――これは、ぶっ飛びすぎた年上彼女と、振り回される元不良の敬語男子による、
ちょっとやばめで、でも愛おしい恋の記録である。
風間(かざま)は元・不良。
いまはスーツを着て働く、真面目な社会人。
そんな彼が片想いしていたのは――梓(あ
ずさ)。
大学卒業後、偶然の再会から付き合うことになったふたりだが……
彼女は、超美人でハイスペックな社会人なのに――
とにかく行動が、やばい。
・ギプス姿でドミノ2000個並べ→事故チュー
・「水着持ってきてね」→バタフライ大会(マンションのプール)
・夜の公園でブランコ爆漕ぎ→職質
・「今日は控えめに」→駄菓子釣り大会でオール
・金曜夜に“泊まってく?”→朝5時まで赤い帽子のおじさんのゲーム
・スーツ姿の風間をそのままイカ釣りへ連行→夜通しガチ勝負
毎週金曜の夜が、なにかしら“伝説”になる。
でも彼女が笑ってくれるなら、それでいい。
今日もまた、風間の常識は崩壊していく。
――ちょっとやばい。でも、めちゃくちゃ楽しい。
これはそんな恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:00:00
20820文字
会話率:41%
春になると消えてしまう。そんな想いをただ彼女から綴った。
彼女のことを綴る上で欠かせない言葉は「彼女は作家であった」ということだ。
僕が彼女を知ったその日から、そして、僕が彼女の「読者」になったその日から。
彼女は最後まで僕にとっての作家
であり続けた。作家として言葉を残し続けた。
いまはもう、その声を耳にすることは出来ないけれど。もしかすると、跡形もなく、僕らの存在は消えてしまうのかもしれないけれど。作家であり続けた彼女の言葉はこの世界に残り続ける。残ってほしいと思う。だから、僕は彼女の物語をここに綴る事にした。
我儘で、自由で、傲慢で。
それでいて卑屈で、不自由で、謙虚だった長い黒髪が似合う、彼女の事を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:30:00
108398文字
会話率:38%
僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。いまは木工細工職人のフリをしている。僕と親方とおかみさんは境海を越える際に海賊に襲われた。攫われた僕はなんとか逃げ出せたけど、異郷の地でひとりぼっちに。でもぬいぐるみ妖精のシャーキスがずっと一緒にいてくれたん
だ。僕は親方の手掛かりをもとめ、親方が昔住んでいたかも知れない〈職人がたくさんいる国〉へたどり着く。そして魔法玩具師の古い言い伝えをたよりに〈月と太陽の砂時計がある街〉を訪れようと考えるが、そこは、魔法玩具師がけっして訪れてはいけない理由があったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 04:00:00
213670文字
会話率:30%
中規模都市エルデンブルクの裏通りに、
ひっそりと佇む小さなポーション専門店――その名も「しずく堂」。
店を営むのは、元冒険者の兄・カイルと、天才肌の調合師である妹・リリィ。
かつては迷宮最深層まで踏破した彼らだが、いまは一転、
「瓶ひとつ
で救える笑顔がある」と信じて、今日も小さな店で調合に励む。
街の常連客、騒がしい冒険者、妙な依頼人、そして魔力に目覚めた犬――
一風変わった依頼が舞い込むたびに、
兄妹は苦笑しながらもその“想い”に応えるため、ひとつひとつ手作りの瓶を仕上げていく。
戦いよりも、静かな日常を。
勇気よりも、優しさを。
魔術の煌きより、蒸留釜の泡の音を。
この物語は、過去に影を落とした「影の勇者」と、
その妹が綴る、“ポーション屋の再冒険”である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 20:37:44
3867文字
会話率:46%
中規模都市エルデンブルクの裏通りに、
ひっそりと佇む小さなポーション専門店――その名も「しずく堂」。
店を営むのは、元冒険者の兄・カイルと、天才肌の調合師である妹・リリィ。
かつては迷宮最深層まで踏破した彼らだが、いまは一転、
「瓶ひとつ
で救える笑顔がある」と信じて、今日も小さな店で調合に励む。
街の常連客、騒がしい冒険者、妙な依頼人、そして魔力に目覚めた犬――
一風変わった依頼が舞い込むたびに、
兄妹は苦笑しながらもその“想い”に応えるため、ひとつひとつ手作りの瓶を仕上げていく。
戦いよりも、静かな日常を。
勇気よりも、優しさを。
魔術の煌きより、蒸留釜の泡の音を。
この物語は、過去に影を落とした「冒険者」と、
その妹が綴る、“ポーション屋の再冒険”である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-28 18:28:56
10771文字
会話率:41%
女性が姿を消してから2XXX年。
世界は変わった。男たちだけの社会で、子どもを生み、命をつなぐ手段は《ピンクカプセル》と呼ばれる薬だけになった。カプセルを服用した男性は、自らの体で子どもを宿し、出産することができる。
高校卒業と同時に「種
付け派」か「出産組」の進路を決めるのが当たり前となったこの時代。
平凡な男子高校生、高月達希(たかつき たつき)は、当然のように「種付け派」を希望していた。ところが、システムが選んだのは「出産組」。希望とは正反対の人生が始まってしまう。
戸惑う達希の前に現れたのは、お見合い候補であり、種付け派の男性たち。
顔よし、金よし、でもどこかズレた動機を隠しきれない相手たちに、心は揺れるばかり。
そんな中、達希の親友であり自由奔放な三沢玲、そして高校時代の同級生でキラキラ系男子の結城晴翔が、達希の出産人生に深く関わっていく。
「好きな人の子どもを産みたい」
「誰と未来を一緒に紡ぎたい?」
愛のない結婚か、愛のある未来か。
ピンクカプセルが繋ぐのは、単なる命じゃなく、選び取った「幸せ」の形。
恋と選択の物語がいまはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 22:00:00
59899文字
会話率:17%
都市アルミラは、魔法と機械が共存する街だ。
高い塔の煙突から蒸気が立ちのぼり、空には歯車を回す飛行船が浮かぶ。地上では、数式で制御された魔法が、人々の生活の一部として使われていた。
そんな街の片隅、霧がよく出る通りに「小公女(しょうこうじ
ょ)」という名前の骨董店がある。
重たい扉を押して中に入ると、静かな空気と、少しだけ金属と香草の匂いがする。棚には古い懐中時計や、魔術で封じられた本、歯車で動く人形など、普通の店では見かけない物が並んでいる。
この店の店主は、レンという名の少女だ。
見た目は10歳ほどだが、実際には何百年も生きている不老の存在。人々が忘れてしまった“数式魔術”を使いこなす、ただひとりの魔術士でもある。
レンの隣には、壊れかけの執事が立っている。
名はレオナルド。彼は死んだあと、ゾンビとして蘇り、いまはこの店の手伝いをしている。礼儀正しいが、すぐに体のどこかが外れるポンコツでもある。
ある日、ひとりの来訪者が店の扉を叩いた。
「……この店に、“遺物”の修復ができる者がいると聞いて来たのですが」
現れたのは、黒いコートを着た若い女医だった。名は黒川詩織。
彼女は医学会の偉い人物に逆らったせいで、中央から追放され、辺境をさまよっていた。
レンはその目をまっすぐに見て、微笑んだ。
「いらっしゃいませ、“小公女”へ。ここは過去と未来をつなぐ場所。あなたの運命も、もしかしたらどこかに置き忘れてきた“何か”と、関係があるのかもしれませんよ」
こうして、死と記憶、魔法と科学が交わる、静かで不穏な物語が動き出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:05:28
7104文字
会話率:29%
いまは気づかないだけ?
最終更新:2025-05-18 20:00:00
656文字
会話率:0%
『王妃のサロン』と呼ばれた亡国の美しい温室を模して作られた温室で、熟年の貴婦人が紅茶を嗜み、傍らには初老の使用人の男が控えていた。
過去を振り返る初老の男のお話です。
『勇者な姉と姫様に振り回されています』に出てきた王妃とジルベールのその
後のスピンオフ作品になります。※ちよっと短編だけですと、分からない部分が多いと思います。
ギャグやコメディ要素は有りません。暗いお話が苦手と言う方にはお勧め致しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 16:12:36
3560文字
会話率:42%
魔法が一切使えない、無敵の魔戦士『独言のノエル』。
彼はアメリカ海兵隊の 装備と支援AIの 助けでその名を馳せている。
町のすべての悪党を、軒並み倒してしまった彼は、親の仇討ち、仲間の供養、物資探しの旅に出る。
ツンデレAIの相棒と、旅路で
出会う新たな仲間。
金髪エルフに巨女剣士、ロリっ娘メイドを引き連れた、ダンジョン攻略の物語。
【主な登場人物】
・ノエル・ルコッタ
主人公。元冒険者ギルド所属のポーター。亡き恩人から譲り受けたアメリカ海兵隊の装備を身に纏い、『独言のノエル』と呼ばれる魔戦士として名を馳せているが、魔法は一切使えない。盗賊・山賊・海賊などの悪事を働き弱者を踏みにじる存在を許せない。いまは相棒のソニアとともに、ある目的のために旅をしている。
・ソニア・ビヨンド
ノエルの相棒であり、良き理解者。ノエルはソニアのことを、別世界の見知らぬ国から来た精霊だと思っているが、その正体は、アメリカ海兵隊の装備品である「歩兵戦闘支援システム」に組み込まれた人工知能。国防総省のプレス発表によると、二等軍曹相当の階級であるらしい。
※作中に残酷描写、暴力描写および性的表現があります。
※この作品は転移要素を含む異世界ファンタジーではありますが、主人公が異世界人であることから、ガイドラインに則り、「異世界転生」「異世界転移」のキーワードは設定しておりません。
※この物語はフィクションであり、実在の国家・団体・人物・エルフとは一切関係ありません。
また、法律・法令、並びに道徳・倫理に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ノベルアップ+様、アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 23:44:28
831383文字
会話率:53%
魔女の家系に生まれたオリヴィアは、幼い時に森の中で瀕死の黒竜に出会う。
黒竜を救う為に治癒の歌を唄った彼女は、代償に声を失い、魔法を使えなくなってしまった。
八年の時が経ち……
オリヴィアは、姉と共に森の中の一軒家で幸せに暮らして
いた。
そんな平穏を壊したのは、竜王国からやって来た遣いだった。昔、助けられた黒竜はいまは竜王となり、国を治めている。そして救ってくれた魔女を妃に迎えたいと……姉であるロザリアに対しての迎えだった。
拒むロザリアだが、オリヴィアはその遣いが竜王に対して悪意を持っている事を感じ取ってしまう。
オリヴィアは人の悪意が靄として見える眼を持っていたからだった。
同時に魔女としての仕事の依頼を受けた二人は登城を余儀なくされる。
八年ぶりに見た黒竜リベルトは美貌の王となっていて、オリヴィアの事を覚えてはいなかった。
不穏な空気が蔓延る城内で、仕事をこなす魔女姉妹だったが、ある夜を機に、オリヴィアはリベルトと交流を深め、互いに惹かれていく。
しかし悪意が渦巻く王城で、姉を、竜王を守る為にオリヴィアはある決断を迫られる事になる……
※カクヨムにも掲載しています。
※毎日7時更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 06:00:00
112426文字
会話率:41%
かつて特攻隊が空に向かった町。知覧。
いまは、茶畑が広がる。響香は、知覧にいった。
キーワード:
最終更新:2025-04-29 07:53:33
22395文字
会話率:19%
4回目の完結編「俳句 楽園のリアリズム(パート3-その4)]をおとどけします。原稿用紙にして全部で1200枚以上あるうち今回で451枚分を投稿したことになります。もともと本作には終わりというものはなくて、普通の読み物みたいに一気に読みあげて
もまったく意味がないというのが基本的な考えで、先に進むのを惜しむようにして(ちょうど週一回の投稿のペースみたいに)、おなじところを何度も読んでいただいて、おなじ俳句の次第にレベルアップしていくポエジーをくりかえし味わっては(いまは馴染めなくてピンとこない言葉でも)夢想することに習熟することによって、人類史上最高の幸福を実現してしまったひとのバシュラール的幸福のおすそ分けを、この人生でしっかりと受けとることに意味があると考えます。最終的にはかなりの数になると思いますが、「ヒサカズ ヤマザキ」の名前の検索でそれまでに掲載された全作品のなかから気が向いたものを気軽な長さで読むことのできるこのサイトは、たとえ横書きになってしまうとしてもうってつけだと感謝しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 00:15:15
11214文字
会話率:21%
うつだったときに作った小説です。これを残して⚪︎ぬつもりで書きました。遺書のようなものです。
いまはうつも治っていますが、落ち込んだときなどはこの作品を見返しています。これがぼくの原点。初めて作った作品。みなさんも気が向いたら読んでみてく
ださい。
心の調子がよくないときは読まないほうがいいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 02:34:36
156137文字
会話率:51%
ファンタジーな村に住む主人公のマック君。いまはよわよわだけどいつか漢になってやる。
最終更新:2025-04-01 02:55:32
4074文字
会話率:56%
四種族(人・獣族・半魔族・魔族)が共存する世界に突如として現れた“神獣・神麒麟”。五年前、その猛威に立ち向かい、世界を救った英雄パーティが存在した。主人公ミロードは、そのパーティで“No.2”と謳われた男。
しかし大災害を退けた後、パーティ
は解散。盟友だった“No.1”は十一番目の国を建国して王となり、ミロードにも宰相の座が用意されるが、彼は責任ある立場より「のんびりと自由に生きる」道を選んだ。
30歳になった今、当時の財産は娼館や贅沢な食事で使い果たし、すっかり一文無し。とはいえかつての栄光にすがるつもりはない。日銭を稼ぐため、彼は再びダンジョンへ足を運ぶ。危険と隣り合わせだが、金銀や宝石、希少な魔硝石が手に入る“冒険者”こそ、気ままな暮らしにうってつけだ。
世界にはまだ、何が眠っているのか。そして、再び巨大な災厄が訪れるのか――そんなことはさておき、ミロードにとっては「今日の飯と明日の遊興費」が最優先。果たして、自由奔放な“元・英雄のNo.2”の行く先には、どんな冒険が待ち受けているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 18:00:00
54045文字
会話率:42%
嗚呼、最愛の妹、ロッティよ。
俺は、君の身体で、俺自身の仇敵に求愛されています──!
辺境国の王太子ノエは、周辺諸国から「魔王」と畏れられる辣腕の魔術師だった。
──それも、いまは過去の話。
ノエは、海を隔てた隣国の「略奪王」に戦場で討ち
負けた。
人知れず、最愛の妹、シャルロット王女による死者蘇生術を施されることになるが、蘇生を待つ間、彼女の身体に問答無用で精神を突っ込まれていたら、あろうことか仇敵たる略奪王から愛を囁かれることに?!
しかもなにやら略奪王は、シャルロットの見た目に惹かれたのではなくて、「中身」のノエ自身が気に入ってしまったようで──。
全体的にドタバタ・ラブコメディー。ノエの一人称でお届けします。
見た目は美男美女、されど中身は、というギャップをお楽しみいただくお話です。
一方向からの矢印があまりに強大で、受け手側が引いてしまう、そんな溺愛ものを目指しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 18:10:00
20507文字
会話率:44%
なぜこの世には、引きも切らずに、悲しみばかり、押し寄せるのかな?
キーワード:
最終更新:2025-02-19 22:11:33
796文字
会話率:0%
夏はあんなに嫌いだった、陽光をいまは欲している
キーワード:
最終更新:2024-11-19 07:57:23
355文字
会話率:0%
いまから眠りましょう、の詩です。いまは、朝の6時過ぎです。そういうわけ分からんとこあるよねぇ、秋さんで。
キーワード:
最終更新:2023-06-20 06:18:57
330文字
会話率:0%
お子様からなんて呼ばれてますか?
私は「まんま」から始まって
いまは「まま上」と「かあさん」です。
ときに「ハハウエ」に変化することもありますが、呼び方を強要したことはありません
そして「かあさん聞いて」は魔法の言葉です。
この言葉を発
動されたら
いついかなる時間帯でもお話をきくのです。
どんな内容でもちゃんと聞きます。
たとえ明日寝不足になろうと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 14:14:35
400文字
会話率:0%
教室での出来事、いまは懐かしく
キーワード:
最終更新:2025-02-03 21:23:55
283文字
会話率:0%
あのときの夕日、目立ってなくていい
キーワード:
最終更新:2025-01-07 13:01:27
328文字
会話率:0%
恋よりいまは、やさしさだけ
キーワード:
最終更新:2024-06-16 02:14:18
301文字
会話率:0%
生まれつき幽霊が見える男・伊藤悠一は、父が用意した家族墓に気が進まず、自分に合う「死後の居場所」を探す奇妙な旅に出る。行く先々の墓地には、自己主張が激しい幽霊や、山奥で無邪気に騒ぐ子供の霊など、死してなお人間臭い面々が待ち受けていた。彼ら
の振る舞いは、生者とほとんど変わらず、死後が必ずしも安息とは限らないことを悟らせる。
ある日、町外れの寂れた寺の無縁墓地で、控えめで穏やかな幽霊たちと出会った悠一は、こここそ理想の安住の地ではないかと心惹かれる。だが、彼らは飄々としながらも得体の知れない力を持ち、悠一を死後の世界へ引きずり込みかける。かろうじて逃れた悠一は、現世に戻って調べた結果、その墓地には不審死が相次いでいることを知る。
死後の安住を探していたはずが、いつの間にか命を脅かす存在に近づいていたことを悟った悠一は、墓探しを一旦やめることに決める。いまはまだ生きている時を楽しみ、人にも幽霊にも翻弄されながら、自分なりの居場所を探し続ければいい――そう決意した彼は、笑い声に満ちた日常へと帰っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 12:14:12
6187文字
会話率:33%