢と再婚するという。
その翌日、トワイド公爵邸において、改めて離婚協議が執り行われた。
私の親族である弟と、夫の親族の王弟殿下、そして私たちの結婚の仲人、さらに夫の愛人を交えた、たった六人で、話し合いの場が持たれることとなった。
夫のバンク公爵は、
「仕方ないだろう。金の切れ目が縁の切れ目ってやつだ」
と、愛人メルとイチャつきながら放言するので、私も、
「離婚されるんだったら仕方ない。出ていくわよ」
と応じるしかなかった。
幸い、私の居場所は残されている。
結婚の時、持参金とともに、森の中にある、静かな別荘を自分名義で持ってきていた。
私の悲しい気持ちを癒すにはぴったりの山荘だ。
ところが、愛人メルが、突然、「その山荘も欲しい」と、駄々をこね始めた。
この女が執拗に山荘の奪取を試みる狙いは、私から居場所を奪うこと。
要するに、嫌がらせだった。
何もかも、私から奪い取ろうというのか、この二人はーー。
そう思ったとき、私、マリーナは覚悟を決めた……!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 12:10:00
8969文字
会話率:16%
世界には陰と陽が混在している。
誰しもが持つ分け隔てのないその性質は、性格であり、生き方であり、魂だった。
その陰と陽を利用して、常人にはない能力を使える一家があった。
【空野家】
異能を隠してごく普通の人として生きる空野家は、両親と兄弟四
人の六人家族だ。
両親が不在がちなこともあり、兄弟四人が力を合わせて暮らしている。
長男・藍、長女・紫苑、次男・燈李、三男・蒼汰
とある地方都市で生きる空野家の人々の望みは、平穏に生きること。
ところが、たったそれだけの願いを謎の影が脅かす。
影とは何か? 目的は? 空野家は平穏な日常を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:00:00
44967文字
会話率:61%
◆主人公セナは、元上司タエからネックレスを貰ったその夜、タエの自殺を目撃してしまう。
◆なぜ自殺? タエの夫から理由を調べて欲しいと依頼され、迷ったが友人のナオと調査を始める。
◆結果、よく似た【理由のない自殺】が複数起きていることを知る。
【軽自動車】で【練炭】を使い【手首には赤いブレスレッド】…。そして全員同じ【料理教室】に通っていた。
◆セナには人を【色】で捉える脳のクセ【共感覚】の持ち主だった。
(註:【共感覚】は、実証済みの実在の感覚。超能力や魔法ではない)
その特徴を使い【謎の料理教室】へ 友人ナオといっしょに潜入。タエが娘に残した手紙と共に自殺のヒントを得る。
◆ところがそれは自殺ではなかったと【衝撃の真相】を突きつけられる。果たしてその真相とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 11:48:51
60230文字
会話率:54%
キュロッシア王国の若き国王アビシウスは、戦争の賠償の一環としてルベシア帝国の皇女ミリエールを娶る事になった。
ところが彼女は馬に乗って駆け回るようなお転婆で、しかもアビシウスよりも十三歳も歳下だったのだ!
自由奔放なミリエールに悩まされ
るアビシウスだが、その彼女の行動が、次第に戦争に疲れ果てた王国の人々の様子を変えて行くことに気付くのだった。
遊牧少女と堅物国王の、果たして恋物語になるのかどうか?というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 11:39:08
42963文字
会話率:23%
侯爵家四女のマリアンヌはもう二十歳すぎ。すっかり結婚は諦めていた。ところが、そこに地方貴族のバンクエイム伯爵家から縁談が持ちかけられる。とんとん拍子に嫁入りし、領地で盛大な歓迎を受けたマリアンヌは幸せで充実した結婚生活を送るのだが、実はその
結婚は「間違い」だった。
間違って最高の結婚をした伯爵夫妻のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 12:33:48
10168文字
会話率:28%
北の農村で生まれたリレーナは、十三歳の成人の儀式で大地の女神の奇跡を起こせる「聖女」である事が判明する。そして皇太子妃として迎えると言われて遥々帝都へ向かった。ところが、帝都に到着したリレーナを待っていたのは三人の聖女、火の聖女アルミーナ、
水の聖女ウィルミー、風の聖女シルリートだった。「私が本物の聖女で皇太子妃になるのよ!」と対立した四聖女だったが、いつの間にか仲良くなり、三歳年下の皇太子やイケメン近衛騎士や魔法使いなどを巻き込んで楽しく元気に姦しく暮らし始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 10:22:55
112835文字
会話率:30%
田舎住まいの少女ユーラシアがある日不思議な夢を見た。帝国との戦争で命を落としてしまったが、その功績に敬意を表し、ギフトを授けて二度目の人生を用意してやろうと女神に言われたのだ。ところが実際には戦争など発生しておらず、もちろんユーラシアも死ん
でなどいなかった。女神が時間を100日ほど勘違いしていたため、まだ何も始まっていなかったのだ。ユーラシアは同居していた精霊クララとともに冒険者となった。1年後には『世界の王』と呼ばれることになるユーラシアの伝説が今始まる。コメディー仕立てでハッピーエンドのハイファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 11:31:51
5841991文字
会話率:59%
シェリル・エイデン子爵令嬢は、夜会に参加したもののダンスにも誘われず、庭を散歩していた。そこで拾ったのは瓶に閉じ込められていた悪魔だった。シェリルは瓶の蓋を開けて悪魔バフザルを解放、願いを叶えるという誘いに乗ると身を滅ぼすことを知っていたの
で、話し相手になってもらう。年齢からそろそろ婚約者を見つけなければいけないのだがと。ところが悪魔バフザルからダメ出しを食らい、代償を支払えば選り取り見取りにしてやると契約を持ちかけられるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 07:46:00
5473文字
会話率:54%
ナンガース王国第三王女サブリナとバルバリウス辺境伯家嫡男エドマンドとの婚約が決まった。王家と北方の守りを担う辺境伯家との結ぶつきを強固にするために、必須と思われていた婚約だった。が、サブリナはエドマンドと会ったことがなかったのだ。不安に思っ
たサブリナは、最近王都では個人間のコミュニケーションツールとして用いられている魔道具『伝話』をエドマンドにかけた。ところが地方では貴族でも伝話は一家に一台が普通だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 07:42:35
5294文字
会話率:49%
水野レンは普通の少年だった……ところが、ある日、ひどく間抜けな死を遂げてしまい、可愛くて危険なほど嫉妬深い女神、プリン様に召喚されてしまう。今や、魔法や剣、幻想的な生き物が溢れる異世界に転生したレンは、ただ静かな生活を望んでいる。しかし、ひ
とつ問題がある――彼に近づく女の子がいるたびに、プリン様が嫉妬し、神のごとき大混乱を巻き起こすのだ!無理難題なクエスト、気難しいヒロインたち、そして愛情過剰な女神に見守られながら、レンの波乱万丈な日々が始まる。笑いと冒険満載の異世界コメディ、恋も休めない主人公の大騒動!神の愛が休まらない異世界物語、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 10:48:28
9977文字
会話率:44%
後悔ばかりの感覚派&柄の悪い神経質バディが送る、近未来風SFファンタジー。
遥か昔から、「地球」には雲と並んで空に浮かぶ大地が目撃されていた。
その大地に築かれた日本所有の天空都市「彩雲」は昔から、人々の憧れのリゾート地であった。
ところが、突如機械を食い散らす異形「天空鬼」が空に現れたことで、天空都市と地上の往来は断たれ、彩雲の人々は空に取り残されてしまった。
異形が現れてから十年。西暦2050年。
天空都市『彩雲』で、ある運び屋の噂があった。
彼らは『彩雲』から地上へ、人や物を送り届けてくれると言うのである。
天空都市からその身一つで飛び降り、天空鬼と戦いながら地上を目指す。
その名は、運び屋『藍銅鉱(アズライト)』。
※こちらの作品は、カクヨム、エブリスタにも掲載されています。
※エブリスタ「執筆応援キャンペーン「バディ/ブロマンス」」準大賞受賞作 権利関係は作者に既存する旨、コンテスト主催元様に確認済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 09:10:00
99825文字
会話率:45%
地球から遥かに遠く離れた惑星サモナルドが舞台。そこでは、召喚師と呼ばれる者達が日常生活から国家間の戦争に至るまで幅広い分野で強い影響力を与えている。そんな召喚師の中で、ケンタウリ国の召喚術師カーンフェルトは当代髄一の召喚力を誇る。ところが、
ある召喚実験において致命的な問題を引き起こし、カーンフェルトは自らの命を失うことに。そして、カーンフェルトは奇跡的に現代の日本に転生することで復活を果たすのだが、果たして、転生したカーンにどのような運命が待ち受けるのか?そのカギは、彼の運命を左右する二人の女性が握るのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:40:00
313014文字
会話率:36%
辺境伯の三男坊。数か月前の高熱で前世は日本人だったこと、社会人でブラック企業に勤めていたことを思い出す。ただもう前世のように働いても働いても夢も希望もなかった日々を送りたくない。
もふもふと魔法の世界で楽しく生きる、この生活を絶対死守するの
だとだけ心に誓う。
ところが大好きな家族のためにとしていることが、なぜか大事になる。
家族に助けられ、面倒ごとは優秀な人材に任せる主人公。
ざまぁ、成り上がりはなく、思いつくまま、好きに行動する日常生活ゆるゆるファンタジーのご都合主義です。
アルファポリス先行投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:10:00
161296文字
会話率:26%
「お前との婚約は今日限りで破棄とする」婚約者ダリオンの言葉に、フィオラは嘆息する。
ダリオンの隣にいるのは義妹のミレッラで、ふたりはフィオラのあらぬ罪を浪々と語り続けた。
フィオラの誕生日から十か月後にあるミレッラの卒業式までの期間をすでに
四回も繰り返している。フィオラは死に戻りにうんざりし、無実を訴え、ふたりの不貞を非難してベランダから身を投げた。戻るのは十か月前か、それとも婚約破棄直前の数分前――そう思っていたのに目覚めたのは見知らぬ部屋だった。気を失っていたのは二日間で、回帰はしていなかった。
フィオラを助けたのは、三度目の人生で知り合ったイースラン。彼の風魔法で助けられ、フィオラの五回目の人生が始まる。
ベランダから飛び降りたことが周りに与えた衝撃は大きく、妹を虐めたと非難されていたフィオラは同情され皆に温かく迎えられる。
さらには薬学研究室にいたイースランが、フィオラのいる植物研究室に転籍してきて……。
全ての人生においていつも起きるのは、魔獣生態研究室からのフェルリンの脱走。多くの犠牲者が出る脱走を防ぎつつ、回帰の原因を探るフィオラの前に現れたのは、ピンク髪の男爵令嬢だった。
誤字脱字報告、いつもありがとうございます。
何度見直しても誤字が無くならないので、あれっ、と思うところがあれば想像力を駆使して読み進めていただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:10:00
105678文字
会話率:32%
聖ローズベル学院神聖魔法学科には学科生しか知らない秘密がある。
それは、神聖魔法を使える人間にしか対処できないホラー案件が盛りだくさんあることだ。
これはそんな学院に伝わる「生きて卒業するための校内安全マニュアル」や、入学した生徒た
ちの日記をこっそり覗き見ることのできるデータである。
◇
報告書形式ホラーや理不尽に人がナレ死したりしてるのを楽しみたい人向け。主人公はいません。
SCPとかプロジェクトムーン作品が好きなので書いてるところがあります。
カクヨム先行。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:00:44
63715文字
会話率:3%
魔王として君臨していた俺はある日手痛い反乱にあい、アッサリ死んでしまった。
このまま、別人格として生まれ変わるのか、はたまた転生など無くこのまま土に還るのか。。。
どちらにしてももう疲れたよ。
世の儚さに全てを受け入れていた。
ところが比較的、他種族と平和な関係を築いていた俺は天国で神様に再度人生をやり直すチャンスをもらってしまった。
復讐? 成り上がり?
ないない、もういい。
戦争の日々はもうこりごりだ。
俺は引きこもって今度こそ平和に暮らしたいのだ。
俺の事を殺したい程に必要としてないならお前らで勝手にやってくれ。
ただ、困った事に俺には転生前の記憶があった。
転生前の知識もあったしスキルも魔法も使えた。
そして魔王としての身体能力までそのまま、強くてニューゲームじゃんか、これ!
これはその平穏な生活を守り静かに暮らしたいのに邪魔ばかり入る可哀そうな一人の魔王の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:00:00
135698文字
会話率:26%
※2023/01/11 カクヨムにて先行投稿中
のんびりスローライフ+お気楽冒険者生活な作品です。
(注意)
獣に育てられた少女の物語なので、汚い描写や狩りのシーンがあります。
苦手な方はご注意ください。
――
ママ(フェンリル)に育て
られた転生者である小さい娘(サリー)は兄姉に囲まれ、幸せに暮らしていた。
厳しいがなんやかんや優しいママと、強くて優しく仲良しな兄姉、獣に育てられる少女を心配して見に来てくれるエルフのお姉さんとの生活がずっと続くと思っていた。
ところがである。
ママ(フェンリル)から突然、独り立ちの試験だと、南の森を支配するように言われてしまう。
無理だと一生懸命主張するも聞いてもらえず、強制的に飛ばされてしまった。
『ママぁぁぁ!
おにいちゃぁぁぁん!
おねえちゃぁぁぁん!』
泣き叫ぶも返事は聞こえてこない。
魔獣が住む森とはいえ、一応、結界に守られた一軒家が用意されていた。
致し方が無く、その場所を自国(自宅?)として領土を拡張しようと動き出すのだが……。
――
(初期能力)
・白いモクモク
左右の手から出すことの出来る魔力の霧。
伸ばして物を取ったり、形を変形させて剣や盾、鍋やお風呂など、道具にすることも出来る。
また、温度調節も出来るので、お湯を沸かしたり、氷結させたりすることも可能。
・植物育成魔法
種や挿し木を白いモクモクで覆い、魔力を流すと、あっという間に成長させることが出来る。
・治癒魔法
白いモクモクを傷で覆い、癒やすことが出来る。
――
(主な登場予定人物)
・サリー(小さい娘、小さい妹)
転生者の少女、赤ん坊の頃、生け贄にされていた所をママ(フェンリル)に拾われ育てられる。
前世の影響でか、かなりの甘えん坊。
頼まれると断れない所がある。
・ママ(フェンリル)
転生者の少女を我が子のように育てる狼型の獣、知的で優しいが、時に厳しく諭す。
それは、血の繋がりが無い娘に対しても同じで、人間の娘を理由に逃れようとしても、頑として譲らない所がある。
小さい娘(サリー)の事をやれば出来る子と思っている。
・妖精姫ちゃん
サリーが住む場所に現れた、妖精の中心的存在。
あざと可愛い仕草で、サリーにあれこれお願いをしてくる。
ただ、困った時には頼りになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:00:00
556074文字
会話率:16%
公爵令嬢、エリージェ・ソードルは凡庸である。
同い年の者を百名集めれば、せいぜい二、三十位ぐらいの素質しかない。
優れた機転も、奇抜な発想力も、正確無比の記憶力も、無い。
希にみる初期魔力量も、目を見張る魔術適正も、高い運動能力も、
無い。
毎年学園を訪れては卒業していく、”そこそこ”優秀な令嬢にすぎないのだ。
だが、誰もエリージェ・ソードルの凶行を止められなかった。
英才教育を受けていた次期王太子も、
剣の天才である伯爵子息も、
魔術の奇才児も、
異国の王子も……。
誰一人として、この女を止められなかった。
だから、この女は完成させた。
楽園を、愛した男達が離れていくことのない――楽園を完成させた。
だが、それもこの女に以前仕えていた使用人らの登場で崩壊することとなる。
そして、元護衛騎士の男に心臓を刺し貫かれて、この女、エリージェ・ソードルは死んだ……はずだった。
ところがである。
この女、気がつくと六年前の自邸にいた。
この女、エリージェ・ソードルは現実主義者である。
正確には、自身が理解できる範囲で物事を考える。
故にこの女、過去に戻ったこの現象を放置する。
だが、そのかわりに前回、公爵代理としてぶつかった難問を、徹底的に改善し始めて……。
――
凡庸な女、公爵令嬢エリージェ・ソードルが、恐るべきと形容すべき目的意識で身につけた魔力と”改善”をひっさげ、国のため、公爵領のため、領民のため、使用人のため、愛すべき人の為にがんがん突き進む。
そんなお話です。
この女、基本的に貴族主義です。
この女、基本的に論破とか説得とかしません。
多くの場合、地位や暴力で解決します。
そしてこの女、基本的に自重はしません。
胸くそ描写が多数含まれていますが、基本的にざまぁ、とセットです。
○設定集を作りました。(人物名一覧等)
https://ncode.syosetu.com/n0885gl/
2021/03/14 三回ほど連日投稿を行います。
2021/02/28 余りにもお待たせしすぎるのもあれなので、中途半端な所までになりますが、二回ほど連日投稿を行います。
2021/01/19 一回のみ追加投稿しました。
2021/01/12 三回ほど連日投稿を行います。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 07:30:00
559718文字
会話率:19%
主人公は地球で死んで転生してきた転生者。
転生で得た恵まれた能力を使って、転生先の世界でよみがえった魔王を打ち倒すも、その際に呪いを受けてしまう。
強力な呪いに生死の境をさまようが、さすがは異世界転生のチート主人公。どうにか無事に目を覚ます
。
ところが、目が覚めて見えた自分の体が何かおかしい。
改めて確認すると、全身が毛むくじゃらの獣人となってしまっていた。
しかも、性別までも変わってしまっていた。
かくして、魔王を打ち倒した俺は死んだこととされ、獣人となった事で僻地へと追放されてしまう。
追放先はなんと、魔王が治めていた土地。
どん底な気分だった俺だが、新たな土地で一念発起する事にしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 06:36:42
673304文字
会話率:42%
ゲッツはある男爵が領主を務める領地にある、ごく普通の小さな町で妻と二人で暮らしていた平民だ。ところが仕事を終えてゲッツが家に帰ると、妻はこの家にはもう帰ってこないと言う。わけの分からぬゲッツに、妻エッダは自分が領主である男爵に見初められた事
を告げる。妻はゲッツがいない間に、浮気をしていたのだ。去り行く妻を追うゲッツだったが、妻は出て行ってしまった。悲しむゲッツは、妻の兄である義兄から、ゲッツの方が先に浮気をしたと疑いをかけられる。周りは義兄たちを信じ、ゲッツはもはや故郷にはいられないと、町を去るしか出来なかった……。 / 作者が気分転換に頭空っぽにして書いてる物語です。一話あたりの長さはバラバラ。激しいざまぁはありませんが、因果応報だな、ぐらいはある予定。予定。気分転換執筆なので不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 06:00:00
285139文字
会話率:31%
――これは、かつて起きた最悪のボタンの掛け違いだけは避けたい女性のお話。 / カロリーネは辺境伯令嬢である、王太子オスヴァルトの婚約者であった。ところがオスヴァルトは真実の愛に目覚めてカロリーネに冤罪をかぶせて断罪しようとして――。この断
罪激から、カロリーネと王家の人々の状況は、ドミノ倒しに最悪になっていった。絡まった糸は正常な形を失い、無理に掛けたボタンはちぎれて落ちていく。そんな中でも生きていったカロリーネは、気付くと幼い頃に戻っていた。そして彼女は決意する。二度目の人生は、ああは、ならないと。 / 【あらすじで書いてある範囲しか物語がありません。】スッキリざまあはありません。億が一続いたら元鞘になるタイプの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 23:04:16
7016文字
会話率:2%
イェルモ王国王妃のアヴローラは国の代表として同盟国であるラーイ帝国皇太子の成人を祝いに来た。ところが、皇帝と皇后に挨拶をしようとした彼女の目の前に皇太子エドゥアールドが飛び出してきたかと思うと、突如婚約破棄をすると騒ぎだし……。 / 視線が
第三者なので深入りしません。ざまあもないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 13:15:55
8066文字
会話率:22%
婚約式の三時間前、王太子から突如「君との婚約はここで終わりだ。真実の愛を見つけた」と告げられた公爵令嬢セレナ。だが彼女は前世──日本のOLだった頃に読んだ乙女ゲームの悪役ルートを思い出していた。
「はぁ、そうですか。では――こちらの婚約破
棄届に署名を」
あまりの冷静さと華麗な捨て台詞でその場を去ったセレナは、自由の翼を手に入れる。ところが逃げたはずの王太子は後悔し始め、さらに王太子の父である若き国王はセレナに一目惚れ。宮廷には陰謀、妹の嫉妬、貴族社会の思惑が渦巻くが、セレナは前世の知識と周到な準備、そして底抜けのポジティブさで爽快に乗り越えていく。
失うものなど何もない。――さぁ、ざまぁの時間です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 05:00:00
2771文字
会話率:31%
中3幼馴染み3人組を大人の陰謀が襲う。3人は引き裂かれるのか?
異世界『ゲームアイル』島に住む太陽(15)、緑(15)、大地(15)は大好きな幼馴染みだった。しかし、『ゲームアイル』島は育成ゲーム実写版の現場で、太陽たちはキャラクターだ
った。つまり、子どもたちはプレーヤーの支持通りに育つように洗脳されていたのだ。ところが、緑のプレイヤーが棄権したため、彼女はゲームオーバーとなり、ゲーム会社に拉致されてしまう。しかも、大地は裏切り者だった。
全てを知った太陽は緑を救い出すため、ゲーム会社に乗り込む。
しかし、太陽を待ち構えていたのは、思いもしない人物だった。
&以前、途中まで投稿していた『タイヨッチ』を、携帯でも読みやすいように1話を短く書き直しました。
(重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 01:00:00
103227文字
会話率:21%
小児白血病で何度か死にかけた並木知美(19)は知っていた。多くの霊が天国に行けずにいることを。彼らは大切な生者が苦しんでいるのに、なにもできず、ただ見ているだけの自分を責めていた。そこで、知美は死者の気持ちを、芝居で生者に伝える劇団『Ro
man House』を思いつく。芝居の力に賭けるのだ。ところが、知美は双子の妹・愛合《めぐり》に浪漫座を頼み、寿命を全うする。その後、転生した知美は、異世界でも劇団『Roman House』を立ち上げる。知美の計画とは……。まず、知美が死者の思いを、異世界の浪漫座の芝居で現世の愛合に伝える。その愛合が現世の浪漫座の芝居で、生者に伝えるというものだった。
果たして、現世と異世界をまたぐ姉妹の壮大な以心伝心は成功するのか……?
(以前、途中まで公開していた小説『劇団浪漫座より夢をこめて』を書きかえました。)
(重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 00:10:00
13009文字
会話率:23%
私は自分の名前に絶望していた――公爵令嬢プリムローズ・フリティラリア、それは前世でプレイしたゲーム『聖なる乙女の学園』に登場する攻略キャラのひとりだ。
マルチエンディングを採用したこのゲームには「魔王討伐」エンドや「世界征服」エンドのよ
うな不穏な結末が存在する。恋愛育成ゲームなのに、どうして魔王が現れたり主人公が世界征服を思い立ったりするのか……。
だが文句を言ったところで現実は変わらない。今の私は間違いなくプリムローズなのだ。
必ず不穏なエンドになるとは限らないが、警戒はしておくべき――そんなわけで私は、従者のデイジーを巻き込んで修行を開始した。魔王討伐や世界征服に参加する気はまったくないが、乱世になるなら相応の実力がないと生き残れない。
ところが、なぜか女王陛下は主人公じゃなくて私に魔王討伐しろと言ってくる!
おまけに学園で出会った主人公組は『聖なる乙女の騎士』という学園ファンタジーバトル漫画の世界だと主張! そればかりか信じていた従者のデイジーまで、『聖なる乙女の英雄』というRPGだとか言い出して……!
カクヨムで2023年4月30日から6月19日にかけて投稿した小説です。カクヨムでは完結済み。
アルファポリス、ノベルアップ+、NOVEL DAYSでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 00:01:07
183121文字
会話率:49%