夜会の最中、ずっと愛してくれていたと思っていた婚約者のオリヴァーから、他に好きな人ができたので婚約破棄させてくれと言われて思わずビンタしてしまうクレア。ビンタしたことを反省するが、こんな女と一緒にならなくてよかったとオリヴァーに言われてしま
う。しかもその後、オリヴァーが好きになった令嬢に嫌がらせをしているという嘘の噂を流されてしまい、クレアは悪女というレッテルを貼られてしまう。
上流貴族向けの舞踏会に参加したクレアは、幼馴染で兄のように慕っていたギアルと再会する。ギアルに優しくされたクレアは傷ついた心が癒されるように思えたが、近くにいた貴族がギアルにその女は悪女だから関わらない方がいいと伝える。だが、ギアルはクレアを悪女ではないと言って守ろうとする。しかも、クレアは知らなかったがギアルはただの貴族ではなくて……。
大逆転の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 20:05:39
8776文字
会話率:49%
「ニーナ・レタリア。すまないが、君との婚約は取りやめさせてもらう」
吸血鬼を祖先にもつ伯爵令嬢ニーナは、第二王子から突然婚約破棄を言い渡される。だが、その直後に第四王子であるイオから婚約の申し込みをされ、そのまま部屋へ連れて行かれれしまう
。
「俺の血を飲んでほしい」
そう言って首筋を差し出すイオ。吸血鬼令嬢ではあるが血が飲めないニーナは困惑。しかもイオには秘密があるようで……。
第四王子と吸血鬼令嬢の初恋ハッピーエンドストーリー。
☆あくまでもこの世界での貴族設定、吸血鬼設定となりますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 20:11:28
7906文字
会話率:43%
宮廷魔導士のオルト。彼は生まれながらに類まれな才能を持っていた。婚約者である貴族令嬢のツイーホ。彼女は平然と第二王子のムノーと浮気をしていた。そのため、ムノーに宮廷を、「お前の魔術は品性に欠ける」と言われ、追放されてしまうが、実は破格の性能
を持った最強魔導士だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 13:18:33
2627文字
会話率:60%
※ボーイズラブです。
十歳の誕生日に、僕は悪役令息だと自覚した。ショックのあまり、起きたらポメラニアンになっていた。
悲しくなるとポメ化して、ナデナデされると人にもどる。僕を人間にもどせるのは婚約者であるキアノ王子と義弟のリャニスだけ。僕が
ポメ化したせいで王子はちょいちょい遊びにくるようになるし、義弟との交流も増えた。悪役令嬢との裏取引もばっちりだ。勉強したりお茶会したり誘拐されたり、毒耐性を身につけようと倒れたりしながら過ごすうち、僕たちは貴族の子らが通う学園へ入学する年齢になる。そろそろ聖女が出てきて王子に婚約破棄を言い渡されるころだけど、なぜか王子は僕を離したがらないし、弟はどんどん過保護になっていく。モフモフ悪役令息の日常系ファンタジーラブコメです。
*悲しいことツラいことがMAXになるとポメラニアン化してしまい、チヤホヤすると人間の姿にもどるポメガバースの設定をゆる~くお借りしております。頭のねじも緩めてお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 21:37:53
355341文字
会話率:39%
※病気の描写があります。
ご注意ください。
【あらすじ】
私の名は、マリーナ=エストルディ。
侯爵エストルディ家のご令嬢であり、前世は地球で漢方薬剤師をやっていた。
しかし、今、私は婚約者のベルゼ=カラカットに婚約破棄を言い渡されている
。
理由は私が浮気をしていたのにも関わらず、結婚を進めるに当たり虚偽の申告をしたこと、さらに王室の悪口を言い回った不敬罪である、とベルゼは声高々に言った。
私は、それは丸ごとお前の事では無いか、と言い返そうと思ったが、ベルゼはあらかじめ証人を金で買収していたらしく、何人かの貴族達が私も見た、俺も見たと口を揃え始めた。
私は偽証罪と不敬罪で、貴族位を剥奪、そして、隣国に奴隷として売られた。
しかし、私は、運良く(?)隣国で後宮の召使いとして働く事になった。
その後宮で漢方薬剤師の知恵で色々な病気を治していき、何故か第3王子に溺愛される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:41:16
82721文字
会話率:37%
「エレオノール・フォン・バスシドルク! 君との婚約は破棄する」
気がついたら悪役令嬢になってました。私の視界には常にコメントが流れ続けています。
『テンプレやな』
『これでいいんだよ』
『劇中の登場人物視点で配信か』
『エレオノールたん
の顔が見えないから鏡を見て』
どうやら私が見たものがどこかに配信されてるようですね。皆さん好き勝手言ってます。目の前の王太子と一緒ですね。
「君には魔女の嫌疑がかけられている!」
そうですか。ま、視界にコメントが流れて続けているから魔女と言えなくもないですが。
「国外追放とする!」
「はいはい」
『極刑にならなくてよかった』
『王子はバカなの?』
『そうでないと物語が始まらないから』
はいどうも。その後公爵家では貴族籍を抹消され放り出されました。すごいですね。この程度の人たちが支配階級なんですか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:53:39
7601文字
会話率:55%
レーシア・フレイユは18歳になる貴族が参加する社交界の準備をしていた。フレイユ家とは主従関係にあるスペリントン公爵家の令嬢で親友のエヴリンから「第一王子の婚約者様のドレスの色は青色、絶対に同じ色を選ばないように」と言伝を受けていた。
エ
ヴリンに唆されて真っ赤なドレスをきていったレーシアは第一王子の婚約者ヘレンと同じ色のドレスということで顰蹙を買い、爵位を剥奪。密かに恋焦がれていたグレイブからも軽蔑の視線を向けられてしまう。レーシアの両親は娘を守るため彼女を森の奥の教会へと出家させることに決め、彼女を送り出した。森へと向かう前、やってきたエヴリンは「グレイブ様を私から取ろうとしたからよ女狐」と口汚く罵り去っていく。その後、古い親戚であるというシスターが住まう森の教会にたどり着くレーシア。シスター・ヴァイオレットは高齢の女性でレーシアを温かく迎え入れてくれるが彼女は程なくして寿命を全うしてしまう。森の教会に一人取り残されたレーシアは名を「シスター・ミュゲ」と改め森の魔法生物たちとゆっくり暮らすことを決意する。幸せを運ぶボブキャットや夢見のシマエナガと仲良くなり、森に認められた彼女は女神アリスから聖女の力を授けられる。それでもレーシアは森の中で生きることを選び、聖女の力を魔法植物の栽培に使用し、それを加工販売し生計も立てられるようになった。可愛い動物たちとの穏やかな生活もつかのま、森で異変が起きる。
異変を調査しに出たレーシアは翼を切り取られたペガサスと怪しい黒髪の男を見つけ彼らを保護。のちに彼が追放された第二王子エドリムであると判明する。エドリムは王宮の混乱をレーシアに伝え、フレイユ家の子爵夫妻は王族の怒りを収めるためスペリントン公爵家の指示で自らの命を犠牲に王族の怒りを収めたと聞かされ絶望する。
王族・公爵令嬢たちが誰も聖女の力を授からないことに王国は混乱し何物かの暗躍によって第一王子が圧政を始めたこと。エドリムは聖女として国を救い、将来の王妃・妻として自分とともに来てほしいと懇願するのだった。
レーシアは両親の屈辱の死を晴らすため彼とともに王宮へ向かう。そこには王妃の椅子に座るエヴリンの姿があるのだった。二人は彼女を断罪すべく二人は動き出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 18:10:00
80263文字
会話率:64%
第一王子クリフトンはアーシャ・パーセルラック公爵令嬢との婚約を解消しようとしていた。何となくアーシャが婚約者であることにピンと来ず、またクリフトンは『二度婚約する』という予言に縛られていたから。婚約解消の手続きが進められていた時、アーシャは
馬車の事故で唐突に亡くなってしまった。クリフトンは新たな婚約者を得、予言は果たされたことになる。半年後、貴族学院に入学してきた新入生に、アーシャにそっくりな者がいることを知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 07:45:00
4371文字
会話率:43%
アンジェリカ・ローリー男爵令嬢は王都の貴族学校で学びたかった。しかしローリー男爵家には娘を貴族学校に通わせる余裕がなかったのだ。アンジェリカは貴族学校には内緒でダンスモデルとして働き、その給金で学費を賄った。一方、第三王子エリオットは、四年
間最優秀クラスに在籍しながら他人と交流しようという様子を見せないアンジェリカに対して、密かに不審を抱く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:15:59
9621文字
会話率:44%
「婚約破棄だっ!」
トラエシア王国第一王子コンラッドは、婚約者の侯爵令嬢ウィロー・アシュバートンに言い放った。これは仲のいい二人のふざけ合いみたいなものなのだ。全然本気ではなかった。しかしコンラッドには内緒であったが、ウィローは自分の身体が
病に侵されていることを知っていた。コンラッドの婚約者として自分が任に堪えないことも。ウィローは婚約破棄を受け入れた。ウィローとの再会を期し、四年間自らを成長させたコンラッドであったが、貴族学校入学者名簿にウィローの名がないことに気付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 07:45:00
6800文字
会話率:43%
「浮気をしたら死ぬ呪い」をかけられた王子は、そのまま浮気相手の令嬢のもとを訪れて……。
最終更新:2025-01-30 14:14:03
2116文字
会話率:18%
私、伯爵令嬢パトリシア・グラスソードは、幼馴染の侍従ザックと共に、ステンドグラスの製作を続けていました。
両親の援助もあって工房を建て、ステンドグラスを製作し続け、ついには王宮主催の芸術発表会に作品を出展できるほどになりました。
そし
て、その発表会は特別なもので、参加したのは、貴族の令嬢方ばかりでした。
じつは、王子様の婚約者候補を集めたものだったのです。
私のステンドグラス作品は王子様に気に入られて、ぜひ製作者に会いたいと、王宮に招かれました。
他の婚約者候補もいると聞いて、私は喜んで王宮に出向きました。
ところが、他の候補者はドタキャンして、私一人になってしまいました。
そこを、王妃の弟のおっさんに襲われてしまいました。
緊縛魔法で身動きができなくなったところを、もてあそばされたのです。
事件後、酷いと訴えても、両親は「隙を見せるから、いけない」と言うし、世間では、私の方からおっさんを誘ったことにされていました。
しかも、芸術発表会に参加した他の令嬢方も、同じ手口で襲われていたのです。
それなのに、みな家名を重んじ、自身の婚姻に影響するからといって泣き寝入り。
でも、私は許せません。
王子様が隣国の皇女と婚約発表するパーティーに押し入って、しらばっくれる暴行男と、セッティングした王妃に復讐してやります!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 14:10:00
39014文字
会話率:23%
王子様の元恋人なんて、バッドステータスにも程がある……じゃないですかー。そんなクッソ重い十字架を、幾ら頭と尻が軽いからって、あんなうら若きお嬢さんに背負わせるなんて可哀想にも程がありますよー。
王族の恋人のどこがバッドステータスだ?
光栄に思いこそすれ、悪し様に言うのは不敬に過ぎる?
ははっ、ヤだわー。殿下ー、寝言は寝てから宣ってくださいよー。
どう考えったって『王子様の元恋人』なんて称号、バッドステータスですって。むしろ、一度装着すると外れなくなる系の呪いの装備的な?
え~? 不敬罪食らわすぞって? ヤだなー。俺のお仕事は、常日頃から『美女を集めて俺だけのハーレムを作りたい』だとか頭沸いたことばっか言ってる殿下のお目付け役なんですからー。
最悪、ぶん殴って気絶させてでも殿下を止める許可を陛下から頂いてまーす。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 08:33:13
5725文字
会話率:0%
婚約を解消してほしい、ですか?
まあ! まあ! ああ、いえ、驚いただけですわ。申し訳ありません。理由をお伺いしても宜しいでしょうか?
まあ! 愛する方が? いえいえ、とても素晴らしいことだと思いますわ。
それで、わたくしへ婚約解消ですの
ね。
ええ。宜しいですわ。わたくしは。
ですが……少しだけ、わたくしの雑談に付き合ってくださると嬉しく思いますわ。
いいえ? 説得などするつもりはなど、ございませんわ。……もう、無駄なことですので。
では、そうですね。殿下は、『ペット』を飼ったことがお有りでしょうか?
『生き物を飼う』のですから。『命を預かる』のですよ? 適当なことは、赦されません。
設定はふわっと。
※読む人によっては胸くそ。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 08:31:22
4348文字
会話率:0%
眉目秀麗、才色兼備。一国のお姫様のような気品すら感じさせる少女、エウレカには絶対にバレてはいけない秘密があった。
エウレカは普通の平民......どころか、ド貧乏だったのだ!
そんなエウレカは、貴族ばかりが通う学園に貴族として入学するこ
とを条件に、特待生として入学していた。
学力や魔法、容姿。すべてが優秀で、学園で一目置かれる存在となったエウレカだったが入学して一年が経った頃、状況が一変する大事件が起こる。
聖女に選ばれた平民の少女、ファティマがこの学園に編入してくることが、決まったのだ。
それによって、学園の高い学費を払うことができていた特待生制度は、エウレカからファティマに移ってしまうことが告げられた。
小さい家族を養うために学園に通い、ゆくゆくは良い職に就こうと考えていたエウレカに降りかかる『退学』の二文字。
そんなエウレカのピンチに現れたのはなんと......王国の第三王子!?
困り果てたところに、救いの手を差し伸べたのはエウレカが暮らす王国の第三王子にして学園の同級生、アシェランだった。
しかし、この第三王子、一筋縄ではいかない。
何故かエウレカの秘密を知っていたアシェランは、ある提案を持ちかける。
それは学費を肩代わりすることを条件に、自分の婚約者になり、ファティマを学園から追い出すことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:00:00
13710文字
会話率:37%
トーズ王国の美しき王と王妃の間には、二人の愛らしい王子がいた。長男シャルルは15歳を迎え、将来の王子妃を見つけるために頻繁に開かれるガーデンパーティーで貴族たちと交流を深めていた。そんな中、小さな領地の子爵令嬢ヒルデガルドも社交界に顔を出し
、王子妃にはなれなくとも有力者との繋がりを築くよう母から教えられる。しかし、彼女は王子を取り巻く母親たちの熾烈な競争を冷めた目で見ていた。
ある日、パーティーの喧騒から逃れたヒルデガルドは庭のブランコで一人遊んでいると、シャルルと偶然出会う。二人は自然と打ち解け、秘密の場所で語り合うようになる。身分を超えた友情を育みながら、シャルルは17歳に成長した。
しかし、シャルルの生誕祭で突如として魔女が現れ、彼を自分のものにしようとする。王国は混乱し、魔女の呪いによってシャルルは忽然と姿を消してしまう。ヒルデガルドは初恋を忘れられないまま、大人になっていく。
彼女を取り巻く環境が変わる中、自分の思い描いていた大人像も変え、自分自身も頑張っていく中でシャルルの呪いに関する情報を手に入れて・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 14:35:01
11574文字
会話率:54%
『ルーナリア・アクタルノ』には前世の記憶というものがありました。記憶の中の小説に酷似した世界に生まれ、自分が悪役令嬢だということに気づいたのです。冷たい両親と信用できない人間に囲まれた私は刺繍などにどハマりしまして…
えぇ、正直『悪役令嬢』
などどうでも良いのです。好きにしてくださいな。貴族としての誇りを失わないのならば。
ですのでぜひ、私のことは気にしないでくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 20:00:00
507583文字
会話率:46%
社会人の俺、ある日どこかの貴族令嬢に転生された。
前世は男が、今はレイナ・ナフィールド公爵令嬢とゆうお嬢様になった。公爵令嬢の自分は王子様と婚約があるのは当然のごとですが、俺は納得できない、なぜなら男の自分は男と結婚なんで全然受け入れられ
ない。しかも今の体なら、いくらどんなに女の子と仲良しでもできる天国のような状況だ。
だから俺の邪魔をしないようにすぐに王子様に秘密を打ち明けた。俺の中の人は男だ、とゆう状況は彼に理解してもらう。
けどなぜ、あれから王子様はどんどん俺に惹かれるたの!?学園に百合ハーレムを作りたいのに!邪魔するな王子!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:39:28
175348文字
会話率:40%
「これは白い結婚だ」
夫となったばかりの彼がそう言った瞬間、私は前世の記憶を取り戻した──。
"カーター家の出戻り娘カレンは、貴族でありながら離婚歴がある。よっぽど性格に難がある、厄介な女に違いない"
「……なーん
て言われているのは知っているけど、もういいわ!だって、これからの私の人生に関係ないもの」
白魔術師カレンとして、ポーション作り頑張って、愛猫とハッピーライフを楽しみます!
そう意気込んでいたところ、ある依頼が舞い込んできた。
「貴族女性失踪事件?」
「きみの力が必要なんだ、カレン」
依頼してきたのは隣国の第二王子。
カレンより三つ年下の彼は、彼女に偽装婚約の提案をした。
「きみのことは、必ず私が守る。だから、力を貸してほしい」
2度の白い結婚を経て強かになったカレンはその依頼を受け入れた、のだけど──。
「きみと一緒にいられるのは、幸せだね」
……この溺愛は、罠ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 18:10:00
37055文字
会話率:24%
王太子アルトとの婚約に疲れ果てた転生貴族令嬢リリア・ベルフォード。理想を押し付ける彼に愛想を尽かしつつも、表面上は従ってきた彼女の前に、「婚約破棄」の言葉がついに告げられる。あっさり受け入れるリリアに動揺する殿下をよそに、彼女はこれまでの鬱
憤を晴らすように自分の気持ちを率直に告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 13:00:00
7039文字
会話率:49%
波乱も起伏もなく生きる私の癒しは、乙女ゲーム『麗しの王国・恋する妖精たちの物語』のスピンオフ小説『麗しの王国・悪役令嬢と恋する妖精たちの物語』。
主人公の悪役令嬢が天真爛漫にハッピーエンドへ向かう物語は、萌え溢れる夢の世界だった――。
そ
んな私が夢から覚めると、なぜかふかふかの天蓋付ベッドの中にいた。
ティアナ・レハール、十歳。悪役令嬢その人になって。
ここがゲームか小説、どちらの世界か考えてもわからず。
それ以前に、破滅ルートを回避する天真爛漫な性格は持ち合わせてなかったよ。
今まで周りに合わせてただひたすら真面目に生きてたのにー!いつ終わったんだよ、私の前世!
転生したらしい人生も、すでにデッドエンド決定事項とか泣ける。
……でも、逆にそこまでは何しても確実に生きられるってことだよね?……にやり。
ならば、権力ある!財力ある!何と言っても高飛車、我が儘な悪役令嬢!どうせ終わるなら怖いものは何もない。
デッドなエンドを迎えるその日まで、今度は自由に人生満喫する!と私は決めた。
そうして高飛車と我が儘をはき違えながら、どうしても直せない前世の真面目さをお供に。
新しい世界を全力で生きる物語の幕を開けた――。
***
進行状況や更新のお知らせなどTwitterでつぶやきます。
お気軽にフォローしてください(*´∇`*)
https://twitter.com/chinagi72
あとは各登場人物のイラストもあげる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:22:21
286339文字
会話率:32%
「リラ・プリマヴェーラ、お前と交わした婚約を破棄させてもらう!」
公爵家主催の夜会にて、リラ・プリマヴェーラ伯爵令嬢はグイード・ブライデン公爵令息から言い渡された。
「お前のような真面目くさった女はいらない!」
ギャンブルに財産を賭ける婚約
者の姿に公爵家の将来を憂いたリラは、彼をいさめたのだが逆恨みされて婚約破棄されてしまったのだ。
リラとグイードの婚約は政略結婚であり、そこに愛はなかった。リラは今でも7歳のころ茶会で出会ったアルベルト王子の優しさと可愛らしさを覚えていた。しかしアルベルト王子はそのすぐあとに、毒殺されてしまった。
夜会で恥をさらし、居場所を失った彼女を救ったのは、美しい青年歌手アルカンジェロだった。
心優しいアルカンジェロに惹かれていくリラだが、彼は高い声を保つため、少年時代に残酷な手術を受けた「カストラート(去勢歌手)」と呼ばれる存在。教会は、子孫を残せない彼らに結婚を禁じていた。
禁断の恋に悩むリラのもとへ、父親が新たな婚約話をもってくる。相手の男性は親子ほども歳の離れた下級貴族で子だくさん。数年前に妻を亡くし、後妻に入ってくれる女性を探しているという、悪い条件の相手だった。
望まぬ婚姻を強いられ未来に希望を持てなくなったリラは、アルカンジェロと二人、教会の勢力が及ばない国外へ逃げ出す計画を立てる。
仮面舞踏会の夜、二人の愛は通じ合い、結ばれる。だがアルカンジェロが自身の秘密を打ち明けた。彼の正体は歌手などではなく、十年前に毒殺されたはずのアルベルト王子その人だった。
しかし再び、王権転覆を狙う暗殺者が迫りくる。
これは、愛し合うリラとアルベルト王子が二人で幸せをつかむまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 20:31:52
119036文字
会話率:39%
マルタ・サンティス公爵令嬢は、美形で女性にだらしない王太子の婚約者。貴族学園時代から数々の浮名を流していた王太子だったが、国王陛下が厳しいため婚約破棄はなかった。
結婚後は立場への責任感から落ち着くかと期待したものの、案の定、男爵令嬢への
浮気が発覚した。
裏切られたマルタは、厳しい王妃教育で徹底された気高い倫理観をかなぐり捨て、悪女となってでも、自らの幸せを手に入れることを誓う。
結果、王太子と男爵令嬢は無残にも断罪され、マルタは王太子妃として溺愛される幸せな日々を手に入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 19:41:22
13805文字
会話率:44%
ヴァンガルド公爵家の令嬢リーザエッテは王立貴族学園の卒業パーティーで、婚約者であるエリック王太子から婚約破棄を言い渡された。
さらに7日後、リーザエッテは王太子殺害を企(くわだ)てた罪で処刑された。
それは冤罪――ではなかった!
「
だって私、悪役令嬢ですもの」
しかもリーザエッテにとって処刑エンドは4回目だったのだ。
罪を重ねすぎたリーザエッテに、天界の遣いである天使は、
「つぎ生まれ変われるのはマリモくらいです」
と告げた。美しい自分の容姿と華やかな宮廷生活を愛していた悪役令嬢リーザエッテは、もう一度人生のやり直しを決意する。
「5回目の人生でまた罪を犯したら、もう生まれ変わることはできない。魂は消去(デリート)されてしまう」
と警告されたリーザエッテは、毒殺という悪役令嬢的手法に頼らずハッピーエンドを手に入れなければならない。
しかし婚約者のエリック王太子は過去4回とも、どこぞの男爵令嬢に夢中になったポンコツ王子と名高い男。
リーザエッテ嬢はいかにして幸せを手に入れるのか?
※物語冒頭、主人公のリーザエッテがかなり悪い子ですが、話が進むにつれてちゃんと倫理観のある行動を取ってゆくようになります! 生温かい目で見守ってやっていただければ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 17:03:05
24539文字
会話率:51%
私は、マリア・ハッピナール公爵令嬢。
ダストリア王国の第一王子、クーズ様の婚約者だった。
でも、貴族学校で出会った私の義妹にうつつを抜かしたクーズ様によって卒業パーティで婚約破棄。
しかも冤罪を押し付けられ、私は処刑されてしまった。
その時
、女神様が現れて聞いて来たの。
「心残りは無いか?」って。
だから、私は「幸せになりたい」って返した。
そうしたら、なんと時間が巻き戻って貴族学校に通って来た頃に戻っていたの。
これは、私が幸せになるまでの奮闘物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 15:00:45
9102文字
会話率:24%
第一王子の婚約者であるカロリーナは、王家に縁の深い公爵令嬢であるにも関わらず、威厳がゼロだった。
なぜなら、貴族が一人一体呼び出せる召喚精獣がハムスターだから。その上、七歳の召喚の儀式から体の成長が止まってしまった。不死鳥を召喚し、精悍に成
長していく婚約者との格差は開くばかり。
最近は、フェンリルを召喚した男爵令嬢の方が王妃として相応しいとの声が高まっている。やけになって10センチのヒールを履いたところで、威厳がゼロであることに変わりはない。
このまま、彼女に愛しの婚約者と将来の王妃の座を奪われてしまうのだろうか?
未来で最凶で最強の王と王妃になる二人が、辛い状況を乗り越えて愛を貫く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 17:29:38
19438文字
会話率:29%