前世で3人の子供と夫を遺し、闘病の後に病死した私。
気が付けば公爵夫人として生まれ変わっていた。
前世の病床で読んだ小説。息子を虐げ、そのせいで殺される序盤の悪役。
病気のせいでできなかった前世の分まで、可愛い息子に愛情をめいいっぱ
い注ぎたい!と決意する。
そのためにも家庭を顧みない夫と協力して・・・と思ったら、夫は初恋をこじらせた重い愛を向けてくる。
私は幸せな家庭を築けるのか・・・?
ほのぼの、ライトに、そんなに長くならない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 07:00:00
236074文字
会話率:40%
勇者一行によって滅ぼされた魔王。
勇者は王女であり聖女である女性と結婚し、王様になった。
他の勇者パーティーのメンバー達もまた、勇者の治める国で要職につき、世界は平和な時代が訪れたのである。
そんな誰もが知る勇者の物語。
御伽噺にはじか
れた一人の女性がいたことを知る者は、ほとんどいない。
月日は流れ、最年少で最高ランク(S級)の冒険者が誕生した。
彼の名前はグレイ。
グレイは幼い頃から実父の話を母親から子守唄代わりに聞かされてきた。
「秘密よ、秘密――――」
母が何度も語る秘密の話。
何故、父の話が秘密なのか。
それは長じるにつれ、グレイは理解していく。
自分の父親が誰なのかを。
秘密にする必要が何なのかを。
グレイは父親に似ていた。
それが全ての答えだった。
魔王は滅びても残党の魔獣達はいる。
主を失ったからか、それとも魔王という楔を失ったからか。
魔獣達は勢力を伸ばし始めた。
繁殖力もあり、倒しても倒しても次々に現れる。
各国は魔獣退治に頭を悩ませた。
魔王ほど強力でなくとも数が多すぎた。そのうえ、魔獣は賢い。群れを形成、奇襲をかけようとするほどになった。
皮肉にも魔王という存在がいたゆえに、魔獣は大人しくしていたともいえた。
世界は再び窮地に立たされていた。
勇者一行は魔王討伐以降、全盛期の力は失われていた。
しかも勇者は数年前から病床に臥している。
今や、魔獣退治の英雄は冒険者だった。
そんな時だ。
勇者の国が極秘でとある人物を探しているという。
噂では「勇者の子供(隠し子)」だという。
勇者の子供の存在は国家機密。だから極秘捜査というのは当然だった。
もともと勇者は平民出身。
魔王を退治する以前に恋人がいても不思議ではない。
何故、今頃になってそんな捜査が行われているのか。
それには理由があった。
魔獣は勇者の国を集中的に襲っているからだ。
勇者の子供に魔獣退治をさせようという魂胆だろう。
極秘捜査も不自然ではなかった。
もっともその極秘捜査はうまくいっていない。
本物が名乗り出ることはない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:00:11
8874文字
会話率:41%
神々の戦い『聖邪戦争』より200年・・・。封印された邪神の復活を目論む者が現れる。
邪神復活の儀を阻止せよとの信託を受けた王達は邪神復活を阻止する為の冒険に出る。
これは神より加護を得た12人の王と、それに巻き込まれた1人の青年の物語である
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 10:27:49
400105文字
会話率:33%
『藤堂真司』は、幼い頃から人には見えないモノ[幽霊]が見えていた。
それは、他の誰に話しても信じてもらえないだろうと彼は思っている。だからこそ真司は、自ら人との繋がりを遮断するような生活が習慣化していった。
引きこもりまではいかないが、
あまり外に出ることもなく、暗く口数の少ない男の子として成長していく。
真司の特異体質を、彼の家族は疑うわけでも否定するわけでもなく一緒に仲良く暮らしていた。家族とともに、ごく小さな幸せを感じながら暮らしていた真司。
しかし得意体質の事で数少ない理解者だった最愛の母がなく亡くなってしまう。病床で寝込んだままの母は、その折に真司へ心の中にいつまでも残る言葉を送っていた。
母の言葉を胸に刻みつけ忘れずに成長していく真司だが、母を失った悲しみを拭いきれず、心から明るくはなれなかった。
その彼の生活に、小さな光を放つ少女が現れる。
新しくできた義妹だ。
守るべき存在ができ、真司は完全に暗い生活とならず、しだいに少しずつではあるが明るく過ごすことができるようになる。
ただ、結局悩んだ末に義妹には[霊が見える体質]と[血が繋がらない家族である]ということには触れないようにして暮らしていく。
新しい家族が平穏に暮らす中、霊感体質男子である真司が出会う[幽霊]との関りは、ゆったりした学校生活を送りたかった彼に変化をもたらしていく。
真司と義妹の関係は、血の繋がりを超えた大切なものとして発展していく。義兄妹の愛情を綴った温かい物語。
※2018・06・24粗筋校正済み。
※2022・04・03粗筋校正済み。
※無断転載認めていません。作者に許可をとってください!! まぁ認めませんけどね(≧▽≦)
※本人少し体が不自由なため誤字・脱字・変換間違い等多々あると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 12:10:00
449719文字
会話率:53%
病床の王を救えなかったかどから追放刑に処された元聖女クレリアは、怪我や病気を治す秘術が使える以外に特技はないが、誰も知らない自分の出自を探す旅に出る。道中で悪い人や厄介事に出くわしても、心強い旅の仲間たちと一緒に困難を切り抜けていく。そんな
彼女の秘密は、自身が作った死者蘇生術を使って一度蘇ったこと。そのせいで王宮の陰謀や世界の真実に関わることになり……。◇元聖女が騎士や処刑人や動物と旅をする話。
*一話二千文字くらいで一日ほぼ二話ずつ更新。
*不定期更新。字数がまとまったら更新します。
*「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 17:10:00
99872文字
会話率:51%
悪魔と病床の少女。少女は悪魔に「私の魂を奪って」と願う。
※死の描写があります。ご注意を。
最終更新:2024-09-13 18:38:44
4151文字
会話率:19%
パーティメンバーから追放された傷を背負って生きていたミッド。傷心の彼を支えたのは妻のミランダと2人の間に生まれた子供だった。しかしそんなある日、妻が病床に伏せ帰らぬ人となってしまう。塞ぎ込むミッドの元に1通の手紙が届いた。
最終更新:2024-09-12 16:27:47
1285文字
会話率:0%
病床の父に呼ばれた少女。
父は彼女に仕事を継ぐように言うが……。
最終更新:2024-09-11 07:09:32
903文字
会話率:37%
この世には、勇者はおらず神も無く
魔法も奇跡もありわしない、だが
龍と悪魔はそこにいた
人類史における最後の英雄とされた漢が作った滅びかけた王国 アレマルス
人族の最後の領土。
英雄王が、病床に伏してからもう5年になる
「死んだ」な
んて噂すらでてきてからというもの、魔物や悪魔の活動が活発になり この最後の国も何度も侵略され その度に多くの犠牲を払って守っているそんな惨状である。
人々は絶望し、ただ再び救世の英雄が生まれる事を願うばかりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:24:57
1157文字
会話率:25%
旧題:39歳のおっさんがTS逆行して人生をやり直す話
病に倒れて既に5年以上寝たきりで過ごしている松田圭史、彼は病床でこれまでの人生を後悔と共に振り返っていた。
自分がこうなったのは家族のせいだ、そして女性に生まれていたらもっと楽しい人生が
待っていたはずなのに。
そう考えた瞬間、どこからともなく声が聞こえて松田の意識は闇に飲まれる。
次に目が覚めた瞬間、彼は昔住んでいた懐かしいアパートの一室にいた。その姿を女児の赤ん坊に変えて。
タイトルの先頭に☆が付いている回には、読者の方から頂いた挿絵が掲載されています。不要な方は設定から表示しない様にしてください。
※残酷な描写ありとR15は保険です。
※月に1回程度の更新を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 00:00:00
514917文字
会話率:35%
ジュエリアル帝国第二皇子レオンハルトの元に、皇太子である異母兄アデルバートの危篤の報せが届いた。
病床の兄の元へと急ぎながら、レオンハルトは兄と過ごした日々へと想いを馳せる。
兄と出逢った日、兄と夕陽を見た日、兄の腕の中で眠った日――
―。
幸せだった幼い日々を想い出すたび胸に刺すような痛みが走るのは、自らの犯した罪のせい。
償うことも赦されることもない罪を抱えたまま、レオンハルトは最愛の兄を見送った。
数ヶ月後、兄の葬儀のあと新たに皇太子となったレオンハルトの前に一人の侍女が現れる。
レオンハルトの異母妹たちに仕える彼女は元々、第六皇妃のローズマリーが祖国から連れてきた侍女だった。
かつて皇太子妃候補と噂されながらも皇妃として皇帝に嫁いだローズマリーは、レオンハルトにとって今なお忘れられない初恋の女性。
そしてアデルバートが最期に呼んだのも、彼女の名前だった。
妹姫の懺悔、侍女の昔語り、父による断罪。
最愛の兄の死後、次々に明かされる真実に、レオンハルトは自らの犯した罪の重さを知る。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※最初の方は皇子とゆかいな従者たちが主ですが、最終的にはシリアスです。
※ざまぁは無いし、救いもないです。レオンハルトは終始どうしようもないです。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編はすべてレオンハルト視点で進んでいきます。
※レオンハルトの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
☆或る側妃の献身
最愛の姉を喪ったセレスティアが色んな人に色んな人の面影を求めて依存していく話。
☆或る教育係の渇望
ブラコンとか初恋とか忠誠心とかいろいろこじらせたジャンが無い物ねだりして迷走する話。
☆或る侍女頭の内証 ※現在更新中※
自己肯定力低めのステラが様々な出逢いによって自分にとって一番大切なものは何かを考える話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 00:00:00
494934文字
会話率:28%
ある時は勇者だったり。
ある時は聖騎士だったり。
ある時は盗賊だったり。
そして、ある時は……??
現世で不遇だった転生少女の大冒険が始まる。
何年にも渡る闘病の末、楠未凜星(くすみりんぜ)は11歳の若さで生涯を閉じた。生まれ
変わったら、また大好きな体操がしたい。世界中を旅したい。そんな願いを残して。
病室で遊んでいたオンラインゲームの世界に、冒険者リーゼとして転生した彼女は、レベル120。剣聖と称えられる達人でもレベル40といわれるなか、凄すぎて人に言えないレベルの力を手にしていた。しかも、生前作成した7人のキャラクターにチェンジできるというチート能力つきで。
「勇者だってバレたら大変!」「ここは聖騎士の私が食い止める!」「盗賊からお金を奪おうとか、バカを通り越して大バカニャんだけど?」
人知れずチェンジする7人のキャラクターたちは、職種だけでなく、種族も変化。1人の黒髪の少女が面影を残しつつ、金髪エルフ、黒猫獣人などに姿を変える。そして、気ままな大冒険! きっと世界は少しだけ良くなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 22:58:36
296487文字
会話率:48%
アルメリア王国の第四皇女として生まれたアリエルは表向きには病に伏せっている病弱な王女として普段から公務を行うことなく、離宮でひっそりと暮らし、哀れな王女として知られていた。
しかし、実情は違っていた。アリエルは神童として幼少期を過ごし、十
五の頃から「代々宝石商を営むデューク伯爵家の娘ユーリ」として旅に同行し、アルメリアをはじめ、周辺12カ国、トルアシア帝国を旅してまわり見地を広げる極めて有能な才女だった。十五歳から国内外の諜報員としての頭角を現し、十七歳になった頃には一部の家臣からも一目置かれる存在となっていた。
そんなアリエルは、「デューク伯爵家の娘ユーリ」として父と共に訪れたトルアシア帝国で皇帝陛下の目に留まり、トルアシアの城に出向くことになる。
そこでアリエルは貴族の娘ユーリとして皇太子のルイと出会い、二人は惹かれ合う。
そんな時、表向き病弱な第四王女アリエルは、正体を隠したままルイの婚約者のとしてトルアシア帝国に赴くことになる。表向きは婚約とされていたが、アリエルがトルアシアに赴いた本当の目的は、皇帝陛下からの依頼によりトルアシアの情勢を詳しく調べるためだった。
トルアシアを取り巻く政治情勢は、アリエルが想定した以上に複雑だった。そんな中、アリエルはルイに自分の正体を明かせないまま、二人の関係はすれ違っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 11:12:48
281907文字
会話率:46%
ある日病床の父から千利休と大和家の関係を明らかにするよう命じられた大学生の大和慎治は、父の友人で社会科教師である毛利の力を借り、自宅の蔵にあった古文書の解読によって、一族の謎を解く鍵は博多湾に浮かぶ離島・能古島にある、と断定する。
慎治
は、情報収集のために島の資産家・與座正之のもとを訪れるも、そこにはすでに先客として七百五十年前の元寇襲来の際に博多湾内に沈没したモンゴル帝国の戦艦を探す記者・オトゴンバヤル・ネルグイの姿があった。
その後、慎治は、正之の娘・真矢の助力により島での聞き取り調査を進めるが、やがて物語は、真矢に想いを寄せる慎治とネルグイの恋の行方を織り交ぜながら、一同はそれぞれが予想もしなかった運命、壮大な秘密を知ることになるのだが?
日本とモンゴル、古代、中世、近世、現代をまたいだ、時空を超えたサスペンス!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 09:45:11
175384文字
会話率:33%
病床で目覚めた火神(かがみ)セレナは絶対に治らないと思われた、自身の下半身不随がある日完治していることに驚く。セレナが退院する前日、仲の良い親友3人が見舞いに訪れ、大いに労う。その時観ていたTVのニュース映像の中に他の3人が観ることの出来な
い、世界各国で起きている謎の黒い霧の中に、セレナはあるものを観る。そして退院を目前にして、漆黒のスーツを纏った謎の男がセレナを狙う・・・
セレナ、そして親友3人は訪れる数々の危機にどう立ち向かって行くのか。
現代を交えたファンタジー系のスピリチュアルな内容にしています。今後更新は不定期ですが、徐々に執筆予定です。進行具合であらすじも更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:47:02
150824文字
会話率:46%
伯爵令息と侯爵令嬢の、家同士で決められた婚約。伯爵家にはいつ亡くなるとも知れない病床の伯爵、侯爵家にはかけられた古き呪いと、それぞれに問題を抱えていた。
そして侯爵令嬢、メルティ・セドリックが十七歳の時に呪いが発動してしまう。二百年以上も前
にかけられた姿が醜くなる不死の呪いは、もうただの伝承のようなものだったというのに。
呪われた彼女は、果たして幸せになれるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 13:03:48
9781文字
会話率:33%
第一王子ライは婚約者メルディーヌとの婚約破棄。新たに他国から来た少女と婚約を結び、病床の王に代わって国の実権を握る。好き放題する彼らによって混乱していく王国の惨状を見かねて、第二王子フーゴと元婚約者メルディーヌが立ち上がる。
最終更新:2024-06-28 22:10:52
7817文字
会話率:46%
「これでは話が違う。残念だが、君との婚約を破棄させてもらいたいと思う」
病床に就く子爵令嬢デシージアに残酷な言葉が告げられる。
不吉とされる黒い髪を持ち、母の死のきっかけとなった彼女は家族から疎まれていた。
原因不明の難病に侵された彼女は
、もはや婚約者としての役目を果たせない。
諦観と共にその言葉を受け入れつつあった彼女に、婚約者パシオラックは更なる言葉を告げる。
「だが病床の令嬢を婚約破棄したとあっては、我が男爵家の名に傷がつく。君にはまず健康になってもらい、その上で婚約破棄させてもらう」
おかしなことを言い出した。
婚約者パシオラックはデシージアを高級診療施設に入院させると、病の原因を探して奔走する。
健康になった彼女を婚約破棄するために。
はたしてデシージアは健康を取り戻すことができるのか?
婚約者パシオラックの真意とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 07:10:00
27892文字
会話率:28%
5年もの間、病床に臥していた第二王子クォンフロート。
病も癒え、学園に初めて登校する彼を、婚約者である伯爵令嬢アンテロジアが迎える。
仲睦まじく学園に向かう二人には、しかし偽りがあった。
伯爵令嬢アンテロジアは、実は別人だった。
その正体
は、アンテロジアの妹、ペーネティス。
彼女は一年前に死んだ姉の名を騙り婚約者を務めようとしていたのだ。
第二王子の病と、姉のアンテロジアの死。
この二つには、恐るべき秘密が隠されていた。
婚約破棄により明かされるその真相とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 17:04:42
14588文字
会話率:22%
病弱で高校を休みがちだった北迫は、死に物狂いで勉強して志望校合格を果たす。大学に入ってからも、命を削るように勉強を続けて司法試験合格を果たした。だが余命宣告を受け、病床で人生を振り返る。そんなとき「来世からのメッセージ」に出逢った。
最終更新:2024-06-19 21:20:21
6275文字
会話率:19%
私は今日もまた使用人たちに迷惑をかけている婚約者のカイの部屋へと向かっていた。
到着するとカイはだらしない格好で小説を読んでいて、慌てて声をかけると嫌そうな顔をされてしまう。
しかし、こんな問答をしている場合ではない。数時間後
には舞踏会が始まるのだ。カイは病床に臥している国王陛下の代わりに開会のあいさつをしなければならない。
なんとかやる気を出してもらえるようにカイを優しく説得するがそれでも結局、舞踏会は少し遅れての開催となった。
それからも貴族たちから挨拶を受けるカイは途中トラブルを起こして、対処をしてひと息つくと、ヒソヒソと同じ年頃の若い貴族たちが噂話をしていて、私の通り名が耳に入ってくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 21:43:02
112110文字
会話率:33%
私は今日もまた使用人たちに迷惑をかけている婚約者のカイの部屋へと向かっていた。
到着するとカイはだらしない格好で小説を読んでいて、慌てて声をかけると嫌そうな顔をされてしまう。
しかし、こんな問答をしている場合ではない。数時間後
には舞踏会が始まるのだ。カイは病床に臥している国王陛下の代わりに開会のあいさつをしなければならない。
なんとかやる気を出してもらえるようにカイを優しく説得するがそれでも結局、舞踏会は少し遅れての開催となった。
それからも貴族たちから挨拶を受けるカイは途中トラブルを起こして、対処をしてひと息つくと、ヒソヒソと同じ年頃の若い貴族たちが噂話をしていて、私の通り名が耳に入ってくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:01:07
11905文字
会話率:35%