夢を見るんです。目覚めたあとも記憶によみがえるほど鮮やかな、不思議な夢を。
最終更新:2024-11-02 18:11:32
738文字
会話率:0%
泣けるラブコメ!
あゆむは缶コーヒー会社の下っぱ社員だ。
同社のレナは清純派をよそおって男あさりをする百戦錬磨な女だった。同僚のマユはあゆむをオトせるかとレナを挑発した。カラオケ代を賭けてだ。レナは受けて立ってあゆむに接近する。
そんなある夜あゆむは夢を見た。小学生の女の子が夕陽に向かって泣いていた。あゆむはその子にイチゴをわけあたえた。だが女の子が誰なのかあゆむの記憶になかった。
小学校の同窓会で心理学者の森崎にその話をした。女の子はしのぶだと森崎が指摘した。
「あんたは涙目のしのぶが好きになった。けど悪ガキにからかわれてごまかそうとしのぶをいじめた。あんたの弱い心はいじめた罪の重さを背おい切れなかった。長い夏休みが明けるとしのぶは転校していた。しのぶが目の前から消えたのを幸いにあんたの無意識はしのぶの存在をなかったものとした。いなかったしのぶはいじめられないし惚れもできない。あんたは初恋を封印しちゃったのよ」と。
あゆむは封印がとけた初恋に苦しめられてしのぶがいるドイツに飛んだ。あゆむはしのぶと再会してふたりでデンマークを観光した。だが最後まで好きだと告白できなかった。
あゆむは帰国して一部始終をレナに話した。するとレナに怒鳴られた。
「しのぶさんは『結婚指輪買っちゃおうかな? どんな指輪ならわたしに似合うと思う?』って左手の甲を見せたんでしょう? スカポンタン! 『きみならどんな指輪でも似合うよ』ですって? どアホウ! それがプロポーズされた男の返事かい!」
「なんの話だよいったい? ぼくはプロポーズなんかされてないよ?」
「されたの。されました。二十四歳の女が指輪をはまってない左手の甲を見せたの! それってきみに結婚指輪を買ってほしいって謎かけじゃない! わたしの指に結婚指輪をはめてよって催促よ! もう一度ドイツに行け! 行って男らしくコクって来い!」
レナに背中を押されてあゆむは再度ドイツに向かった。今度こそしのぶに告白するために。
そのころマユはレナにこう言っていた。
「あんた敵に塩を送ったんじゃない? 賭けはもう頭にないでしょ?」
「わかってるわよ。バカなまねをしてるなって。あーあ。なんでけしかけちゃったんだろ?」
「あんた男あそびのしすぎで経験がなかっただけだわ。それ初恋よ」
「うそ?」
レナはマユの言葉に愕然とした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 14:42:26
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会話率:41%
本投稿では、創作詩 ”方舟” を発表します。本作は家族崩壊を比喩的に表現した詩です。自宅で暴れた息子は警察に収容されましたが、自宅に戻ることはなく隔離病棟に強制入院となりました。当時、機能不全に陥った家族の姿が私の無意識の記憶から鬼と化して
本詩に現れたのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 22:43:49
407文字
会話率:0%
本投稿では、創作詩 ”創造のみなもと” を発表します。文学と芸術を構想するときの感覚を詩にしてみました。私が詩や小説を書いたり絵を描いたりする理由は、発達障害者家族としての「鬱積した無意識」を具現化するためです。実際、作品が完成した直後は、
少しだけ癒されたように感じます。本詩では発達障害者家族の「母性と父性」および「感情と思考」の二項対立と協調を比喩的に表現しています。ちなみに、今回はシンメトリーな定型と七五調にこだわりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 15:24:44
538文字
会話率:0%
尊敬を超えて神のように崇めていた話。
最終更新:2024-10-29 07:30:00
771文字
会話率:0%
高橋隆史(たかはしたかし)は幼馴染みに告白してフラれてしまい屋上に行くと、そこには泣いている女の子がいた。
学校一の美少女、白雪姫と呼ばれている白雪姫乃(しらゆきひめの)だ。
フラれたショックがあるものの我慢して泣いている理由を尋ねると、姫
乃のことを気に喰わない女子たちに呼び出されてかなり酷い嫌味や妬みを言われたらしい。
無意識の内に姫乃を抱きしめてしまった隆史は、彼女に「辛い時は思い切り泣けばいい」と言って自分の胸を貸す。
泣き終わった姫乃は隆史に「今度は高橋くんが私の胸で慰められる番です」と言ってきた。
幼馴染みにフラれたことを知った姫乃は、お礼として隆史を慰めたいらしい。
慰め合いを終えた二人は一緒にいるようになり、無意識の内に周りにイチャイチャ砂糖を振りまくから周りからバカップル認定されるのだった。
距離がどんどん縮まっていく中で、学校一の美少女が自分を好きになってくれる訳がないと思っている隆史と、未だにフラレた幼馴染みが好きだと勘違いしている姫乃とのじれじれ両片想いラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 10:06:50
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会話率:34%
物語は、主人公タジロが正午の最寄り駅に立っ日常から始まる。都会の喧騒の中、無意識に電車を待つ彼は、虚無感に包まれた毎日を送っていた。そんな彼の目に、駅の壁に黒いスプレーペイントで書かれた「君は、生きて」という奇妙なメッセージが飛び込んでくる
。その言葉は、かつて彼が愛していた女性ナツキが、病床で彼に残した最期の言葉と同じだった……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-24 09:23:19
2624文字
会話率:20%
ある市のある日の出来事、市内にいる人たちは、いつも通りの日常を過ごしていた。だが突如、急に頭痛がして時間がたつにつれ痛みが激しくなり、最終的に全員が意識を失った。市内にいる人たちは再び意識が回復するが、そこは、意識世界だった。市民たちは現実
世界に帰れる方法を無意識に知っており…それは、主人公が意識世界にいる犯人を倒すことだった。犯人は八つの意識世界に一人いる。果たして、主人公は犯人を倒し全員を現実世界に返すことができるだろうか...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 19:00:00
19436文字
会話率:62%
直感は無意識の思考.
最終更新:2024-10-22 19:10:00
203文字
会話率:0%
恋愛的な興奮を覚えると街を荒らす不死鳥を無意識的に召喚してしまう人の話です。
恋愛ファンタジー?
最終更新:2024-10-21 23:22:25
5631文字
会話率:61%
「黒泉 弥丸被告を死刑とする。」
過去の度重なる悲劇から幸せな人を見ると無意識に体が動いてしまう殺人鬼”死神”になってしまった弥丸は大事件を起こした末、逮捕され死刑にされる。多くの人を不幸にしたため女神ヒルティは激怒し、彼を時空の狭間に呼び
出し、こう告げる。
「黒泉 弥丸被告を幸福刑とする!」
異世界で多くの人を幸せにすることを使命に、異世界転生することになる。
本当の幸せとは何か。その答えを見つけるため、弥丸はスミナ・カーネシアとして一からやり直す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 02:53:09
3986文字
会話率:55%
バイト禁止の学校なのにアルバイトに励む千田陽《せんだよう》はある日、クラスメイトの東都詩音《とうとしおん》にバイトをしているのがバレてしまう。
黙っておいて欲しいと願う陽に対し、誰にも言わないと言う詩音だったが、「口ではなんとでも言え
るね。私に考えがある」と言い放った。
詩音の考えとは、陽のアルバイト先で一緒に働くことであった。
自分もバイトをすることにより、陽へ秘密を守る証明になるという考えであった。
この出会いから、陽と詩音の尊い高校生活が始まる。
カクヨム、アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 18:53:31
28784文字
会話率:59%
別のタイトル: 「レアリティ: 世界の現実」
この話は、秘密がいっぱいの世界の現実を描いています。物語は、3歳のナディエツィア・ヴァイスが、見知らぬ記憶で頭がいっぱいの状態で目を覚ますところから始まります。その記憶はとてもリアルで、まるで
前世のもののように感じられます——けれども、彼女は生まれ変わりの考えを信じることができずにいます。彼女の頑固な信念がその理由です。しかし、現在の自分の人生やこの世界についての記憶は一切ありません。
ナディエツィアの記憶は、ただ一人の人のものではなく、何百もの人々の記憶が彼女の中に混ざり合っています。彼女はさまざまな職業を経験し、いろいろな状況に直面し、男性や女性としての人生を感じ、さらには恐ろしく痛ましい死さえも経験しています。
ナディエツィアは、今の人生ではただ平和に暮らしたいと強く思っています。しかし、実際には、彼女の生活には次々と問題が発生し、何かが遠くから彼女を狙っているかのように感じられます——今までに経験した出来事の謎が、まだ解明されていないのです。両親のことや、なぜ彼女がこの記憶を持っているのかという疑問、そして他の多くの謎が彼女の中に深く秘められています。
この物語は、ナディエツィアが厳しい現実にどう立ち向かっていくのかを描いています。彼女はたくさんの経験をしてきましたが、まだ完全に大人というわけではありません。時々、子供の体に影響されて、無意識におかしな行動をとってしまうこともあります。それでも、彼女は自分の両親の正体を見つけ出し、この記憶の背後にある理由を理解し、自分の中に秘められた謎を解き明かそうとする決意を持ち続けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 17:22:33
3435文字
会話率:70%
名家の令嬢セレナと中流貴族の子息レオは幼馴染。社交界で身分を超えた愛と有名だった。特にセレナの献身が話題になっており、彼女の尽くしぶりは「美談」として人々の口にのぼっていた。
二人の仲睦まじい様子はまるで物語から抜け出してきた恋人のように見
え、人々は未来の結婚を暗黙のうちに期待していた。
舞踏会の喧騒が静まった晩、セレナはレオから「話がある」と呼び出されて告げられる。「僕はアルヴェイン公爵家の令嬢との結婚を決めたんだ。」と。「あなた……私を捨てるの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 23:55:33
14972文字
会話率:35%
良い子って言葉は好きじゃない・・・それって誉め言葉じゃなくて『便利な言葉』だよね?・・・僕もう知ってるよ。
皆もう10歳になる姉の事ばかり・・・まだ5歳の僕はいつも一人・・・嫡男は僕なのに・・・
最終更新:2024-10-03 06:48:59
4869文字
会話率:22%
思わず、口を突いて出る歌声。
もし無意識だというのならば……
最終更新:2024-10-12 22:00:00
2315文字
会話率:9%
『魔王の物語』のあらすじ
古代から続く呪い――魔王を討つ者は、その呪いを引き継ぎ、次の魔王として覚醒する。
力と狂気を併せ持つその呪いは、愛と嫉妬によって成り立ち、世代を超えて受け継がれていく。
主人公は、かつて世界を支配していた魔王
を討つ使命を背負う。
しかし、魔王を倒した瞬間、自らが次の魔王として覚醒し、強大な力と共に狂気に侵され始める。
かつて守ろうとした世界を無意識に脅かす存在となってしまうが、その過程で強大な存在との戦いが運命を変える。
その存在は主人公を倒すが、今度は彼が魔王の呪いを引き継ぐことに。彼は呪いを完全に制御しようと試み、深い眠りにつくが、やがて再び目覚めるとともに呪いが復活し、最終的に自らを犠牲にして呪いを滅ぼそうとする。しかし、呪いは滅びることなく新たな姿を取って転生し、再び世界を脅かす存在が誕生する。
再び現れた魔王を前に、主人公は呆然としながらも、終わることのない戦いに向き合わざるを得なくなる。果たして、呪いを終わらせ、永遠に続く運命の連鎖を断ち切ることができるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:42:55
26136文字
会話率:11%
世界最強の探索者だった結城ヒロトは特級ダンジョンの際奥で偽神ヤルダバオートとの戦いに見事勝利した。しかし、偽神ヤルダバオートが散り際に<偽神の呪い>をヒロトにかける。
呪いはかなり強力で、以前のように戦えなくなったヒロトは引退を決意。名
前も変えて結城ユージとしてのんびりとしたセカンドライフを送る予定だったが…………探索者としての生活が好きだった彼は平穏な日々に退屈を感じ、無意識のうちに再びダンジョンへと足を運んでしまう。しかし、今のユージは以前より遥かに弱い。以前と同じ難易度のダンジョンへ挑めば成す術もなく死んでしまうだろう。とはいえ難易度の低いダンジョンだとつまらないと感じる。そんな満たされない日々を送っていた彼だったがあるとき転機が訪れる。とある初級ダンジョンの一層にある草原で昼寝をしていたときだった。突然、情けない悲鳴が耳に飛び込んできたのである。何事かと周囲を見渡すと、最弱の魔物スライム相手に涙を流しながらガクガクと震えている四人組がいた。装備などを見るとすぐに新人探索者だと分かった。彼は仕方なく、スライムを倒して新人を助けた。すると新人は感謝すると同時に探索者として一人前になるために指導して欲しいと言ってきた。ユージはめんどくさがりつつも、まともに戦えなかった四人組を放置する気にはなれず二週間ほど指導することにした。どうせやるならとユージが本気で指導すると、最初はスライムすら倒せなかった彼等が初級ダンジョンをクリアするまでに至ったのである。その結果から妙な達成感を味わったユージは以降ダンジョンの低層で新人を見つけると世話を焼くようになり、いつしか<チュートリアルおじさん>と呼ばれるようになっていった。
これは元最強探索者がチュートリアルおじさんとして再びダンジョンに関わっていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 00:00:30
32724文字
会話率:42%
「何かヤバいんか?」と思って(私個人への)応援の意味で、評価やいいねを押しても、ランキングには影響しないようになってます。安心してねー!
キーワード:
最終更新:2024-09-29 18:23:32
421文字
会話率:0%
無意識に打っていたら出来た長めの詩です。
最終更新:2022-05-09 14:34:59
702文字
会話率:0%
私は無意識で貴方が運命の人だと直感で分かった!
キーワード:
最終更新:2024-09-29 03:00:00
1471文字
会話率:43%
桜が開花したのか? ぽかぽか陽気だねぇ~笑笑
キーワード:
最終更新:2024-03-29 19:27:23
920文字
会話率:6%
いつか“新しい夢が叶う日が来るのだろうか?”
キーワード:
最終更新:2024-03-01 19:33:18
743文字
会話率:9%
いきなり自分たちの体に聖女の血が流れていると言われた水無月アキとサキ。異世界【エクリプス】の世界の管理人のミスにより聖女の血を引いていたことを知ったアキとサキは、異世界の管理人よりも強力な聖女の力を無意識で使うようになり【エクリプス】の住人
たちを驚かせるようになる。小さいころから憧れていた冒険者になって見たこともない生き物やモンスターたちと戦ったり、強力な浄化の力で人々を助けたりポーション作りを楽しんだりと第二の人生を自由気ままに生きていくうちに元の世界では得られなかった信頼できる仲間たちを得ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 21:18:29
14588文字
会話率:43%
気が付いたら、男に組み敷かれて、今にも犯されそうになっている美しい少女が居た。
贅肉で醜くなった裸を晒す男に押さえられて、鎖に繋がれて。
呆然とするばかりでなにもできずにいた俺を動かしたのは、白いドレスを無惨に裂かれ、大粒の涙を零す少
女だった。
「たす、けて……」
請われ、無意識に動いた身体は傍にあった短剣を握る。
そして、少女を襲う男を突き刺していた。
何度も、何度も。
ハッと我に帰った時には男は事切れていた。
悪党とはいえ人を殺した事実に嘔吐し、崩れ落ちる。
泣いて、呻いて。
どうして、なんで、と子供のようにただただ嘆く。
そんな俺を慰めようとして、健気に笑った少女の顔を見て、俺は意識を手放した。
――どうして現実に乙女ゲーのヒロインが?
薄れゆく意識の中、瞳の裏には花のように笑うメインヒロインのゲームスチルが浮かび上がっていた。
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』に掲載しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 08:10:00
86637文字
会話率:21%