龍神歴450年頃の夏は例年を上回る暑さと、それを帯びた風雨によって各地の農産物は枯れ、酷い飢饉に陥っていた。
年々熾烈を極める王国と帝国の戦いの最中に起こった飢饉は人々を疲弊させ、お互いに勝利も敗北も無くただ人が死んでいく、そんな悲惨な戦
いを展開していった。
王国で暮らす青年、ウェインは例に洩れずそんな戦いを延々と繰り返す国家に疑問の念を抱いていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 07:00:00
4345文字
会話率:30%
帝国公爵令嬢のリーゼエリンは王国第二王子との婚約を一方的に破棄され、王国・都市同盟連合から侵攻を受ける中、父と兄を戦で失い、600年以上続いた帝国は滅亡し、ついには第二王子の下で働く下級メイドの一人として奴隷のような暮らしを余儀なくされた。
亡き母の形見のバレッタに刻まれたコッカトライス(コカトリス)の紋章がリーゼエリンの心を突き動かす。「裏切った全ての者に復讐を。あの時もし万事を尽くしていれば全く別の結果だったはず!」――そしてバレッタは、リーゼエリンの復讐を受け入れる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 03:40:00
16035文字
会話率:45%
ここは、魔法を使う人間と魔物が暮らす不思議な世界。
ルイは、人間をうらむ魔物の国ヴェリア王国にすむおおかみ男の子どもです。
人間が嫌いなルイは彼らと関わらない生活を送っていましたが、ある日ルイは人間の国モンステラ帝国の幼い王女フェリネと仲良
くなりました。二人はこっそりと夜に会い一緒に遊んでいましたが、それに気づいた人間たちはフェリネをモンステラ帝国の奥へと攫ってしまいます。
大切な友達を取り戻すため、冒険に出るルイ。果たして彼は、フェリネを救うことができるのでしょうか────⁉︎
かわいい童話風に、対立する魔物と人間を描いた冒険幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 21:00:37
121611文字
会話率:28%
キール王国の王であるリサ・フォンティーヌ・ファン・ドレイファスが主人公の「ドレイファスの宝石」シリーズ続編。天使の涙編で、奴隷としてカイザースベルン王国の見世物小屋に連れてこられていた少女(遺伝子組換えの実験体)を巡る事件から数ヶ月後。花の
時期を迎えたキールを、カイザースベルンの王子アレックスが親友フレデリックとともに訪れる。キール王リサフォンティーヌは、アレックスとの久々の再会を楽しみにしていた。穏やかな春の日。のんびりとした楽しい休暇になるはずだったが、事件はまた、唐突に起こる……。
キール王国の王都マロニアで起きた事件を辿るうちに、その影響はドレイファス王国にまで波及。今回もまた、ドラクマ帝国が関わっているのか? これまでのモンスター事件とも関連が?
調査に奔走するリサやアレックス。今回も、リサは白騎士リース・セフィールドとして大活躍(予定)。
そして、ドレイファスの王太子であり、リサフォンティーヌの兄ウインダミーリアスも登場(予定)します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 19:50:11
54842文字
会話率:57%
キール王リサフォンティーヌ・ファン・ル・キール・ドレイファスは、ドレイファス王国の王女であり、ドレイファス王国の庇護を受けるキール王国の統治者。男装して剣を取り、白騎士リース・セフィールドとして戦場に出るほどの剣の使い手でもある。しかし、
リサフォンティーヌが白騎士であることは徹底して隠されており、知る者はほとんどいない。ある日、国内にGM(遺伝子組み換え)モンスターがいるという報告があがる。それを元に、自ら城下に降りて調査に乗り出すことを決め、腹心バルディス・レイ・ソートとともに、港町ウキレイへと向かう。
一方、隣国カイザースベルン王国の第二王子アレキサンドロス・ラビ・カイザースベルン(アレックス・ライデル)も、同じGMモンスターを追いかけており、部隊を率いて、キール王国との国境の街へと移動していた。途中の森で、羽の生えたグリセラトプスに遭遇したアレックスは、忠臣フレデリックと二人で、そのモンスターを追いかけて行く。
瀕死の重傷を負ったアレックスは、すんでのところをリース達に救われる。
やがて、GMモンスターが放たれた背後には、海の向こうのドラクマ帝国と、そこに保護されている、かつてドレイファスにいた天才科学者ジョバンニ・クエントが絡んでいることが分かる。採取したサンプルの遺伝子解析結果を元にGMモンスターを死滅させるアンプルを開発したキール王国は、リサとアレックスの二人を中心としたキール、カイザースベルン両国の共同戦線でこれを殲滅する作戦を決行。
一行は、ユキガシの森が広がるアイアンピークの山中で、GMグリセラトプスを迎え撃つことになる。
(登録ジャンルをSFからファンタジーに変更しました)
(この作品は、SF同人誌「Project;D」に2010年〜連載していた作品の転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 19:59:20
65363文字
会話率:47%
エルデ王国をガルドール帝国の侵略から救った最強の英雄、ユアン・ヴァイス。
しかし、戦場での圧倒的な功績が妬まれ、国王から約束された褒美は与えられず、嘆きの荒野への追放という裏切りが待っていた。
絶望の中、忠実なメイド・クララと共に荒野
で暮らすユアンだったが、二年後、王国は再び帝国の猛攻に晒され、滅亡の危機に瀕する。
タレア姫が救援を懇願する中、ユアンは冷たく告げる。
「金なんか要らない。俺がほしいのは、姫様、あんたの体だ。それも、前払いだ。いま抱かせろ」
「私の体で良ければ、捧げます。ですから、どうか国を救ってください」
タレア姫の瞳には、怒りも、軽蔑も、そして恐怖もなかった。
前払いで報酬を受け取り、剣を取ったユアンは再び戦争へと向かう。
最強の勇者として、再び国を救うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 14:19:38
31465文字
会話率:35%
ヴェルア帝国のローラン・ヴェルアは父の最期の言葉を胸にアルテイラ王国へ渡った。
そこで出会った自国の仇敵であるアリアと出会った。
ローランはやがてアリアに心を惹かれるようになっていった。
最終更新:2025-03-07 09:18:15
4072文字
会話率:25%
異世界に転生した俺は、「神に愛されし者」として認定されてしまった。
おかげで王国、帝国、魔族、神殿、さらには神々までが俺を巡って争いを始める。
「お前こそ勇者だ!」→ 嫌です。
「我が帝国に仕えよ!」→ パワハラ不可。
「神の代理戦士
になれ!」→ 絶対戦わされるやつじゃん!?
逃げても逃げても、どこに行っても戦士や剣豪、魔王クラスの化け物たちが次々と決闘を挑んでくる。
しかも、俺の「神の加護」が強すぎて、何もしてないのに最強扱いされる始末。
「お前を倒せば、俺が最強だ!!」
「いや、戦いたくないんだけど!!?」
望んでないのに戦いに巻き込まれる男の異世界バトル譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 02:30:00
8220文字
会話率:49%
時空暦722年、惑星リーザーではメガリア王国を筆頭とする大陸連合軍、それに相対するテラノス帝国を筆頭とする浮遊大陸軍が10年近くに渡って戦争を行っていた。しかしそんな中、この次元とは全く違う世界に住む高校生のクロガネ・リュウタは、ある日突
然そのリーザーに飛ばされてしまう。ひょんなことから出会った意思を持ったMH・イカロスナイトと遭遇。
彼はリュウタを元の世界に帰すための方法を探すため、共に戦いつつ旅に出る事となった。
一人と一機の果てしない旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 10:46:40
112071文字
会話率:52%
一部の者(MR保持者)だけが魔法を使うことができるある世界。
MR(マジックレアリティ)━━魔力の質と量でランク分けされMR★(一星、最弱)~MR★★★★★(五星最強)まで存在する━━
強い魔力を持つ者が国王となり、国を支配する。そんな
世界でどの国よりも広い国土を持ち、どの国よりも人口が多く、経済力も世界一。この世界約30ヵ国の頂点に立つ大国がある。名前は、テラ・ダール・ヤ・マティス帝国。
帝国の皇族皇女フィアレアラ・マティスは8歳の時、同盟国ゴ・リキ・マ・アール王国に留学することになったのだが、同盟国に着いたその日に、前世と、さらに前々世の記憶の一部(子供時代)を取り戻してしまった。
えっ?マジ?私の前世って…、、、『男』?
前世の私は、父親に呪詛をかけられ、『王子』の姿に変えられた『王女』だった。
えっ?マジ?私の前々世って…、、、『末子皇女』?
前々世の私は、父親に捨てられ、後に皇女と認められ、毎日倒れるまで強制的に魔法の練習をさせられ無理矢理皇太子にされそうになった『末子皇女』だった。
前世と前々世の私の子供時代の記憶を解放され、二人に同情したのもつかの間、大人になった前世と前々世の私が私の頭の中に勝手に出てきて言いたい放題、喧嘩し放題。どうやら、大人になった前世と前々世の私は、最高にワガママで自意識過剰の自己中女になってしまったようだ。同情して損した。ならば、もうこれ以上前世、前々世の記憶なんて要らない。こんな二人が私の前世と前々世なんて超イヤなんですけど。
『『【失礼ね、フィアレアラ。私達の子孫のクセに。】』』
『私はね、この世界一強い魔力を持つ五星だったのよ。私は、私の自由にするのよ。私は、それが許されるのよ。』
『【そうよ。私は、伝説になるほど最高に強い魔力を持っていたのよ。その私の記憶があるなんて光栄に思うことね。】』
…。
私も将来こんな自意識過剰で最悪にワガママな大人になってしまうのだろうか?
イヤ過ぎる…。
目立たないようにひっそり地味に生きてきた人生が突然ガラリと変わってしまった傍系皇族皇女フィアレアラのお話です。
前作
太陽の王子~呪われた体だけどもしかして都合いい?幸せにする幸せになるための選択~
の続編になります。
前作の登場人物が先祖として出てきますので、先に前作をお読みいただくことをお薦めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:00:00
1278528文字
会話率:44%
戦場に、一人の少女がボロボロになって倒れている。彼女はあと少しで、死ぬ。そんなはずだった少女の運命は、一人の男によって書き換えられる。ナナ番隊指揮官・アラタ。少女の元に訪れた男は、彼女の命を救い、その身を自らの屋敷にまで持ち帰り、保護した
。王国は戦争に負けたが、少女は帝国で平和な、幸せな日々を暮らすことを許された。男は毎日少女の元を訪れ、少女はそんな日々をたまらなく幸せに感じていた。だが、そんな日々がずっと続くことはなかった………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 15:37:07
4888文字
会話率:61%
山奥に一人暮らすキッドは、緑の公国を追放された魔導士だ。
そんな彼の元に、紺の王国の王女ルルーが、助力を求めて来た。
何度も断るキッドだったが、ルルー王女の必死な想いに心を動かされ、紺の王国の軍師として力を貸すことを決意する。
だ
が、紺の王国は小国。近隣の黒の帝国の脅威にさらされ続けていた。
このままでは、この国を守ることができないと考えたキッドは、かつて敵として戦ったこともある伝説級の女暗殺者、共に戦った女騎士も仲間に引き入れ、ルルー王女のお願いを叶えるため、戦に身を投じる。
※各国が覇権を争う戦記と、3人の女の子との関係を描いた、戦いと恋のハイブリッドファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 21:08:32
553698文字
会話率:34%
妹を庇い、言うも無惨な死を遂げた兄は───〖王国〗と〖帝国〗の二大国家が戦争を繰り広げる異世界に、アレンという名前を得て転生した。
傭兵団[クラウ・ソラス]の副団長として、戦いに明け暮れる日々が続くが……
大戦と停戦、魔術と魔法、青年と
少女、人間と怪物。
そして思い知らされるのだ。自分の知る世界がどれだけ狭く、甘かったのか、を。
◆◆◆
カクヨム様に先行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:16:22
29007文字
会話率:23%
幼馴染2人(少年少女)がそろって異世界に転移された。
転移先の世界は、王国と帝国、2つの国家によって支配されていた。
少年は、一緒に転移されたであろう少女を探していく過程で様々な困難に立ち向かいながら、信頼できる仲間を増やしていく。
一方、
少女が転移された先は劣悪な環境、少年に会いたいがために非道なことに手を染めてしまう。
そのなかで徐々に少女は自我を失っていき、、、、
そして暫く停戦状態だった国家間が、2人の転移をきっかけに再び戦争へ・・・
果たして、少年は、少女を救うことができるのか。
そして元の世界へ戻ることはできるのか。
そもそもなぜ二人は転移することになったのか、そこには転移先の世界の根幹につながるある秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 14:44:08
578文字
会話率:30%
[物語紹介]
「際限の地」という大地、闇の時代と古竜の時代は次々と終わる。多くの王国がロンギヌスの名で団結した人類の「帝国」を迎え、そして人間の血を吸うの吸血妖精の聖域「ジオン」。
お互いに千年以上も戦争を続けてきる、しかし、百年前の「欠片
の夜」後に破壊された。
最後のロンギヌス王の死、盗まれた黒い王冠。人類はもう一度血族に飼われる灰色の時代に戻り。
王冠を修復し、世界のバランスを取り戻すため。巨大秘密を背負った白い髪の剣士北辰、一人ぼっちで王冠の欠片を集める旅に出た。
そのため、血族の頂点に立つ——真祖、神血武装使うの血殺師、そして神の力を与えられたの神人、北辰の旅を織り交ぜ、破滅の世界に、暗く、ロマンチックな冒険物語を作りあげる。
「もし、「終焉」が降臨たとする、私たちは本当に再会できるのか——」
[注意ください]
一、1巻では基本的なキャラクター設定や世界観の紹介が中心でしたが、2巻からは本格的なメインストーリーに突入します
※完結する物語の文字数は二百万くらいですが、できるだけ最後まで書き続けます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 17:44:05
97076文字
会話率:49%
フェアノーレ王国の公爵令嬢であるグレイスは、過去にこの国の王太子の婚約者だった経験を持つ。しかしその王太子は、母である当時の王妃が側妃を毒殺したことにより、巻き込まれ、廃嫡となった。グレイスは婚約白紙になり、その心の傷を癒すため、隣国ルダリ
スタン帝国に留学することになった。そして5年後帰国してみると、現王太子で幼馴染みでもあるアーレンに呼び出され、ある男爵令嬢との『真実の愛』を貫く為、王太子妃教育を修得したグレイスが側妃になり、共に国を支えて欲しいと懇願される。拒否するグレイスにアーレンは、白い結婚を約束し、それを理由に3年後離婚する事を約束する。更にその際、グレイスの初恋の相手であるダリウスに降嫁させる事を提案してくるが·····。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 20:01:36
404237文字
会話率:43%
リン・イリシャン、人々は浙于に入り、ある人々の魂は生まれ変わるか転生する。大陸の中央は中央平野であるが、国境は高い山々に囲まれており、誰も生き残ることはできない。しかし、そこには異世界から来た人々が住んでいる。主人公は…。ちなみに、もう一人
別の人物が登場する。立ち上がらないリンメイ。その後、最初の強力な帝国であるチーが生き残り、その文明は途切れることなく続いていた。しかし、大夏が分裂し始め、その後チーが再統一を果たす。そして、チー・シーファンが皇帝を宣言したとき、彼は時代を超えて一人の皇帝として名を知られるようになり、将来も皇帝となるだろう。彼は中央集権的な権力を確立し、その時、大夏は逃げ出した。彼は「ポジションセレクションシステム」という選択制度を構築した。
この制度には長所と短所があり、大きく5つの特徴を形成している。他の家族や家系は、この制度から利益を得ることができ、皇帝の座に就く可能性も秘めている。彼らは公務員ではなく、正統な王室として、休息と回復を求め、正統性を失いたくないと考えている。その後、チー・シャオファンは祖先が蓄積した力によってさらに強くなり、高みを統一した。大夏王国は途中で滅亡したが、一部は生き残り、西へ移動して西夏帝国を再建した。そして、帝国は外国の侵略を防いだ。
物語の冒頭、山門は林石を通り抜ける。水堂に懇願した後、ジ・フイは同盟を結ぶことに同意した。その王宮で、斉孝帝が亡くなり、皇権は真空状態となった。王家が現れ、選挙を開始するのは良いことだ。選挙は投票によって行われ、国内には他の家族が存在する。他の家系も紹介されるが、優れた家族と聖なる家族がおり、彼らは互いにライバルである。彼らが最も強く、互いに抑制と均衡を保ち、他の家系は比較にならない。優れた家族の姓は謝ハンで、彼らが台頭し、官吏となって特別な地位を得る。王宮に赴き、聖なる家族の蘇崑から羨望の目を向けられるが、蘇崑は彼を陥れようと企む。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-21 14:50:12
6338文字
会話率:20%
「姫様、私の代わりに死んでくださいな」
生まれつき右肩に痣があったメーダ王国の末姫レティーシャは、『前世は罪人』という伝承がある王家の汚点。痣と姿を隠すため、彼女は国王に命じられて王宮の奥でひっそり暮らしていた。そんなある日、神託によって帝
国から皇太子妃にと望まれる。ようやく日の当たる暮らしが――とレティーシャは期待で胸を膨らませていたが、影武者だったリズの裏切りにあってしまう。名前と花嫁の座をリズに奪われたので、こうなったら逃亡中に保護してくれた魔術師グレンとの生活を楽しもうと思います!
◆pixivにてコミカライズ公開中
◆本作は短編版『花嫁の座を奪われた六花の忌み姫ですが、ツンデレ魔術師と森暮らしを堪能中』の長編版です(2万文字⇒10万文字に大加筆)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 08:00:00
103227文字
会話率:31%
メーダ王国の末姫レティーシャの右肩には、生まれつき痣があった。痣は『前世は罪人』だと信じられているこの国において、レティーシャは王家の汚点。痣と姿を隠すため、彼女は国王に命じられて王宮の奥で暮らしていた。そんな彼女は、神託によって大陸一の大
国ルートビア帝国から王太子妃にと望まれる。ようやく日の当たる暮らしが――と期待で胸を膨らませていたが、ルートビア帝国への移動中、侍女であり影武者だったリズに裏切られてしまう。名前と王太子の婚約者の座をリズに奪われ、命まで狙われことになったが……保護してくれた魔術師グレンとの生活が楽しいので問題なし! でも、レティーシャに成り代わったリズの方はそうでもないようで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 08:00:00
19783文字
会話率:42%
活路を見出せず、自殺してしまった高校一年生のシュン。
遺言書の最後の1行「転生したら国王になる」
そんなシュンが転生したのは、布団王国と言って布団がたくさんの国。
平和だった世界に、闇を落とす影。
バイウ帝国の魔王が、楽園に大雨を降らしたの
だ!
特殊なわたを用いていた布団も、この大雨には耐えきれない。
そんなさなかシュンはひょんなことからあるものを聞いてしまう。
それは布団王国 現国王マーフォルドとバイウ帝国の魔王オーアメの密談だった——。
中学初級から・ローファンタジー
少し残酷な描写があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:18:38
969文字
会話率:15%
アルベルト・ヴァルスは、帝国の首都で名を馳せる錬金術師だった。彼の才覚と知識は、王国を支えるために多くの優れた発明や魔法的な技術を生み出してきた。しかし、彼は過酷な労働を強いられる日々が続き、失敗が続くようになる。そしてついに無一文で追放さ
れる。憔悴したアルベルトは小さな村で、村人の手伝いをしながら徐々に実力を発揮していく。穏やかな生活の中で噂は広がり、彼を追放した大公の耳にも届く。帝国を守るためふたたびアルベルトを呼び戻そうとするが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 22:53:26
6590文字
会話率:47%
「お前のような下級貴族の養女など、もう不要だ!」
五年間、婚約者として尽くしてきたフィリップに、冷たく告げられたソフィア。
他の貴族たちからも嘲笑と罵倒を浴び、社交界から追放されかける。
だが、彼らは知らなかった――。
ソフィアは
、ただの下級貴族の養女ではない。
そんな彼女の元に届いたのは、隣国からお兄様が、貿易利権を手土産にやってくる知らせ。
「フィリップ様、あなたが何を捨てたのかーー思い知らせて差し上げますわ!」
逆襲を決意し、華麗に着飾ってパーティーに乗り込んだソフィア。
「妹を侮辱しただと? 極刑にすべきはお前たちだ!」
ブチギレるお兄様。
貴族たちは青ざめ、王国は崩壊寸前!?
「ざまぁ」どころか 国家存亡の危機 に!?
果たしてソフィアはお兄様の暴走を止め、自由な未来を手に入れられるか?
「私の未来は、私が決めます!」
皇女の誇りをかけた逆転劇、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 13:38:53
20209文字
会話率:50%