俺ことマテウス・オーベルシュタットは、王国騎士団第三隊小隊長アルノルト・ハイデルベルクと出会い、自ら希望し彼に師事した。師匠と慕い鍛錬に励んだ七年はあっという間に過ぎ去り、王立学園の二年生となった俺は、ある日、夢を見た。そして知る。
――こ
の世界が、前世の俺が会社で作っていたRPGで、師匠は「社外に追加発注できないから、合間に描いて」と丸投げされた俺が自分の好みでデザインした脇役だったってことを。
……そりゃあ、師匠のこと恰好いいって思うわけだわな。
ゲームの内容は曖昧なまま、三年生になった俺は、とうとう出会ってしまう。
攻略対象であり、師匠の弟――俺が絶対になれない立場を独占している奴に。
師匠✕俺
※ムーンライトノベルズに投稿したものを、改稿したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:59:07
27000文字
会話率:20%
「草履一枚から始まった、どえりゃーモテ期! 天下人のハーレム戦国ラブコメ、ここに開幕だがね!」
物語全体のあらすじ(名古屋弁バージョン)
わしの名前は、豊臣秀吉っちゅうんやけどな――
元はちんちくりんな百姓の息子、日吉
丸いうて、尾張の村で泥んこまみれで生きとったんだわ。
女にはモテんし、家は貧乏やし、親父は早よ死んでまって、母ちゃんと二人で必死に飯食うとった。
せやけどなあ、
「いつか、でっかい城に住んで、いっぺんに女三人くらい侍らせるんや!」
――そんなアホな夢、ほんまに叶えてまったんやて。
信長さまに草履温めて認められて、戦場では槍一本で大出世。
ねねと夫婦になって、茶々に惚れられて、気ぃついたら女に囲まれとるがね!
でもな、モテるっちゅうのはええことばっかやない。
女子(おなご)同士の争い、嫉妬、泣いたり怒ったり、そりゃあもう修羅場の連続よ。
「正室はわたしや!」とか「殿下、今夜は私と…」とか、やかましいわ!
それでも――
女の涙を背負って、戦に出て、世を治めて、人を救って、
わしは「天下人」って呼ばれるようになったんや。
けどなあ、
ほんとは今でも夢みたいだがね。
……だってわし、ただの草履持ちやったんやて?
これは、
貧乏村からのし上がった男が、恋と戦と女に振り回されながら、ほんでもって“モテまくってまう”
どえりゃあ一代記――
『天下取ったら、モテてまったがね!』
はじまり、はじまり~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
189133文字
会話率:43%
「おい、ハヤト! いつまで寝てんだよ!!」
そう言いながら、ハヤトのベッドにダイブするカズ。
「ハヤト、すっげ~朝立ちしてっぞ!」
そう言いながらハヤトのモノを弄り回すカズに、困るハヤト。
「ご近所に聞こえるから、そういう事は大声で言う
ものではないぞ、カズ」
「えっ? 窓閉まってるから聞こえねーって」
そう言うカズに、困ったような顔でハヤトが言う。
「ものの例えだ。近所に聞こえなくても母さんたちには聞こえてるかも知れないだろ?」
「聞こえちゃマズイのか?」
キョトンとした顔でカズが言う。
「そりゃあ、マズイだろ。仮にも思春期の少年だぞ?」
「えっ、オレも朝立ちしてっけどマズイのか?」
「それは健康な証だからいいんだよ。それを口に出して言うなと言ってるんだ」
ハヤトの言葉にキョトンとするカズ。
「勃起したから勃起したと言って何がマズイんだ? 恥ずかしいのか?」
「そりゃあ恥ずかしいに決まってるだろ。普通はそういう事を口には出して言わないんだよ、カズ」
「ふ〜ん⋯⋯」
意味分からんという風情で返事をするカズ。
自由奔放で素直で正直なカズと、幼馴染みのハヤトとのやり取りから物語は始まる。
小学校を卒業した春休みから物語は始まり、中学時代、高校時代へと話が進んでいく。
ふたりの関係は如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:57:35
26137文字
会話率:44%
はぁ、一体この能力は何なんだ。
こんな役に立たないんじゃ、そりゃあパーティーから追放されるよな。
ん? 何だお前、自ら寄ってくるなんて、変わった魔獣だな。
って、おいお前! ずいぶん疲れてるじゃないか!?
だけど俺の能力じゃ……。
え? 何
だ!? まさか!?
そうか、俺のこの力はそういうことだったのか。これなら!!
ダンジョンでは戦闘の配信ばかり。別に悪いことじゃいけけれど、だけど戦闘後の魔獣達は?
魔獣達だって人同様疲れるんだ。
だから俺は、授かったこの力を使って戦闘後の魔獣達を。いやいや共に暮らしている魔獣達が、まったりゆっくり暮らせるように、魔獣専用もふもふスローライフ配信を始めよう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
102245文字
会話率:44%
はぁ、一体この能力は何なんだ。
こんな役に立たないんじゃ、そりゃあパーティーから追放されるよな。
ん? 何だお前、自ら寄ってくるなんて、変わった魔獣だな。
って、おいお前! ずいぶん疲れてるじゃないか!?
だけど俺の能力じゃ……。
え? 何
だ!? まさか!?
そうか、俺のこの力はそういうことだったのか。これなら!!
ダンジョンでは戦闘の配信ばかり。別に悪いことじゃいけけれど、だけど戦闘後の魔獣達は?
魔獣達だって人同様疲れるんだ。
だから俺は、授かったこの力を使って戦闘後の魔獣達を。いやいや共に暮らしている魔獣達が、まったりゆっくり暮らせるように、魔獣専用もふもふスローライフ配信を始めよう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:50:00
10869文字
会話率:46%
小輪雁夏水は美少女である。そりゃもう圧倒的な美少女である。清楚で可憐、小柄で巨乳、勉強そこそこ運動苦手、特技は料理と手芸……何の威圧感も無い美少女なのでそりゃあモテる。ヤバいくらいモテる。
そんな美少女の目下の気がかりは、クラスメイトの四方
木礼祀である。見た目は地味で成績は凡庸、休み時間にはいつも寝ている一人ぼっちの少年だが、うっかり彼に悪意を向けた生徒は次々に行方不明になってしまうのだ。
彼を孤立させてはいけない。彼をクラスに馴染ませなくては。これは一人の少女の善意が余計なトラブルを引き起こす物語である。
『霊能少年、ブチキレる』https://ncode.syosetu.com/n0337in/の
その後の小話。なんとなくヒロインのいる恋愛モノっぽいものを書いてみたくなって思い付きで初めてみた、不定期でだらだらやる予定の蛇足な駄文です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:57:19
8702文字
会話率:38%
なぁアンタ、レストラン「Noir L'aube」って知ってるか?
ここ、アーシェルヴィアに昔あった伝説のレストランだよ。
……え? 間違ったフランス語だって? そりゃあそうさ。なにせフランス語のできない奴が間違ってつけた名前だからな。
で
も出される料理やサービスは天下一品。一度食べれば誰しもが一生忘れられない味さ。
だけどその店が『伝説』って呼ばれてるのは、何もソレだけが理由じゃないんだ。
なんとそこ、働いてる奴らが全員落ちこぼれの『犯罪者』だったってんだから驚きだろ?
―――――――――――――――――――
他サイト様でも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:31:04
46352文字
会話率:56%
5歳の頃、この世界は【乙女ゲーム・古の乙女と永遠なる誓い】通称【オトチカ】の世界であり、自身は第一作目の主人公であるということに気がついた異世界転生者、セラフィーナ・エンシャンツ。
そして、同じ年…4歳の頃、自身がこの世界の最も有名な民話
に登場する伝説の救世主【クリスティーナ・ラグジュアル・サンスベリア】の生まれ変わりであるということに気がついた時空転生者、ティーア。
前世が違えど、同じ世界の人間として生まれた今だから。
今日、この場所で出会ったことに…嘘偽りなんて無い筈だから。…抱く想いは違えど、未来を共にする、“仲間”だから。
その“記憶”と“力”を持ってして生まれた理由。
ただ純粋に、悲哀の未来を変えたい。その為の過去だと思うから。
「そりゃあ、平穏に暮らしたいですよ?……でも、」
「戦いに身を投じるのは勘弁…、でも!」
「「私達は、ただ目の前で困ってる大切な人を助けたいだけなんです!!!」」
これは、異世界転生あるあるでゲームの主人公に転生した異世界少女と、伝説系あるあるで王女から孤児に転生した救世主が、、お互いの想いをぶつけ合いつつ、わがままと言いながら、前世の記憶という名のゲームストーリーや前世の偉業という名の魔法スキルを駆使して、攻略対象者や友や仲間を救い…そして、、気づけば、知らず知らずの内に皆に物凄く愛されながら成長していっている転生Girlsのお話です。
⚠作者は創作初心者なので、アンチ等の不適切なコメントはおやめください。ほんとにマジで初心者です…。暖かく見守っていただけると嬉しいです…!
また、めっちゃ不定期投稿です。把握よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:00:00
163248文字
会話率:39%
大陸東部を中心に広大な版図を持つアグランド帝国。
数多く居る貴族の中でもそれなりの地位に居るレスタール辺境伯領の次期当主として生まれた俺、フォーディルトは贔屓目に言っても結構恵まれていると思う。
厳格な身分制度のある帝国で、しかも跡取
り。
貴族の子女が通うことを義務づけられている帝都の学院でもそれなりの成績を上げているし、腕っ節も一目置かれている。
なのに、だ。
何故かモテない。
学院と、最低限の職務を終えて辺境伯領に帰るまでにどうしても結婚相手を探さなきゃならないんだが、今では名乗る前に女の子たちに距離を置かれてしまう始末。
確かにレスタール辺境伯領は帝都から遠く離れたド田舎で、口さがない連中から山猿などと呼ばれているが、条件は決して悪くないはず。
それに俺自身だって、そりゃあ都会的な美男子ってわけじゃないがそれほど悪くない、はず。……少し、ほんの少しばかり背が低いのはあるが。
そんなわけで、これは俺が理想のお嫁さんを見つけるまでの道のりを辿った物語である。
まぁ、その途上で成り行きからドラゴンと戦う羽目になったり、帝国で勃発した内乱をなんとかしたりして無駄に有名になってしまったけど、初志貫徹!
優しくて穏やかで可愛らしいお嫁さんを迎えるために奮闘する。
この作品はカクヨム、アルファポリス、エブリスタでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:09:34
238745文字
会話率:27%
西暦20✕✕年。火星にダンジョンが発見された。そこには地球外生命体……つまりモンスターが!しかもそいつらめっちゃ強いし怖いしヤバい。
なぜ人類はそんな危険なる場所に行ってしまうのか……それは火星の地下に眠る”マーズクォーツ”を求めてである!
”ガチ賢者の石”とも称される未知なるパワーを秘めた鉱石。それは莫大なるエネルギーを持ち人類の科学を一変させるほどのものだったのだ。
潜れば潜るほどその発掘される量は多くなるのだが、その分異形のモンスターも強くなる。人類は国家同士で火星の覇を競い、各国の精鋭が送り込まれた。その様子は配信されてものすごく金を生むコンテンツとなっている。だからみんな配信するのだ。じゃなきゃわざわざやらないだろう(最初は研究のために録画されていたのだがね)。
日本では英雄と呼ばれる彼ら。その一員になるには選抜試験に通らなくてはならない。もちろんだ。そりゃあそうだ。
だが凡人だった赤神誠は家族のために努力をしまくってその火星ダンジョン探索に参加する。
彼はなぜ魔王と呼ばれることになるのか。そこにはこの文体に似合わぬ壮絶な切なさがあった。ああ悲しき定め。本当に可哀そう。
毎日泣きながら書いてます。でも基本毎日更新がんばります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 13:25:42
148851文字
会話率:51%
新島 仁 30歳
俺には昔から小さな夢がある。
まずはお金を貯めないと何も出来ないので高校を出て就職をした。
気が付けばグレー? くらいな企業で10年目である。
そりゃあ何度も、何度も辞めようと思ったけど、、ここまでいると慣れるし
多少役職が付く し 世論、中身の事も分かって来るモノであって・・・
久しぶりの連休前に友人達と居酒屋でバカ騒ぎをしていた
ハズだったのだが、乗り過ごしたのか途中で降りたのか、、記憶が無い
見た事の無い物体に襲われ
鬼に救われ
所謂異世界転生の中、まずはチート能力を探す一般人の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:33:02
812980文字
会話率:63%
通り魔に刺されて死んだはずの私が目を覚ますと――――そこは見たこともない世界だった。
「あぅあぅあー」
あっれぇ?!私赤ちゃんじゃん!何これ何これどうなってんのー?!
「どうも神です♡顔が好みすぎて転生させちゃった♡」
「だぅあーーーー
!!」
そういうの転生させる前に言うんじゃないの?
まあいいや。
剣?魔法?そんなの神様からもらったチートで余裕余裕……じゃない!!
スライムより弱いじゃん助けてーーーー!!!
私が神様にもらったチートって……女の子に好かれる百合チート?!!
なんッじゃそりゃあーーーー!!
これはファンタジーな異世界で繰り広げられる百合好き拗らせ女子大生の人生再設計物語。
百合ハーを作ってキャッキャウフフするドタバタな日常の物語。
私が幸せになるための物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 15:00:00
1403408文字
会話率:57%
とある令嬢は嘆いた。奥様の役割(人間関係をより良くする)を果たす日々。そりゃあストレスが溜まる。そこで彼女は一つの行動に出る。
最終更新:2025-05-30 12:00:00
1893文字
会話率:13%
相手を大事にしなければ、そりゃあ見捨てられてもしょうがないよね。っていう当然の話。
最終更新:2025-04-29 01:01:56
3869文字
会話率:44%
✕✕を起こすのは、○○のため?
オイオイ、ウソを言っちゃ、いけねぇ……、
後ろ暗いと逆に、そりゃあ大層な大義名分をかかげるもんさね。
キーワード:
最終更新:2025-04-03 02:08:11
892文字
会話率:0%
聖女の末裔であるナナリーは20歳前に必ず死ぬ。そして3年前、王子に婚約破棄された日に必ず戻り、3年間を繰り返す。その数12回。しかも魔王に殺されたり、逆恨みされたり、過労死したりと、毎度ろくな死な方ではない。いい加減に疲れたナナリーは「どう
せループするなら今回は休む!」と聖女のお役目を放り投げ、共にループしている過保護すぎる美形騎士イクスと逃亡することに。
「どうして腰を抱かれて歩かなければならないの⁉」
「そりゃあ“駆け落ちラブラブ恋人設定”ですから――愛してるよ、ナナリー?」
「だ、だからってやりすぎ~~っ!」
終始イクスに口説かれ甘やかされて、ナナリーの心臓は休む暇なし!?
あちこちで人助けして(イクスに嫉妬されたり)、町を復興させたり(元婚約者が追いかけてきたり)、もふもふ獣を育てたり(そしてまたイクスに嫉妬されたり)するチートな二人旅が始まる!
※基本ラブコメです。ハッピーエンドをお約束。
※毎日更新がんばります。
※ちょっとヤンデレ(ただし溺愛系)
※ゆる設定。R15は念の為。
※短編『婚約破棄されたおつかれ聖女はループ生活に嫌気が差したので、お役目放棄して大好きな専属騎士と幸せ逃亡生活を満喫します!』が原案です。
※カクヨムでも掲載予定(なろう先行更新です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 07:40:00
282799文字
会話率:42%
「妹がほしい!」と強く願った高校生・康太は、謎の魔女から『見た相手を妹だと”錯覚”する魔眼』を授かる。
翌朝、早速クラスメイトの美少女・怜亜を「俺の妹!」と認識し、気さくに接し始めるが――
「……ねぇ、康太くん。私のこと、好きなの?」
「
好きだよ? そりゃあ、可愛くて仕方ないからな」
→怜亜、混乱。
→クラスの友人たち、興味津々。
→康太、無自覚に距離感バグらせ中。
【これは恋愛? それとも……ただのシスコン?】
”兄”と”妹”の関係をめぐり、勘違いと本音が入り乱れる、純愛ラブ(?)コメディ。
※「小説家になろう」「カクヨム」同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 07:03:06
8905文字
会話率:33%
沙伊国、貧乏名家の沈家ご令嬢ーー明玉に王宮『碧月城』より詔紙『 召 妃 』封書が届いた。
明玉と兄の端梁は目を輝かせる。
「お腹一杯食べられるのね!」
「そりゃあ、後宮の妃ならな!」
「すきま風もない屋敷よね!」
「そりゃあ、後宮の妃な
らな! 屋敷でなく、宮だ」
「夢に見た湯殿にも入れるのかしら?」
「そりゃあ、後宮の妃ならな! 毎日浸かれるはずだ」
「豪華な衣装に身を包めるの?」
「そりゃあ、後宮の妃ならな! 継ぎ接ぎしなくていいはずだ」
明玉と端梁は浮かれている。
だが、明玉は忘れていた。封書の中を確認することを。『 召 妃 』の中身を。
『沈家、明玉。身代わり宮への入宮を命じる』
后や正妃の身代わりをする代妃として召されたのだ。なんの身代わりかーー懲罰の、である。
沈家裏山育ち、破天荒なすっとこどっこい明玉代妃の破茶滅茶後宮生活、ご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:36:11
189122文字
会話率:37%
ドワーフのワシはひょんなことから人間の若造とバディを組んだ。
こやつときたら、まだ若いのにやたら強い。
正直、壁役(タンク)のワシは足手まとい。
いっそソロでやればいいのにと、バディ解散を申し出たのじゃが。
「なあ若造。なんでワシと組んだ?
」
「はぁ? んなこともわかんねぇのかオッサン?」
「質問してるのはこっちじゃ。答えぬか」
「そりゃあ、ほら、異世界で冒険っつったらさ、ドワーフじゃん」
何を言っておるんじゃ、今時の若者は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 22:00:00
2391文字
会話率:48%
「このへたれ野郎があああああ‼」
私、アイシェ・フォン・リーゼンバーグは絶叫した。
最強とうたわれる大魔導士、殲滅卿エリアス。魔法の天才、顔は美男子、人々の人望も厚く、女性にもおもてになる。まあ、気に食わないくらい完璧な奴だったのだが、
「そりゃあ魔法はできますよ! だけど、攻撃魔法なんて、ちょっと間違えたらこっちが死ぬかもしれないんですよ! そんな危ないものを使って、安心できる方がおかしいでしょう!」
「こういう場面で、特に若い女性となんか、何を話せばいいのか分からないんですよ。自分がいつ変なことを言って、彼女たちの気分を害してしまわないか……。その緊張で、もう胃が……」
「もうやだ……。ほんと、やめたい、この仕事……」
私は知ってしまった。なんということだろう。この人、めちゃくちゃにへたれだったのだ。
そして、私とへたれ魔導士様の生活が始まった...…。はあ...…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 01:11:42
23972文字
会話率:57%
俺の彼女は可愛い。
悶え苦しむほどに可愛い。
あれはきっと俺を殺しに来てる。
これを見てると口角が上がるって?
そりゃあ俺も同感だ。
なんてったって彼女は可愛いんだから。
最終更新:2024-10-21 12:27:47
2861文字
会話率:33%