双子の兄妹ヒエンとヒスイは生まれながらにして、人並外れた特殊な能力を有していたため、故郷の人々から忌み嫌われ命の危険にさらされていた。 ある日妹のヒエンを守るため、故郷の人々から放たれた憎しみの矢がヒスイの胸に突き刺さり生死の境をさまようこ
とになる。 そんなとき死神が現れて、兄を必死に助けたいと願うヒエンに、死神が彼女につきつけた条件とは? 双子の兄であるがゆえにどんなに愛しても、愛するほどに拒まれて、求めるほどに遠くなっていく。それでもヒエンは双子の兄ヒスイを、何が何でも愛することも、抱きしめ続けることも決してあきらめない。 数奇な双子の切ないラブストーリー。運命の輪の終着駅は何処に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 04:54:47
10208文字
会話率:39%
僕は今、どんな顔をすればいいのだろう?
シャッターが切られる。
皆で撮った集合写真。彼女を見送るために集まった空港。
皆それぞれの言葉を今日の主役にかけている。がんばってね。元気でね。
涙ぐむ友達を、そっと抱きしめる彼女。ありがと
う。
僕は、少し離れたところで、その光景を見ていた。
……そんな僕に訪れた、十年越しの奇跡……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 11:50:48
1422文字
会話率:5%
「この子犬が、ライオネル……?」
ナディアは呆然とすることしかできなかった。青ざめた父親が差し出した子犬が、自分の婚約者ライオネルなのだと言われてしまって。
父親によると、どうやらライオネルは山の神の怒りを買って、この姿に変えられたよう
だった。しかもどうやら、この子犬は自分がライオネルだという自覚がないらしい。
だったら自分が、彼を元に戻してみせる。そう決意したナディアは、子犬を連れて思い出の場所をめぐるようになった。
しかし子犬は、一向に元に戻る気配がない。さすがのナディアも弱気になり始めたある日、彼女の新しい婚約者と名乗る青年が訪ねてきた。彼女の両親は、もうライオネルは戻ってこないものと考え、ナディアとライオネルとの婚約を解消してもいいと判断してしまったのだ。
ライオネルのことをあきらめたくない。けれど、一人で耐えているのも辛い。そうして涙するナディアを見た子犬が、思いもかけない行動に出てしまい……。
これは互いを信じ抜いた二人が、苦難を乗り越えて幸せをつかみ取る物語。
(※全13話のお話になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 12:23:15
46769文字
会話率:37%
大人になってから、そして、この年になってから、出逢ったのは、何故かしら。すっと、そばにいて欲しい、抱きしめて欲しい、そんな気持ちがある。でも、時の流れも、星の巡りも、それを流してゆき、それを奇跡にしてゆく。
最終更新:2023-12-02 20:30:48
348文字
会話率:0%
自分らしさを抱きしめる様子を想像した。かなりのナルシストになるかもしれない。それで、ちょうどいいくらいの人は、かなり多い気がする。この世は、形の世界、体験の世界、やったもんがち、ただそこに、誠実さと思いやりを持てるかどうかが、大切だとおもう
。辛いことはある、ある上で、こつこつ、こつこつ、生きてほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 23:07:07
254文字
会話率:0%
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか1度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られ
た俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
そして、北島さんは今までずっと俺のことを想い続けていたと言われる。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 15:09:00
435886文字
会話率:49%
内気なソフィア=ドレスデン侯爵令嬢の婚約者は美貌のナイジェル=エヴァンス公爵閣下だったが、王宮の中庭で美しいセリーヌ嬢を抱きしめているところに遭遇してしまう。
ナイジェルから婚約破棄を告げられた瞬間、大聖堂の鐘の音と共に異変が――。
あら?
目の前にいるのはわたし…?「お前は誰だ!?」叫んだわたしの姿の中身は一体――?
何故こんな展開になってしまったの???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 10:52:15
33600文字
会話率:38%
ある青年がシティホテルに誰かと入った話。少女側の目線。
最終更新:2023-11-21 09:19:13
1180文字
会話率:34%
妻の葬儀だ。私は長年連れ添った彼女の喪失感に溺れていたが、ある家族との交流で救われた。そして、私の嫌いあっていた娘とも。
最終更新:2023-04-25 09:13:16
2910文字
会話率:67%
エレフセリア王国の小さな村で、母親と2人静かに暮らしていた9歳の少女、オリビア。彼女は恋愛小説、特にヒロインが病んだヒーローに囚われる話が大好きな女の子だ。
そんなある日、オリビア達の前に父親と名乗る男性が現れた。自分と同じ銀色の髪に赤い
瞳をした男性は、オリビアを愛おしそうに抱きしめる。
どうやら彼は、ペリオリズモス王国の国王で、行方不明になっていたオリビアの母を10年もの間探し続けていたらしい。
国に帰る事を渋る母親を説得し、父親と3人で帰る事を決意するオリビア。ただ父親は、オリビアの大好きな小説のヒーロー同様非情に嫉妬深く、母親だけでなくオリビアまでも王宮から出る事を禁じてしまう。
それでもそれなりに楽しく生きていたオリビアの前に、1人の少年が現れ…
世間知らずな平民上がりの王女と、そんな彼女の虜になってしまった公爵令息の恋のお話です。
ご都合主義全開、ヤンデレ?系のお話です。
よろしくお願いしますm(__)m
※アルファポリス、カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 20:00:00
180388文字
会話率:50%
戦火に塗れた故郷から他の国に逃げて来た少女マリー(仮名)が、故郷の友の少女と携帯で話しているとき、
友の画面の背景にミサイルが落ちてそれきり少女との通信が途絶えてしまった。
マリーはずっとその後泣き続けたと言う。
ミサイルを撃った国の大統領
は幼い女の子を笑顔で抱きしめる動画を世界中に流して自分の人気を保とうとしていた。
実際にあった話から作った詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 18:26:09
215文字
会話率:0%
朝食の用意ができたので旦那様を呼びに行くと寝ぼけて抱きしめられた上、夜伽の下命を受けました。
勿論断ることもできるんだけど、私、どうすればいい??
最終更新:2023-11-07 06:00:00
19714文字
会話率:44%
独りの靈止(ヒト)が、人間性を抱きしめながら、山小屋で人間性を失ってゆく。星が記憶する、とある、その者の魂の思い出、日の午後のこと。
最終更新:2023-11-06 16:59:04
796文字
会話率:0%
想いが募るほど、涙があふれてくる。
最終更新:2023-11-04 11:46:12
320文字
会話率:0%
君を守ってあげたい。抱きしめたい。
最終更新:2023-09-21 03:09:36
438文字
会話率:0%
危篤状態のダークエリファのセリナを、心配そうに看病しているレイモンドが居た。
レイモンドはセリナに死なないで欲しいと叶わないお願いをするけど、セリナにはその要望に応える力は残っていなかった。
なす術がなくなったレイモンドは、最後の希望、
頼みの綱で神にすがることにした。
そんな奇跡に頼ったところで、セリナが病から回復するなんてことはない。
と思っていたところ、なんと、本当に助けが来たのだ。
レイモンドたちの前に現れた存在は、神と呼ばれているらしい存在で、プロフィティアと名乗った。
プロフィティアは条件を一つ引き受けてくれたら、セリナを元気な状態にしてあげると交渉する。
その条件とは、レイモンドが“魔王”の称号を授かることだ。
魔王とは何なのかと、レイモンドはプロフィティアに尋ねるが、魔王の称号に深い意味はないと返事が返ってくる。
プロフィティアの言葉に納得し、とにかくセリナを救いたい思いが強いレイモンドは即断で条件を引き受けることにした。
すると、レイモンドの体に異変が起きる。
頭髪が白く染まり、左目が紅くなってしまったのだ。
しかし、セリナが元気になるならそんなことは些細な事。
プロフィティアは便利な槍と新しい住居を提供し、その場を去っていく。
セリナは助けてくれたレイモンドを。
レイモンドは愛しのセリナの元気な姿を再び見れて、互いに抱きしめ合うのだった。
それから1年後。
突然、穏やかに暮らしていたセリナたちの家の玄関が魔法による爆発で破壊される。
出来上がった家の大穴から、3人の知らない人物が家の中に入ってくる。
エリファの女性、フィオナ。ヒューマーの男性、レオ。ヒューマーの女性ユリア。
フィオナはレイモンドに告げる。
「魔王、お前を倒しに来た! 世界を平和に戻せ!」
意味も分からず、理不尽にレイモンドはフィオナたちに攻撃を仕掛けられていく。
レイモンドは何もしていないと否定して、なんとか彼女たちの敵意を鎮めようと試みる。
セリナもフィオナたちがなにか間違っていないか説得してみる。
しかし、レイモンドの白い髪形、紅い左目を確認すると、フィオナたちは緊張感を漂わせる。
フィオナとレオ、ユリアと攻防を繰り広げ、レイモンドは身体を硬直させ隙を見せる。
レイモンドの危機に、セリナは身を挺して彼を守ろうとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 12:29:40
6757文字
会話率:52%
夜の河岸。
わたしは不意に目覚めて、自分が、白面の美男子――水もしたたる良いイケメンの腕に抱きしめられていることに気づいた。彼が羽織っている上着は、浅黄色のダンダラ羽織。まさしくそれは、新選組のものだった。
そうわたしは幕末新選組ゲー
ム内世界の沖田総司に転生してしまったのである。しかも、女の子の身体のままで。
女とバレないようにしながら、何とか新選組全員に襲いかかる破滅フラグを回避しなくちゃいけないんですが……。
様々なすれ違いからドタバタ劇へと発展しまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 18:00:00
185496文字
会話率:44%
「ちょっと、好きって言ってみて」
親友の莉央(りお)から、突然そうお願いされた夕陽(ゆうひ)。
華やかな想像をしていた女子高生生活が、なんの恋愛沙汰も起きないまま終わっていきそうなのが耐えられないのだという。
女子らしからぬ声の低さを
活かして、これまでもいろんなセリフを言わされてきたので、サービス精神を発揮して莉央を抱きしめ、耳もとで「好きだよ」とささやく夕陽。
その声の奥には、本当には伝えられない熱がこもっている。
※ 毎日19時ごろ更新し、7話で完結予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 20:00:00
16860文字
会話率:27%
夏は二度と来ない
冬を抱きしめようとして
キーワード:
最終更新:2023-09-13 23:58:30
204文字
会話率:0%
同じ高校、幼馴染、恋人同士……。そんな甘い物語は、あっけなく崩れ去ってしまった。残っているのは、抜け殻になった萩野(はぎの)くんと私だけ。
昔の彼は、もういない。人気の無い場所で抱きしめ合った萩野くんは、どこかへ失踪してしまった。
……私を、おいて行かないでよ……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:06:38
4714文字
会話率:37%
全校生徒の9割が不良の死立夜刃㋼☍業(しりつやばいこうぎょう)高等学校(通称ヤバ校)。
そこの学生達に一本気進(いっぽんぎすすむ)は因縁をつけられる。
その折に喧嘩最強で名を馳せる赤鬼&青鬼コンビ(眞田蘭丸(さなだらんまる)&綾小
路響輝(あやのこうじひびき))に助けられた。
コンビの圧倒的な強さに憧れた進は、一年後に二人が進学した私立㋢㋗㋨㋜学園高等学校(通称テク校)に入学する。
入校初日の朝、ヤバ校に絡まれていた美少女JK、桃喜多香奈子(ももきたかなこ)を救うイベントを熟(こな)す順調な出だしの進。
だが、再会したコンビは出会った頃の硬派な姿ではなく、ギャル系ファッションに身を包む女装子と成り果てていた。
初めは信じられない進であったが、コンビに喧嘩を吹っ掛けてきた新一年生の甘露甘味(かんろあまみ)との戦闘を目の当りにし、コンビが紛れもない本人達であると確信する。
進は自身を救ってくれたあの頃の先輩らが好きなのに、女装がハマり過ぎている二人の格好にドキドキする複雑な心境だ。
その後も個性的なテク校生徒が続々登場。
校内でキャバクラを経営するスキンヘッドで御姉(おねえ)の松本栗栖(まつもとくりす)。
進と同じく過去にコンビに救われたスケバンの麻宮今日子(あさみやきょうこ)。
発明部部長で狂科学者(マッドサイエンティスト)の敷島宏(しきしまひろし)。
異世界の住民で魔力が弱まり幼女化した元魔王のカミラ・フローラ等々だ。
進は彼・彼女らと友情を育みつつ、何だかんだ困難を乗り越えていく。
そんなある日、コンビがヤバ校の番長に拉致される事件が勃発し、救出の為に進らはヤバ校に乗り込む。
皆の協力も有り、何とか進だけが番長と対峙するも、番長の見た目は屈強なゴリラ其の物で、進が勝てる見込みは⓪(ゼロ)。
しかし、実はコンビと番長は幼馴染で、更に番長は進が入学初日に邂逅した香奈子だと判明。彼女はその時のお礼&御近付きになりたかっただけと言う。
おまけに香奈子は特異体質で、進が見た美少女の姿は月一しか見られないとの事。
ここで感極まった香奈子に全力で抱きしめられた進は、今更ながら凄い世界に足を踏み入れてしまったなと、意識が遠のきながら思うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 08:00:00
44282文字
会話率:53%
今日も一日お疲れ様です。
ぎゅっ…♡
最終更新:2023-08-07 02:32:58
263文字
会話率:0%
ある日、段ボールに入れていた子供の頃の思い出の品を片付けていると、くたくたのボロボロになったくまのぬいぐるみが出てきた。
そのぬいぐるみは私が子供の頃に「くま吉」と名付けて可愛がっていたぬいぐるみだった。
でも、結構痛みがひどくて。私はその
ぬいぐるみをごみ袋に入れた。
するとその日の夜、捨てたはずのくま吉が夢の中に出てきて────…
こちらの作品は「冬童話2023」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 11:00:00
2100文字
会話率:57%
いつものように、彼と肌を激しく重ねた後。
「別れよう」
彼は、素肌の私を抱きしめながら、そう言ってきた。
彼には、5年ほど前から交際していた彼女がいると、そしてその彼女のお腹の中には、新しい命が宿っていると話す。
私と付き合いながら
、知らない誰かと…女と付き合っていた彼。
二股をかけていた彼からは、謝罪も何もなく────……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 20:07:37
1700文字
会話率:48%
18歳になっても婚約者が決まっていない「馬鹿力のゴリラ令嬢」メリッサは、今日も王宮で婚約者に出来そうな令息を探していた。けれども、唯一見つけた条件に合う令息はもう婚約者が居て、今日も決めることは出来なさそうだった。
そんな時「もう我慢の
限界ですわ! ジェイク・ゴリアテレス、お前との婚約を破棄するわ!」という声が響いて、驚いたメリッサはつい力が入ってしまってティーカップをバキバキに砕いてしまい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 14:07:44
7271文字
会話率:41%