不動産仲介営業二年目の石川夏基(いしかわなつき)は、クライアントのカップルを内見の案内をしている時、猫背でおかっぱの住人の男と出会う。その住人はカップルの男がしてきた「悪行」を指摘し、彼についている「生き霊」「水子」らしきものを祓う。後日、
夏基の営業所にその住人、小岩井春(こいわいはる)がたずねてきて、部屋を探して欲しいと依頼してくる。夏基は家探ししているうちに、春が大学院で「神邉拾遺集」と言う古文書を研究していること、そしてその古文書を使って「お祓い」をしていることを知る。普通の祈祷師では手に負えない怨霊にも立ち向かう春だが、その祓いではいつも清涼感が伴う。ただし、夏基は一切「見えない」ので何をしているのか分からない。一方で、夏基は時々見かける、季節が変わってもニットでポニーテールの女性が気になる。そんなとき……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 18:49:12
29250文字
会話率:55%
「愛がなければ、死ぬこともなかったろうに……」
日本において、不審死や死因が不明な異状死の数は年間十万人以上にのぼる。そのほとんどは事件性のないものとして処理される。しかし、一部の見える、感じられる人にとっては、それは事件そのものであっ
た。
人が死ぬには理由がある。老い、病気、事故。自殺、他殺。愛、嫉妬、憎悪。
そして――怨霊。
田舎の暮らし&仕事と上手く付き合いながらOLをやっている葉月響子は、霊が出る廃病院の噂を知り、調査をすることにした。
その場が凄惨な舞台になると知らずに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 04:00:00
20560文字
会話率:24%
時は戦国時代。有力大名の父から政略結婚を告げられた鶴姫は、突然女子高生だった記憶を取り戻す。
廃部寸前の郷土史研究部で地元の寺社や図書館に入り浸った華のJK生活。
特に地元の戦国大名の姫君でありながら、悲劇的な最期を迎え、祟りを起こすと恐れ
られた「怨霊姫」の謎を追った日々だったなぁ…。
ってあれ、もしや今の私が怨霊姫じゃない?
このままいけば、政略結婚、夫は討ち死に、最終的には磔にされた挙げ句、令和まで語り継がれる怨霊となってしまう。
「そんなの絶対いやーー!」
私は天寿を全うして安らかに成仏してみせる!ついでに優しい夫も死なせたくない!
転生した姫君は戦国乱世を夫と共に生き延びるべく奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 17:17:09
80009文字
会話率:27%
東北地方のとある山地に、ぽっかり拓けた『外経名村』。訪れた者はだいたい死ぬと密かに言い伝えられるこの村にあって、最も呪われた中心地で先祖代々暮らしてきた不思議な美少年『吾妻月比古』は、自宅だけを襲う地震に怪異、近年造成された新興住民の八つ当
たりに悩まされながらも、自宅を要塞化しつつ、猛獣めいた祖父と共に元気に気丈、かつ攻撃的に暮らしていた。が、好奇心から自宅地下の封印を破ってしまい、深宇宙から海賊エイリアンの群れを呼び寄せてしまう。絶体絶命のピンチの月比古と祖父は、更に銀河で悪名高い災厄の化身にして絶世の有翼美少女『セラフィムのアイオ』にも襲われてしまった。どうやら月比古の解いた封印は、宇宙文明を破壊してきた偽神復活のカギらしい。紆余曲折あってアイオとは協力体制を取れたものの、今度はアイオを付け狙う強靭な魔人、その上何者かにそそのかされた地球のミリタリーカンパニーの襲撃を受けてしまう。善戦むなしく攫われてしまった月比古は偽神復活を目の当たりにするが、それは巨大な怪獣だった!自衛隊の奮戦する中、嫌々ながらも改めてアイオと手を組むが、アイオには神話的な策略があって!?そして、偽神を巡る巨大な陰謀が宇宙を巻き込んで動き始める!
傲慢超能力少女アイオに翻弄されつつも翻弄し返す月比古少年の日常は、怨霊も裸足で逃げ出す呪われた村全体を巻き込んで、激しく変容していくのだった――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 14:50:42
48237文字
会話率:35%
処刑台に向かう、全てを失ったリリア・ブルベに、イワン王子が投げかけた言葉がすべての始まりだった。
最終更新:2021-09-24 21:07:06
6891文字
会話率:45%
マネヒコは大学生。今日は同じ大学の友人と3人で休日にドライブをしていました。仲の良いいつもつるんでいるお決まりの3人でした。
最終更新:2021-09-09 18:00:00
2378文字
会話率:68%
——こんな噂を知っているか?
加賀瀬尾市鶏鳴町に、普通の私立探偵…と見せかけて、依頼時に花札に関する単語を言うと怪異探偵として動いてくれる、一風変わった探偵が居るらしいぜ。
その探偵の名前は——
「最近、呪い呪われの事件が多いらしい」
「怨霊?悪霊?…妖怪は何処へ?」
怪異探偵・夜長月飛の元に飛び込んでくる、様々な事件。そのどれもが、普通では考えられないような霊的なもの。
その全てを、彼は不思議な花札と共に解決して行く——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 14:05:06
140402文字
会話率:54%
過去に虐めを受けていた過去を持つライトノベルが大好きな探せば何処にでもいるような男子高校生が突如としてとある球に触れて左腕にありとあらゆる非日常的存在を吸収し自身の力とする最強の王へと至れる可能性を持った力を得る。
そして平凡だった筈の
彼の日常は突如として非日常に誘い込まれる。
力を得た彼は何を考えて何を思い、何をするのか。その力は彼をどう変えるのか。そして彼は何へと至るのか。そんな彼の人生を描いた作品。
一応ある程度のストックはあります。
よろしければブックマーク・ポイントをお願いします。
ポイントが貰えると非常に嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 20:45:05
82758文字
会話率:20%
少々暗めの過去は持つ者のどこにでもいるようなライトノベル好きの高校二年生が謎の黒い球に触れ。左腕に人ならざる存在を吸収する力を得てしまった。そしてその力を使い何を成し。どう生きるのか。そしてどうなるのかを描いた作品。
今現在高校生の私が
自分を自己投影しながら書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 22:16:41
18199文字
会話率:8%
"━━━抗え、少年少女”
それは、突然のことだった。
ある四人の少年少女を襲った怪異━━━醜き怪鳥、迷い人を招く異界、泳ぐことのできない人魚、名前を忘れた怨霊。
常軌を逸したそれらに、倒す、という方法は通じない。
同時に、放棄
するという選択肢も存在しない。
逃れることが出来ない彼らは、常軌を逸したそれらにどんな選択肢をとることになるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:00:00
78931文字
会話率:27%
幽霊の霊障に悩まされている田中は、今まで数多の霊能力者と名乗る詐欺師に騙されてきた。
しかし、後払いで構わないと書かれた一文に惹かれ、藁にもすがる思いで、幽霊退治を生業としている田井中夕夜に依頼をしたのであったーー。
※単品として書いた作
品ですので、本作だけでも読めるようになっています。ただ、登場人物などから本作はべつの拙作『前代未聞の異能力者~自ら望んだ女体化だけど、もう無理!~』の外伝作品でもあります。ほとんど関わりはありませんが、興味のある方はそちらもご覧くださるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 12:58:39
3386文字
会話率:34%
主人公アルフは、伯爵家の跡取りだ。
しかしーー。
「アルフ! お前のような無能は、我が伯爵家から追放する!」
父親から追放を言い渡されてしまう。
アルフは少し落ち込むが、気を取り直して隣街で冒険者として活動していくことにした。
到着初日に金縛りにあったり、翌日の冒険者登録時にひと騒動を起こしたりつつも、彼は薬草の採取依頼に赴く。
が、油断していたせいもあり、ゴブリンの群れに囲まれてしまう。
「俺は生きて……帰るんだ……」
アルフはボロボロになりながらも諦めない。
そしてーー。
「うふふふふ。ついに、私のお出ましよ! 瘴気をたっぷりもらって、怨霊サリーナちゃん、華麗に参上!」
かわいらしい少女の怨霊が助けに現れた。
彼女の活躍で、窮地を脱したアルフ。
しかし、彼女は異様に嫉妬深い性格だった。
アルフの伯爵家返り咲きとサリーナの受肉を目指したドタバタ道連れ旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 21:39:16
19362文字
会話率:27%
延来院すゑとは、霊能力者の中でも熟練したものだけが知る名前である。彼女にかかればどんな悪霊であろうと完璧にこの世を去る。
そんな彼女のもとに、旧友の名を連ねた除霊師から電話が届く。
一家の大黒柱が強力な悪霊に蝕まれているという。
電話口から
も伝わるその禍々しさを感じて、すゑは現場に急いだ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 02:00:00
41248文字
会話率:38%
血族。
血族とは妖怪、魔女、獣人、怨霊といった怪物たちの末裔である。
ふとしたことで血族に殺された男子高校生の日与は、自らも血族となって甦った。
日与は血族でありながら同じ血族を誅殺するヒーロー、ブロイラーマンとなったのだ!
街
を支配する悪の血族組織・血盟会を滅ぼすため、そして不治の病に侵された兄を救うため、日与/ブロイラーマンの死闘が始まる!
日与……主人公。男子高校生。ケンカっ早い不良少年だがとても家族思い。
天外《てんげ》……物語の舞台となる巨大工業都市。公害病が蔓延し、麻薬が合法化し、密造銃が氾濫しているなど治安は最悪。
血盟会……天外を支配する悪の組織。大企業ツバサ重工を隠れ蓑にしている。12人の血族で構成され、色々な悪行を働いている。
noteとカクヨムでも連載しています。
note https://note.com/kutokozen/n/n4da22e4a06a5
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354055154511771
同じ世界観の短編集
https://ncode.syosetu.com/n6801gs/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 17:05:45
287850文字
会話率:37%
六つ鳥居(ムツドリイ)の森。
そこは遠い昔から強大な怨霊が封じられているという禁忌の地。
この地で昭和初期に起きたある一家惨殺事件を調べ出した事がきっかけで、
雑誌記者「佐伯一郎」は、底なしの呪いの連鎖に巻き込まれていく…
謎が謎をよぶ戦
慄のホラーストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 22:00:00
163601文字
会話率:41%
19歳の少女金野恵理は大学の夏休みの間に彼氏である、上野達哉と旅行に行った。楽しく過ごした2泊3日の旅行を終えた帰り道、山奥にて事故にあったことで、悪霊が蔓延る異界に足を踏み入れてしまうのだった。
最終更新:2021-07-03 22:01:28
13566文字
会話率:37%
術者…それは特別な力を持ち、人が生まれてからずっと存在する「異形」と契約を結び、
人に害をなす、呪い、怨霊、幽霊、妖怪を祓ったり成仏させたりする者のこと。
術師でありながら生まれつき自らの血に呪われている男子「穂窪 迪紀乃」(すわ ゆきの
)。
迪紀乃が入学した高校は術者、陰陽師、呪術師の学校だった。
呪術師の「埜闇 華爾奈」(のや かじな)
陰陽師の「一条 榊漸輝」(いちじょう さざき)
そして『葛の葉の守護者』候補の「彊蛾 瑠吏」(きょうが るり)
などの個性豊かな人物と出会う。
過酷な任務などを行っているうちにあることに4人は気づきだす。
その「あること」とは一体__⁉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 02:10:33
649文字
会話率:26%
異世界からもたらされた呪いによって滅びた鈍異村の住民である小山内詩郎、北野愛、櫛引由美子の三人は死後幽霊となって自分達の村が滅びた理由を調べていた。
幽霊には寿命が無く、生者とは時間の感覚も違う。
真相が判明した頃には既に75年の
歳月が流れていた。
鈍異村に呪いを持ち込んだ元凶である異世界の魔法使いエンフラーグは既に亡くなっていたが、詩郎達はエンフラーグが設立し、その子孫がギルドマスターを務めている冒険者ギルド【英雄の血脈】の存在を知る。
エンフラーグ本人じゃないなら復讐するには及ばないと思いつつも、長年怨み続けてきた気持ちに切りを付ける意味で彼らに接触してみた結果、彼らは全く悪びれる様子もなく逆に犠牲になった村人達を笑い物にする始末。
そっちがその気ならもう情けをかける必要はない。
異世界の連中に日本の怨霊の恐ろしさを思い知らせてやる。
詩郎達は怨霊の力で彼らを鈍異村に閉じ込め一人ずつ復讐を行っていく。
その中には密かに転生をしてギルドに潜り込んでいたエンフラーグ本人の姿もあった。
その過程で徐々に明らかになる異世界人の非道な行為の数々に、怨霊側につく者達も現れて復讐劇は更にエスカレートしていく。
これは和風ホラーを怨霊側の視点で描いてみた物語です。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 20:10:48
111945文字
会話率:41%
怨霊に襲われた僕を救ったのは同級生の女の子だった
キーワード:
最終更新:2021-05-28 19:16:45
393文字
会話率:58%
時は戦国。
血を血で洗うような時代とは無縁の様な優しい顔の足軽・鳥居強右衛門勝商(とりいすねえもんかつあき)。
親友の権平太・佐平次とともに、奥平家の長篠城の足軽であった。
戦国の世の一時の平穏の時から物語は始まる。
しかし、物語は急転直下
、勝商達の運命の歯車は急に回りだした。
それは、甲斐の武田信玄が死にその後を継いだ嫡子・勝頼。その勝頼に一報が届く。
「長篠、松平につく」。
亡き父信玄の怨霊のような重圧に悩まされてきた、勝頼は怒り、長篠城に1万5千の大軍で城を取り囲む。
対する長篠城の兵力は500人。犬一匹通さない厳重な包囲網を張りめぐらされ、絶体絶命の中、城兵全員が広間に集められた。
皆下を向く中、一人の男が手を挙げる。「行きまする。」と…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 23:00:00
52951文字
会話率:25%
中学で十一人の殺人を犯してしまった八重河 織(やえかわ しき)は家族と絶縁され、約三年間少年院で時を過ごした―――怨霊にとり憑かれた事は誰にも言わずに。
ある日彼の元に届いた一通の手紙。それは何の変哲も無い中高一貫の高校からの入校願いだ
った。
「貴方の体質が必要です」
手紙の最後の一文に不信感を覚えながらも彼は憧れだった高校生活を夢見て入校を決意する。
それを狙ったかのように、彼や学校の周りで不穏な影が蠢き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 13:06:35
115411文字
会話率:57%