呉服屋の若旦那は明日をも知れぬ重体で、床に伏せっていた。
父である大旦那が心配して何人もの名医に診てもらうも、身体に異常はない、心に何かつかえているものがあると言うばかり。
親が聞いても若旦那はだんまり。唯一、番頭にだけは話しても良いと言わ
れ、番頭の佐兵衛は若旦那の話を聞く。
その内容は・・・、この真夏に季節外れのみかんが食べたい、ということだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 17:30:02
12445文字
会話率:1%
燿(ひかる)は奈良市で民生委員を務める祖母に頼み事をされる。
というのも、三峰山の尾根のポツンと一軒家に住む独居老人、小坂の安否確認をしに行ってくれというのだ。
一路、ジムニーを走らせる燿。
雪山をなんとか無事、山小屋にたどり着き、小坂の
無事を確かめたのだが、到底引き返せないほどの吹雪に見舞われる。
小坂の勧めもあって、その晩は山小屋で泊ることに。
ぼたん鍋を食べ、熱燗を交わしながら、しだいに燿は小坂と打ち解けていく。
ところがである。
夜も深まったころ、玄関の戸を叩き、声をかけてくる謎の人物がいた。
小坂は息を殺し、だんまりを決め込んだので、燿もそれに従うのだった……。
※本作はしいな ここみさま主催「冬のホラー企画2」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 17:07:21
10000文字
会話率:25%
よろずアサシン組織「スパルタ・クリーニングサービス」所属の美少女メイド・アサシン三人娘、タマ潰しの佳代っち・モーゼル使いの女ヲタ美貴・だんまりナイフ使い由美の活躍を描くシリーズ。今回は事実上の第一話で、リーダー格のおちゃびーこと壇ノ浦佳代対
エセ新選組との大乱闘。
pixiv完成作品の重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 13:26:42
216563文字
会話率:51%
週刊誌でも新型コロナワクチンの危険性を
記事にしだしたというのに、マスメディアである、
テレビや新聞は一向に新型コロナワクチンの危険性や
死亡超過について語らないのは、メディアとして
どうなの?と、今更、思い立ってエッセイ書いてます。
アナウンサーのほとんどが馬鹿でなければ、
とっくに新型コロナワクチンの危険性や超過死亡について
知っているはずなのに、だんまりを決め込んでいるのは、
後々に、問題になりそうなものだけど、本人は
知らなかったで通すつもりなのか、
馬鹿なのでわかりませんでしたですますともりなのか、
今現在、マスメディアで新型コロナワクチンの危険性や
超過死亡を語るには、死ぬ覚悟がないとできないのか。
しかし、そろそろ、死ぬ覚悟でマスメディアで報道して
もらわないと、テレビを見ている自分は、不信感でいっぱい
になるし、既に死亡している者の家族などにも、知らぬ存ぜぬで
報道番組に出ている姿は、人としておかしいとは思わないのだろうか?
そろそろツイッターなり、メールなりで周りの人間から
催促してつついて、報道するつもりがないなら辞職をするよう
すすめたりしても良い頃ではないかと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 15:28:55
483文字
会話率:0%
異世界からの転生者を神の子、聖女として崇めている国がある。
しかし、その本性は「神の知識を大義名分として王侯貴族が好き勝手する国」だった。
そんな国に、ある少女が転生していた。
彼女は本性に気づき、反旗を翻す。……「黙る」という手段でもっ
て。
※過去作(初稿:2016年)を校生しただけです……厨二クサイけど実際に中2の時のだから何も言えない……
※アルファポリス様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 10:00:00
1036文字
会話率:44%
ふゆげののうさぎ、みつけたゆきだるま、
だんまりんぼうのゆきだるまと、あそびたいのうさぎ
最終更新:2021-12-22 23:56:04
1000文字
会話率:0%
父が営むトウモロコシ畑を今日も今日とて駆け回るおてんばサム。
収穫期に訪れる出稼ぎ労働者たちとも大の仲良しだ。
ある日サムが案山子の根元に埋めた宝箱を掘り返していると、口がきけない大男が現れた。
ある事件のショックで言葉を忘れた彼は、仲
間内でサイレンス・ジョニー……だんまりジョニーと呼ばれている。
サムはジョニーと大親友になるのだが……。
(ホラー/ミステリー/短編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 18:08:18
7879文字
会話率:44%
あるある転生しちゃったただのJKが転生したのは生まれてから声をださなかっただんまり令嬢!
だんまりでなんかいられないと決めたら周りから愛されすぎて困っちゃいます!
残念イケメン護衛騎士やシスコンお兄様に拍車がかかってイケメンとのギャップが否
めません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 16:15:36
14127文字
会話率:59%
転校生の魚住くんは、猫に好かれやすい体質だった。
道を歩いているだけで、野良猫が集まって、猫だらけのもふもふ状態になる程度には。
なぜだ。一匹ぐらい、こっちに来たっていいじゃないか。下手をすると、怒りすら湧いてくる。
教室ではまるで『人間に
絶対に懐かない野良猫』みたいに、だんまりを決め込んでいた魚住くん。どうして彼は、人と話そうとしないのか。
不思議に思いながらも、放課後、お兄さんがやっているという、『猫カフェ水族館風アンティークショップ兼まじない絵師の店』に向かうことに。ジゴロで守銭奴なお兄さんから知らされたのは、とても不思議な過去と、悲しい理由だった。
※前半は日常ほのぼの系ですが、後半にグロいシーンがあります。苦手な方はご注意ください。サブタイトルに☆がついている箇所は、主人公以外の視点です。キャラ名を確認してからお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:00:00
91207文字
会話率:46%
“話せない、でも喋りたい。触れられない、けど抱きしめたい。そんな二人の物語”
家族や親友とは普通に話せるのに、他の人の前で話すことが出来ない茉莉花。唯一の話し相手であり幼なじみの蛍太とも別々の高校になってしまい、クラスでは空気のような存
在に。
音楽の授業で、たまたま同じ課題曲を選んだクラス1の美男子、桐ヶ谷千明と二人で練習するハメになり、茉莉花の事情が彼にバレてしまう。
しかし、千明にも人には言えない秘密があり…。
茉莉花と千明はお互いの“円滑な学校生活”のために、協力関係を結ぶ。
※エブリスタ、ノベルアッププラスにも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 20:41:09
154821文字
会話率:42%
もしもしカメよ カメさんよ
世界の内で お前ほど 歩みののろい者はない――――
思い起こせば私が四歳の時だ。
おじいちゃんが、
『道に転がってたからよ!』
とか言って立派な亀を連れ帰ってきたのは。
十三年が経った今、私もだいぶ
成長したが、大人と変わらない体格になってもカメを抱えるのは無理だ。拾ってきた当時から、カメは体長が子供の身長くらいにあったから。
四歳の私が十七歳に至るまでカメは、のんびりだんまりのそのそと家中を徘徊し、縁側でひなたぼっこをしてはたまに近所に散歩に行ったりと、ごくごく普通の(?)爬虫類のペットらしく生活を送っていたのである。
そのカメに、数ヶ月前に革命が起こった。
学校から帰ってきてみると、居間に見知らぬ青年がどっかりと座っていた。あんまり自然な様子でいるので、さては私が家を間違えただろうかと馬鹿なことを考えてしまった。
しかし部屋の内装は私の、というかこの部屋に至るまでの階段の数も玄関口のプランターの配置も家の外観も、私の家のものに違いない。不審人物はこの、まるで慣れ親しんだ生家に居るような様子でいる青年だ。
「……あんた誰?」
至極当然な質問を投げかけると、青年は表情も変えずにこちらを向いて、淡々と言った。
「カメです」
夢見てるのか私。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 22:34:13
35846文字
会話率:42%
「ふん、図星をつかれてだんまりか! ベティを陥れた罪は重い。よってその罪によりパーシバルとの結婚は破棄する! そしてベティヴィヴィア男爵令嬢と婚約する事をここに宣言する!」
そう告げられた公爵家令嬢のパーシバルだけど、まったく見に覚えのない
彼女は慌てず騒がずタンスロット王子に告げる。「婚約解消するって約束思い出して!」っと。
タイトルに断罪があるけど、断罪はないのでソレを希望の方はご注意ください。R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-06 15:32:20
11843文字
会話率:44%
仕事は出来るけどそれ以外ではむっつりだんまり無愛想。
そんな上司にほだされちゃった陽菜ちゃんのお話。
コヤ様にお題をいただきました。(タイトルそのままです)
ありがとうございました(^-^)
最終更新:2016-01-27 09:23:33
1510文字
会話率:14%
悪魔課所属のエンドウは、弟子と共に自宅に帰った途端異世界に呼び戻される。すぐに帰ってきたのだが、二度三度と続けざまに呼び出された。観念して話を聞けば、その世界は悪魔課の管轄である死人が溢れ返り、天はだんまりを決め込んでいるという。天界最低ラ
ンクの力しかない悪魔課所属のしがない公務員エンドウは、最後の一文字を遮られつつも異世界の人間に交じって戦うことを選択した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 14:27:28
30581文字
会話率:44%
現在十歳のレスターは「凡愚王子」である。世界的英雄である「英傑王」の息子。だが父のようには決してなれない。幼く、弱く、凡庸で、何よりも臆病な子どもだ。そしてやがて言葉を封じ込め、「だんまり王子」とも呼ばれるようになった。ずっと静かな瞳でたく
さんの物事や人々を見つめてきたレスターが殻を破る話。
※「臆病な子ども」というタイトルのオムニバス形式の連載ものを短編として切り離しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-23 08:15:11
7929文字
会話率:52%
ある日突然、私が急に黙ったとするよね。
いっつも一人でうるさい私が、だんまり決め込んで。
私、怒ってるの。
なんでかわかる?
さぁ、私の気持ち、あててみてください。
最終更新:2014-10-15 20:17:38
496文字
会話率:16%
板倉さんちには、四人の娘がおりました。上から春香さん、夏美さん、秋代さん……そして末の冬子さん。
これは、だんまりでおこりんぼうな、板倉さんちの冬子さんの物語。
「冬の童話祭2014」にて最優秀賞をいただきました。ありがとうございました。
最終更新:2014-01-10 09:30:17
4663文字
会話率:30%
想い出の音楽を語る少女。
厨二病っぽく仕上げてみました。
過去(の出来事)というのは、大体脚色されるものじゃないんですかね。
最終更新:2012-05-17 22:24:07
711文字
会話率:0%
高校一年の夏、幼馴染だった少女が消えた。彼女の家族を尋ねてもだんまりを決め込んで、「問題はない」と言うばかり。探す当てもなく途方に暮れて過ごした夏休み。すると、二学期の開始と共に妙な女の子達が次々と彼の現れ、口をそろえて「あの女の知り合いで
しょう!」と彼に詰め寄り、時には凶器を振りかざす。彼女達は何者なのか。少女はどこへ消えたのか。そして、彼の周りで巻き起こる騒動は、一体何を示しているのか。 *筆者の思いつきの妄想を文章にして行けたらと思っていたけれど、話が組み立てづらいので休止扱いにします。いつか始まる…かも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-01 00:00:00
213文字
会話率:0%