ある日、目が覚めるとそこは乙女ゲーム、『学園の魔法』の世界だった!?
しかも私、もしかしなくても主人公じゃないの!!
でも、私は攻略対象と結ばれる気は生憎ありません!まずは推しである悪役令嬢と付き合いたい!!
最終更新:2025-02-21 20:30:11
237676文字
会話率:48%
行方不明になった娘の身代わりとして、ワトフォード公爵家の養子になったフェリシー。
ある日突然前世を思い出し、自分が全キャラ攻略不可能なクソゲーのヒロインに転生していたことに気づく。
「このままじゃ私、あの3兄弟に殺されちゃう!!!」
つ
まらない人間は即排除、他人は自分のオモチャだと思っている冷徹な長男。
大事な妹の代わりとして来たフェリシーを敵視する乱暴者の次男。
話しかけるだけで好感度の下がる、本しか興味ない無気力な三男。
好感度がゼロになる前にゲームを離脱しようと奮闘するけれど……あれ? こんなルート、知りませんが???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 20:11:06
121190文字
会話率:28%
もとアラフォー女子が異世界転生して第三王子様に?
大宮珠寿(おおみやじゅじゅ)39歳独身女性が、不幸な事にハイブリット車にやられて見事に異世界転生する事に。
大宮珠寿はあの世で女神様に乙女ゲー、しかもBL物ではぁはぁ♡しちゃってるのバレ
てリアルBLを目の当たりにできる王宮へと転生を進められる。
リアルはちょっとと思いつつも、北欧系の美男美女がそろうそこに興味を引かれ、美少女に転生を夢見るも、転生したのは第三王子だった!?
リアルBLや女性陣ハーレムに自分が巻き込まれつつも、いろんな誤解と偶然で彼女の周りは大賑わい。
そんなアムルエイド=エルグ・ミオ・ド・イザンカは今日も我が道を行きます。
*本作、結構いい加減な所があるコメディーテイストですので予めご了承ください。
*内容的にやや大人向けの描写が多い場合がありますが、ストーリーの展開上仕方ない表現ですのでご理解、ご了承いただけますようお願い致します。
*本作、エルハイミシリーズの一つとなりますが、他の作品を読まずとも独立で楽しめるようにしております。この世界観をお楽しみになられたい場合は、私の処女作「エルハイミ‐おっさんが異世界転生して美少女に!?‐」を合わせてお読みいただくとより一層お楽しみいただけると思いますので、お暇あればご一緒にどうぞ!
*私、誤字脱字の常習犯です。ご指摘ご指導いただけると大変助かりますのでよろしくお願い致します。
*「教えてアガシタ様!リターンズ」はダメ人間たちのどうでもいい与太話です。飛ばして読んでも一向にかまわないお話なので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 13:40:36
435243文字
会話率:36%
勇者が亡くなった。
それはこの世界の平和が揺らぐ前兆となる。
勇者により魔王は討伐された、しかし勇者がいなくなるとまた何処かで魔王が復活すると囁かれている。
街娘だった錬金術師のラーミラスにはそんな話は関係ないと思っていた。
しかし、ある
朝に自分のおへその下に違和感を感じる。
慌てて服を脱ぎ、裸の自分のそこを見ると......
「な、なにコレェっ⁉︎ 何で私に魔王軍の紋様が!」
おへその下にピンク色の魔王軍の紋様が現れていた。
そして額には角が生え始めている。
何の変哲も無かった彼女に災難が訪れるのだった。
*本作、ちょっとエロいです。苦手な方はご遠慮ください。
*私の作品にしては、基本シリアス路線です。ですがたまにコメディーチックが入る場合がありますのでご容赦ください。
*作品の表現上、女性に不利な言葉や文字が使われる場合がありますが、全て演出となります。決して作者は女性を卑下したり馬鹿にしたりはしませんのでご了承ください(男性に対しても同様です)。
*過激な言葉や内容がある場合がありますので、ご覧に成られる場合はご注意ください。
*サブタイトルの横に「*」印があるものは、下手ですが落書きが挿入されています。お話のイメージが少しでも出来ればと思い、入れてますがお目汚しかもしれませんので先にご了承ください。
*私、誤字脱字の常習犯ですので、良ければその場合はご指摘いただけますと助かります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:25:13
84624文字
会話率:37%
魔族は人を喰う。
厳密には人の魂の中にある魔力を吸い取る。
そして魔族の王たる魔王は飢えた魔族を引き連れ、今日も人族の領域に侵攻をするのだった。
ドリガー王国の北にあるサルバスの村。
ここには不幸にも事故で亡くなり、こちらの世界に転生した
少年がいた。
名をユーリィと言い、前世では立派な料理人になることを夢見ていた。
そんな彼の村にも魔族の魔の手が迫るのだった。
*本作コメディー的な所がありますが、ご了承ください。
*基本、美形しか出てきません。
*美形だらけなので、むっはぁー! してください(笑)。
*ちょっとエッチですのでご了承ください。
*本作に出てくる食事を真似して作って不味かったり、食中毒を起こしても、当方は責任を負えませんので予めご了承ください。
*私、誤字脱字の常習犯なので、ご指摘ご指導いただけると大変助かります。日本海のような広いお心でよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 06:00:00
80522文字
会話率:37%
1月6日に死去した母の、とってもはっきりした不思議な夢を見ました。母も私も仏教に帰依しているわけでもないので、「23日」というのは前回の私のフライトの日のことだと思います。間違っても「四十九日」だからというわけでは。実際、私、四十九日の数え
方知らなかったし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 02:55:31
298文字
会話率:0%
転生したら、中世ヨーロッパ風の異世界にいました。ダンジョン攻略や魔王の復活を視野に、日々身体を鍛えていましたが、どうやら私、乙女ゲームか小説の、悪役令嬢らしいです。
貴族学園の卒業式で、無実の罪に問われて婚約破棄され、国外追放を言い渡された
ので、狩猟の国でモンスターを狩って自立を目指します!
性格的にコミュ障のぼっちなので、地道にソロでクエストをこなしているところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 02:25:18
257308文字
会話率:31%
普通の女子高生・天野ひまり(17) は、神様の手違いで異世界に転生してしまった。
目を覚ますと、なんと猫耳としっぽが生えた獣人族の少女になっていて――!?
突然の異世界転生に戸惑うひまりだったが、ポンコツ神様の謝罪を聞くうちに「まぁいっ
か!」と妙に納得。
さらに、お詫びとして授かったのは、発明したものを実体化できる能力 だった。
「せっかく異世界に来たんだし、魔法もあるし……なんか面白いもの作ってみようかな?」
そんな気軽な気持ちで発明を始めたひまりは、王国の辺境にある猫耳族の村・リューク村へとたどり着く。
しかし、村は貧しく、食糧不足や技術の遅れなど、問題が山積みだった。
「このままじゃ、冬を越せないかも……!」
そこでひまりは、発明の力を使って村の暮らしを改善しようと動き出す。
やがて、彼女の発明は村の中だけでなく、思わぬ形で広がり始め――
知らぬ間に、王都まで大騒ぎになる事態に発展!?
すごい発明をしたと噂される「天才発明家」を探すため、王国は大規模な捜索を開始。
王様まで動き出し、王都の役人たちが村へやってくるが、なぜかすれ違いが続き……?
「えっ? 私、ただの村人なんですけど?」
「お前だよ!!!」
壮大なすれ違いコントが幕を開け、王都とひまりの攻防戦(?)が始まる――!
果たして、王様とひまりは無事に出会えるのか?
そして、彼女の発明がもたらすものとは……?
のんびり発明ライフが、いつの間にか歴史を変えていく――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:02:48
10245文字
会話率:41%
今日から私の女子高生としての3年間が始まる。この3年は、なんとしても普通の高校生活を過ごしたい。普通に学校に通って、普通に友達もつくって、普通の女子高生として生きていくんだ。
そのはずだったのだが。
「私、こう見えて霊感があります!」
入学早々、『普通』でない彼女の登場で私の野望は打ち砕かれたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 01:14:19
138221文字
会話率:62%
「あ」
私、ウェリタは馬車に揺られて、頭をぶつけた拍子に前世の記憶を思い出した。
これから私は、クーリヴェン公爵家に嫁ぐことになっている。
今の状況はとてつもなく詰んでいた。
※以前投降した短編の長編版です。
最終更新:2025-02-19 21:00:12
104715文字
会話率:31%
「……やってしまった」
私、リオネニナはやらかしてしまったと頭を抱える。
手紙をしたため、隣で眠る男性を置いて……私はその場を後にした。
――私はあなたの番ですが、やることがあるのでそれが終えてからしかあなたの妃にはなれません。
※勢いで書いた短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:53:18
5957文字
会話率:6%
「あ」
私、ウェリタは馬車に揺られて、頭をぶつけた拍子に前世の記憶を思い出した。
これから私は、クーリヴェン公爵家に嫁ぐことになっている。
今の状況はとてつもなく詰んでいた。なぜなら私は――これから結婚する夫を殺すようにと命じられて
いるたから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 18:00:22
12375文字
会話率:36%
「私、メリーさん。」
都市伝説で有名なメリーさん。まさか自分にその電話がかかってくるなんて思わなかった。
今家にいないんだけど、この場合はどうなるのだろうか?
俺とメリーさんによるドタバタ追いかけっこ。
最終更新:2025-02-19 17:06:53
1906文字
会話率:51%
「君との婚約を破棄してほしい。僕は真実の愛に出会ってしまったんだ」
そう言って、五年の婚約期間を、それがさも当然かのようになかったことにしようとしている。
それが私、パトリシアの婚約者、カルロス・モントレーヌ公爵令息だ。
そんな陳腐な言
いようで婚約破棄されたなんて、到底受け入れられない。
だって『真実の愛』なんて、不貞の言い訳じゃない。
きっちり相手方有責での婚約破棄なり解消なりにしなければ、私の将来に差し障るわ。
だけど、その対応をする我が家の当主は、おっとりのほほんとした性格の兄だ。兄だけでは、いささか心許ない。そこで紹介してもらったのが切れ者と評判のセオドアだ。兄とセオドアとで私にとって満足のいく決着をつけてもらおうと思っていたはずなのに、事態は思わぬ展開を見せ……。
◎謎解き要素とまではいかない程度です。
◎物語は全9話で完結済みのものを投稿します。
◎初日のみ3話、以降一日2話ずつの投稿となります。
◎各話の文字数は2700字程~4000字越えと、前後します。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 18:30:00
27793文字
会話率:32%
「アリシア・シルバーストーン!お前との婚約は破棄だぁっ!」
王城の小ホール、今は王立学園の卒業を祝う会が開かれている、その会場の少し高くなったところで、我が国の第一王子殿下が声をあげた。
卒業生の代表として挨拶に登壇した王子殿下は、それ
はもう、目に見えて楽しそうだ。傍らにギラッギラに着飾った女生徒を携えて、勝ち誇った顔をしている。
「アリシア!返事をしろゥよ!」
「アリシア!どこだ!」
三回目。ようやく私の出番。
「はいはい、私、婚約破棄代行サービスの者です」
この婚約破棄、依頼人のアリシア嬢に代わり、こちらで承ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:47:21
7595文字
会話率:25%
川の欄干から飛び降りようとしていた私、白沢茜に「死ぬのなら、その命僕にくれない?」と声をかけてきたのは、たまたまパーティーからの帰り道に車で通りかかった有名企業の御曹司、西園寺璃央だった。
どうにでもなれ。と、私の命をあげた御曹司は、表面
上は金髪碧眼爽やかハーフ好青年だが、じわじわとヤンデレを発揮してきて、いつの間にか『たまたま気まぐれで拾った野良猫』扱いだった私は溺愛されていた。
私が死のうとした理由、彼の病んでいる理由。
この作品はNolaノベル、アルファポリスにも掲載しています。
お互いを必要としながらも、璃央は身分を全うしなければならくなり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 15:32:59
7373文字
会話率:32%
「私、あんたのことなんて、好きじゃないから。ばいばい」
そんな台詞を残して、先輩と消えた幼馴染。しばらくすると、幼馴染は俺の元に戻ってくる。だが、この幼馴染、なんだか様子がおかしい。
「こういう寝取られされた時、主人公に現れる存在を知ってる
?」
それ、一人二役でやるやつじゃないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 03:11:29
4791文字
会話率:57%
2034年発売、VRゲーム《テレンディア》。私、島村楓はそのゲームをやりまくっているいわゆる上級者だ。ある日、私が眠りにつくとそこには見知った天井、でもリアルで見たことはない場所、そんな場所が広がっていた。
最終更新:2025-02-17 22:31:27
4769文字
会話率:68%
30歳、人生に行き詰まり、絶望の淵にいた夏希は、神の気まぐれで異世界に転生することになった。
新しい名前は春香。けれど、美少女に生まれ変わることもなく、姿は現実と変わらないまま。さらに、与えられた能力は「暖かくする力」という地味なものだった
。
文明レベルが低く、魔法治癒が主流の異世界で、春香は自身の経験を活かし「メンズエステ春香」を開業する。
最初はまったく客が来ず苦戦するが、やがて「施術を受けると体が軽くなる」「傷の治りも早くなる」と冒険者たちの間で評判に。
いつしか春香は、「神の手を持つ施術士様」と呼ばれるようになる。
しかし、この世界では魔法こそが万能。
施術の技術が魔法と誤解される中、「弟子にしてください」と頼まれることも増え、春香はいつバレるかとヒヤヒヤする毎日を送る。
「私、ただのマッサージなんだけど…!」
そう心で叫びながらも、村人たちの信頼に支えられ、春香は異世界での新しい人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 17:28:21
39446文字
会話率:40%
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳
。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 14:00:09
143050文字
会話率:49%
「私、3日後に死んじゃうんだ」
病院のベッドに横たわった君はそう言った。
僕はその言葉を信じなかった。
だから、3日間君に会うこともなく、普通に日々を過ごした。
なのに……
3日後、君は本当に死んでしまった。
僕は後悔した。取り止めもなく渦
巻く感情。
眠れないまま布団に潜り、なんとなく時計を眺めていた。
時計が0:00を告げる。
「私、3日後に死んじゃうんだ」
目の前に広がったのは3日前の光景。
どうして……
これは、ループ、か?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 05:30:32
10028文字
会話率:21%
神による外注ミスにより転生することになったけど、なんか私、小さくない?
神の事情で球体人形の身体で転生させられてしまったショーコは元クラスメイトのハタと共に異世界を旅することにしたが、何せ私はお人形。人形を抱えた男と、人形のフリした女は一蓮
托生、トラブルに巻き込まれつつ、どうにか平穏な日々を送りたい!
転生しても中身は変わらない、一般人な2人がどうにか異世界を生きていこうと頑張るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 00:00:00
7360文字
会話率:40%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。
◇
同タイトルの短編からの連載版です。
一章は短編版に5〜8話を加筆したもの、二章からは完全書き下ろしです。ゆっくり更新になりますが、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:59:07
181139文字
会話率:58%
「ち、遅刻っ、遅刻ぅっ……!」
カミラ・ローランド子爵令嬢は、朝食のパンを咥えて、爆速で登校していた。
空を。生まれ持った規格外の魔力と魔術の才能を全力で無駄遣いしながら。貧乏ゆえに。
「すみません、うっかりして? 立てるかな?」
そ
うしてある日、曲がり角で絶世の美形に、撃ち落とされた。
「うっかり? 翼竜系の魔物を撃ち落とすための魔力撹乱魔法を、私が曲がる角度まで計算された完璧な位置に、うっかり?」
粉々に吹っ飛ばそうか、と考え始めたカミラに、謎の美形は告げる。
「カミラ・ローランド子爵令嬢。私と結婚してくれないか?」
すったもんだの末に我に帰れば、求婚してきた美形の正体は第三王子エイベルであり、しかもカミラに夢中。それはもう、遠足の前日並みに眠りを妨げられるくらいには、カミラ以外見えていない。しかし、肝心なカミラと言えば、限界髪フェチな友人と大騒ぎした挙句、
「私が殿下をお慕い申し上げているかというお話ですが」
「うん」
「わ、私、別にその殿下のお髪に興味があるわけではないのです!」
「…………うん?」
年齢イコール好きとかよく分からない歴な恋愛観、そして類まれな魔術の才能を持って爆走するカミラを、これまた壊滅的な女性を口説く技術とカミラへの重すぎる恋心を持って追い回す、第三王子のお話。
常識人不在、ツッコミ途中退場な、何でもあり勢い重視のすれ違い暴走ラブコメディです。頭を空っぽにしてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 22:25:04
20219文字
会話率:61%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した元婚約者や平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 21:15:14
30277文字
会話率:55%
あなたは自分のために、どこまで他人を犠牲にできますか?——
記憶のない彼——レン(仮名)。どうやら本来現世にあるべき肉体を保持したまま、地獄に落ちてしまった模様。自分に関する記憶を一切持ち合わせていなかったものの、唯一思い出したことは妹
の存在だった。
「必ず、必ずよ。私、この家で待ってるんだから。お兄ちゃんが帰ってくるのを……」
自分の帰る場所、そしてなぜ地獄なぞにいるのか。そのすべては、レンの名前である魂名を取り戻せば分かるのだという。
自分を取り戻すため、家で待つ妹の元へ帰るため、そして生きるため、彼が地獄で奮闘するというお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:17:52
1674文字
会話率:10%
――――あなたの婚活、お手伝いします。
そのありふれた宣伝文句が書かれた求人用紙を片手に、就活数十連敗中の四方路春海(よもじはるみ)は、所属する研究室の教授の勧めでヤタガラス婚活相談所の戸を叩いた。
そこの主は見た目が中学生の少年。
彼の巧みな誘導で、馬鹿正直に企業に受かるまでの滑り止めであることを漏らしてしまう。
「じゃあ、とりあえず現場見学からね。あぁ、面接はとりあえず合格ってことで」
「えっ? は? えぇ!?」
会話もそこそこに合格判定を出した少年に訝しみながらも、見学当日に目にしたのは普通の一般人男性と普通に見える「異世界人」である蛇の亜人とのお見合いであった。
男性は特に驚いている様子もなく、春海がつけた眼鏡でのみ蛇亜人の姿が見えるようだ。
「日本の昔話にもあるだろう? 鶴の恩返しとか浦島太郎とか。動物が化ける妖術の類の一つや二つくらいあっても不思議でも何でもない。昔の人たちを愚かだったって笑う奴がいるけど、現代人が鈍感になっただけだ。良くも悪くもね」
ヤタガラス婚活相談所の本来の姿を見て、今まで就職意欲はあっても何になりたいか目標が浮かばなかった春海の目に光が宿った。
――――私、この職業にめっちゃ興味湧いてきました!
作者が年末年始に寝込んだ時に出て来た妄想(?)をとりあえず書き綴っただけのもの。でも、婚活って割とありな設定だと思うんだよね。
(誰かクオリティ上げて書いてくれ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:50:00
100189文字
会話率:53%