高二の夏休みを利用して母の田舎へ訪れた。
目的は病床の叔母を連れ帰ること。
……だったのだが、ひょんなことから御山の神社へ使いに出された俺は、そこで妙な女と出くわすのだった。
真っ黒で妙な笑い方のそいつは、あろうことか鳥居から飛び降
り、からりと言うのだった。
自分は妖(あやし)なのだと。
うーん。夏の日差し、デンジャラス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 13:21:50
25628文字
会話率:48%
人波溢れる東京で働く光里と、
病床にあってもなお心のままに生きる祖父、和正。
忙しいを言い訳にして、今まで何をしてきたと言えるのだろう。
大人になって得意になったことは、我慢と妥協。
つまらなくも安定感のある今と、クローゼットに押しこめた
夢とを、
秤にかけたことなんてなかった。
それでも祖父は、私には輝いて見えた。
祖父の背中に夢を見つけた、孫娘の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 23:52:20
1737文字
会話率:24%
―苦しまずに死ねるのならば・・・
重い病気を抱えている親友しおりを気遣う、ゆきえの思いとは・・・?
※弐月の馬鹿の寄り道小説第一弾です。連載が止まったらこちらをお読みください
ですが、百合が苦手な弐月が書きましたゆるい百合?ですのでご注意
を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-20 22:36:35
2096文字
会話率:31%
昭和50年代の片田舎を舞台にした、ちょっと切ないジュブナイル小説。
ある日の夕暮れ、病床の少女と知り合った「僕」は彼女との交流を深めていく中でこの町に伝わる不可思議な伝承を知ることになる。
注意※
他サイトで投稿していた作品の自主改訂版
になります。
なお演出上、実話ということになってますが、あくまでもフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-16 04:07:44
8446文字
会話率:32%
嘘をついて心を守っていた少女の、まだ幸せな昔話。
『エリュシオン』の番外編になりますが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
最終更新:2014-07-02 22:02:38
1840文字
会話率:6%
エルトリア帝国の皇女エストリカは、病床の皇帝に代わって国政を取り仕切る枢密院から突如として「ゴルニア属州総督」に任命される。
総督に任じられたものの、エストリカはそれを素直に喜ぶことはできなかった。なぜなら、ゴルニア属州などというものは「ま
だ」存在しないからだ。
一方、諸部族の割拠するゴルニアでは、帝国の影響力を排除し、ゴルニアを統一すべく若き王ウェルティスが立ち上がろうとしていた。
新設の第十二軍団を率いて、弱冠十五歳のエストリカは蛮族の跋扈するゴルニアを平定することができるのか?
本作はカエサルの名著『ガリア戦記』第7巻を下敷きとしたファンタジー戦記です。
2014/5/7追記 一部、表記ミスを修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 00:14:11
142819文字
会話率:35%
※高校二年生の時に執筆した小説です。今よりも荒削りで強引な筆致です。ご注意ください。
主人公は病床に臥した母親とともに放火の被害に遭う。母親は死に主人公は冤罪の容疑をかけられてしまう。ユーモラスな警部と手を取り合い、後付け設定により予測不
能の推理劇が幕を開ける。
処女作にして、高校時代でもっともウケた小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 08:00:00
42702文字
会話率:43%
病床の女の子が繰り返す、「悲しい話が聞きたい」。男は彼女のために、悲しい話を集めて語る。彼女には聞こえていないのに。聞こえないはずなのに。
最終更新:2013-10-27 19:00:00
3273文字
会話率:40%
時は大転生時代。
ある者は子供と入れ替わるようにトラックに轢かれ。ある者は病床で最期を過ごした大往生の末に。ある者はごく普通に寝ていたら突然に。
この世での生を終え、その魂は別の世界で新たな生を受け、前世の記憶を持ちながら別の人生を送る者た
ちが現れる時代。
慣れない社会生活にも、ギクシャクした家族との関係にも疲れた、龍造寺修人(りゅうぞうじ・しゅうと)もまた非業の死を遂げ、その魂は女神の下に赴く。
女神は問う。『あなたの人生は幸せだったのか』と。
彼は返す。『幸せではなかった』と。
だから女神は別の世界に彼の魂を送る。
剣と魔法の世界に転生し、いずれ魔王と倒す勇者となるべく育ち、そしてエルフ娘や美少女精霊、獣人娘に囲まれる異世界生活冒険譚が今、始まる…………なんて展開にもしかすれば万一あるいはなにかの間違いでなったかもしれない、しかしそうはならない、気まぐれ暇つぶしのストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-18 07:00:00
17366文字
会話率:52%
病床の兄と、弟の会話。
「僕は確かに幸せだった」
シリーズ投稿しております『鈴森呉葉にまつわる話』の続編です。
彼はこういう人だという一面。
最終更新:2012-10-15 16:56:23
2655文字
会話率:30%
蒼海雪永は病院の一室で二十年暮らすことを余儀なくされていた。
毎年の桜が心の拠り所となっていた彼は、この年の桜が例年に比べ、格の違う美しさであることに気づき、六十年前に自らが想い馳せた少女のことを思い出した。
六十年前の三月下旬、雪永
は上司の紹介で知った骨董商に絵画教室の運営を持ちかけられ、公園の一角にある桜の木の下で開校する。
子供や老人に教える中、彼の会社を懇意にしている社長、衣沼誠も入会してきた。
ある日、誠の参加する教室に遅れそうになっていた雪永は並木道を走り抜けていた際、桃色の着物姿の少女、嵯峨野ほのかと衝突しそうになるが、自身の負傷と引き換えに無傷で彼女を抱きとめることに成功する。
互いに礼やらの言葉を交し合っていた矢先、彼女は彼の所持していた画材から教室の講師であることを見抜き、入会するためにやってきたと話す。運命の出会いを感じながら彼は入会を承諾し、彼女と共に公園に入った。
週に二度の教室は雪永の支えとなり、深まるほのかとの関係と展望を考え、絵画商へ自作を持ち込むようになる。有名な絵描きとなれば、夢のみならず彼女との未来が約束されるものと考えてのことだった。
しばらくして外国の画家協会員の目に留まり、画家の卵として活動を始めることになったが、彼女との交際を認めるように計らっていた誠が急逝してしまう。
一縷の希望を失った彼女は教室の退会を伝え、彼は最後に彼女の絵を描きながら助けに行くと誓った。
一ヶ月を経て、誠の夫人と画家協会員の力を借りて、ほのかの両親を救ったが、彼女は結婚してしまい、二週間後に彼女は新婚旅行先で命を落とし、遺品と手紙を彼に残す。
手紙には彼女の想いの丈と、人でないこと、彼の前に戻ってくることが綴られていた。
それから二十年を経て、画家として成功した彼は病に倒れる。
現代、病床にあった彼の耳にほのかの声が届き、再会の奇跡が成就されたが、想いを告げ、結婚指輪を渡した直後に彼は彼女に看取られて息を引き取る。
懸命な処置の甲斐もなく彼は亡くなったが、その病室の片隅では限りなく現実との繋がりが薄くなった姿の雪永とほのかが見守り、新しい肉体で病室を後にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 04:45:59
24273文字
会話率:36%
僕はガンで余命を宣告されて病床にいる由美香の傍にいて、ずっと見守り続けていた。今年の一月、彼女は僕に「夏になったら海に行きたい」と言っていた。僕もそんな彼女の希望を叶えることが出来ずに、由美香はその年の七月半ば、進行性の白血病で亡くなってし
まう。そして葬儀に参列し、火葬場まで行った僕は彼女の骨を黙って掬い取り、病室に置いてあったビンに詰め込んで、願いを叶えるため、ある場所へと行くのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-05 17:51:14
2304文字
会話率:54%
妻と息子を失った男は東北の旅館で座敷わらしに出会った。病床についた男の最期を看取ったのは座敷わらしだった ( 少々、血の描写があります)
最終更新:2012-01-20 20:50:44
1461文字
会話率:5%
ありがちな恋は
有難い恋
最終更新:2011-10-29 04:36:18
246文字
会話率:10%
「女の十手持ちで悪かったなぁ。だがよ、おいら、見逃しゃしねぇぜ!」
雨の振りそぼつ西亥堀河岸。女郎花に埋もれる娘の猟奇死体…………。
しかし、駒吉は、力なく小さな溜息を吐いて笑った後、自分から歩き始めた。
「やっぱり、なぁんにも、わかっち
ゃいない」
お静は思わず駒吉を追いかけた。
「でも、もう気が済んだだろう? あんたのことを慕ってる元半玉さんに会ってきたぜ。今じゃ押しも押されもしねぇ日本橋の芸者さんだそうだ。とっても感謝していたぜ。これを機会に千世に戻りな」
「おまえみたいな小娘が指図するんじゃないよ。わちきのことは、わちきで決めるさ」
駒吉がお静を鋭く睨んで顔を背けた。顎を少し上げて粋に遠い夜空を見上げたのは、最後の意地尽だったのかもしれない。
女岡っ引きの静。得意は捕物で命を落した母親ゆずりの百発百中簪投げ。病床の父親が推理し、正義感の強い娘が簪投げの秘技で悪を追い詰める。吾妻橋の文吉シリーズ姉妹編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-06 01:00:00
75211文字
会話率:43%
時は幕末。戊辰戦争が勃発し、世の中は混乱していた。そんな時代に翻弄された幕末最強の剣客集団、新選組。病床に伏していた沖田総司は、死に際、仲間への想いを語る―
最終更新:2011-07-27 20:35:25
4926文字
会話率:59%
病床の母がうめき声をあげている。冬の日が続いていた。
最終更新:2011-02-13 10:37:31
1078文字
会話率:25%
ともだちの友達に、目の見えない者がおりました。さくらの頃に会いました。彼は病室で寝ていました。なぜ病床に封印されているのか不思議なほどたくましい人でした。
最終更新:2011-01-08 01:09:26
1040文字
会話率:0%
わたしは10年前まで、違う土地で暮らしていた。
けれど今はダムの底に沈んでしまっている。
病床の祖母に言われ、故郷の桜を求めて帰ったわたしが体験したこととは…。
最終更新:2010-09-05 00:05:11
4534文字
会話率:24%
病床の女の子って所ですかね。
最終更新:2010-06-23 12:02:23
2339文字
会話率:0%