【ヒロイン溺愛のシスコンお兄様(予定)×悪役令嬢(予定)】
小説の悪役令嬢に転生した令嬢グステルは、自分がいずれヒロインを陥れ、失敗し、獄死する運命であることを知っていた。
その運命から逃れるべく、九つの時に家出して平穏に生きていたが。
ある日彼女のもとへ、その運命に引き戻そうとする青年がやってきた。
その青年が、ヒロインを溺愛する彼女の兄、自分の天敵たる男だと知りグステルは怯えるが、彼はなぜかグステルにぜんぜん冷たくない。それどころか彼女のもとへ日参し、大事なはずの妹も蔑ろにしはじめて──。
優しいはずのヒロインにもひがまれて、物語は次第にグステルの思ってもみなかった方向へ。
運命を変えようとした悪役令嬢予定者グステルと、そんな彼女にうっかりシスコンの運命を変えられてしまった次期侯爵の想定外ラブコメ。
アルファポリスさんにも同作品を投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 09:58:10
421747文字
会話率:22%
貴族の子女たちが王命によって選ばれ通う、王立ニルヴィア学園。そこは、悪役令嬢・悪役令息としての“立ち回り”を学ぶ、王国でも特殊な教育機関だった。辺境伯令嬢アクヤは、その目的も知らぬまま入学し、困惑しながらも課題に向き合い続ける。演出としての
挑発や威圧、上品な嫌味──どれも慣れないながらも、懸命に学ぼうとしていた。けれど、周囲に伝わるのは、思ってもみなかった形ばかり。真剣な努力が、なぜか“尊い”という評価になるこの世界で、アクヤは今日も戸惑いながらも真面目に悪役令嬢を目指し頑張るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 21:01:16
6016文字
会話率:46%
あれっ!?私今、死んだ気が、、
私エリーゼは、超チョー希少な治癒魔法が使えちゃう天才令嬢なのよ!(ドヤッ)
素敵な婚約者も出来てほんと幸せって思ってたんだけど、、、
ええええ嘘、、
まさかあなたに殺されるなんておもってもみなかったわ
もう一
度生き返って、あなたとのハッピーエンドを遂げてみせるわ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 19:00:12
22807文字
会話率:16%
奇抜なシン・ソルと少し人気のミツハ・レイカは、イタミ高校の1-Aクラスの学生だった。最初は席が隣同士で、二人の運命は奇妙な光の柱によって別の世界に転送されたことから交わり始めた。
彼らが到着すると、この並行世界の過酷な自然に迎えられた。広大
な土地には奇妙なモンスターが溢れ、数多くの危険と脅威が待ち受けていた。しかし、二人はソルの持っていた謎の力のおかげで生き延びることができた。この力は、彼が異世界に来る前から持っていたもので、目で見たものを一思いにシフトすることができる!その力はすぐに他の人々によって発見され、「シフト」と呼ばれるようになった。
ソルの能力とレイカの適応力を活かして、二人は共にこの新しい世界を冒険した。性格はうまく合わなかったが、彼らは現実とは思えない場所を発見し、新しい人々や友達に出会い、思ってもみなかった自分たちの内面を目覚めさせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 15:00:00
163132文字
会話率:35%
2週間前に新卒後丸4年勤めた会社を退職した岡崎春人は、通院帰りの公園で白髪の男性に声をかけられる。笹川茂というその男性は、定年退職後に布田記念記憶研究所で事務員をしているらしい。春人は、事務所で涼ませてもらいながら、再就職の経緯の話を聞き始
めると、話題が思ってもみなかった方向に転がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 11:51:39
16290文字
会話率:66%
五月の中旬、昼休中に清水莉子と幸村葵が『こっくりさん』で遊び始めた。俺、月森和也、野風雄二、転校生の神代渉の三人が雑談していると、女子達のキャーという悲鳴が。その翌日から莉子は休み続け、学校中に『こっくりさん』の呪いや祟りの噂が広まる。その
ことで和也、斉藤凪紗、雄二、葵、渉の五人が莉子の家を訪れると、彼女の母親は憔悴し、私室いた莉子は憑依された姿になっていた。莉子の家から葵を送り届け、暗い路地を歩く渉は不気味な怪異に遭遇する。それから恐怖の怪奇現象が頻発し、ついに女子達が犠牲に。そして怪異に翻弄されながらも、和也と渉の二人は一つの仮説を立て、思ってもみない結末へ導かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:55:39
131750文字
会話率:32%
高校2年生に入り、俺は窓際の列の一番後ろという「特等席」を手に入れた。
これで誰にも気兼ねすることなく、1人をおう歌できると大いに喜んだ。
すっかり、隣に席があるのも忘れて、1人で喜んでいた俺がいた。
隣に座ったのは、クラスでも上位に君臨す
る、茶髪ギャルのヒロイン。
ギャルの中では学年NO1と言われるほど、きれいで可愛い。
まさか毎日、このヒロインに頭を悩ませることになるとは思ってもみなかった。
どこまでも平凡で、どこにでもいるモブ筆頭の俺が、なぜか美少女ギャルに
毎日、急接近される日々が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 18:30:18
179582文字
会話率:31%
「彼はまだ私を愛してるだろうけど、私がフッたからあなたのところに行ったのよ。あなたは一番じゃないの、ごめんね」?
ニナ・ペンバートン伯爵令嬢はルイス・エルドリッジ侯爵令息と婚約していた。しかし王妃主催の桜の園遊会で近づいてきたヒルダという
令嬢に思ってもみなかったことを言われた。
『ルイス様のどこがいいと思ったの?』
『ルイス様から好きと言われたの?』
『ごめん、あたしのおさがりで、ごめん』
その言葉の真意が分からず困っていたニナだったが、追い打ちをかけられるように、ルイスとヒルダが人目を避けるように二人でいるのを見かけて、ルイスのことを信じられなくなってしまった。
そんな中、王妃の仲裁でヒルダの告白を聞くニナ。
ヒルダの真意は――? そこには一人の令嬢の人生の覚悟があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 04:20:00
7997文字
会話率:26%
派手好きルース・シモンズ伯爵令嬢の元に、急に婚約者のアレックス・ウォグホーン侯爵令息が訪れた。
アレックスの格好はというと、ボタンがとまっていないしわくちゃな服。ポケットは飛び出しているし、髪の毛は寝癖。
おしゃべりも苦手なので、今
日の用件を聞いても「あ」とか「お」とかしか言わない。
こんな婚約者なのに、なんと彼が発した言葉は「婚約破棄」!
でも、私はこの婚約者が大好きなの。
絶対に婚約破棄なんかしたくないのよ。
ねえ、なんで、婚約破棄とか言い出したの……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 16:54:38
8654文字
会話率:32%
これは本格的投稿に向けたテストに過ぎない。
テスト用の短文にあらすじ解説を求められるとは思ってもみなかった。
初投稿へのドタバタ劇を文章にしたようなものだ。
最終更新:2025-02-14 22:56:12
412文字
会話率:0%
小さな村で鍛冶屋をしていたイリノ。そんな生活に嫌気がさして村を飛び出したところ、道端で偶然不思議な石を拾ってしまう。そこから、思ってもみない方向に人生が転がりだしていく……
最終更新:2025-02-10 09:00:00
100240文字
会話率:56%
今から思うと、バイトの休憩時に社員食堂の扉を開けた事が間違いの始まりだったんだと思う。
たが考えてもみてほしい。誰があの社員食堂が異世界と繋がってるなどと想像出来るだろうか。
バイト初日だったのだ。異変に気づけるはずがないだろう。
あの扉
の先には、5人の先客がいた。
赤、青、緑、黄、桃、の5色の髪をした人々。
戦隊レンジャーを思い起こさせるような、美しい男達と1人の女。そう、この国宝級美貌の戦隊ヒーロー達の事だ。
バイト先は、大型ショッピングモール内の店だったため、食堂にいた戦隊達は、ステージでの戦隊ショースタッフだと思い込んでしまっていた。
自分は何となく流れでここまで来てしまっただけだ。
まさか討伐記録係の黒レンジャーになるなんて。
こんな国宝級美貌の戦隊ヒーロー達との旅なんて碌なことがないに決まっている。
戦士としてお荷物にしか見えない自分に、イケメン野郎共が厳しい言葉をかけてくる。
『こっちが寝たふりしてると思っていい気になりやがって。こんな失礼な奴ら、二度と敬語で話してやったりしない。お前たちなぞタメ語で十分だ』
著者 : クロイハル
書籍 : 国宝級美貌の戦隊ヒーローと私の討伐記録
引用箇所 : 第三話〜あの時私が内心思ってた事〜
決して気を許したりしないと誓うハルと、自由人のハルを持て余す戦士達の旅のお話。
そしてそれは、あり得ないタイトルで恋愛カテゴリーに入っていく、無謀な物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 07:30:00
367801文字
会話率:36%
俺は日本で生まれ育ったごく普通の男だったが、あるとき車にはねられくたばった。そして気が付くと、この世界に女の子として生まれてたってワケ。よくある話だ。
――いや、よくある話じゃないんだわ。そりゃ、たしかに? お話の中では? よくある話
だけど? まさか自分に降りかかるなんて思ってもみないじゃん??
とはいえそうなってしまったのはなってしまったものなので、俺は今日も元気にこの世界で、むさくるしい野郎どもに囲まれながら、愉快に中隊長やってます。
これはそんな俺、ティエスちゃんのドタバタ痛快ラブコメTSファンタジーロボな日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 12:00:00
199952文字
会話率:57%
ダンジョン。それは様々な資源や貴重なアイテムを得ることができる誰しもの憧れの地。しかし未だその全容の明かされていない摩訶不思議な場所。
常に危険と隣り合わせのダンジョンでは、個人の戦闘技術や知識がその生死を大きく左右する。
中でも稀に
「スキル」と呼ばれる異能力を持つ者達がいるが、彼らは特に重宝される。
リヒトはスキル持ちではあるが、「特効付与」という所謂はずれスキルを持っている。その効果の実態は「自身と味方の弱体化」。本来プラスに働くべきスキル効果は逆にマイナスへ働き、リヒトはそのせいで不遇な扱いを受けてきた。罵られ、蔑まれたリヒトは次第に1人だけでダンジョンへ挑むようになるーー
しかしそんなリヒトの人生は、とある少女との出会いをきっかけに、思ってもみない転機を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:34:48
2108文字
会話率:39%
――僕は、僕が嫌いだ。
自分に自信が持てずに生きてきた少年、涼村結月。
周囲に流されるがままに生きてきた結月も、高校三年生。大学進学か就職か。誰もが一度は立つことのある人生の岐路に立たされたとき、結月は生まれて初めて人として最低限の責任で
ある自分の将来に繋がる自己の選択と向き合う。しかし、生まれて初めての経験で上手くいくはずもなく、自己の擁立に揺さぶられた結月は学校の定期試験で赤点を取ってしまう。お世辞にも真面目とは言い難い結月は同じ補習対象者の課題の中身を盗み見ようと画策するのだが、まさかそれが教室どころか学校中の注目を集める、顔良し、スタイル良し、性格悪しの【完全無欠の女王様】と呼ばれる楠木陽葵のものだとは思ってもみなかった。「ねぇ、何してんの?」「はひぃっ!?」そんな彼女がまさかの補習対象者、それもほぼ全ての科目における赤点保持者、レッドホルダーだとは思いもせず、ひょんなことから秘密を知ってしまった結月は、女王様である楠木陽葵と接点を持つことに。それだけの関係であったのだが、何故か彼女は結月と同じ部活に入部してきたり、無邪気な顔を見せてきたりと、二人の距離は縮まっていき……!?
人生の岐路に立つ結月の成長に繋がる懊悩と葛藤。陽葵との出会いが結月の人生を大きく変えていく、甘酸っぱくもほろ苦い青春恋愛作品。
毎日更新中です。
朝7時と夜の18時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:02:20
443762文字
会話率:45%
【悪女を演じる少女の、思うようにいかない日々の物語――。】
みなしごのロゼッタは”呪われた少女”と呼ばれている。彼女を引き取った家はことごとく没落してしまい、いつしかそう呼ばれるようになった。そんな噂を恐れずに拾ってくれたのは年若く美しい
、オークションハウスの支配人で、冷たい態度をとってくるのに反抗しても手放してくれず、しかも彼がつけてきた護衛はベタベタに甘やかしてくる。なんやかんやで絆されつつあった少女は、彼らに迷惑をかけまいと、勘当されるよう悪女になることにした――はずなのに、どれだけ悪い子を演じてもみんな可愛がってくれるから今日も頭を抱えるのであった。
魔法世界で巡り会った不憫な少女と、過去に囚われた男と、少女を一途に守る護衛と、彼らを見守る人たちを描いていきます。
※第一部と第二部は幼少期、第三部は魔法学園入学~卒業までのお話になります。第二部からオークションハウスや異世界の美術蒐集品が多く登場します。
※R15は保険です
※カクヨム様でも掲載しています
※タイトル変えました(旧題:『嫌われ令嬢計画、はじめました。予想以上に困難です。』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 13:31:53
227495文字
会話率:35%
ある日、私が家族を壊した。
その日から私の家族は、双子の妹だけ、その二人が入れば何も怖くない。
家族が壊れた日から私の声もなくなった。でも神様には、感謝してる。二人を残してくれてありがとう。
でも一つ望めるのなら二人の幸せになる姿を見たかっ
た。
その思いを最後に私は、トラックに引かれた。
私を押したはずの両親は、慌てて逃げている。
「良かった。これで二人は、あの人達から逃げられる。
レンゲ、レイン幸せになってね。」レイラは、そう祈りながら目を閉じた…。もう二人に会えないはずだったのにこれは、なに?目を開けると二人がいた。髪と目の色が違うけど顔は、そのまま。混乱するレイラは、このあともっと驚くことに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 11:41:58
2924文字
会話率:21%
「あなたに夢をあきらめないで欲しかっただけなのにーー!」
社会人2年目のKPOP大好き女子・真依はKPOPアイドル『スターゲイザー』の大ファン。中でも、グループの末っ子でメインボーカルのヨンデが最推し。
しかし、その愛する推し・ヨンデが、
グループを脱退するという思わぬニュースにより失意のどん底に突き落とされる。
そんな折、意図的に明晰夢(人物を特定して夢の中で自由に行動できるようになる)を見る事の出来るドリンク『Dreamers』を入手した真依は、その効力を使ってなんとか脱退を思い直してもらえるよう、ヨンデの夢に出現し説得を試みる事に。
突如夢に現れた怪しい女に警戒MAXのヨンデだったのだが、真依の真っ直ぐな気持ちに次第に絆されていき、いつしか互いにアイドルとファンの関係を超えた感情が芽生え始めることに。
しかし、真依の存在がヨンデの思考に影響を及ぼしてしまい、現実世界が思ってもみなかった最悪な世界線へと変化してしまったのだった…!
もがけばもがくほど、 連鎖反応的にどんどん悪い方向へと物事が進んでいってしまい、しかも過去改変が起きてしまったことでドリンクの効力も変わってしまってーー!?
明晰夢が引き起こすバタフライエフェクト!新感覚タイムリープロマンス開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 16:24:41
69342文字
会話率:30%
「おっと、へへっ、ふうー、転びませんよっと……えっ」
「あっ」
「く、熊!」
驚きのあまり、酔いが一気に吹き飛び、全身が凍りついた。当然だ。夜の帰り道、ゴミ捨て場でゴミを漁る熊と鉢合わせするなど、誰が予想するだろう。
確かに最近、
熊が都市部に出現しているというニュースは耳にしていたが、まさか自分が住む町にも現れるとは思ってもみなかった。この町にも山はあるが、熊がいるなんて話は聞いたことがない。いや、もしかすると、もっと遠くの山から迷い出たのかもしれないが、そんなことは今どうでもいい。
おれはテレビに取材されるのか、いや違う。この状況をどう切り抜けるかが問題だ。熊と遭遇したらどうすればいいんだったか。大声で威嚇すべきか、静かに後ずさりするべきか、死んだふりは逆効果だったか、ああ、どうすればいい。ある日、森の中で熊さんに出会ったら、ええと、何をどうして……いや、ん?
「え? 今、『あっ』って言わなかった?」
「……いや」
「は!? 『いや』って言った! 熊が!」
「あの、もう夜遅いので大きな声を出すのは控えたほうがいいですよ」
「おあっ!」
おれは再び驚いた。まさか熊に正論を言われる日が来るとは。いや、いったいどうなっているんだ。熊が喋るなんて、まさかロボットなのか? いやいや、そんな馬鹿な……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-26 11:00:00
3051文字
会話率:83%
おれだけ銃の所持及び、自由に使用していいことになった。
正確には毎日一人。二十四時間だけ銃を与えられるのだ。政治家とか頭のいい連中が考えたのだろうこの制度が始まった理由は、おれにはよくわからないが、それでも自分が当事者になってみると少し
わかってくることがある。
イジメ、パワハラにセクハラ。考えてもみれば自分がそうやって普段からひどいことをしてきた相手が次、銃を手にするかもしれないのだ。説教さえもためいがちになるだろう。
尤も、今おれの懐にあるこの銃を使って他人を脅したり命令することは禁止されている。判定員が常に傍にいて違反、あるいは時間が来ればすぐに取り上げられてしまうのだ。でないと撃たずして人を殺したり殺させたりできるかもしれない。
あくまで銃の所持、そして渡された一発の弾丸を放つ権利。それだけが与えられている。その弾丸が誰かの頭に命中しても罪には問われない。使いどころを考えろというわけだ。と、そんなような話を昔、職場の同僚たちがしていたのを覚えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 11:00:00
2186文字
会話率:38%
「あ、よう」
「お、あっ、やあ……」
偶然、街中でしばらくぶりに高校時代の友人と再会した。
……のだが、向こうはどうも『しまった』といった顔をしたので、俺はまあいい気はしない半分、不思議に思った。
連絡はここしばらく取っていなかっ
たが仲は良かったはずだ。なのに……と考えてもみれば、昔の友人と顔を合わせたくない時というのは決まっている。
今の生活が上手く行っていない時だ。就職失敗。フリーター。親のすねかじり。結婚どころか恋人なし。そんなところだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 11:00:00
1496文字
会話率:22%
白幡双葉は高校のトップカースト女子である。罰ゲームでボッチクンに「ウソ告」をすることになってしまう。ターゲットは同じクラスで頭だけは良い、ダサダサのボッチクンである神崎征樹を選んだ。偶然、姉とバイト先が同じで「あいつなら安パイだよ」とアド
バイスをもらった結果だ。
ウソ告は大成功。しかし、お情けのデートをしてみると、思ってもみない「正体」だったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:30:00
7543文字
会話率:51%
語り手であるクニイチ(30歳位)は自分で私立探偵事務所を経営。開業医のダイゴ医師(50歳位)と共に、二人のコンビで、今までも、いくつかの事件を解決してきた。
今回の事件では、ダイゴ医師が、ここ1年間往診に行っていた、神野一樹という老病理
医(老後は大学をやめ、その街で検死官をしていた)が老衰でなくなったことにはじまった。
警察は、大きな問題にしなかったが、その神野一樹の亡くなった部屋から、今から1年前に殺人事件にまきこまれ死亡していた神野一樹の息子、神野次郎の指紋が数多く検出されたことに、ダイゴとクニイチは違和感を覚え、その理由について調査をはじめた。
既に死亡している者の指紋が、なぜそこに多数みつかったのか?それが最大の謎だった。
事件の捜査を追いながら、過去のダイゴとクニイチをめぐるエピソードがいくつか紹介される。
例えば、ふたりの出会いは、数年前、ダイゴがパリ旅行にいったときにさかのぼるが、この物語で、そのエピソードも語られる。
クニイチとダイゴは、1年前におきた神野次郎の殺害事件についてもみなおそていくうちに、1年前神野次郎を殺害した、フィリピン系日本人ヒロシ、の妻が、クニイチが思いをよせるアイちゃんであるということがわかった。
最後に、今回の神野一樹の死亡について(特に、部屋に検出された、1年前に死亡した息子、次郎の指紋について)、1年前の神野次郎の殺害事件についての、筋の通った見解が、示される。
それに伴い、アイちゃんに思いをよせるクニイチの心も揺れるのであった。
一方、ダイゴの方も、妻から離れ、新しい出会いがある。
この事件は、クニイチとダイゴ、それぞれの生活にも、影響を与えるものであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:14:27
94400文字
会話率:28%
時はヘイアンの世——。安穏を目指していた帝の世に、事件が起きる。後宮に仕える女官らが次々と行方不明に。事件解決のため、帝の瑞獣である水影(みなかげ)と麒麟(きりん)が女官に扮し、後宮へ潜入。失踪した女官らに共通点を見つけた水影は、自ら犯人の
手によって誘拐されることに成功。しかしその犯人は、思ってもみない相手であった。そこから犯人による、瑞獣偽者取替騒動が起こる。「七日以内に偽者を見つけ出さねば、本物は一生帰ってこない」——犯人に脅され、水影、安孫(あそん)、麒麟、満仲(みつなか)、四人の中にいる偽者を見つけ出すため、帝——朱鷺(とき)による選定が始まった。【完結まで執筆済】
この物語は、「ヘイアン公達の月交換視察ー帝が天女を妃に迎えるまでー」のスピンオフ作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 09:11:44
95277文字
会話率:62%