「好きなの……その3角ピースみたいな顎が!」
私立・尖凛(とがり)学園の高校1年生 三角(さんかく) このみ は、学園1イケアゴの阿古野(あこの)くんに片思いをしていた。
阿古野くんの顎で過去に痴漢の被害に合いそうな所を助けられたり、先生
に当てられそうになるのを防いでくれたり、転びそうになる所を受け止めてくれたりetc.
全て顎で助けてもらえたのだ。
そんな顎に惚れちゃったこのみは、阿古野くんに猛烈アタックをするが、全て顎でブロック(拒否)されてしまう。何故か学校中からは「怒らせるとケツ顎にされる」と恐れられている阿古野くんには実は辛い過去があって、人に心を閉ざしていた……。
真っ直ぐで不器用な顎と、ストレートに思いをぶつける少女の、ドタバタラブギャグ顎コメディ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 11:22:44
2845文字
会話率:41%
リリィは、父親と弟の三人で辺境の貧しい村で暮らしている。
しかし、元々家族は裕福な貴族、フィデラル子爵家として王都の近くに住んでいた。
今から7年前に、ある事件が起こった。
フィデラル子爵邸が放火で焼け落ち、リリィの母親が亡くなったのであ
る。
不幸はそれだけにとどまらず、焼け落ちた屋敷跡からフィデラル子爵が不正をしていたとされる文書が発見された。
子爵は必死にこの冤罪を否定したが、当時の皇帝は彼を辺境の地へと追いやったのである。
そうした過去を背負っていきていたリリィに新たな出会いが訪れる。
「ようやく見つけた、我が花嫁」
リリィに求婚しに来たのは、父親に処分を下した元皇帝の息子、アルベルトだった。
彼は父亡き後、皇帝となりその戦果や冷酷さから『冷徹皇帝』と謳われている。
だが、リリィは知っていた。
彼こそがフィデラル子爵邸に火をつけたと噂されていた人物だったからだ。
しかし、彼からは衝撃の事実が告げられる。
それを聞いたリリィは、自らのある『才能』を使い、彼と契約結婚して復讐することを誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 19:03:54
9957文字
会話率:39%
感謝をこよなく愛する青年、西月一朗太(にしづき いちろうた)。彼はある日、不幸にも……否、幸いにも命を落とし、異世界へと転生した。
人々に感謝される、最高の日々が幕を開ける――なんては無かった。不死身なだけの、ただそれだけの、それだけし
かない、その程度の救世主様。彼が人を救う時、彼が真に求めるは――感謝の愉悦だけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 17:41:29
9618文字
会話率:34%
許嫁をどこぞの馬の骨女に奪われこれまでの人生を否定されたと考えてしまったリリーナ・ルーベンシュタイン(主人公)は、相手の女性に日々嫌がらせをしていた。そんな中、許嫁との婚約パーティで二つの事件の冤罪をかけられ投獄されてしまう
そこから一年後
、突如牢の壁に爆弾を投げ込まれ、彼女はディードリヒ・シュタイト・フレーメン(※ヒーロー)に誘拐される
数奇な運命は彼女を振り回し、癒し、自我を取り戻させていく
「ねぇリリーナ、今夜も一緒に寝ていいよね?」
「お断りですわ!」
ディードリヒの過剰な愛情表現を除けば、だが
しかし、このまま時だけが過ぎるのだけはよくない。そう考えたリリーナはこの居場所から飛び出す覚悟を決める
しかし自ら考えた作戦を決行するも捕まり、気がつけば元の屋敷へ
そこに現れたディードリヒとのぶつかりを経て、彼女はまた一つ自分を取り戻す
ぶつかり合いから二週間、出先から帰ってきたディードリヒは人が変わったように過剰な愛を抑え始める。急なことに追いつかないリリーナは、そこで初めて、これ以上自分の思いを誤魔化せないことに気づいた…
こちらはカクヨムで連載しているものを再編集したものです
最新話の掲載は常にカクヨムになります。お好みの媒体でお楽しみください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 17:20:00
810013文字
会話率:54%
母子家庭に生まれ育った高校一年生、霧暮素直は、特に不満の無い生活を送っていた。
出版社に勤める母、霧暮良子を助けるために家事に専念し、家計を助ける為にバイトを選択し、最低限の拘束である図書委員を選択した。
同じ一年生、図書委員の伊静流早蕨と
共に、その日も変わらない、普通の一日を過ごすはずだった。
だが、図書室にて脚立から落下した素直は、同じクラスの姫野宮入直と激突し、身が入れ替わってしまう珍事件に巻き込まれてしまう。
いつかは元に戻れるのを想定し、陽キャ集団のリーダー格だった入直として生活を始める素直なのだが。
「なにこのゴミ屋敷」
誰も気づかなかった、母親、姫野宮夏帆の死によって家庭崩壊していた、姫野宮家の実態。
「入直、最近良くなったね」
入直の幼馴染であり、彼のことが大好きな久栗佐。
「お兄ちゃん、ご飯なんか作れたの?」
妙に接近してくる、中学校一の才媛である入直の妹、姫野宮真冬。
二人の女の子に迫られながらに過ごす生活は、素直にとってあり得ないほどに充実した毎日だったのだが。
「元に戻ったとしても、俺は、久栗佐保とは絶対に付き合わねぇぞ?」
入直は、幼馴染である佐保を否定する。
家庭崩壊の理由、入直が入れ替わりを受け入れた理由。
様々な秘密が明かされるとき、彼の抱えていた闇が、赤裸々に語られる。
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 11:44:12
121899文字
会話率:40%
春から花宮高校へと入学する一人の少年、黒崎桂馬。
彼のもとに突如として来訪したのは、法務省管轄青少女保護観察課の渡部という男だった。
両親と共に聞かされた言葉、決して逃れる事の出来ない責務。
「黒崎桂馬君、君は、青少女保護観察官に選任され
た」
非行に走る少女を更生し、正しい道へと導く者を指す言葉。
裁判員制度と同様に、青少女保護観察官は拒否が許されない。
淡々と進む話の中で、顔合わせとして部屋に入ってきた赤毛の少女。
「火野上ノノンさんだ。高校三年間、国が用意した施設にて、君は彼女と過ごすこととなる」
薄汚れフケにまみれた髪、ゴミ溜めのような異臭、虫歯だらけの歯。
こんな人と一緒に三年間も過ごさなくてはいけないのかと悩む桂馬だったが。
渡部から知らされた彼女の凄惨なる過去を知り、彼は一人決意を新たにする。
非行少女との同棲生活の果てに、桂馬は彼女をどう受け止めるのか。
様々な障害や問題を越えた先に、桂馬が導き出した答えとは。
彼女は知ることとなる。
これまで存在しなかった、幸せという名の感情を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:17:16
102888文字
会話率:50%
小説家の本質は、嘘である。
では、その嘘に本音が混ざったなら、それはもう小説ではないのだろうか?
答えは否だ。
終わらないで欲しいと思うことは罪である。
では、その罪に涙が落ちたのなら、誰かはそれを許すのだろうか?
答えは否だ。
『彼』
の本質は嘘である。
『彼』の罪は誰が咎める?
『彼』の罪は誰が償える?
『U』は変わらず、すべてを飲み込み続ける。
いや……すべてを持ち続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 08:01:24
1112文字
会話率:50%
時砂が降る砂時計都市〈クロノグラス〉。スクラップ回収屋の高校生・綾瀬真生は、廃アパートの屋根裏で“玻璃製”の棺を発見する。中から現れた美しき人造少女リヴィア=フィラメントは、脱走中の実験因子――追手の機械兵から逃れるため、真生に搬送主を仮認
定させる。
登場人物紹介
綾瀬真生
年齢:16歳(高校生)
職業:スクラップ回収屋
特徴:誰よりも機転が利く大胆不敵な性格。人一倍の正義感と面倒見の良さが、リヴィアとの絆を後押しする。星紋チート覚醒後は、未知パラメータ∞の力を自身の信念で制御しようと奮闘する。
リヴィア=フィラメント
型番:実験因子《エクスペリメント・ファクター》
性格:論理優先の人工生命体として創造されたが、真生との逃亡劇で嫉妬・羞恥など“人の心”を学び始める。自身を“道具”と呼んだ過去を否定し、自由意志を渇望する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 02:35:02
5436文字
会話率:42%
俺は、社会人の姉の愛奈と二人暮らしをしている高校生。彼女は俺を大切にしてくれるのは嬉しいが、だらしがなくて毎朝出社拒否を叫ぶ駄目な大人だ。そんな俺と愛奈の前に現れたのは、奇妙な生物と街で暴れまわる怪物。そして愛奈が魔法少女に変身して、怪物を
倒してしまった。この街を守り人々の希望となる魔法少女なんて、俺の姉にはちょっと荷が重すぎる。しかも他に魔法少女のメンバーとなったのは、モフモフに命をかける小学生に、片足の無い車椅子の同級生!? 果たして俺は、個性的すぎる魔法少女たちと共に世界を守ることはできるのか。そんな、俺と魔法少女とその他の仲間の、戦いと日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 19:01:45
1640281文字
会話率:55%
狩人のフィアナと、ワーウルフのユーリは共に十二歳。ふたりでユーリの故郷である、ワーウルフの里へ向かうこととなった。そこでは五年に一度の首長決めが控えていて、首長に興味がないユーリもまた、否応なしにこれに巻き込まれていく。そして、ついに血が流
れる事態となった時、フィアナたちは事態の収集に立ち向かうのだった。
【8万8千字ほどで完結予定。 拙作「転移使い魔の俺と無能魔女見習いの異世界探検記」(https://ncode.syosetu.com/n1166fd/)のスピンオフとなっておりますが、この話から読むことも可能です。面白かったら是非、本編も覗いてください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 19:00:26
88691文字
会話率:43%
その日、世界はゾンビに襲われた。自称進学校の生徒会長を務める三鈴真美にとっても、ゾンビの脅威は否応なしに襲いかかる。校舎を埋め尽くす、元は中高生だった者たちのゾンビ。その全員の名前を、彼女は知っていた。
最終更新:2022-11-02 19:12:15
13859文字
会話率:10%
駆け出し冒険者である俺、リヒトは、初めてのダンジョン探索で早々にパーティーからはぐれ、迷子になってしまった。必死に脱出路を探すも力尽き、ダンジョンの奥深くで意識を失ってしまう。次に目を覚ますと、体中が異常なほど温かく、視界には「魔力:測定不
能(∞)」というステータスが表示されていた。どうやら、行き倒れていた場所がダンジョン最深部の【魔力溜まり】だったらしく、その影響でとんでもない魔力を手に入れてしまったらしい。
魔力は無限大になったものの、生憎、俺は魔法の才能が皆無で、簡単な火の玉一つ出すこともできない。さらに困ったことに、この規格外の魔力が外部に漏れ出しやすいようで、周囲の魔物や環境に予期せぬ影響を与えてしまう。このまま地上に戻れば、きっと騒ぎになるに違いない。
「この魔力は、何としても隠さなければ…!」
魔力を制御しきれないまま、どうにか地上への生還を果たした俺は、目立たぬよう冴えない冒険者を装うことに決める。しかし、わずかに漏れ出す魔力が、皮肉にも周囲の勘違いを招いてしまう。
「あのショボい魔法、一見弱そうに見えるが…いや、あれは魔力を極限まで凝縮した結果だ!」「間違いない、彼は力を隠している!ただ者じゃないぞ!」
俺が意図的に弱々しい魔法を使ったり、地味な行動をとるほど、周囲は「実力を隠している」「何か深い考えがあるに違いない」と勝手に深読みし始めるのだ。ついには「人類最強の魔術師」「隠れた英雄」などと囁かれるようになり、難易度の高い依頼や、危険な陰謀に巻き込まれていく。
俺はただ、静かに冒険者を続けて、いつか故郷に錦を飾りたかっただけなのに、なぜこんなことに!?
これは、規格外の魔力を持ちながらも魔法が使えず、その力を隠そうとすればするほど周囲に勘違いされ、「人類最強」として祭り上げられてしまう主人公の、波乱に満ちた物語である。自身の無自覚な行動や、漏れ出す魔力が引き起こす予期せぬ現象によって、彼は否応なく世界の中心へと駆り出されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 15:00:00
10667文字
会話率:33%
世界は未曾有の危機に襲われた。
人々は未知の病原菌により映画の中の「ゾンビ」と化してしまった。
日本に住む「葛城相馬」も平穏な日々を奪われ、狂気の世界に否応なしに放り込まれていく…
救いの無い世界で、相馬はどの
ように生きていくのか…
※グロ有り・基本的に鬱でいこうと思います。ヒロインはいません。人間が極限状況でどうなるのかを描いていこうとしてます。メインで書いているのが別にあるため、不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 14:54:01
220837文字
会話率:28%
人と関わる事に否定的な主人公が、そんな主人公と仲良くしたいヒロインと出会い、色々と過ごしていく中で考え方が徐々に変わっていく物語。
最終更新:2025-06-09 06:00:00
16750文字
会話率:53%
戦いが始まった…
ルジは部下であるムネと共にアメリカに潜伏する最上位天使を殺すために「対天使局アメリカ支部」と協力し天使の討伐を目指すが…すでにアメリカ支部は天使の手に堕ちていた。そんな中「アメリカ支部長」であるビルと共に逆転の1手を模索
するのであった
ルジから貰った情報を基に、光希は天否と世界的に有名な過激な教団の関係性を調べ始めた。とある情報屋から過激な教団の拠点の1つがエジプトだという情報を手に入れた光希はエジプトに向かい、そこで最上位天使第4位のルミや最強の殺し屋の神喜と出合った
天否と白姫は昔の白姫の仲間であり友達の「赤奏」に会いにイタリアのヴェネツィアに向かった。しかし、赤奏の気配はなく歪な気配がヴェネツィアの水から発していた。翌日に目を覚ますと、ヴェネツィアにいる人が全員倒れており、2人は対天使局イタリア支部と共に事件を解決するために動き始める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:00:00
306034文字
会話率:35%
世界に突然神々しい存在が陰ながら現れ裏から世界を改変しようとしていた、国はそれらのことを天使と呼び天使に対抗するために対天使局を作り出して陰ながら戦っている
ある日、鶴のような天使と出会った、天使殺しである天否は彼女を殺さなければならない
が彼女に「私の居場所になって」と言われ彼女は姿を消した、しかし家に帰るとなんとその天使が家に居たのだ
話によれば彼女は人のように暮らしたいと思っているらしく、その考えから他の天使にすら命を狙われているらしい、そして彼女はこの世界での居場所が欲しいらしく一緒に暮らしたいと頼んできた、そして仕方なく1週間の間に心を動かせれば居場所になると彼女に約束をした、こうして天使殺しと天使による共同生活が始まった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 00:00:00
43061文字
会話率:63%
二面性の強い女が、恋愛アニメを見ていた。
そこで出てきた彼女を見ると、ピクっと眉が動く。
えー、付き合っちゃえよ〜。嫌なら別れればいいじゃーん。
気に触ったのだと思う。此奴も気が多いから、同族嫌悪だろうか?
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
体質的な問題もあって、『適当に付き合う』とか「ノリで付き合う」ってのが苦手です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:19:03
973文字
会話率:35%
自己肯定感の低さは幼少期に起因している事が多い。
だから成長して『自己肯定感を上げよう』などと言われても、今更何を我が物顔で言ってるのか。という気持ちにしかならない。
今まで散々否定して、やっと駄目だと自覚したのに、何故今さら其れを撤回す
るの?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
何故、メンヘラが治らないか、自己肯定感が低いままなのか、分かります?
これ以上傷つきたくないから、人に裏切られたくないからなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:29:14
1032文字
会話率:35%
長くも短い休日を終えた本日。仕事へのモチベは当然低く、程々にいなして今日を終えた。
今日も寝そべっていると、同居人が近寄って来た。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間な
ので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
GWは体感四秒で終わりました。
でも振り返ってみたら、結構身が詰まってましたね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:18:16
880文字
会話率:37%
貴族なら全員が通うこの学園は、とにかく自由恋愛禁止が徹底している。全寮制で男女別、教師やスタッフすら男女別。異性と接するのは週に一度、三十分だけ許可される婚約者との面会のみ。しかも格子越し。否応でも燃え上がる婚約者たち。そんな学園でも、やら
かす奴はやらかす。「クラリッサ!お前との婚約を破棄する!」格子の向こうで叫ぶのは、私の長年の婚約者ラッサーリ殿下その人だった。頭痛い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
3392文字
会話率:31%
激動の南北朝時代、英雄ならざる時代の影法師たちの生き様を描く。
鎌倉幕府が滅び、公家一統の世を迎えた時代。
時の帝・後醍醐帝から朝敵とされた足利氏は、否応なく時代を動かす存在になっていく。
窮地の足利を支えるのは、累代の家人・高一族。
足利尊氏の執事・高師直の実弟として生を受けた高重茂は、名将たちへの複雑な思いを胸に抱えながら、激動の南北朝時代を駆け抜ける――!
※本作は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
911193文字
会話率:37%
魔王を倒した王子と共に活躍をした騎士ライサンダー。
平民出身の彼には、爵位と領地、そしてとびきりの美しく賢い令嬢が妻として与えられることになった。
全く女性にモテなかった無骨なライサンダーは、拒否権もなく自分と結婚することになってしまっ
た気の毒な妻を大切にしようとひたすら奔走する。だが、不器用な彼の行動は空回りし誤解を招くばかり。
妻となるアナスタシアは、政略として粛々と受け入れつつも、存外ライサンダーのことが気になっていた。
けれど二人は距離を詰められないまま、結婚式を挙げ、初夜を迎えることとなった。その結果は…?
設定ゆるゆるのほのぼのファンタジー。一応初夜の話なので、それらしき内容は出て来ますが、具体的な描写はございません。
ふんわり加減をお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:00:00
13396文字
会話率:37%
かつて強大な力をふるい国をおとしめようとした「魔女・リゼリア」を封印した、英雄の国王・ユリウス。その一人息子・エルヴィンは、容姿も能力も申し分ない完璧な王子だ。ただ、彼は傲慢で支配欲の強い、独善的な男であった。ある日、エルヴィンは通っている
学校で、「魔女」が王宮に封印されたままであるという眉唾物の噂を耳にする。冗談半分に父王の側近に尋ねれば、彼はそれを否定しなかった。
成人を控えた19歳のエルヴィンはその「魔女」をついに探し当てる。そして予想外にいたいけな姿の彼女に一目惚れし、封印を解いて秘密裏に自分のものにしようと画策する。
封印を解かれた魔女・リゼリアは、魔女である記憶を失っており、見た目通りの可憐な少女であった。エルヴィンは彼女を大事にする方法が分からず、高圧的に彼女を支配し、監禁するが、終始おびえる彼女にいらだちを募らせる。
一方、リゼリアは王宮で隠されて生活する中で、そのうちユリウスの気配を気にするようになっていった。自身を封印した男に復讐でもするのかと危惧したエルヴィンは、国王を含めお前を誰にも近づかせることはないと宣言する。だがリゼリアはひょんなことからユリウスの目に入ってしまう。国を脅かした魔女の封印を解いたことがバレたら、と焦るエルヴィンを横目に、リゼリアはユリウスにすり寄って、ささやかな愛を口ずさんでいた。ユリウスも、そして彼の側近の騎士も、リゼリアの登場に驚くとともに、その表情には安堵と憐憫が浮かんでいた。
異様なその空気に、エルヴィンは戸惑い、そして彼らの過去を調べ始める。リゼリアの衝撃の過去と、絡み合うあまたの人生をエルヴィンはどう受け止めるのか。
国の悪役「魔女」となるまでのリゼリアの転落の物語、そして彼女を取り巻く切なく、悲しい愛の物語を書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 04:36:28
1851文字
会話率:9%
大陸一の美女と称される公爵令嬢リリスは、17歳。銀色の長髪と紫の瞳を持ち、完璧な令嬢として誰もが憧れる存在だ。しかし、彼女は人とは違う「感情の欠如」という深い悩みを抱えていた。いつも笑顔を作り、周囲の期待に応える一方で、本当の自分の感情がわ
からず、心の中には鍵がかかったような空虚があった。
そんなリリスに突然、19歳の皇太子レオナールとの婚約話が持ち上がる。金色の短髪に青い瞳を持つ彼は、超絶イケメンで社交的。明るい笑顔の裏に、誰にも見せない暗い過去を秘めていた。初対面の時、彼はリリスの「感情の欠如」に気づき、興味を持つ。
皇太子は積極的にリリスに近づくが、彼女は自分の心を守ろうと距離を置き、彼の接近を拒否する。そんな中、二人は夜会の舞踏会で再び出会う。リリスは距離を置こうと強く決意していたが、控えめに接する皇太子の姿に胸がざわつく。彼の誘いに応じて踊るうちに、リリスは初めて自分の心が揺れていることに気づき始めるが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:55:49
2513文字
会話率:22%
高校二年の夏。最高の青春を夢見ていた奈良省吾の前で、彼女――国民的芸能人であり我が校きっての美少女ーー鈴木愛莉は鉄骨に押し潰され、命を落とした……はずだった。
しかし彼女は死んでなどいなかった。否、正確には“異世界に転生した”のだ。
愛
莉の身体を巡って、現世に転生してきたのは――スライム。
「ひと言で言えば異世界と現世は等価交換。元に戻すには、入れ替わった“異物”を消すしかない」
愛莉の身体を乗っ取った自称神こと第72世界付時空検閲官“紫微”と共に、省吾は現世に潜むスライムたちを討伐し始める。一方、見知らぬ異世界で目覚めた愛莉は、自分の居場所と生きる意味を探す旅に出る。
交差する二つの世界、すれ違う二人の想い。
期限は一か月――夏休みが終わる前に、彼女を取り戻せ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:34:09
26420文字
会話率:42%
親友だと思っていた相手に裏切られ、怒りを抱えたまま死んだと思っていた主人公の神野力(カンノリキ)。
目を開けると知らない世界。
元親友の裏切りに対する怒りを抱えたまま、強制的に異世界での新しい人生が始まった。
※旧タイトル「2度目の生は異
世界で」はとある作品のタイトルと似過ぎていたため、変更しました。
※ノベルバとマグネットとカクヨムにも掲載しています。
以下、ネタバレ含むあらすじ
※18ページまでのネタバレあり
冒険者となった主人公は準備を整えて、魔物狩りへと向かうが、思っていたより難しく、死にかける。
どうしたものかと思っていたところで奴隷商と出会い、仲間として奴隷を買う提案を受ける。
そこで出会った死にかけの奴隷、アリアローゼととある約束をして契約を結んだ。
アリアローゼの病気を治し、共に冒険を続けると、やはり1人よりも2人の方が楽であり、順調にレベルが上がっていく。
あまりに順調に進みすぎたために無理だと思われた約束が達成されてしまい、アリアローゼを奴隷から解放することになってしまうが、なぜかそれをアリアローゼ自身が拒否し、2人の冒険が続くこととなった。
簡易的な主要人物紹介。
※162ページまでのネタバレあり。
神野 力…主人公、ガントレットで殴る。
アリアローゼ…人族、支援・回復魔法使い。
イーラ…スライム、食べる。
セリナアイル…獣人、短剣使い。
カレン…鬼人族、…。
アオイ…鬼族、刀に憑依した殺人鬼。
テンコ…精霊、精霊使い。
サラクローサ…鱗族、槍使い。
ヒトミ…元魔物、人真似得意なモーニングスター使い。
ソフィアランカ…鳥人族、魔法使い。
サーシャ…吸血鬼、血液使い。
ウサギ…ステエラ、隻腕の脚使い。
ヴェルデナーガ…龍族、ステゴロ。
ガルナ…ドワーフ族、姉。
ガルネ…ドワーフ族、妹。
ナルセニア…魔人、素手時々盾&ハンマー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:21:12
2230992文字
会話率:37%